JPS6333591A - プレス成形性、塗装後鮮映性に優れるめつき鋼板 - Google Patents
プレス成形性、塗装後鮮映性に優れるめつき鋼板Info
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- JPS6333591A JPS6333591A JP61177081A JP17708186A JPS6333591A JP S6333591 A JPS6333591 A JP S6333591A JP 61177081 A JP61177081 A JP 61177081A JP 17708186 A JP17708186 A JP 17708186A JP S6333591 A JPS6333591 A JP S6333591A
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Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業トの利用分野〉
本発明は鋼板の表面粗度および表面粗度パターンを制御
することにより、プレス成形性もしくは塗装後鮮映性を
箸しく向トさせためっき鋼板に関する心のである。
することにより、プレス成形性もしくは塗装後鮮映性を
箸しく向トさせためっき鋼板に関する心のである。
〈従来技術およびその問題点〉
従来、自動東分野では、耐水あき対策として、過酷な腐
食環境にさらされる自動車ボディの内面かめつきまたは
有機被膜面で、外面が冷延面である片面表面処理鋼板が
使用されてきた。
食環境にさらされる自動車ボディの内面かめつきまたは
有機被膜面で、外面が冷延面である片面表面処理鋼板が
使用されてきた。
ところか、自動11L外面においても砂利、小石などの
衝突による、外面塗膜の損傷に伴なう錆、ふくれ発生で
外観が箸しく損なわれる問題があり、この外面防錆対策
として、外面にもめっきを施した両面めっき鋼板が使用
されるようになってきた。
衝突による、外面塗膜の損傷に伴なう錆、ふくれ発生で
外観が箸しく損なわれる問題があり、この外面防錆対策
として、外面にもめっきを施した両面めっき鋼板が使用
されるようになってきた。
方、外向使用の場合、塗装後外観として、塗面の′す′
像の鮮映性(鮮映性と呼ぶ)が商品価値として注目され
はしめた。
像の鮮映性(鮮映性と呼ぶ)が商品価値として注目され
はしめた。
ここで8.−う鮮映Pトとは、塗膜面トの物体の映りの
鮮明性をいう。塗膜への写像の映りか鮮明であることの
意味は、例えば物体の塗膜klの写像の境界がぼける、
すなわち境界のぶれの広がりで評価したものであり、J
[Sl+ 8686やASTME 430等で示される
。
鮮明性をいう。塗膜への写像の映りか鮮明であることの
意味は、例えば物体の塗膜klの写像の境界がぼける、
すなわち境界のぶれの広がりで評価したものであり、J
[Sl+ 8686やASTME 430等で示される
。
塗装後の鮮映性については、既に特開昭59−1636
号、同60−75368号公報等においてめっき鋼板の
表面粗度Rzを1−以Fにするスキンパス方法が開示さ
れている。これらの公知技術は、従来のショツトブラス
ト加り等のスキンバスロールによる不規則な表面粗度パ
ターンであって、この粗度パターンの不規則性は、塗装
後の表面にも反映され、塗面の拡散反射が多くなり、鮮
映性を低重させ、任意の表面粗度(Rz)では鮮映性は
規制できないという欠点がある。
号、同60−75368号公報等においてめっき鋼板の
表面粗度Rzを1−以Fにするスキンパス方法が開示さ
れている。これらの公知技術は、従来のショツトブラス
ト加り等のスキンバスロールによる不規則な表面粗度パ
ターンであって、この粗度パターンの不規則性は、塗装
後の表面にも反映され、塗面の拡散反射が多くなり、鮮
映性を低重させ、任意の表面粗度(Rz)では鮮映性は
規制できないという欠点がある。
また、自動市川鋼板では、自動車車体の組立て前に鋼板
に種々のプレス加重が施されるため、優れた深絞り性が
要求される。しかし、自動重用鋼板に一般的に用いられ
る亜鉛系めっき鋼板は、冷延鋼板に比べ、めっき皮膜に
よるプレス加重時の金型への焼付きが起りやすく、深絞
り性が劣る。
に種々のプレス加重が施されるため、優れた深絞り性が
要求される。しかし、自動重用鋼板に一般的に用いられ
る亜鉛系めっき鋼板は、冷延鋼板に比べ、めっき皮膜に
よるプレス加重時の金型への焼付きが起りやすく、深絞
り性が劣る。
深絞り性向トのためには、鋼板の機械的特性として高い
延性(El)と高いランクフォード値(r値)が必要で
ある。さらに実際の絞り成形(とくに自動1トのパネル
)においては、弓長出し成形との複合成形であることが
多いため、加[硬化指数(n値)も重要になってくる。
延性(El)と高いランクフォード値(r値)が必要で
ある。さらに実際の絞り成形(とくに自動1トのパネル
)においては、弓長出し成形との複合成形であることが
多いため、加[硬化指数(n値)も重要になってくる。
ところで、深絞り成形に関する研究は素材である鋼板側
と、成形技術の両面から行われてきている。しかしなが
ら、製品の高精度化と複雑化に伴い、鋼板に対する要求
特性がより高級化、多様化しつつある。とりわけ自動i
lj用鋼板においてはこの傾向か強い。
と、成形技術の両面から行われてきている。しかしなが
ら、製品の高精度化と複雑化に伴い、鋼板に対する要求
特性がより高級化、多様化しつつある。とりわけ自動i
lj用鋼板においてはこの傾向か強い。
たとえば、自動屯東体の組立てには多数のプレス部品を
点溶接しているのが現状であるが、これらを人望化、一
体化することにより点溶接数を減らしたいという要求が
強い。一方、多様化するニーズに応するために東のデザ
インはより複雑化し、そのため従来の鋼板では成形が困
難な部品が増加している。これらの要求に応じるために
は、従来よりも優れたプレス成形性を41するめっき鋼
板が必要である。
点溶接しているのが現状であるが、これらを人望化、一
体化することにより点溶接数を減らしたいという要求が
強い。一方、多様化するニーズに応するために東のデザ
インはより複雑化し、そのため従来の鋼板では成形が困
難な部品が増加している。これらの要求に応じるために
は、従来よりも優れたプレス成形性を41するめっき鋼
板が必要である。
ところで、実際のプレス成形においては、その評価基準
は、従来用いられてきた鋼板の機械的特性(r値、EI
l、 n値)だけではネト分である。
は、従来用いられてきた鋼板の機械的特性(r値、EI
l、 n値)だけではネト分である。
たとえば、鋼板表面粗度あるいは潤滑油等もプレス成形
性に大きな影響をおよぼす。
性に大きな影響をおよぼす。
プレス成形性におよぼす鋼板表面粗度の影響を示した公
知技術はいくつか開示されている。たとえば「塑性と加
1」Vol、3 Nb、 14 (1962−3)で
は、高粘度拐滑油の場合、数−程度の鋼板表面粗度で最
も絞り性が向トすることを示している。一方、特公昭5
9−34441号公報ではロール表面粘度(Ra)と山
数(PP I )とがそれぞれRa=2.8 (4)
、PP I =226なるダルロールで調質圧延するこ
とにより、塗装後外観性およびプレス加工性に優れる冷
延鋼板の調質圧延法を示している。
知技術はいくつか開示されている。たとえば「塑性と加
1」Vol、3 Nb、 14 (1962−3)で
は、高粘度拐滑油の場合、数−程度の鋼板表面粗度で最
も絞り性が向トすることを示している。一方、特公昭5
9−34441号公報ではロール表面粘度(Ra)と山
数(PP I )とがそれぞれRa=2.8 (4)
、PP I =226なるダルロールで調質圧延するこ
とにより、塗装後外観性およびプレス加工性に優れる冷
延鋼板の調質圧延法を示している。
こわらの公知技術は、プレス成形性を向上させるという
点では優れたものであるが、いずれも鋼板表面粗度を規
制しなくてはならないという欠点がある。
点では優れたものであるが、いずれも鋼板表面粗度を規
制しなくてはならないという欠点がある。
さらに上記公知技術は、任意の表面粗度(Ra、PPI
)を有し、かつプレス成形性に優れるめっき鋼板の製造
に関しては何ら示唆を与えるものでない。
)を有し、かつプレス成形性に優れるめっき鋼板の製造
に関しては何ら示唆を与えるものでない。
〈発明の目的〉
本発明は上述した従来技術の欠点を解消し、表面・ト均
粗度Raを規制し、かつ表面粗度パターンに方向性を持
たせることによりプレス成形性、塗装後鮮映性を向ヒさ
せることができるプレス成形性、塗装後鮮映性に優れる
めっき鋼板を提供しようとすることにある。
粗度Raを規制し、かつ表面粗度パターンに方向性を持
たせることによりプレス成形性、塗装後鮮映性を向ヒさ
せることができるプレス成形性、塗装後鮮映性に優れる
めっき鋼板を提供しようとすることにある。
〈発明の構成〉
本発明の第1の態様によれば、めっき鋼板の表面粗度パ
ターンにおいて、鋼板表面゛ト均粗度Raか2.0戸超
で、かつF記式で示される鋼板表面粗度の規則性を表わ
す規則性パラメータSが少なくとも1方向についてS≦
0.25を満たすことを特徴とするプレス成形性に優れ
るめっき鋼板が提供される。
ターンにおいて、鋼板表面゛ト均粗度Raか2.0戸超
で、かつF記式で示される鋼板表面粗度の規則性を表わ
す規則性パラメータSが少なくとも1方向についてS≦
0.25を満たすことを特徴とするプレス成形性に優れ
るめっき鋼板が提供される。
n −。
11X−Xll
S=−Σ □
n i=I X
ここで、Xi:鋼板表面凸部ピーク間距離本発明の第2
の態様によれば、めっき鋼板の表面粗度パターンにおい
て、鋼板表面平均粗度Raが0.3−未満で、かつ下記
式で示される鋼板表面粗度の規111ノ性を表わす規則
性パラメータSか少なくとも1方向についてS≦0.2
5を満たすことを特徴とする塗装後鮮映性に優れるめっ
き鋼板が提供される。
の態様によれば、めっき鋼板の表面粗度パターンにおい
て、鋼板表面平均粗度Raが0.3−未満で、かつ下記
式で示される鋼板表面粗度の規111ノ性を表わす規則
性パラメータSか少なくとも1方向についてS≦0.2
5を満たすことを特徴とする塗装後鮮映性に優れるめっ
き鋼板が提供される。
n iJ X
ここで、xi:鋼板表面凸部ピーク間距離本発明の第3
の態様によれば、めっき鋼板の表面粗度パターンにおい
て、鋼板表面平均粗度Raが0.3μm≦Ra≦2.0
−で、かつ下記式で示される鋼板表面粗度の規則性を表
わす一規則性パラメータSが少なくとも!方向について
S≦0.25を満たすことを特徴とする塗装後鮮映性お
よびプレス成形性に優れるめっき鋼板が提供される。
の態様によれば、めっき鋼板の表面粗度パターンにおい
て、鋼板表面平均粗度Raが0.3μm≦Ra≦2.0
−で、かつ下記式で示される鋼板表面粗度の規則性を表
わす一規則性パラメータSが少なくとも!方向について
S≦0.25を満たすことを特徴とする塗装後鮮映性お
よびプレス成形性に優れるめっき鋼板が提供される。
n i=I X
ここで、Xi:鋼板表面凸部ピーク間距離以下に本発明
を更に詳細に説明する。
を更に詳細に説明する。
まず本発明の基礎となった研究結果から述べる。
本発明の第1〜第3の態様の供試鋼として、低炭素アル
ミギルド鋼の冷延鋼板を用いた。これをレーザーによる
ダル加工(以Fレーザーダル加II)を施したスキンバ
スロールを用いて0.8%圧F率でスキンバス圧延した
のち、そのFに電気卯鉛めっきを施した。この時、レー
ザーダル加り法を種々変えることにより、スキンバス圧
延後の鋼板表面粗度パターンを変化させた。
ミギルド鋼の冷延鋼板を用いた。これをレーザーによる
ダル加工(以Fレーザーダル加II)を施したスキンバ
スロールを用いて0.8%圧F率でスキンバス圧延した
のち、そのFに電気卯鉛めっきを施した。この時、レー
ザーダル加り法を種々変えることにより、スキンバス圧
延後の鋼板表面粗度パターンを変化させた。
第1図に、鋼板表面粗度パターンの規則度パラメータS
値と限界絞り比の関係を示す。S値は圧延方向について
の測定値であり、モ均表面粗度(Ra)はいずれも約1
.27J!lである。限界絞り比はS値に強く依存し、
S≦0.25とすることによりプレス成形性が著しく向
上した。
値と限界絞り比の関係を示す。S値は圧延方向について
の測定値であり、モ均表面粗度(Ra)はいずれも約1
.27J!lである。限界絞り比はS値に強く依存し、
S≦0.25とすることによりプレス成形性が著しく向
上した。
第2図に、鋼板表面粗度パターンの規則度パラメータS
値と塗装後鮮映性の関係を示す。鮮映性測定用試料はト
述のめっき鋼板に通常の自動11(用外面塗料を3コー
トしたものを用いた。すなわち、1h記めっき鋼板にE
1本バー力ラうシング社製の化成処理液(ボンデライト
L 3020 ) (リン酸11fi鉛)で付着晴
2.0〜2.5 g/rn’となるように化成処理を施
し二引き続き、[]本ペイント製の電着塗料(パワート
ップU30)で膜厚18〜22−となるようにカチオン
’iff着塗装、関西ペイント製中塗塗料(アミラック
チッピングシーラーN3)で11Q J’、¥35〜4
0−となるように塗装後、関西ペイント製ト塗塗料(ネ
オアミラックB 002)で膜厚35〜40−となるよ
うに塗装した。
値と塗装後鮮映性の関係を示す。鮮映性測定用試料はト
述のめっき鋼板に通常の自動11(用外面塗料を3コー
トしたものを用いた。すなわち、1h記めっき鋼板にE
1本バー力ラうシング社製の化成処理液(ボンデライト
L 3020 ) (リン酸11fi鉛)で付着晴
2.0〜2.5 g/rn’となるように化成処理を施
し二引き続き、[]本ペイント製の電着塗料(パワート
ップU30)で膜厚18〜22−となるようにカチオン
’iff着塗装、関西ペイント製中塗塗料(アミラック
チッピングシーラーN3)で11Q J’、¥35〜4
0−となるように塗装後、関西ペイント製ト塗塗料(ネ
オアミラックB 002)で膜厚35〜40−となるよ
うに塗装した。
なお、表面形状測定装置としてTALYSURF−5(
Taylor−11obsonJ )を用いて、Ra、
Rzを測定した。
Taylor−11obsonJ )を用いて、Ra、
Rzを測定した。
また、鮮映性の測定は、Dorigon Meter(
llunter Lab製)を用いてDot値(Dis
tinctnessor Reflected Ima
ge)を測定した。
llunter Lab製)を用いてDot値(Dis
tinctnessor Reflected Ima
ge)を測定した。
鮮映性は入射光が塗膜上で反射したとき、光束が正反射
角にできるだけ近い角度に収束しており、散乱しないほ
ど写像がぼけずに優れているといえる。同図から明らか
なように、001値も、限界絞り比と同様に]〆1に強
く依存し、S≦0.25とすることにより、鮮映性か著
しく向上する。すなわち、最近の市場ニーズから鮮映性
の11標値であるD旧値90以にをj:することができ
た。
角にできるだけ近い角度に収束しており、散乱しないほ
ど写像がぼけずに優れているといえる。同図から明らか
なように、001値も、限界絞り比と同様に]〆1に強
く依存し、S≦0.25とすることにより、鮮映性か著
しく向上する。すなわち、最近の市場ニーズから鮮映性
の11標値であるD旧値90以にをj:することができ
た。
なお、S値は圧延方向についての?!II!定植であり
、゛P−均表面表面粗度a)は、いずれも約1.2−で
ある。
、゛P−均表面表面粗度a)は、いずれも約1.2−で
ある。
また、第3図に、平均表面粗度Ra、鋼板表面粗度パタ
ーンの規則度パラメータS値と実線で囲む限界絞り比、
点線で囲む001値の関係を示す。
ーンの規則度パラメータS値と実線で囲む限界絞り比、
点線で囲む001値の関係を示す。
なお、第3図では点線と実線が重ならないようわずかに
離して示しである。同図から明らかなように、プレス成
形性および塗装後鮮映性の両方を満足するのは、0.3
P≦Ra≦2.0戸で、かつS≦0.25であることが
わかる。
離して示しである。同図から明らかなように、プレス成
形性および塗装後鮮映性の両方を満足するのは、0.3
P≦Ra≦2.0戸で、かつS≦0.25であることが
わかる。
本発明者らはこの基礎的データに基づき研究をfI′c
ねた結果、以Fのように製造条件を規制することにより
、プレス成形性、塗装後鮮映性に優れるめっき鋼板の製
造が可能となることを見い出した。
ねた結果、以Fのように製造条件を規制することにより
、プレス成形性、塗装後鮮映性に優れるめっき鋼板の製
造が可能となることを見い出した。
まず、最も重要なものが鋼板表面粗度パターンである。
そして、本発明における鋼板表面粗度の規則性を表わす
規則度パラメータSは、鋼板表面凸部ピーク間距離をX
iとした時、下記のように表わすことができる。
規則度パラメータSは、鋼板表面凸部ピーク間距離をX
iとした時、下記のように表わすことができる。
n −。
11X−Xtl
S=−Σ □
n i=I X
そして、本発明の第1〜第3の態様において、表面粗度
の規則性を表わす規則度パラメータSが少なくとも1方
向についてS≦0.25を満たすことが必須である。S
>0.25では優れたプレス成形性を得ることができな
い。従来のめっき鋼板ではS値は0.3〜0.5程度で
ある。
の規則性を表わす規則度パラメータSが少なくとも1方
向についてS≦0.25を満たすことが必須である。S
>0.25では優れたプレス成形性を得ることができな
い。従来のめっき鋼板ではS値は0.3〜0.5程度で
ある。
さらに、鋼板表面粗度、例えば平均表面粗度(Ra)が
、1前述した第3図から明らかなように、以Fの関係を
満たすことが必須である。
、1前述した第3図から明らかなように、以Fの関係を
満たすことが必須である。
すなわち、優れたプレス成形性および塗装後鮮映性を得
るためには、0.:1 %≦Ra≦2.0−なる関係を
満たすことが必須である(本発明の第3の態様)。
るためには、0.:1 %≦Ra≦2.0−なる関係を
満たすことが必須である(本発明の第3の態様)。
Ra < 0.3−では、限界絞り比が2.2未満とな
り、優れたプレス成形性が得られないが、DOI値が9
0以りを示し、@れた塗装後鮮映性を得ることができる
(本発明の第2の態様)。
り、優れたプレス成形性が得られないが、DOI値が9
0以りを示し、@れた塗装後鮮映性を得ることができる
(本発明の第2の態様)。
また、Ra>2.0−ではoor値が90未満を示し、
優れた塗装後鮮映性が得られないが、限界絞り比が2.
2以上を示し、優れたプレス成形性を得ることができる
(本発明の第1の態様)。
優れた塗装後鮮映性が得られないが、限界絞り比が2.
2以上を示し、優れたプレス成形性を得ることができる
(本発明の第1の態様)。
以ト、要約すれば、S≦0.25において、Ra>0.
3−ではプレス成形性に優れ、Ra < 2.0−では
塗装後鮮映性に優れ、0.3μm≦Ra≦2.0−では
プレス成形性および塗装後鮮映性に優わているというこ
とである。
3−ではプレス成形性に優れ、Ra < 2.0−では
塗装後鮮映性に優れ、0.3μm≦Ra≦2.0−では
プレス成形性および塗装後鮮映性に優わているというこ
とである。
なお、このような規則的な鋼板表面粗度パターンを得る
ためには、下地鋼板として冷延鋼板およびめっき鋼板の
スキンバス圧延時のスキンバスロールの表面粗度パター
ンも必然的に規則的でなければいけない。そのためのス
キンパスロールの加り法としては、放電ダル加1法、レ
ーザーダル加り法、あるいは特別に製造したグリッドを
使用するショツトブラスト法が通する。
ためには、下地鋼板として冷延鋼板およびめっき鋼板の
スキンバス圧延時のスキンバスロールの表面粗度パター
ンも必然的に規則的でなければいけない。そのためのス
キンパスロールの加り法としては、放電ダル加1法、レ
ーザーダル加り法、あるいは特別に製造したグリッドを
使用するショツトブラスト法が通する。
鋼板表面粗度パターンがS≦0.25およびRaが前記
各範囲を満たしていれば、潤滑油の種類、プレス条件等
は任意でよい。
各範囲を満たしていれば、潤滑油の種類、プレス条件等
は任意でよい。
なお、本発明における規則的な表面粗度パターンの効果
としては、鋼板表面凹部にたまった潤滑油か均等に凸部
へと供給されることに起因し、そのため溜滑条件が良好
になるものと考えられる。
としては、鋼板表面凹部にたまった潤滑油か均等に凸部
へと供給されることに起因し、そのため溜滑条件が良好
になるものと考えられる。
さらに凸部の金属接触部分か規則的に存在することによ
り、鋼板表面とプレス金型との摩控状恩も変化している
ものと考えられる。
り、鋼板表面とプレス金型との摩控状恩も変化している
ものと考えられる。
また、例えば電気Zn −Ni合金めっきによって得ら
れる本発明によるめっき鋼板表面粗度パターンは、第4
a図に示すようなパターンが得られ(後述の実施例8の
もの使用)、第4b図に示すように従来の電気Zn −
Ni合金めっきによって得られる表面粗度パターンに比
べ、規則的である。
れる本発明によるめっき鋼板表面粗度パターンは、第4
a図に示すようなパターンが得られ(後述の実施例8の
もの使用)、第4b図に示すように従来の電気Zn −
Ni合金めっきによって得られる表面粗度パターンに比
べ、規則的である。
〈実施例〉
冷延鋼板にスキンパス圧延(圧’F率0.8%)を行な
ったのち、電気亜鉛めっき、′1・「気Zn −Ni合
金めっきおよび電気Zn −Fe合金めっきを施した。
ったのち、電気亜鉛めっき、′1・「気Zn −Ni合
金めっきおよび電気Zn −Fe合金めっきを施した。
または、冷延鋼板に溶融亜鉛めっきを施したのちスキン
パス圧延(圧下率0.8%)した。
パス圧延(圧下率0.8%)した。
ここでスキンバスロールはショツトブラストおよびレー
ザー加工によりダル目付けを行なったものを使用した。
ザー加工によりダル目付けを行なったものを使用した。
めっき鋼板表面粗度は圧延方向について行ない、・ト均
表面粗度Ra、十点Y均粗度Rz、1インチ当りのピー
ク数ppr、s値パラメータ等を求めた。
表面粗度Ra、十点Y均粗度Rz、1インチ当りのピー
ク数ppr、s値パラメータ等を求めた。
限界絞り比(L、D、R,)は、ポンチ直径32mmの
金型を用いて深絞りしつる最大素板径DBIlaxを求
め、ポンチ直径apとの比から求めた。すなわち DoLIIaX L、D、R,=□ tp 絞り条件は、絞り速度1++ua/s、潤滑油は防錆油
(オイルタイプ)を用い、全て同一条件にて行った。L
、D、R,が2.20以上だとプレス成形性に優れる。
金型を用いて深絞りしつる最大素板径DBIlaxを求
め、ポンチ直径apとの比から求めた。すなわち DoLIIaX L、D、R,=□ tp 絞り条件は、絞り速度1++ua/s、潤滑油は防錆油
(オイルタイプ)を用い、全て同一条件にて行った。L
、D、R,が2.20以上だとプレス成形性に優れる。
塗装後鮮映性は面述したDOI値にて求めた。
DOIが90以Fで一般に塗装後鮮映性に優れる。
表1にスキンバスロールのダル目つけ方法、表面粗度、
材料特性を示す。この表から明らかなように、本発明範
囲内にて製造した鋼板は、比較例に比べて優れたプレス
成形性、塗装後鮮映性を示す。
材料特性を示す。この表から明らかなように、本発明範
囲内にて製造した鋼板は、比較例に比べて優れたプレス
成形性、塗装後鮮映性を示す。
〈発明の効果〉
本発明によれば、鋼板表面に規則的な粗度パターンを付
り゛することにより、さらに表面゛ト均粗度を規;し1
することにより、同一材質の鋼板においてもプレス成形
性、塗装後鮮映性が格段に向上し、その使用範囲が拡が
るとともに、難易度の成形も11目七となるなど、プレ
ス成形性、塗装後鮮映性に優れためっき鋼板の製造が可
能となる。
り゛することにより、さらに表面゛ト均粗度を規;し1
することにより、同一材質の鋼板においてもプレス成形
性、塗装後鮮映性が格段に向上し、その使用範囲が拡が
るとともに、難易度の成形も11目七となるなど、プレ
ス成形性、塗装後鮮映性に優れためっき鋼板の製造が可
能となる。
第1図は、めっき鋼板表面粗度パターンの規則度パラメ
ータS値と限界絞り比の関係を示すグラフである。 第2図は、規則度パラメータS値と、塗装後の鮮映性(
001値)の関係を示すグラフである。 第3図は、平均表面粗度Ra、規則度パラメータS値と
限界絞り比、塗装後の001値の関係を示す図である。 第4a図は、電気Zn −Niめつき鋼板における本発
明例8の表面粗度パターンを示し、第4b図は同従来例
での表面粗度パターンを示す図である。 特許出願人 川崎製鉄株式会社 fj〕1.。 代理人 弁理士 渡 辺 望 稔 ゛ ・争同
弁理ト 石 井 陽 −。 FIG、I S イ11 FIG、2 dラ 、 き 乍 扱 の Sイ1【 FIG、3 S値 F I G、4a FIG、4b
ータS値と限界絞り比の関係を示すグラフである。 第2図は、規則度パラメータS値と、塗装後の鮮映性(
001値)の関係を示すグラフである。 第3図は、平均表面粗度Ra、規則度パラメータS値と
限界絞り比、塗装後の001値の関係を示す図である。 第4a図は、電気Zn −Niめつき鋼板における本発
明例8の表面粗度パターンを示し、第4b図は同従来例
での表面粗度パターンを示す図である。 特許出願人 川崎製鉄株式会社 fj〕1.。 代理人 弁理士 渡 辺 望 稔 ゛ ・争同
弁理ト 石 井 陽 −。 FIG、I S イ11 FIG、2 dラ 、 き 乍 扱 の Sイ1【 FIG、3 S値 F I G、4a FIG、4b
Claims (3)
- (1)めっき鋼板の表面粗度パターンにおいて、鋼板表
面平均粗度Raが2.0μm超で、かつ下記式で示され
る鋼板表面粗度の規則性を表わす規則性パラメータSが
少なくとも1方向についてS≦0.25を満たすことを
特徴とするプレス成形性に優れるめっき鋼板。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、Xi:鋼板表面凸部ピーク間距離 - (2)めっき鋼板の表面粗度パターンにおいて、鋼板表
面平均粗度Raが0.3μm未満で、かつ下記式で示さ
れる鋼板表面粗度の規則性を表わす規則性パラメータS
が少なくとも1方向についてS≦0.25を満たすこと
を特徴とする塗装後鮮映性に優れるめっき鋼板。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、Xi:鋼板表面凸部ピーク間距離 - (3)めっき鋼板の表面粗度パターンにおいて、鋼板表
面平均粗度Raが0.3μm≦Ra≦2.0μmで、か
つ下記式で示される鋼板表面粗度の規則性を表わす規則
性パラメータSが少なくとも1方向についてS≦0.2
5を満たすことを特徴とする塗装後鮮映性およびプレス
成形性に優れるめっき鋼板。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、Xi:鋼板表面凸部ピーク間距離
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61177081A JPH0784673B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | プレス成形性、塗装後鮮映性に優れるめつき鋼板 |
US06/944,679 US4775599A (en) | 1985-12-24 | 1986-12-19 | Cold rolled steel sheets having an improved press formability |
CA000526166A CA1275154C (en) | 1985-12-24 | 1986-12-23 | Cold rolled steel sheets having an improved press formability |
EP86310099A EP0231653B1 (en) | 1985-12-24 | 1986-12-23 | Cold rolled steel sheets having an improved press formability |
CN86108640A CN1011121B (zh) | 1985-12-24 | 1986-12-23 | 具有改进的压力成型性能的冷轧薄钢板 |
AU66907/86A AU579271B2 (en) | 1985-12-24 | 1986-12-23 | Cold rolled steel sheets having an improved press formability |
DE8686310099T DE3686816T2 (de) | 1985-12-24 | 1986-12-23 | Kaltgewalzte stahlbleche mit guter pressverformbarkeit. |
BR8606445A BR8606445A (pt) | 1985-12-24 | 1986-12-24 | Folhas de aco laminadas a frio tendo uma conformabilidade sob pressao aperfeicoada |
KR1019860011229A KR900006655B1 (ko) | 1985-12-24 | 1986-12-24 | 프레스 성형성이 우수한 냉간압연 강판 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61177081A JPH0784673B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | プレス成形性、塗装後鮮映性に優れるめつき鋼板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6333591A true JPS6333591A (ja) | 1988-02-13 |
JPH0784673B2 JPH0784673B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=16024792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61177081A Expired - Fee Related JPH0784673B2 (ja) | 1985-12-24 | 1986-07-28 | プレス成形性、塗装後鮮映性に優れるめつき鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0784673B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0657561A1 (en) * | 1993-06-30 | 1995-06-14 | Nkk Corporation | Alloyed hot dip iron-zinc-alloy plated steel plate having excellent press moldability and method of manufacturing the same |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5934441A (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-24 | Honda Motor Co Ltd | 内燃エンジンの空燃比制御方法 |
JPS59104201A (ja) * | 1982-12-03 | 1984-06-16 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 亜鉛メツキ鋼板の製造方法 |
-
1986
- 1986-07-28 JP JP61177081A patent/JPH0784673B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5934441A (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-24 | Honda Motor Co Ltd | 内燃エンジンの空燃比制御方法 |
JPS59104201A (ja) * | 1982-12-03 | 1984-06-16 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 亜鉛メツキ鋼板の製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0657561A1 (en) * | 1993-06-30 | 1995-06-14 | Nkk Corporation | Alloyed hot dip iron-zinc-alloy plated steel plate having excellent press moldability and method of manufacturing the same |
EP0657561A4 (en) * | 1993-06-30 | 1995-11-22 | Nippon Kokan Kk | HOT-GALVANIZED STEEL SHEET WITH GOOD PRESSABILITY AND THEIR PRODUCTION. |
EP0882810A2 (en) * | 1993-06-30 | 1998-12-09 | Nkk Corporation | Method for manufacturing an alloying-treated iron-zinc alloy dip-plated steel sheet excellent in press-formability |
EP0882810A3 (en) * | 1993-06-30 | 2000-01-26 | Nkk Corporation | Method for manufacturing an alloying-treated iron-zinc alloy dip-plated steel sheet excellent in press-formability |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0784673B2 (ja) | 1995-09-13 |
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