JPH05148802A - 鉄道軌条締結クリツプ - Google Patents
鉄道軌条締結クリツプInfo
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- JPH05148802A JPH05148802A JP4137528A JP13752892A JPH05148802A JP H05148802 A JPH05148802 A JP H05148802A JP 4137528 A JP4137528 A JP 4137528A JP 13752892 A JP13752892 A JP 13752892A JP H05148802 A JPH05148802 A JP H05148802A
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01B—PERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
- E01B9/00—Fastening rails on sleepers, or the like
- E01B9/02—Fastening rails, tie-plates, or chairs directly on sleepers or foundations; Means therefor
- E01B9/28—Fastening on wooden or concrete sleepers or on masonry with clamp members
- E01B9/30—Fastening on wooden or concrete sleepers or on masonry with clamp members by resilient steel clips
- E01B9/303—Fastening on wooden or concrete sleepers or on masonry with clamp members by resilient steel clips the clip being a shaped bar
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Railway Tracks (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄道のレールを締結するクリップの棒材を節
減しコストの低減を計ること。 【構成】 クリップを弾性を有する棒材で作り、その少
なくともひとつの曲げた部分2の軸線方向断面積を、残
りの部分の軸線方向断面積よりも大きくした。
減しコストの低減を計ること。 【構成】 クリップを弾性を有する棒材で作り、その少
なくともひとつの曲げた部分2の軸線方向断面積を、残
りの部分の軸線方向断面積よりも大きくした。
Description
【0001】本発明は鉄道軌条締結クリップに関する。
【0002】GB 1,510,224には本出願人に
よって提案された鉄道軌条締結クリップが記載されてい
る。この先行例の鉄道軌条締結クリップは“eクリッ
プ”と云う呼び名で知られているものである。すなわち
これを特定の方向から見ると平面形状がeという英文字
の形をしているからである。このようなeクリップは厚
さ(直径)の18倍よりも短かい長さの金属棒を曲げて
形成し、この棒の一端部から他端部に向って、この棒の
一端部が自由端となっている実質的にまっすぐの第1の
部分と、逆方向に曲がる第2の部分と、第3の部分と、
もう一度逆方向に曲がる第4の部分と、第5の部分とを
有し、このクリップを第1の部分が水平で、第3、第5
の部分が上から見た時第1の部分の両側に横たわるよう
に見える位置に置くことができる構造となっている。こ
のクリップを使用する時には、その第1の部分または中
央の脚を、軌条に沿う軌条基礎に取付けた軌条肩部の対
応する通路内部に配置し、第5の部分を軌条自体のフラ
ンジの上または一般にはクリップと軌条との間の絶縁物
の上に当接する。
よって提案された鉄道軌条締結クリップが記載されてい
る。この先行例の鉄道軌条締結クリップは“eクリッ
プ”と云う呼び名で知られているものである。すなわち
これを特定の方向から見ると平面形状がeという英文字
の形をしているからである。このようなeクリップは厚
さ(直径)の18倍よりも短かい長さの金属棒を曲げて
形成し、この棒の一端部から他端部に向って、この棒の
一端部が自由端となっている実質的にまっすぐの第1の
部分と、逆方向に曲がる第2の部分と、第3の部分と、
もう一度逆方向に曲がる第4の部分と、第5の部分とを
有し、このクリップを第1の部分が水平で、第3、第5
の部分が上から見た時第1の部分の両側に横たわるよう
に見える位置に置くことができる構造となっている。こ
のクリップを使用する時には、その第1の部分または中
央の脚を、軌条に沿う軌条基礎に取付けた軌条肩部の対
応する通路内部に配置し、第5の部分を軌条自体のフラ
ンジの上または一般にはクリップと軌条との間の絶縁物
の上に当接する。
【0003】このeクリップはPRクリップとして知ら
れているGB−861,473に記載の本出願人の先発
明のクリップの改良として本願出願人が提案したもので
あった。eクリップがPRクリップと異なるところは、
eクリップの中央の脚がPRクリップの中央の脚よりも
短かいことであって、このためeクリップは金属の材料
が少なくてすみ、従って低コストでできることである。
しかしながら、中央の脚を短かくすると、eクリップ
は、PRクリップの中央の脚で得られる利点、すなわち
中央の脚の自由端を軌条肩部の通路の閉鎖端部に当るま
でクリップを押し入れることで簡単に正確な位置決めが
できると云う利点を失なうこととなる。
れているGB−861,473に記載の本出願人の先発
明のクリップの改良として本願出願人が提案したもので
あった。eクリップがPRクリップと異なるところは、
eクリップの中央の脚がPRクリップの中央の脚よりも
短かいことであって、このためeクリップは金属の材料
が少なくてすみ、従って低コストでできることである。
しかしながら、中央の脚を短かくすると、eクリップ
は、PRクリップの中央の脚で得られる利点、すなわち
中央の脚の自由端を軌条肩部の通路の閉鎖端部に当るま
でクリップを押し入れることで簡単に正確な位置決めが
できると云う利点を失なうこととなる。
【0004】本発明の第1の様相によれば、弾性を有す
る棒材で作られ、少なくともひとつの曲り部分の軸線方
向断面積が残りの部分の軸線方向断面積よりも大きいこ
とを特徴とする、軌条基礎に鉄道軌条を締結する鉄道軌
条締結クリップが提供される。
る棒材で作られ、少なくともひとつの曲り部分の軸線方
向断面積が残りの部分の軸線方向断面積よりも大きいこ
とを特徴とする、軌条基礎に鉄道軌条を締結する鉄道軌
条締結クリップが提供される。
【0005】このようなクリップは軸線方向の断面が従
来のクリップと同じ少なくともひとつの曲り部分を有す
ると共に、他の部分は断面積が減じており、これによっ
て本発明の第1の様相を実現するクリップが従来のクリ
ップと比較してより少ない材料でできるようになり、他
方他の部分よりも大きな応力にさらされるこの曲がった
部分の強度を維持することができる。
来のクリップと同じ少なくともひとつの曲り部分を有す
ると共に、他の部分は断面積が減じており、これによっ
て本発明の第1の様相を実現するクリップが従来のクリ
ップと比較してより少ない材料でできるようになり、他
方他の部分よりも大きな応力にさらされるこの曲がった
部分の強度を維持することができる。
【0006】好適には、この曲り部分は、外力を加えて
クリップを関連クリップアンカー装置内へ押し入れるク
リップの部分である。
クリップを関連クリップアンカー装置内へ押し入れるク
リップの部分である。
【0007】本発明の第1の実施例においては、このク
リップが平面において大略M字形であって、棒材の一端
から他端に向けて、実質的にまっすぐな第1の部分と、
曲った第2の部分と、第3の部分と、曲った第4の部分
と、第5の部分と、曲った第6の部分と、実質的にまっ
すぐな第7の部分とを有し、前記第2および第6の部分
の軸線方向断面積がクリップの他の部分よりも大きいこ
とを特徴とする。
リップが平面において大略M字形であって、棒材の一端
から他端に向けて、実質的にまっすぐな第1の部分と、
曲った第2の部分と、第3の部分と、曲った第4の部分
と、第5の部分と、曲った第6の部分と、実質的にまっ
すぐな第7の部分とを有し、前記第2および第6の部分
の軸線方向断面積がクリップの他の部分よりも大きいこ
とを特徴とする。
【0008】本発明の第2の実施例においては、棒材の
一端から他端に向けて、この棒材の一端が自由端となっ
ており、実質的にまっすぐな第1の部分と、逆方向の曲
りを形成する第2の部分と、第3の部分と、さらに逆方
向の曲りを形成する第4の部分と、第5の部分とを包含
し、前記第1の部分の長手方向軸線が水平方向に延在
し、前記第3および第5の部分が上から見た時に前記第
1の部分の両側に横たわるように見える位置に置ける構
造とし、さらに前記第1の部分の長さの10分の1以上
の軸線方向断面が前記第2の部分の少なくともひとつの
領域の軸線方向断面よりも面積において小さくしたこと
を特徴とする。
一端から他端に向けて、この棒材の一端が自由端となっ
ており、実質的にまっすぐな第1の部分と、逆方向の曲
りを形成する第2の部分と、第3の部分と、さらに逆方
向の曲りを形成する第4の部分と、第5の部分とを包含
し、前記第1の部分の長手方向軸線が水平方向に延在
し、前記第3および第5の部分が上から見た時に前記第
1の部分の両側に横たわるように見える位置に置ける構
造とし、さらに前記第1の部分の長さの10分の1以上
の軸線方向断面が前記第2の部分の少なくともひとつの
領域の軸線方向断面よりも面積において小さくしたこと
を特徴とする。
【0009】好適には、軸線方向断面の面積が前記第2
の部分の全長にわたって実質的に均等であることを特徴
とする。
の部分の全長にわたって実質的に均等であることを特徴
とする。
【0010】好ましくは、前記第1の部分の少なくとも
一部分の軸線方向断面を、この部分の第1の端部から前
記第1の部分の前記自由端に最も近い第2の端部に向け
て進行的に減小させて、前記第2の端部が前記第1の部
分に隣接する前記第2の部分の領域よりも小さな軸線方
向断面積を有するようにしたことを特徴とする。好適に
は、前記部分が前記第1の部分の全長の大略30%を構
成していることを特徴とする。
一部分の軸線方向断面を、この部分の第1の端部から前
記第1の部分の前記自由端に最も近い第2の端部に向け
て進行的に減小させて、前記第2の端部が前記第1の部
分に隣接する前記第2の部分の領域よりも小さな軸線方
向断面積を有するようにしたことを特徴とする。好適に
は、前記部分が前記第1の部分の全長の大略30%を構
成していることを特徴とする。
【0011】好ましくはこの場合、前記部分の前記第2
の端部が前記第1の部分の前記自由端によって構成され
ていることを特徴とする。
の端部が前記第1の部分の前記自由端によって構成され
ていることを特徴とする。
【0012】好適には第2の実施例によるクリップの第
1の部分の正確な配置を一層容易になしながら材料が少
なくてもよいという利点を維持するために、前記第1の
部分が、前記位置にあるクリップを上方から見た時少な
くとも部分的に前記第4の部分の下に延在していること
を特徴とする。ことにクリップに成形される前の前記金
属の棒材が実質的に均一な軸線方向断面積と厚さの18
倍以下の長さとを有するものであることを特徴とする。
1の部分の正確な配置を一層容易になしながら材料が少
なくてもよいという利点を維持するために、前記第1の
部分が、前記位置にあるクリップを上方から見た時少な
くとも部分的に前記第4の部分の下に延在していること
を特徴とする。ことにクリップに成形される前の前記金
属の棒材が実質的に均一な軸線方向断面積と厚さの18
倍以下の長さとを有するものであることを特徴とする。
【0013】好ましくは、前記第1の部分の軸線方向断
面がその全長に沿って面積を減小して、前記第1の部分
の軸線方向断面積が前記自由端において最も小さくなっ
ていることを特徴とする。
面がその全長に沿って面積を減小して、前記第1の部分
の軸線方向断面積が前記自由端において最も小さくなっ
ていることを特徴とする。
【0014】このような条件下では、前記第1の部分が
このクリップを保持するアンカー装置の通路内に位置す
る時、最も上である面の部分が前記通路の上部内面に実
質的に平行に延在するようにしたことを特徴とすること
が好ましい。
このクリップを保持するアンカー装置の通路内に位置す
る時、最も上である面の部分が前記通路の上部内面に実
質的に平行に延在するようにしたことを特徴とすること
が好ましい。
【0015】これに代えてまた、前記第3,第4および
第5の部分のひとつまたはいくつかの少なくとも一部分
の軸線方向断面が、この部分の第1の端部から前記第5
の部分の自由端に最も近い第2の端部に向けて進行的に
面積を減小させており、これにより前記第2の端部が、
前記第3の部分に隣接する前記第2の部分の領域よりも
小さな軸線方向断面積を有するようにしたことを特徴と
する。
第5の部分のひとつまたはいくつかの少なくとも一部分
の軸線方向断面が、この部分の第1の端部から前記第5
の部分の自由端に最も近い第2の端部に向けて進行的に
面積を減小させており、これにより前記第2の端部が、
前記第3の部分に隣接する前記第2の部分の領域よりも
小さな軸線方向断面積を有するようにしたことを特徴と
する。
【0016】好ましくはこの場合、前記第3,第4およ
び第5の部分のうちのひとつの少なくとも一部分の軸線
方向断面が面積を減じており、前記第3,第4および第
5の部分の残りの部分の軸線方向断面をこれらの部分の
それぞれの全長に沿い実質的に均一の断面積としたこと
を特徴とする。
び第5の部分のうちのひとつの少なくとも一部分の軸線
方向断面が面積を減じており、前記第3,第4および第
5の部分の残りの部分の軸線方向断面をこれらの部分の
それぞれの全長に沿い実質的に均一の断面積としたこと
を特徴とする。
【0017】本発明の第2の様相によれば、クリップの
第1の部分から第5の部分にかけて金属の棒材を曲げる
工程の前または後またはその最中、前記第1の部分を形
成するこの棒材のこの部の一部分の軸線方向断面を、前
記第2の部分を形成する前記棒材の他の部分に比べた場
合面積が減じ、この面積減小が前記棒材からの材料の損
失なしに達成され、この部分が仕上ったクリップの前記
第1の部分の全長の10分の1以上を構成するようにな
すことを特徴とすることが提供される。
第1の部分から第5の部分にかけて金属の棒材を曲げる
工程の前または後またはその最中、前記第1の部分を形
成するこの棒材のこの部の一部分の軸線方向断面を、前
記第2の部分を形成する前記棒材の他の部分に比べた場
合面積が減じ、この面積減小が前記棒材からの材料の損
失なしに達成され、この部分が仕上ったクリップの前記
第1の部分の全長の10分の1以上を構成するようにな
すことを特徴とすることが提供される。
【0018】好適には、前述の断面の減小はその部分を
ローリング掛けすることで達成する。または、この断面
の減小はその部分を引き抜きして引き伸ばしテーパをつ
けることで達成する。
ローリング掛けすることで達成する。または、この断面
の減小はその部分を引き抜きして引き伸ばしテーパをつ
けることで達成する。
【0019】本発明の第3の様相によれば、上述のクリ
ップと、このクリップの前記第1の部分が構体使用時に
位置する一端部を閉鎖した通路を内部に有し軌条に沿っ
て軌条基礎に取付けたアンカー装置とを包含する、鉄道
軌条を軌条基礎に取付けるための構体において、前記第
1の部分の前記自由端が前記通路の前記閉鎖端部に当接
していることを特徴とすることが提供される。
ップと、このクリップの前記第1の部分が構体使用時に
位置する一端部を閉鎖した通路を内部に有し軌条に沿っ
て軌条基礎に取付けたアンカー装置とを包含する、鉄道
軌条を軌条基礎に取付けるための構体において、前記第
1の部分の前記自由端が前記通路の前記閉鎖端部に当接
していることを特徴とすることが提供される。
【0020】好適には、第1の部分の最上部の表面が通
路の上部内面に平行に延びる時この部分が前記上部内面
に当接して、これによってクリップがアンカー装置から
抜け出ることに対する抵抗性を改善する。
路の上部内面に平行に延びる時この部分が前記上部内面
に当接して、これによってクリップがアンカー装置から
抜け出ることに対する抵抗性を改善する。
【0021】本発明の第4の様相によれば、本発明の第
1の様相における第2の実施例によるクリップを閉鎖端
をそなえた通路を有するアンカー装置に装着する方法に
おいて、このクリップの前記第1の部分をその自由端が
通路の閉鎖端に当接するまで前記通路内へ打ち込むこと
を特徴とする方法が提供される。
1の様相における第2の実施例によるクリップを閉鎖端
をそなえた通路を有するアンカー装置に装着する方法に
おいて、このクリップの前記第1の部分をその自由端が
通路の閉鎖端に当接するまで前記通路内へ打ち込むこと
を特徴とする方法が提供される。
【0022】中央の脚の自由端の角を落としてこの自由
端のまわりにあり勝ちなバリをなくして中央の脚を軌条
肩部の通路内に挿入することを容易にすることは従来か
ら知られていたが、この場合中央の脚の非常に短かい長
さだけの角を落としていたのみであった。典型的には、
クリップの中央の脚の端部5mmを45度に角を落すこ
とが知られているが、実際上これは3mmばかりであ
る。
端のまわりにあり勝ちなバリをなくして中央の脚を軌条
肩部の通路内に挿入することを容易にすることは従来か
ら知られていたが、この場合中央の脚の非常に短かい長
さだけの角を落としていたのみであった。典型的には、
クリップの中央の脚の端部5mmを45度に角を落すこ
とが知られているが、実際上これは3mmばかりであ
る。
【0023】eクリップ型の軌条クリップでは製造中こ
のクリップの第5の部分を平らにすることが知られてい
る。これは一般に軌条フランジに当接する部分であっ
て、この軌条フランジまたはここに介挿する絶縁物に接
触する面積を増やすためである。しかしながらこれは、
そのように形成されなかったeクリップに比べて材料の
節約を可能とすることでもなければ、扁平にした部分の
軸線方向断面を大きくすることにもならない。
のクリップの第5の部分を平らにすることが知られてい
る。これは一般に軌条フランジに当接する部分であっ
て、この軌条フランジまたはここに介挿する絶縁物に接
触する面積を増やすためである。しかしながらこれは、
そのように形成されなかったeクリップに比べて材料の
節約を可能とすることでもなければ、扁平にした部分の
軸線方向断面を大きくすることにもならない。
【0024】以下添付図面に例示した本発明の好適な実
施例について本発明を詳述する。
施例について本発明を詳述する。
【0025】図1および図2に示すクリップは金属の棒
材で作ったものである。このクリップはその一端から他
端に向って、実質的にまっすぐな第1の部分すなわち中
央の脚1と、曲った第2の部分2と、第3の部分3と、
曲った第4の部分4と、第5の部分5とを包含してい
る。このクリップを図2に示すように上から見た時、第
3の部分3と第5の部分5は第1の部分1の両側にあ
る。図1に示すように、第4の部分4は立上り部分4a
と立下り部分4bとを有し、この第4の部分4は実質的
にアーチ形となっている。第2の部分もまた立上り部分
2aと立下り部分2bとを有するが、立上り部分2aは
第1の部分1の長手方向軸線に対して45度より以下の
比較的小さな角度だけ傾斜している。第5の部分5の下
面には実質的に平坦な面5aが設けてあり、クリップ使
用時にはこの面5aが軌条のフランジ上か、または一般
的にはクリップと軌条との間に設ける絶縁物上かに下向
きに当接する。
材で作ったものである。このクリップはその一端から他
端に向って、実質的にまっすぐな第1の部分すなわち中
央の脚1と、曲った第2の部分2と、第3の部分3と、
曲った第4の部分4と、第5の部分5とを包含してい
る。このクリップを図2に示すように上から見た時、第
3の部分3と第5の部分5は第1の部分1の両側にあ
る。図1に示すように、第4の部分4は立上り部分4a
と立下り部分4bとを有し、この第4の部分4は実質的
にアーチ形となっている。第2の部分もまた立上り部分
2aと立下り部分2bとを有するが、立上り部分2aは
第1の部分1の長手方向軸線に対して45度より以下の
比較的小さな角度だけ傾斜している。第5の部分5の下
面には実質的に平坦な面5aが設けてあり、クリップ使
用時にはこの面5aが軌条のフランジ上か、または一般
的にはクリップと軌条との間に設ける絶縁物上かに下向
きに当接する。
【0026】中央の脚1はその自由端1bの近くに部分
1aを有する。部分1aはテーパを有する。すなわちこ
の部分の軸線方向の断面は自由端に向けて面積が進行的
に減小しており、部分的に第4の部分4に延びている。
クリップの中央の脚のこのようなテーパはこの部分を軌
条肩部の通路内に一層容易に挿入できるようにするばか
りでなく、前述のeクリップのこの部分の長さに比べて
短くすることを長い棒材料を用いることなく可能とする
ものである。
1aを有する。部分1aはテーパを有する。すなわちこ
の部分の軸線方向の断面は自由端に向けて面積が進行的
に減小しており、部分的に第4の部分4に延びている。
クリップの中央の脚のこのようなテーパはこの部分を軌
条肩部の通路内に一層容易に挿入できるようにするばか
りでなく、前述のeクリップのこの部分の長さに比べて
短くすることを長い棒材料を用いることなく可能とする
ものである。
【0027】このようにして、eクリップと同じように
図1および図2に示すクリップは、実質的に均一の厚さ
(直径)で長さが厚さの18倍である金属の棒材で作る
ことができる。このように中央の脚を長くすることは、
クリップを一層正確に軌条肩部に挿入することを可能と
する。ことに自動クリップ駆動機によって、この長くし
た中央の脚の自由端が通路の閉鎖端に当接するまでクリ
ップを通路内に駆動することができる。本発明の第1の
様相を具体化するこのようなクリップは、従来のクリッ
プに比較して一層装着が容易に、一層正確に、かつ一層
安価になるという利点をそなえるものである。
図1および図2に示すクリップは、実質的に均一の厚さ
(直径)で長さが厚さの18倍である金属の棒材で作る
ことができる。このように中央の脚を長くすることは、
クリップを一層正確に軌条肩部に挿入することを可能と
する。ことに自動クリップ駆動機によって、この長くし
た中央の脚の自由端が通路の閉鎖端に当接するまでクリ
ップを通路内に駆動することができる。本発明の第1の
様相を具体化するこのようなクリップは、従来のクリッ
プに比較して一層装着が容易に、一層正確に、かつ一層
安価になるという利点をそなえるものである。
【0028】このクリップの中央の脚は金属棒材の一方
の端部を引き抜き加工することでテーパをつける。すな
わちこの金属棒材がまだ赤熱している間に引き抜き加工
し、これによってこの部分を伸延してテーパをつけるの
である。
の端部を引き抜き加工することでテーパをつける。すな
わちこの金属棒材がまだ赤熱している間に引き抜き加工
し、これによってこの部分を伸延してテーパをつけるの
である。
【0029】これとは別に、この軸線方向の断面積の減
小は金属棒材の一部分をロール掛けすることによっても
達成することができる。このような減小法はたとえばe
クリップの中央の脚に比べてこのクリップの中央の脚を
10mmだけ伸長させることで達成することができる。
小は金属棒材の一部分をロール掛けすることによっても
達成することができる。このような減小法はたとえばe
クリップの中央の脚に比べてこのクリップの中央の脚を
10mmだけ伸長させることで達成することができる。
【0030】従来のeクリップに比べて中央の脚1を伸
長せしめることでこの中央の脚の自由端1bの軸線方向
の断面積を減小せしめるのは特に有利ではあるが、一般
に従来のeクリップに比べて単に中央の脚1の任意の部
分の軸線方向の断面積を減ずるようにすることでも、使
用材料量の節減、従ってクリップ製造コストの節減を計
ることができる。
長せしめることでこの中央の脚の自由端1bの軸線方向
の断面積を減小せしめるのは特に有利ではあるが、一般
に従来のeクリップに比べて単に中央の脚1の任意の部
分の軸線方向の断面積を減ずるようにすることでも、使
用材料量の節減、従ってクリップ製造コストの節減を計
ることができる。
【0031】しかし本出願人は、中央の脚1の全長にわ
たってその軸線方向断面積を減ずるようにすることが特
に望ましいことと思う。このような中央の脚1を有する
クリップは図3ないし図5および図6ないし図8に例示
してある。しかし、これらの図を参照して以下に述べる
特徴以外の点については、これらのクリップは実質的に
図1および図2のクリップと同じである。
たってその軸線方向断面積を減ずるようにすることが特
に望ましいことと思う。このような中央の脚1を有する
クリップは図3ないし図5および図6ないし図8に例示
してある。しかし、これらの図を参照して以下に述べる
特徴以外の点については、これらのクリップは実質的に
図1および図2のクリップと同じである。
【0032】中央の脚に加えて、クリップの第3、第4
および第5の部分のいずれかまたは全部の少なくとも一
部分の軸線方向断面積を減ずることが望ましいが、第2
の部分はそうではない。何故ならばクリップのこの部分
はほかの部分よりも高い応力にさらされるからである。
および第5の部分のいずれかまたは全部の少なくとも一
部分の軸線方向断面積を減ずることが望ましいが、第2
の部分はそうではない。何故ならばクリップのこの部分
はほかの部分よりも高い応力にさらされるからである。
【0033】図3ないし図5および図6ないし図8に示
すクリップについてさらに述べると、図3および図6に
示されているようにこれらのクリップのそれぞれはテー
パ付の中央の脚1を有し、この中央の脚1はその最上部
分1cが、中央の脚1をアンカー装置の通路内に置いた
時この最上部分1cが通路の上部内面すなわち屋根に平
行となる方向に延びるように傾けられている。軌条締結
用のクリップをアンカー装置内に設置することは、この
クリップの中央の脚1の最上部分を通路の屋根に押し付
けることとなる。このため、図3ないし図5および図6
ないし図8のクリップの中央の脚1の最上部分1cはそ
の全長にわたって通路の屋根に当接して、これによって
クリップがアンカー装置から抜け出るのに抵抗する力が
増大されるのである。
すクリップについてさらに述べると、図3および図6に
示されているようにこれらのクリップのそれぞれはテー
パ付の中央の脚1を有し、この中央の脚1はその最上部
分1cが、中央の脚1をアンカー装置の通路内に置いた
時この最上部分1cが通路の上部内面すなわち屋根に平
行となる方向に延びるように傾けられている。軌条締結
用のクリップをアンカー装置内に設置することは、この
クリップの中央の脚1の最上部分を通路の屋根に押し付
けることとなる。このため、図3ないし図5および図6
ないし図8のクリップの中央の脚1の最上部分1cはそ
の全長にわたって通路の屋根に当接して、これによって
クリップがアンカー装置から抜け出るのに抵抗する力が
増大されるのである。
【0034】従来のクリップと同様に、図3ないし図8
に例示されるように中央の脚1の自由端で角落し部1d
を形成することが望ましい。これによってクリップの挿
入を邪魔するバリを除去することができる。
に例示されるように中央の脚1の自由端で角落し部1d
を形成することが望ましい。これによってクリップの挿
入を邪魔するバリを除去することができる。
【0035】図1ないし図8に示したクリップは前述の
eクリップに共通の特徴を有する。しかしながら、本発
明はまたeクリップ型式でないクリップにも適用するこ
とができる。
eクリップに共通の特徴を有する。しかしながら、本発
明はまたeクリップ型式でないクリップにも適用するこ
とができる。
【0036】この点について、図9および図10、さら
には図11ないし図13に示すクリップを参照し、以下
に説明する。
には図11ないし図13に示すクリップを参照し、以下
に説明する。
【0037】これらのクリップは大略平面形状がM字形
であって、弾性のある棒材で作られ、その一端から他端
に向けて、実質的にまっすぐな第1の部分11と、曲っ
た第2の部分12と、実質的にまっすぐな第3の部分1
3と、クリップ使用時に軌条に当接する曲った第4の部
分14と、実質的にまっすぐな第5の部分15と、曲っ
た第6の部分16と、実質的にまっすぐな第7の部分1
7とを有する。
であって、弾性のある棒材で作られ、その一端から他端
に向けて、実質的にまっすぐな第1の部分11と、曲っ
た第2の部分12と、実質的にまっすぐな第3の部分1
3と、クリップ使用時に軌条に当接する曲った第4の部
分14と、実質的にまっすぐな第5の部分15と、曲っ
た第6の部分16と、実質的にまっすぐな第7の部分1
7とを有する。
【0038】図9および図10に示すクリップは、長手
方向軸線が実質的に第1の平面に横たわる第3,第4お
よび第5の部分13,14,15と、長手方向軸線が実
質的に第2の平面に横たわる第1,第2,第6および第
7の部分11,12,16,17を有する。第1の平面
は、第1および第2の平面が実質的に合致しておりクリ
ップが軌条に当接している時以外は、第2の平面(図9
点線)に対して傾斜している。
方向軸線が実質的に第1の平面に横たわる第3,第4お
よび第5の部分13,14,15と、長手方向軸線が実
質的に第2の平面に横たわる第1,第2,第6および第
7の部分11,12,16,17を有する。第1の平面
は、第1および第2の平面が実質的に合致しておりクリ
ップが軌条に当接している時以外は、第2の平面(図9
点線)に対して傾斜している。
【0039】図11ないし図13に示すクリップの第2
および第6の部分12,16の長手方向軸線は、第1お
よび第7の部分11,17を含む平面に対して傾斜して
いるそれぞれの平面内に実質的に横たわっており、第3
および第5の部分13,15は第1および第7の部分1
1,17を含む平面の上方に位置する別の平面内に横た
わっている。
および第6の部分12,16の長手方向軸線は、第1お
よび第7の部分11,17を含む平面に対して傾斜して
いるそれぞれの平面内に実質的に横たわっており、第3
および第5の部分13,15は第1および第7の部分1
1,17を含む平面の上方に位置する別の平面内に横た
わっている。
【0040】いずれの場合でも、図9および図10に記
号a−bで示し図11ないし図13に記号A−B−Cで
示す第2および第6の部分12,16はクリップの他の
部分よりも断面において厚い。これは、これらの部分1
2および16がクリップのほかの部分よりも大きな応力
にさらされるので、特に厚くしなければならないからで
ある。ほかの部分はこのように厚い必要はない。
号a−bで示し図11ないし図13に記号A−B−Cで
示す第2および第6の部分12,16はクリップの他の
部分よりも断面において厚い。これは、これらの部分1
2および16がクリップのほかの部分よりも大きな応力
にさらされるので、特に厚くしなければならないからで
ある。ほかの部分はこのように厚い必要はない。
【0041】上述のように、本発明は弾性の棒材から作
られる鉄道軌条締結クリップであれば、eクリップ型の
ものに限らず、クリップを製作するのに要する材料の節
減を、大きな応力にさらされるクリップの領域を弱体化
することなく果すことが有利である任意の他の型式のク
リップにも適用することができる。
られる鉄道軌条締結クリップであれば、eクリップ型の
ものに限らず、クリップを製作するのに要する材料の節
減を、大きな応力にさらされるクリップの領域を弱体化
することなく果すことが有利である任意の他の型式のク
リップにも適用することができる。
【図1】本発明の第1の様相を実現するクリップの側面
図である。
図である。
【図2】図1のクリップの平面図である。
【図3】本発明の第1の様相を実現する他のクリップの
側面図である。
側面図である。
【図4】図3のクリップの平面図である。
【図5】図3のクリップの立面図である。
【図6】本発明の第1の様相を実現する別のクリップの
側面図である。
側面図である。
【図7】図6のクリップの平面図である。
【図8】図6のクリップの立面図である。
【図9】本発明の第1の様相を実現する別のクリップの
側面図である。
側面図である。
【図10】図9のクリップの平面図である。
【図11】本発明の第1の様相を実現するまた別のクリ
ップの平面図である。
ップの平面図である。
【図12】図11のクリップの側面図である。
【図13】図11のクリップの背面図である。
1 第1の部分または中央の脚 1a 部分 1b 自由端 1c 最上部分 1d 角落し部 2 第2の部分 2a 立上り部分 2b 立下り部分 3 第3の部分 4 第4の部分 4a 立上り部分 4b 立下り部分 5 第5の部分 5a 平坦な面 11 第1の部分 12 第2の部分 13 第3の部分 14 第4の部分 15 第5の部分 16 第6の部分 17 第7の部分
Claims (21)
- 【請求項1】弾性を有する棒材で作られ、少なくともひ
とつの曲り部分の軸線方向断面積が残りの部分の軸線方
向断面積よりも大きいことを特徴とする、軌条基礎に鉄
道軌条を締結する鉄道軌条締結クリップ。 - 【請求項2】請求項1記載のクリップにおいて、前記曲
り部分が、外力を加えてクリップを関連するクリップア
ンカー装置内へ打ち込むクリップ部分であることを特徴
とする鉄道軌条締結クリップ。 - 【請求項3】請求項1または2に記載のクリップにおい
て、このクリップが平面において大略M字形であって、
棒材の一端から他端に向けて、実質的にまっすぐな第1
の部分と、曲った第2の部分と、第3の部分と、曲った
第4の部分と、第5の部分と、曲った第6の部分と、実
質的にまっすぐな第7の部分とを有し、前記第2および
第6の部分の軸線方向断面積がクリップの他の部分より
も大きいことを特徴とする鉄道軌条締結クリップ。 - 【請求項4】請求項1または2に記載のクリップにおい
て、棒材の一端から他端に向けて、この棒材の一端が自
由端となっており、実質的にまっすぐな第1の部分と、
逆方向の曲りを形成する第2の部分と、第3の部分と、
さらに逆方向の曲りを形成する第4の部分と、第5の部
分とを包含し、前記第1の部分の長手方向軸線が水平方
向に延在し、前記第3および第5の部分が上から見た時
に前記第1の部分の両側に横たわるように見える位置に
置ける構造とし、さらに前記第1の部分の長さの10分
の1以上の軸線方向断面が前記第2の部分の少なくとも
ひとつの領域の軸線方向断面よりも面積において小さく
したことを特徴とする鉄道軌条締結クリップ。 - 【請求項5】請求項4記載のクリップにおいて、軸線方
向断面の面積が前記第2の部分の全長にわたって実質的
に均等であることを特徴とする鉄道軌条締結クリップ。 - 【請求項6】請求項4または5に記載のクリップにおい
て、前記第1の部分の少なくとも一部分の軸線方向断面
を、この部分の第1の端部から前記第1の部分の前記自
由端に最も近い第2の端部に向けて進行的に減小させ
て、前記第2の端部が前記第1の部分に隣接する前記第
2の部分の領域よりも小さな軸線方向断面積を有するよ
うにしたことを特徴とする鉄道軌条締結クリップ。 - 【請求項7】請求項6記載のクリップにおいて、前記部
分が前記第1の部分の全長の大略30%を構成している
ことを特徴とする鉄道軌条締結クリップ。 - 【請求項8】請求項6または7に記載のクリップにおい
て、前記部分の前記第2の端部が前記第1の部分の前記
自由端によって構成されていることを特徴とする鉄道軌
条締結クリップ。 - 【請求項9】請求項4ないし8のいずれかに記載のクリ
ップにおいて、前記第1の部分が、前記位置にあるクリ
ップを上方から見た時少なくとも部分的に前記第4の部
分の下に延在していることを特徴とする鉄道軌条締結ク
リップ。 - 【請求項10】請求項9記載のクリップにおいて、クリ
ップに成形される前の前記金属の棒材が実質的に均一な
軸線方向断面積と厚さの18倍以下の長さとを有するも
のであることを特徴とする鉄道軌条締結クリップ。 - 【請求項11】請求項8,9,10のいずれかに記載の
クリップにおいて、前記第1の部分の軸線方向断面がそ
の全長に沿って面積を減小して、前記第1の部分の軸線
方向断面積が前記自由端において最も小さくなっている
ことを特徴とする鉄道軌条締結クリップ。 - 【請求項12】請求項11記載のクリップにおいて、前
記第1の部分がこのクリップを保持するアンカー装置の
通路内に位置する時、最も上である面の部分が前記通路
の上部内面に実質的に平行に延在するようにしたことを
特徴とする鉄道軌条締結クリップ。 - 【請求項13】請求項4ないし12のいずれかに記載の
クリップにおいて、前記第3,第4および第5の部分の
ひとつまたはいくつかの少なくとも一部分の軸線方向断
面が、この部分の第1の端部から前記第5の部分の自由
端に最も近い第2の端部に向けて進行的に面積を減小さ
せており、これにより前記第2の端部が、前記第3の部
分に隣接する前記第2の部分の領域よりも小さな軸線方
向断面積を有するようにしたことを特徴とする鉄道軌条
締結クリップ。 - 【請求項14】請求項13記載のクリップにおいて、前
記第3,第4および第5の部分のうちのひとつの少なく
とも一部分の軸線方向断面が面積を減じており、前記第
3,第4および第5の部分の残りの部分の軸線方向断面
をこれらの部分のそれぞれの全長に沿い実質的に均一の
断面積としたことを特徴とする鉄道軌条締結クリップ。 - 【請求項15】添付図面の図1−2、図3−5、図6−
8、図9−10、または図11−13を参照して本文中
に詳述した、鉄道軌条を軌条基礎に締結する鉄道軌条締
結クリップ。 - 【請求項16】請求項4ないし15のいずれかに記載の
型式のクリップを製造する方法において、クリップの第
1の部分から第5の部分にかけて金属の棒材を曲げる工
程の前または後またはその最中、前記第1の部分を形成
するこの棒材のこの部の一部分の軸線方向断面を、前記
第2の部分を形成する前記棒材の他の部分に比べた場合
面積が減じ、この面積減小が前記棒材からの材料の損失
なしに達成され、この部分が仕上ったクリップの前記第
1の部分の全長の10分の1以上を構成するようになす
ことを特徴とする、クリップの製法。 - 【請求項17】請求項16記載の製法において、前記面
積の減小を関係部分のロール掛けで達成することを特徴
とする、クリップの製法。 - 【請求項18】請求項16記載の製法において、前記面
積の減小を、関係部分を引き抜き加工して伸長させてテ
ーパを形成することによって達成することを特徴とす
る、クリップの製法。 - 【請求項19】請求項1ないし15のいずれかに記載の
クリップと、このクリップの前記第1の部分が構体使用
時に位置する一端部を閉鎖した通路を内部に有し軌条に
沿って軌条基礎に取付けたアンカー装置とを包含する、
鉄道軌条を軌条基礎に取付けるための構体において、前
記第1の部分の前記自由端が前記通路の前記閉鎖端部に
当接していることを特徴とする構体。 - 【請求項20】請求項12記載のクリップを包含する請
求項19記載の構体において、前記第1の部分の表面の
前記最上部分が前記通路の上部の内面に当接しているこ
とを特徴とする構体。 - 【請求項21】請求項4ないし15のいずれかに記載の
形式のクリップを、閉鎖端部を有する通路付のアンカー
装置内に組み付ける方法において、前記クリップの前記
第1の部分を、この第1の部分の前記自由端が前記通路
の前記閉鎖端部に当接するまで、前記通路内へ打ち込む
ことを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB919109490A GB9109490D0 (en) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | Railway rail-fastening clip |
GB9109490.4 | 1991-05-02 | ||
GB9117399.7 | 1991-08-12 | ||
GB919117399A GB9117399D0 (en) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | Railway rail-fastening clip |
GB919126796A GB9126796D0 (en) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | Railway rail-fastening clip |
GB9126796.3 | 1991-12-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05148802A true JPH05148802A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=27265623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4137528A Pending JPH05148802A (ja) | 1991-05-02 | 1992-05-01 | 鉄道軌条締結クリツプ |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0512758A1 (ja) |
JP (1) | JPH05148802A (ja) |
AU (1) | AU1525292A (ja) |
BR (1) | BR9201623A (ja) |
CA (1) | CA2067323A1 (ja) |
FI (1) | FI921935A (ja) |
GB (1) | GB2255367A (ja) |
NO (1) | NO921699L (ja) |
YU (1) | YU45692A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5735458A (en) * | 1991-12-18 | 1998-04-07 | Pandrol Limited | Fastening railway rails |
WO2003046285A2 (de) * | 2001-11-30 | 2003-06-05 | Vossloh-Werke Gmbh | Federelement zum verspannen von schienen für schienenfahrzeuge |
HUP0800082A2 (en) * | 2008-02-12 | 2009-10-28 | Robert Csepke | Clamping device for fastening railway rails on cross-sleeper and fastener spring thereof |
GB2502990B (en) | 2012-06-12 | 2018-01-31 | Pandrol Ltd | Railway rail fastening clip for recessed railseats |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1510224A (en) * | 1975-11-07 | 1978-05-10 | Pandrol Ltd | Railway rail fastening clip and a railway rail-and-fastening assembly employing it |
FR2621619B1 (fr) * | 1987-10-07 | 1990-03-02 | Allevard Ind Sa | Attache de fixation de rail de chemin de fer comportant des moyens d'arret de deplacement et ressort d'attache |
GB2214545A (en) * | 1988-01-22 | 1989-09-06 | Clive Ernest Hereward | Rail fastening assembly |
DE8804426U1 (de) * | 1988-04-02 | 1988-05-11 | Laeis GmbH, 5500 Trier | Klemmvorrichtung zum Befestigen von Schienen innerhalb eines Gleises und einer Weiche, insbesondere auf Stahlschwellen |
DE3820243C2 (de) * | 1988-06-14 | 1999-09-02 | Vossloh Werke Gmbh | Spannklemme und Befestigungsanordnung für Eisenbahnschienen |
-
1992
- 1992-04-27 CA CA002067323A patent/CA2067323A1/en not_active Abandoned
- 1992-04-29 FI FI921935A patent/FI921935A/fi not_active Application Discontinuation
- 1992-04-29 YU YU45692A patent/YU45692A/sh unknown
- 1992-04-29 AU AU15252/92A patent/AU1525292A/en not_active Abandoned
- 1992-04-30 NO NO92921699A patent/NO921699L/no unknown
- 1992-04-30 BR BR929201623A patent/BR9201623A/pt not_active Application Discontinuation
- 1992-04-30 EP EP92303940A patent/EP0512758A1/en not_active Withdrawn
- 1992-04-30 GB GB9209328A patent/GB2255367A/en not_active Withdrawn
- 1992-05-01 JP JP4137528A patent/JPH05148802A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FI921935A0 (fi) | 1992-04-29 |
NO921699D0 (no) | 1992-04-30 |
NO921699L (no) | 1992-11-03 |
GB2255367A (en) | 1992-11-04 |
YU45692A (sh) | 1995-10-03 |
EP0512758A1 (en) | 1992-11-11 |
AU1525292A (en) | 1992-11-05 |
FI921935A (fi) | 1992-11-03 |
BR9201623A (pt) | 1992-12-15 |
CA2067323A1 (en) | 1992-11-03 |
GB9209328D0 (en) | 1992-06-17 |
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