JPH0220750Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220750Y2 JPH0220750Y2 JP9265783U JP9265783U JPH0220750Y2 JP H0220750 Y2 JPH0220750 Y2 JP H0220750Y2 JP 9265783 U JP9265783 U JP 9265783U JP 9265783 U JP9265783 U JP 9265783U JP H0220750 Y2 JPH0220750 Y2 JP H0220750Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grid
- melting point
- substrate
- low melting
- display tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 13
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 12
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 11
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 11
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 description 1
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は蛍光表示管に関し、特にグリツドの
大型のもののグリツド固定に関する。
大型のもののグリツド固定に関する。
本考案で述べる蛍光表示管の一般的構造は第１
図に示すようなもので、グリツド１の両端を整形
してメツシユ部８に陽極基板２の表示部に対して
ギヤツプを持たすとともに、陽極基板２と接する
支持部１１において、低融点ガラス３を用いて陽
極基板２に固定している。
図に示すようなもので、グリツド１の両端を整形
してメツシユ部８に陽極基板２の表示部に対して
ギヤツプを持たすとともに、陽極基板２と接する
支持部１１において、低融点ガラス３を用いて陽
極基板２に固定している。
また、低融点ガラス３は第３図に示すようにグ
リツドの整形部４の外側に位置する支持部１１を
覆うように塗布されている。ここでグリツドの整
形部４から整形部４′までの距離をスパンと呼ぶ
ことにする。
リツドの整形部４の外側に位置する支持部１１を
覆うように塗布されている。ここでグリツドの整
形部４から整形部４′までの距離をスパンと呼ぶ
ことにする。
従来の欠点は、第３図に明示するとおり、グリ
ツド１の整形部４の上下折曲げ部に低融点ガラス
が設けられていないため、陽極基板に衝撃を加え
ると、整形部が変形し第３図の８１，８２で示す
弦振動を起こす。また、振動の振巾はグリツドス
パンに比例するため、大型のグリツドを従来方法
で固定することは、衝撃時の表示品位の劣化、表
示部とグリツドとのシヨートなどが起こり危険で
ある。この問題の解決手段のひとつとして実公昭
58−17321号公報に開示されているようにメツシ
ユ部の中間に爪状突起物を設けることが開示され
ている。しかしこの構造はメツシユ部の基板側へ
のたわみに対して有効であるがフイラメント側へ
のたわみ防止には不充分であつた。
ツド１の整形部４の上下折曲げ部に低融点ガラス
が設けられていないため、陽極基板に衝撃を加え
ると、整形部が変形し第３図の８１，８２で示す
弦振動を起こす。また、振動の振巾はグリツドス
パンに比例するため、大型のグリツドを従来方法
で固定することは、衝撃時の表示品位の劣化、表
示部とグリツドとのシヨートなどが起こり危険で
ある。この問題の解決手段のひとつとして実公昭
58−17321号公報に開示されているようにメツシ
ユ部の中間に爪状突起物を設けることが開示され
ている。しかしこの構造はメツシユ部の基板側へ
のたわみに対して有効であるがフイラメント側へ
のたわみ防止には不充分であつた。
本考案は前述の欠点を除去し、スパンの大きい
グリツドを十分なテンシヨンを保持する固定構造
を提供することにある。
グリツドを十分なテンシヨンを保持する固定構造
を提供することにある。
本考案によればフイラメントから放射される熱
電子を、陽極基板に直接固定されてなるグリツド
により加速制御し、陽極セグメントに形成された
蛍光体層を衝撃することにより、数字や記号を表
示する蛍光表示管において、グリツドのメツシユ
部と支持部との間にある折曲げ整形部の両端部分
にまたがつて第４図に示す通り低融点ガラスを連
続的に塗布し、固定することを特徴とする蛍光表
示管が得られる。
電子を、陽極基板に直接固定されてなるグリツド
により加速制御し、陽極セグメントに形成された
蛍光体層を衝撃することにより、数字や記号を表
示する蛍光表示管において、グリツドのメツシユ
部と支持部との間にある折曲げ整形部の両端部分
にまたがつて第４図に示す通り低融点ガラスを連
続的に塗布し、固定することを特徴とする蛍光表
示管が得られる。
以下、本考案の実施例を第２図、第４図を用い
て説明する。即ち表示部をもつ陽極基板２の上に
表示部と位置合せするようにグリツド１を配線す
る。
て説明する。即ち表示部をもつ陽極基板２の上に
表示部と位置合せするようにグリツド１を配線す
る。
次に低融点ガラス３を整形部４，４′の上下折
り曲げ部を含んでグリツドの巾の広くなつたメツ
シユ部８の１〜２mmを含むように塗布、焼成固着
形成する。また、低融点ガラスの結晶温度まで陽
極基板２とグリツド１はテンシヨンなき状態で固
着される。これより温度を下げると、熱膨長係数
がグリツド１の方が大きいため、熱膨長係数の差
によりグリツド１の中心部６から低融点ガラス３
とメツシユ部８の境界５，５′方向にテンシヨン
が発生、保持される。さらに整形部４，４′全体
が低融点ガラス３により固着されることにより剛
性が付与されるため、整形部４，４′の上下折曲
げ部の変形によるテンシヨンの減少が全くなくな
り、前述の従来技術の欠点が除去される。
り曲げ部を含んでグリツドの巾の広くなつたメツ
シユ部８の１〜２mmを含むように塗布、焼成固着
形成する。また、低融点ガラスの結晶温度まで陽
極基板２とグリツド１はテンシヨンなき状態で固
着される。これより温度を下げると、熱膨長係数
がグリツド１の方が大きいため、熱膨長係数の差
によりグリツド１の中心部６から低融点ガラス３
とメツシユ部８の境界５，５′方向にテンシヨン
が発生、保持される。さらに整形部４，４′全体
が低融点ガラス３により固着されることにより剛
性が付与されるため、整形部４，４′の上下折曲
げ部の変形によるテンシヨンの減少が全くなくな
り、前述の従来技術の欠点が除去される。
よつて本考案により従来技術では実現不可能で
あつた大型のグリツドの固定を十分な信頼性をも
つて実現できる。
あつた大型のグリツドの固定を十分な信頼性をも
つて実現できる。
第１図は従来のグリツドの固定構成を示す斜視
図、第２図は本考案のグリツドの固定構成を示す
斜視図、第３図は従来のグリツドの固定構成を示
す断面図、第４図は本考案のグリツドの固定構成
を示す断面図である。 なお図において、１……グリツド、２……陽極
基板、３……低融点ガラス、４，４′……グリツ
ドの整形部、５，５′……３と１の境界、８……
メツシユ部、１１……支持部である。
図、第２図は本考案のグリツドの固定構成を示す
斜視図、第３図は従来のグリツドの固定構成を示
す断面図、第４図は本考案のグリツドの固定構成
を示す断面図である。 なお図において、１……グリツド、２……陽極
基板、３……低融点ガラス、４，４′……グリツ
ドの整形部、５，５′……３と１の境界、８……
メツシユ部、１１……支持部である。
Claims (1)
- 蛍光表示管の陽極基板に固定されたグリツドが
前記基板に接触する支持部と前記基板と離間して
対向するメツシユ部とその間に位置する折曲げ整
形部とを有し、前記支持部に低融点ガラスを設け
て前記グリツドを前記基板に固定した蛍光表示管
において、前記低融点ガラスが前記支持部から折
曲げ整形部を経て前記メツシユ部の一部まで連続
的に延在していることを特徴とする蛍光表示管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9265783U JPS60850U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 蛍光表示管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9265783U JPS60850U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 蛍光表示管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60850U JPS60850U (ja) | 1985-01-07 |
| JPH0220750Y2 true JPH0220750Y2 (ja) | 1990-06-06 |
Family
ID=30222977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9265783U Granted JPS60850U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 蛍光表示管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60850U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS609040A (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-18 | Ise Electronics Corp | 螢光表示管 |
-
1983
- 1983-06-16 JP JP9265783U patent/JPS60850U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60850U (ja) | 1985-01-07 |
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