JPS6333470Y2 - - Google Patents

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JPS6333470Y2
JPS6333470Y2 JP17345480U JP17345480U JPS6333470Y2 JP S6333470 Y2 JPS6333470 Y2 JP S6333470Y2 JP 17345480 U JP17345480 U JP 17345480U JP 17345480 U JP17345480 U JP 17345480U JP S6333470 Y2 JPS6333470 Y2 JP S6333470Y2
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JP
Japan
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filament
anchor
fluorescent display
display tube
support point
Prior art date
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Expired
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JP17345480U
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English (en)
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JPS57113353U (ja
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は螢光表示管のフイラメントに一定の安
定した張力を与えながら支持するフイラメントア
ンカーに関するものである。
第1図は従来の螢光表示管用フイラメントアン
カーを示す平面図であり、第2図はそのA−
A′矢視方向の側面図である。一例として、フイ
ラメント(図示せず)を3本張ることができる3
本張りフイラメントアンカーを示す。通常、フイ
ラメントアンカーは螢光表示管の所定の場所に取
り付けられ、フイラメントに常に一定の張力を与
えるように支持するものである。このため、第1
図および第2図に示すように、L1はアンカーピ
ツチ、L2はアンカースパンを表わす。なお、H1
はフイラメント支持点の高さ、H2はアンカー支
持点の高さである。この場合、フイラメントアン
カーの最大曲げ応力ρmaxは3Etδ/2L2 2で示され
るので、螢光表示管の輝度を上げるため、アンカ
ーピツチ(すなわちフイラメントピツチ)L1
小さくなること、隣りのアンカーとフイラメント
が接触する危険性があるので、このアンカースパ
ンL2も短かくしなければならず、その最大曲げ
応力ρmaxはそれだけフイラメントアンカー材料
の許容応力(ばねの限界値)に近ずく。なお、フ
イラメントアンカーを材料の許容応力以上で使用
すればクリープ現象により、本来の機能が果さな
くなることは当然である。
通常の場合、従来の螢光表示管用フイラメント
ではアンカースパンL2がアンカーピツチ(すな
わちフイラメントピツチ)L1より短かく(L2
L1)設定されているので、フイラメントアンカ
ーのたわみ量δを大きくとることができず、フイ
ラメントテンシヨン設定後のフイラメント芯線の
機械的な伸びおよびフイラメント電圧印加時の熱
膨張による伸びを吸収するのが困難となり、設定
値より外れるなどの欠点があつた。
したがつて、本考案の目的はフイラメント芯線
の機械的な伸び、あるいは熱膨張による伸びがあ
つても、吸収することができ、安定した張力を与
えることができる螢光表示管用フイラメントアン
カーを提供するものである。
このような目的を達成するため、本考案はアン
カーピツチL1とアンカースパンL2との関係をL2
≧L1とする複数個のフイラメントアンカーであ
つて、各フイラメントアンカーをフイラメント張
り方向に対しそれぞれ段階的に長さL3ずつずら
して設けると共にフイラメント支持点の高さH1
をアンカー支持点の高さH2より高く(H1>H2
設けるものであり、以下実施例を用いて詳細に説
明する。
第3図は本考案に係る螢光表示管用フイラメン
トアンカーの一実施例を示す平面図であり、第4
図はそのB−B′矢視方向の側面図である。同図
において、アンカースパンL2はアンカーピツチ
(すなわちフイラメントピツチ)L1以上に長く
(L2≧L1)設定する。また、アンカー支持点1
a,1bおよび1cはフイラメント張り方向に対
し、段階的に長さL3だけずらして設定する。さ
らに、フイラメント支持点F(高さH1)はアンカ
ー支持点A(高さH2)より高く(H1>H2)設定
する。なお、高さH1およびH2は図示せぬアノー
ド面からの高さであり、bはフイラメントアンカ
ーの幅を示し、θはフイラメントアンカーの取付
角を示す。
次に、上記構成に係る螢光表示管用フイラメン
トアンカーの作用について説明する。
まず、アンカースパンL2とアンカーの取付角
θによつて定まるたわみ量δをフイラメントアン
カーに与えたてとき、図示せぬフイラメント芯線
がアンカー支持点Aの上になる。また、アンカー
支持点1a,1bおよび1cの段階的なずれ(長
さL3)により、張力がかかつて曲つたときの隣
接するフイラメントアンカー同志の接触を避ける
ことができる。ばね力Pは図示せぬフイラメント
芯線の直径により、最適の値に設定するものとす
れば(1)式で示すことができる。
P∝bt3Eδ/4L2 3(g) (1) ただし、Eは材料の縦弾性係数(Kg/mm2) tは材料の厚さ(mm) そして、最大曲げ応力(ρmax)は(2)式で示す
ことができる。
ρmax∝3Etδ/2L2 2(Kg/mm2) (2) 望ましい一実施例は次の如くである。
L1=4mm、L2=6mm、L3=0.5mm、H1=1.5mm、
H2=1.0mm 以上、詳細に説明したように、本考案に係る螢
光表示管用フイラメントアンカーによればフイラ
メントの張力が働らいても、アンカー同志が相互
に接触することを避けることができるとともに、
フイラメントが他のアンカーに接触することも避
けることができる。さらにフイラメントの伸びを
確実に吸収でき、一定の安定した張力を与えるこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の螢光表示管用フイラメントアン
カーを示す平面図、第2図は第1図のA−A′矢
視方向の側面図、第3図は本考案に係る螢光表示
管用フイラメントアンカーの一実施例を示す平面
図、第4図は第3図のB−B′矢視方向の側面図
である。 1a,1bおよび1c……アンカー支持点、
L1……アンカーピツチ(フイラメントピツチ)、
L2……アンカースパン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個のフイラメントアンカーを備えた螢光表
    示管において、各フイラメントアンカーをフイラ
    メント張り方向に対しそれぞれ段階的に長さL3
    ずつずらして設けると共にフイラメント支持点の
    高さH1をアンカー支持点の高さH2より高く(H1
    >H2)設けてなる螢光表示管用フイラメントア
    ンカー。
JP17345480U 1980-12-02 1980-12-02 Expired JPS6333470Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17345480U JPS6333470Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17345480U JPS6333470Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57113353U JPS57113353U (ja) 1982-07-13
JPS6333470Y2 true JPS6333470Y2 (ja) 1988-09-06

Family

ID=29965315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17345480U Expired JPS6333470Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

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JP (1) JPS6333470Y2 (ja)

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JPS57113353U (ja) 1982-07-13

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