JPS63340Y2 - - Google Patents

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JPS63340Y2
JPS63340Y2 JP13926984U JP13926984U JPS63340Y2 JP S63340 Y2 JPS63340 Y2 JP S63340Y2 JP 13926984 U JP13926984 U JP 13926984U JP 13926984 U JP13926984 U JP 13926984U JP S63340 Y2 JPS63340 Y2 JP S63340Y2
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JP
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valve
tank
intake pipe
hole
powder
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JP13926984U
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Description

【考案の詳細な説明】 <考案の技術分野> 本考案は、造粒或いは粉粒体表面への被膜形成
等に使用する粉体処理装置に関する。
<考案の背景> 出願人は以前、密閉タンクに対し、これを回転
可能に軸承した支軸中を挿通してドラム内に連通
する減圧機構および噴霧機構を配備し、斯る密閉
タンクに粉体を収容して混合し、且つタンク内を
真空状態となして溶媒又は溶液を噴霧することに
より造粒等を行なう粉体処理装置を提案(特願昭
57−59858号)した。
ところが、この種粉体処理では、タンク内に開
口した吸気管の吸気口に粉粒体の通過を阻止する
フイルターを設けており、上記フイルターは、真
空ポンプの作動により短時間に大量の粉体が附着
して通気性が消失する。従つて、間欠的に吸気を
止め、タンク中への外気の逆流を利用してフイル
ターに附着した粉体を振払い、再び吸気する動作
を繰返し、タンク内を一定の真空度に設定してい
るため、この作業に長時間と多大のエネルギーを
要す不利があることが判つた。
<考案の目的> 本考案は上記の不都合に鑑み、極めて簡単な構
成により、フイルター清掃の迅速化およびタンク
内減圧時間の短縮化、作業能率の向上に効果を発
揮する新規な粉体処理装置を提供することを目的
とする。
<考案の構成および効果> 上記目的を達成するため、本考案では、減圧機
構において吸気通路を開閉する開閉弁を密閉タン
クに直接取付け、その弁孔へ、吸込口にフイルタ
ーを備えた吸気管を接続すると共に、開閉弁の弁
軸、弁板を貫通して吸気管内に出没し吸気管内へ
外気を流入させる中空弁軸を配備した。上記構成
によると、弁孔の閉成時、中空弁軸の動作にて中
空弁軸からの外気は直ちにフイルターよりタンク
内に勢い流入し、フイルターに附着した粉体を少
量外気にて払落し得る。従つて、本案装置では、
タンク内を真空となす場合、フイルター清掃のた
めの流入外気がそれ程悪影響とならず、作業能率
の向上および省エネルギーに効果を奏する。
<実施例の説明> 第1図は本考案に係る粉体処理装置の一例を示
す。
図示例の粉体処理装置は、機台上のブラケツト
1に傾動可能な軸受体11を備え、該軸受体11
に後壁に枢軸21を有し前面開口のタンク2を軸
支して回転駆動装置22に連繋している。前記タ
ンク2の開口面には、透明ガラス製の開閉板3が
着脱可能に配備され、開閉板3に軸受部材4を介
して回転しない取付部5を構成している。前記軸
受部材4は、筒軸中心をドラム枢軸21の軸中心
に揃えて開閉板3に突設した外筒41と、外筒4
1中へベアリング42およびその両側にオイルシ
ール43,43を介して軸承された内筒44とか
らなり、内筒44は、その内孔を内側端が小径、
外側端が大径のテーパ孔に形成して取付部5を着
脱可能に嵌合支持している。取付部5は、軸受部
材4の内孔に適合する基板51の外周に固定筒5
2を設けてなり、固定筒52の外面は、前記内筒
44のテーパ孔に適合する逆テーパに形成し、適
所にシール用Oリング53を備えた両筒52,4
4間を密封している。上記取付部5の基板51に
対し、溶媒噴霧機構6の給液管61を気密的に導
入し、先端に噴霧ノズル62を取付けると共に、
本考案の特徴をなすタンク内を真空となす吸気通
路の開閉弁7を取付けている。
上記開閉弁7は、内孔に弁孔71および該弁孔
に連続したテーパ状弁座72が形成された弁筒7
3を、前記基板51に対し表裏に連通して取付け
固定し、弁孔71には吸込口にフイルター74を
備えた吸気管75を、また、吸引側は吸込管76
を介して真空ポンプ77に接続すると共に、弁筒
73中には、シリンダー78から突出したピスト
ン杆79の先端に、弁座72に対応して弁板80
が配備され、ピストン杆79の往復動作にてタン
ク内減圧の吸気通路が開、閉する。
前記弁軸79は中空に形成し且つこれに連接し
て弁板80に軸孔81を開設し、該軸孔81およ
び弁軸内孔82を貫通して吸気管75内へ出没
し、吸気管75内へ外気を流入させる中空弁軸8
3を配備している。中空弁軸83の先端面は、外
周に鍔部84を有す塞ぎ板85にて密閉すると共
に鍔部84が弁板に接合したとき、軸孔81に対
応する管壁に通気孔86を穿設し、中空弁軸83
の基端は、前記弁軸内孔82に形成した内側シリ
ンダー87を貫通して外部に開口し、開口部にフ
イルター88を備えている。
尚、上記実施例では、タンク開口の開閉板3に
回転しない取付部5を設け、これに減圧機構の開
閉弁7を構成したが、実施に際しては、タンクを
軸承した軸受中心部に同様な開閉弁を構成するこ
ともできる。
次に本案装置の作動について説明する。
先ず、造粒しようとする粉体をタンク内へ収容
し、タンクを回転して均一混合を行ないつつ真空
ポンプ77を作動するとき、吸気管75の吸引に
よりフイルター74には粉体が附着する。粉体附
着により通気量が減少した場合、ピストン杆79
を作動して弁孔71を閉成した後、中空弁軸83
を進、退動作するもので、通気孔86が吸気管7
5内に位置したとき、吸気管75を含むタンク2
内は既に減圧状態のため、中空弁軸83の移行と
同時に勢い外気が流入し、フイルター74を瞬間
的に通過して附着粉体を脱落させ、再び中空弁軸
83、ピストン杆79を後退してタンク減圧を行
なう動作を繰返す。タンク内が所定真空度に達し
たとき噴霧ノズル62より溶媒又は溶液を噴霧す
ることにより、造粒がなされる。かかる溶媒噴霧
中或いは噴霧終了後、タンク内を一定温に加熱乾
燥し、混合、減圧を適当時間に亘り継続すること
により、造粒品は安定化する。
尚、本案装置を粉、粒体への被膜形成に使用す
る場合、噴霧溶液に任意被膜剤を溶かすことによ
り、これを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案粉体処理装置の縦断面図、第2図
は要部の拡大断面図、第3図は噴霧機構における
給液管導入部の断面図である。 1……タンク、7……開閉弁、71……弁孔、
75……吸気管、79……弁軸、80……弁板、
83……中空弁軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 減圧通路を開閉する開閉弁を密閉タンクに直接
    取付け、弁孔の吸入側へ、吸込口にフイルターを
    備えた吸気管を接続すると共に、開閉弁の弁軸、
    弁板を貫通して吸気管内へ出没し吸気管内に外気
    を流入させる中空弁軸を配備した粉体処理装置。
JP13926984U 1984-09-12 1984-09-12 Expired JPS63340Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13926984U JPS63340Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13926984U JPS63340Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6155926U JPS6155926U (ja) 1986-04-15
JPS63340Y2 true JPS63340Y2 (ja) 1988-01-07

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ID=30697647

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JP13926984U Expired JPS63340Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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JPS6155926U (ja) 1986-04-15

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