JPS6333385B2 - - Google Patents

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JPS6333385B2
JPS6333385B2 JP53075277A JP7527778A JPS6333385B2 JP S6333385 B2 JPS6333385 B2 JP S6333385B2 JP 53075277 A JP53075277 A JP 53075277A JP 7527778 A JP7527778 A JP 7527778A JP S6333385 B2 JPS6333385 B2 JP S6333385B2
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transistor
resistor
transistors
input
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JP53075277A
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JPS5434031A (en
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Arekusandoroitsuchi Efuimushukin Yurii
Arekusandoroitsuchi Boruzofu Anatorii
Denisoitsuchi Kanunnikofu Beniamin
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Publication of JPS6333385B2 publication Critical patent/JPS6333385B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M7/53Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M7/537Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters
    • H02M7/538Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a push-pull configuration
    • H02M7/53803Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a push-pull configuration with automatic control of output voltage or current
    • H02M7/53806Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a push-pull configuration with automatic control of output voltage or current in a push-pull configuration of the parallel type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Rectifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体デバイスを用いたDC−AC電
圧コンバータに関し、とくに交流電圧発生器とし
て測定装置および電気的装置の電力源に用いられ
るDC−AC電圧コンバータに関する。 〔従来の技術〕 複合トランジスタを中心にして形成した電圧調
整器を介して直流電圧源の出力で動作するマルチ
バイブレータを含むDC−ACコンバータ(直流か
ら交流への電圧変換器)は公知である。この電圧
調整器は安定抵抗とツエナーダイオードを有する
パラメトリツク電圧安定器(いわゆる定電圧安定
器)をそなえたものである。このマルチバイブレ
ータの次段に設けた主スイツチング素子のトラン
ジスタのエミツタは相互接続され、そのコレクタ
は、帰還巻線を有する出力変圧器の一次巻線の端
子に接続されている。さらにこの変圧器の帰還巻
線には整流器が接続されており、この整流器はシ
リーズ・オポジシヨン型に接続された複数のダイ
オードで構成されたものである。 このコンバータは整流器ダイオードの接続点と
複合トランジスタのコレクタ間に正方向に接続し
たダイオードを更にそなえている(ソ聯発明者証
第440752号参照)。 〔発明が解決しようとする課題〕 この従来のコンバータは、供給電圧が定格値を
1.5〜1.8倍までオーバした時でも正常に動作する
もので、供給電圧が2倍或は3倍となると(特に
直流電圧がたとえば9Vから30Vに増加すると)
付加ダイオードが導通化し、供給電圧がシリー
ズ・オポジシヨン接続したダイオードの陽極およ
びパラメトリツク電圧安定器の安定抵抗器に直接
加わるので、パラメトリツク安定器およびマルチ
バイブレータの次段に設けた主スイツチング素子
のトランジスタの動作に悪影響をあたえる。 従つて、整流器のダイオードはダイオードが整
流した電圧をオーバした供給電圧によつて導通状
態とされ、一方ツエナーダイオードは安定抵抗器
を介して直流電圧源と接続されることになる。 かくして、出力交流電圧の安定性が低下し、電
圧調整器の複合トランジスタを介して消費される
電力が実質的に増加する。 従つて、本発明の目的は、供給電圧が広範囲に
変化してもDC−AC電圧コンバータの安定した動
作を得る手段を提供することである。 さらに本発明の副次的な目的は、コンバータの
トランジスタの動作に関する温度条件を起善する
ことである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、複合トランジスタを中心として形成
され且つパラメトリツク電圧安定器をそなえた電
圧調整器を介して、直流電圧源の出力で動作する
マルチバイブレータを中心にして構成されたDC
−AC電圧コンバータであり、マルチバイブレー
タの次段に設けた増幅回路の主スイツチング素子
のトランジスタのエミツタが相互接続され、これ
らトランジスタのコレクタが帰還巻線を有する出
力変圧器の一次巻線の端子に接続され、帰還巻線
が整流器に接続され、この整流器の1つの端子が
分圧器の1つの端子に接続され、この分圧器の他
の端子がパラメトリツク電圧安定器の安定抵抗器
およびツエナーダイオードの接続点に接続され、
分圧器のセンタ・タツプが複合トランジスタのベ
ースに接続され、複合トランジスタのコレクタが
マルチバイブレータの次段に設けた増幅回路の主
スイツチング素子のトランジスタのエミツタの接
続点に結合され、整流器の他の端子がツエナーダ
イオードの自由端と前記複合トランジスタのエミ
ツタと一方の端子を出力変圧器の一次巻線のセン
タ・タツプに接続した直流電圧源の他方の端子に
接続したDC−AC電圧コンバータである。 〔作 用〕 本発明によるDC−AC電圧コンバータは、直流
供給電圧が2倍、3倍に変化しても安定な動作を
なす。 その理由は、本発明の一実施例の回路構成を表
わす添付図に基づいて説明すれば、次のとおりで
ある。 トランジスタ10と11を交互に導通あるいは
不導通にすることで変圧器17の各巻線に電圧が
発生する。 トランジスタ10を不導通で、入力直流電源端
子30,31からの電流は次の径路を流れる。す
なわちち、入力直流電圧源端子(−)30から変
圧器17のセンター・タツプ33を経て巻線16
の半分を充当してトランジスタ10と11のそれ
ぞれのエミツタを接続したエミツタ回路の、トラ
ンジスタ11を導通し、抵抗器14を通り、トラ
ンジスタ25のコレクターエミツタ接続を経て、
入力直流電圧源端子(+)31へ戻る。 この電流の流れはそれらの直列接続の要素を通
つて電圧降下を生ずる。かくして、 U=UI+Ut10,11+Ur14+Ut25 …(1) 但し、 Uは入力直流電源端子30,31間の電圧値、
UIは変圧器17の一次巻線の一方の半巻線の電
圧降下の振幅値、 Ut10,11は導通したトランジスタ10あるいは1
1の電圧降下の振幅値、 Ur14は抵抗器14の電圧降下の値、 Ut25はトランジスタ25の電圧降下の値であ
る。 トランジスタ10を導通したときも、その回路
は同様に構能する。 変圧器17の一次巻線16に印加される電圧
UIは、この電圧UIに比例した電圧を2次巻線1
8および帰還巻線19に発生させる。 帰還巻線19に発生した電圧は整流器20によ
り整流された後、端子21と22からの直流電圧
を波するキヤパシタ23を通り、抵抗27を経
てトランジスタ24のベース〜エミツタの接合点
とトランジスタ25のベース〜エミツタの接合点
へ加わるのである。 しかして、抵抗器28とツエナーダイオード2
9を通つて入力直流電圧源端子30,31からの
電流の通過により発生する電圧は、点32から抵
抗器26を通りトランジスタ24と25の直列接
続されたベース〜エミツタ接続点へ印加される。 ツエナーダイオード29の陽極に現われる電圧
の極性は整流器20の出力端子21と22間の電
圧の端子21に現われる極性と反対であるから、
両者の差電圧が抵抗器26と27の間の接続点で
つまりトランジスタ24のベースで発生する。 この電圧は負の極性を持つように調整されてお
り、この値は、入力直流電圧源端子30,31の
電圧最低値において、そのときのトランジスタ2
4のベース電流Jbでトランジスタ25の導通を維
持させるようにしてある。 ベース電流=Jb=Ub/Rio ここに、Ubは抵抗器26と27の接続点での
差の電圧の値、 Rioはトランジスタ24と25の直列接続され
たベース〜エミツタ接続点の出力抵抗値である。 このようにして、パラメトリツク電圧安定器に
よる点32の電圧と、交流出力電圧に依存する帰
還巻線19からの負帰還電圧とが、抵抗器26と
27の直列接続からなり両者の接続点で電圧を分
圧する分圧器において両電圧の差電圧が演算さ
れ、その演算して得られた負電圧で出力が制御さ
れる複合トランジスタ24と25のこれら制御手
段からなる電圧調整器を介して、マルチバイブレ
ータの次段に設けた主スイツチング素子(トラン
ジスタ10,11)の制御電圧(抵抗34とツエ
ナーダイオード35の接続点とトランジスタ24
と25の共通コレクタとの間の電圧)が調整さ
れ、交流出力電圧の振幅値は一定に保つ。 〔実施例〕 以下、本発明をその好ましい実施例について説
明する。 添付図面の通り本発明によるDC−ACコンバー
タはRC(抵抗器・コンデンサ)結合回路を有する
トランジスタ式マルチバイブレータをそなえたも
のである。このマルチバイブレータは、2つのト
ランジスタ2,3と、トランジスタ2のコレクタ
回路に設けた抵抗器4と、トランジスタ3のコレ
クタ回路に設けた抵抗器5と、トランジスタ2の
ベース回路に接続した抵抗器6と、トランジスタ
3のベース回路に接続した抵抗器7と、コンデン
サ8,9をそなえている。 このマルチバイブレータの次段には更にトラン
ジスタ10,11をそなえ、そのエミツタは相互
接続され、ベースはトランジスタ2,3にそれぞ
れ接続されている。トランジスタ10のベースは
抵抗器12に、トランジスタ11のベースは抵抗
器13にそれぞれ接続されている。抵抗器12,
13の他端は相互接続され、更に帰還抵抗器14
を介してトランジスタ10,11のエミツタの接
続点15に接続されている。 トランジスタ10,11のコレクタは出力変圧
器17の一次巻線16の端子に接続され、この変
圧器17の二次巻線18の端子はコンバータの出
力端子である。変圧器17は帰還巻線19を有
し、この巻線の端子は端子21,22を有する整
流器20に接続されている。整流器20の端子2
1,22の間には、フイルタ23が接続されてい
る。 DC−ACコンバータは、更に複合トランジスタ
24,25を中心に形成した電圧調整器をそなえ
ている。これらトランジスタ24,25のコレク
タは帰還抵抗器14を介してトランジスタ10,
11のエミツタ接続点15に接続され、またその
ベースは抵抗器26,27からなる分圧器の抵抗
器26,27の共通接続点に接続されている。 電圧調整器の前段にはパラメトリツク電圧安定
器を有し、このパラメトリツク電圧安定器は衝撃
抵抗器28およびツエナーダイオード29の直列
回路と分圧器(抵抗器26,27)で形成され、
抵抗器28の自由端(他端)は入力直流電圧源
(図示せず)の端子30に接続され、ツエナーダ
イオードの自由端(他端)は入力直流電圧源の端
子31に接続されている。抵抗器28とツエナー
ダイオード29の接続点32は、分圧器の抵抗器
26の一端に接続されている。分圧器の抵抗器2
7の他端は整流器20の端子21に接続され、整
流器20の他の端子22は入力直流電圧源の端子
31と、複合トランジスタ24,25におけるト
ランジスタ25のエミツタとに接続されている。 一次巻線16のセンタタツプ33は入力直流電
圧源の端子30に接続され、この端子30には抵
抗器34の一端が接続されている。抵抗器34の
他端はツエナーダイオード35の一端(陽極)
に、更に抵抗器4,5,6,7の他端にそれぞれ
接続されている。ツエナーダイオード35の他端
(陰極)は抵抗器12,13,14の接続点に接
続されている。 以下、本発明によるDC−ACコンバータの動作
を説明する。 トランジスタ2,3のプツシユ・プル接続にな
るマルチバイブレータ(弛張発振回路)とおのお
の出力段に設けた増幅回路のトランジスタ10,
11の主スイツチング素子から形成した回路1は
入力直流電圧源端子30,31の電圧で付勢され
ると、抵抗器6,7の定格抵抗値とコンデンサ
8,9の定格容量値とによつて決まる弛張振動周
波数で電圧パルスを発生し始め、交流電圧が変圧
器17の巻線に発生する。この交流電圧の振幅は
入力直流電圧源端子30,31間の直流電圧値
と、ツエナーダイオード35の電圧および複合ト
ランジスタ24,25の電圧降下とになるもので
ある。 変圧器17の帰還巻線19の両端に発生する電
圧は、整流器20の端子21と22の間に生起す
る。端子21の電圧極性は正極であり、ツエナー
ダイオード29の陽極に接続された点32の電圧
はそれに反対の電圧極性が負極であることから、
トランジスタ24のベースに接続された抵抗器2
6と27の接続点で負の差電圧を生ずる。 その結果として、トランジスタ24と25のベ
ース〜エミツタ接続を流れる電流が生じ、これに
よりトランジスタ25のコレクタ電流が流れ、そ
れの電圧降下が生ずることになる。 複合トランジスタ24,25は次のように動作
する。即ち、入力直流電圧源端子30,31への
供給電圧の最小値において、ツエナーダイオード
29の陽極から抵抗26を介して印加された電圧
によつて複合トランジスタ24,25は導通す
る。 この場合、コンバータの出力巻線18にあらわ
れる交流電圧は、例えば供給電圧の値の2倍に比
例するようにしてある。 ところで入力直流電圧源30,31の電圧が定
格値より大であるならば、このコンバータに接続
される負荷(図示せず)は一次巻線16に流れる
電流を生じさせるが、この一次巻線16に流れる
大きい値の電流は2次巻線18・帰還巻線19に
電流を生じさせ、その結果、トランジスタ10あ
るいは11と抵抗14とトランジスタ25の電圧
降下の値をより大きくする。 したがつて、一次巻線16の電圧は、このコン
バータが入力直流電圧源端子30,31の電圧の
定格値で使用されているときの値になる。 しかして入力直流電圧源端子30,31からの
供給電圧が低いときは、一次巻線16の低い電圧
は、帰還巻線19に低い電圧を発生させるが、こ
の帰還巻線19の低い電圧は整流器20の端子2
1に低い整流された正極性の電圧を発生させる。 このとき、トランジスタ24のベースに接続さ
れる抵抗器26と27の接続点の電圧は、より一
層低い負極性になり、それに基づき、トランジス
タ24と25のベース〜エミツタ接続に電流が流
れ、トランジスタ25を導通し、そのコレクタ〜
エミツタ接続により少ない電圧降下を生じさせ、
トランジスタ10あるいは11に直列接続して構
成された回路の抵抗器14と変圧器17の一次巻
線16を流れる電流を増加させる、この大きい電
流は一次巻線16の電圧降下を増加させ、それに
より出力巻線18の交流電圧の振幅を増加させ
る。 この状態は、出力巻線18の電圧がその以前の
レベル、すなわちその当初の設定値へ戻るまで遂
行される。 かくして、入力直流電圧源端子30,31の供
給電圧の最小値では、トランジスタ10と11は
設定どうりに機能し、トランジスタ25は十分に
導通し、最小の電力を消費し、入力直流電圧源端
子30,31の供給電圧の最大値のときに、トラ
ンジスタ25は不導通に近い状態にされ、付加的
な電力を著しく消費する。 このときに、トランジスタ10と11はそれら
の予め決められた設定動作条件により、これが作
用してそれらを流れる電流は僅かすなわち設定ど
うりの値である。なぜなら、より高い供給電圧に
比例して通常現われる付加的な電力の消費が、ト
ランジスタ10あるいは11では生ずることな
く、それらの温度状態は良好に維持するからであ
る。 そして、入力直流電圧源端子30,31からの
供給電圧が大きくなるにつれて、マルチバイブレ
ータの次段に設けた主スイツチング素子のトラン
ジスタ10,11に加えられる電圧も増加し、ま
た二次巻線18、帰還巻線19に発生する交流電
圧も大きくなる。同時に整流器20の端子21,
22間の電圧が増加し、整流器20およびツエナ
ーダイオード29から抵抗器26,27、複合ト
ランジスタ24,25を介して流れる全電流が減
少する。従つて複合トランジスタ24,25は悪
い導通状態となり、トランジスタ25のコレクタ
−エミツタ接合部の電圧降下が増加する。かくし
て、トランジスタ25およびマルチバイブレータ
の次段の主スイツチング素子のトランジスタ1
0,11間の電圧は再分配されて、コンバータ出
力における交流電圧の振幅は初期の振幅に減少す
る。 トランジスタ10と11における電力の消費の
機構は前述のとおりであるからその消費電力の再
分配が、放熱体の中に配置されたトランジスタ1
0と11のそれぞれで消費される電力の量は、交
流電圧源30,31の電圧値の高低に拘らずほぼ
等しくあるように設定され、それらの放熱は前記
放熱体においてなされる。 トランジスタ10と11と25の3つの別箇の
放熱体を使うことにより、このコンバータを適用
する例えば点火器の1点により多く効果的に放熱
体を集約することができる。 ここで、本発明の作用をさらに敷衍して述べ
る。 帰還巻線19から検出された端子21の電圧
は、ツエナーダイオード29の陽極からとり出さ
れた点32の電圧に対して反対の極性を持つか
ら、それで、抵抗器26,27の電圧分圧器の中
間の端子つまり接続点で両方の電圧が差の電圧
(負電圧)として導出され、帰還巻線19で発生
した電圧は複合トランジスタ24,25のベース
〜エミツタ接続点で負の電圧降下を生じ、その結
果、複合トランジスタ24,25での電圧降下の
値はより大きくなるようにしてある。 このコンバータは抵抗器28とツエナーダイオ
ード29からなる電圧安定器をそなえ、両者の共
通接続点32には、変圧器17の帰還巻線19の
出力端に接続された整流器20の正の端子21か
ら抵抗器26と27の直例接続が接続されてい
る。 この回路構成は、端子21と点32の電圧は相
反する極性で、点32の電圧が負極性で端子21
の電圧が正極性であり、整流器20の他の端子2
2はツエナーダイオード29の他の端子(陰極)
に接続され、直列接続された抵抗器26と27の
共通接続点はトランジスタ24のベースに接続さ
れており、抵抗器26と27の接続点で電圧分割
の限界を定めるようにしてある。 この抵抗器26と27の接続点の電圧は点32
および整流器20の出力端子21の電圧および抵
抗器25と27相互間の抵抗比率によつて制御さ
れる。 しかしながら、機能を開始するこのコンバータ
にとつて、トランジスタ24のベース電圧はトラ
ンジスタ24と25のベース〜エミツタ接続点の
電圧降下の値の合計よりその絶対値は大であり、
かつ負極性であるように最初に選定される。 その接続でこの状線で発生したベース電流は、
トランジスタ24と25を導通させる。 抵抗器26と27を接続したトランジスタ24
のベースの接続点の電圧は、抵抗器26と27間
の適当な比率を選ぶことによつて調整である。 その比率は、入力直流電圧源から端子30と3
1に与えられる最小電圧値のときに、十分にトラ
ンジスタ25の導通が保持されるように、選定さ
れる。 この動作状態は、抵抗器27の抵抗値を増加さ
せ、抵抗器26の抵抗値を減少させることによ
り、達成される。 この現象は、十分に導通したトランジスタ25
では最小の値の電圧降下となり、端子30と31
へ与えられる電圧の大部分をマルチバイブレータ
へ適用させる。 このマルチバイブレータへの電圧は、ツエナー
ダイオード29の電圧によつて制限されない。 このマルチバイブレータの動作態様は、変圧器
17の一次巻線16に交流電圧を与え、振幅値
UI〔上記(1)式を参照〕を持つ。 換言すれば、供給される入力直流電圧源端子3
0,31の電圧は、交流電圧の振幅値にトランジ
スタ10あるいは11および抵抗器14ならびに
導通しているトランジスタ25の電圧降下の値を
加えたものに等しい。 したがつて、直流電圧源端子30,31によつ
て供給される電圧が例えば最小値の9Vになつた
ときは、複合トランジスタ24,25のベース〜
エミツタの接合点の負電圧の絶対値は大きくな
り、複合トランジスタ24,25の電圧降下はそ
の最低値に達し、その結果、マルチバイブレータ
の出力の次段に設けた主スイツチング素子の交流
電圧の振幅は増加し、設定された振動値の交流電
圧を出力するようになる。 入力直流電圧源によつて供給される電圧が逆に
最大値の30Vであるときは、帰還巻線19に発生
する正極性の電圧の値が、より大きくなるため
に、複合トランジスタ24,25のベース〜エミ
ツタ接合点での負極性の電圧は、複合トランジス
タ24,25が不導通に近くなる点まで移行し、
そのトランジスタ25での電圧降下は最大の値と
なり、その結果、マルチバイブレータの次段に設
けた主スイツチング素子(トランジスタ10,1
1)の出力の交流電圧の振幅は減退し、設定され
た振幅値の交流電圧を出力するようになる。 なんとなれば、帰還巻線19から検出され整流
器20により整流された端子21の電圧はツエナ
ーダイオード29からとり出される点32の電圧
の極性に相反する正極性であり、入力直流電圧源
の端子30,31への供給電圧の増加は、変圧器
17の巻線16の電圧の振幅値UIを高めるから
である。 また、これは帰還巻線19の発生電圧を増加さ
せ、結果として整流器20の端子21の正の電圧
を増加し、トランジスタ24のベースに接続され
た抵抗器26,27の接続点の負の電圧の絶対値
を小さくさせるからである。 これにより、トランジスタ24と25のベース
電流は減少し、トランジスタ25のコレクタエミ
ツタ接続の電圧降下の値は増加することになる。 その増加は一次巻線16の増加した電圧が補償
され設定値になるまで続く。 この状態でこの回路は、(1)式に類似の次の(2)式
によつて凡そ表現できる安定した動作をする。か
くて、 U′=UI+Ut10,11+Ur14+U′t25 …(2) ただし、U′は入力直流電圧源端子30,31
の新しい電圧、U′t25はトランジスタ25の新し
い電圧である。 この(2)式の電圧の残余の項は(1)式の同じ項の電
圧に実質的に等しい。 このようにして、入力直流電圧源端子30,3
1の電圧値が最少で例えば9Vであるときは、ト
ランジスタ24のベース〜エミツタ接続の負の電
圧は最大の値となり、トランジスタ24のベース
〜エミツタ接続の負の電圧は最大の値となり、ト
ランジスタ25のコレクタ〜エミツタ接続を十分
導通させ、その電圧降下の値は最小の値になる。 コンバータの出力巻線18の交流電圧の振幅の
大きさは、そのとき最適の設定値である。 入力直流電圧源端子30,31の電圧値が最大
でたとえば30Vであるときは、トランジスタ24
に接続された抵抗器26と27の接続点の負の電
圧は最小の値となり、トランジスタ24と25は
殆んど不導通である。 この状態では、トランジスタ25の電圧降下の
値は最大となり、コンバータの出力巻線18の交
流電圧の振幅の大きさは最適の設定値で、かつ帰
還巻線19の帰還電圧係数により指定されたレベ
ルより僅かに上にとどめるようにしてある。 実際的にこのコンバータに最大負荷を負荷した
時に、計測された各点に現われた電圧の値が、下
に掲げる表に示される。
【表】 ツエナーダイオード29と衝撃抵抗器28の共
通接続点32の電圧、帰還巻線19の端子21,
22の間の電圧と複合トランジスタ24,25の
利得定数の間の適当な関係を選ぶことにより、直
流電圧源端子30,31により供給される電圧の
変動や出力巻線18の端子に接続される負荷変動
という運用条件下での、マルチバイブレータの次
段に設けた主スイツチング素子(トランジスタ1
0,11)の交流電圧の振幅を一定にすること
が、可能になる。 負荷をコンバータに接続した時、入力直流電圧
源端子30,31に供給される電圧が一層高い場
合に、マルチバイブレータの次段に設けた主スイ
ツチング素子のトランジスタ10,11を流れる
電流の直流分が一時的に増加するが直ぐ設定値に
なり、一方出力巻線18に流れる交流分の振幅は
殆んど変化することなく設定値を保つ。これは、
次のような理由によるものである。即ち、負荷を
接続した時、トランジスタ10,11および出力
変圧器17の巻線の電圧降下が出力巻線18の電
圧および帰還巻線19の電圧を低下させ、従つて
複合トランジスタ24,25がより良い導通状態
となり、複合トランジスタの電圧降下が減少する
ことによるものである。従つて、出力巻線18の
交流電圧の振幅値はその以前の値に戻る。 かくして、トランジスタ25およびトランジス
タ10,11に消散される電力の再分配が生じ、
これらトランジスタの温度条件は更に好ましいも
の、つまりトランジスタ10,11の電力消費は
一定で、トランジスタ25で電力消費を調整する
ことになる。 〔発明の効果〕 かくして、本発明は、たとえば測定装置の交流
電圧発生器として適切なものとなる。 特に、その性能内においてコンバータをマイク
ロ抵抗メータを用いた場合、供給電圧の変化範囲
を相当大きく広げることができ、更に何等付属品
を付加しないでもメータを9〜30Vの直流電圧源
に結合することができる。このマイクロ抵抗メタ
ーのテスト結果によれば、供給電圧が9Vから
30Vに変化した場合、電圧増加による測定誤差は
2%以内であつた。また負荷を取去つた時(無負
荷状態)、供給電圧が30Vの場合で、トランジス
タ10,11のコレクタの電圧の振幅値は、供給
電圧9Vで通常得られる値を越えるものではなか
つた。 トランジスタ25およびトランジスタ10,1
1で消散される電力の再分配がなされることによ
り、ラジエータの構成を合理的なものとし、メー
タの重量を軽減することがきた。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明によるDC−AC電圧コンバー
タの回路図である。 1……マルチバイブレータとその次段に設けた
主スイツチング素子から形成した回路、2,3,
10,11……トランジスタ、16……一次巻
線、17……出力変圧器、18……二次巻線、1
9……帰還巻線、20……整流器、21,22…
…整流器の端子、24,25……複合トランジス
タ、26,27,28……抵抗器、29……ツエ
ナーダイオード、30,31……入力直流電圧源
端子、32……抵抗器28とツエナーダイオード
29の共通接続点、33……一次巻線16のセン
タタツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外部から電力を供給する入力直流電圧源の負
    の端子30に接続されたセンタータツプ33をも
    つ一次巻線16と、交流出力電圧を発生し出力さ
    せる二次巻線18と、入力直流電圧源電圧に比例
    した交流出力電圧を検出する帰還巻線19とから
    成り、帰還巻線19の検出端子には整流器20が
    接続されている出力変圧器17と、 この出力変圧器17の前段に設けられ一次巻線
    16ヘプツシユプル接続されて増幅回路を形成す
    るトランジスタ10とトランジスタ11とをそな
    え、その共通のエミツタ回路に接続した帰還抵抗
    器14の他端およびトランジスタ10のベースと
    トランジスタ11のベースにそれぞれ接続された
    抵抗器12,13の他端との共通接続により形成
    されトランジスタ10とトランジスタ11とを流
    れるコレクタ電流を安定させる帰還回路をもち、
    入力直流電圧源の負の端子30に接続された抵抗
    器34の他端と帰還回路との間に介挿接続された
    増幅回路の出力電圧の最高値を規制するツエナダ
    イオード35との接続点に共通供給点で接続され
    かつプツシユプル接続されたトランジスタ2と3
    からなる弛張発振をなすマルチバイブレータを設
    け、その出力を増幅するトランジスタ10と11
    からなる増幅回路へ接続して形成された回路1
    と、 抵抗器12と13及び帰還抵抗器14との共通
    接続点にコレクタ接続しエミツタを入力直流電圧
    源の正の端子31に接続しかつベースを抵抗器2
    7を介して帰還巻線19の出力を整流する整流器
    20の正側出力端子21へ接続するとともにベー
    スから抵抗器26を経てツエーナダイオード29
    の陽極に接続した複合トランジスタ24,25
    と、整流器20の整流した電圧に対応して、ツエ
    ナーダイオード29の陽極から抵抗器26と27
    の接続点へ与える直流電圧を調整し、この調整さ
    れた調整電圧により制御される複合トランジスタ
    24,25のコレクタ電圧をその陰極に受けるツ
    エナーダイオード35とで形成された電圧調整器
    と、 入力直流電圧源の負の端子30に接続された抵
    抗器28と入力直流電圧源の正の端子31にその
    陰極を接続したツエナーダイオード29が、接続
    点32で直列接続され、この接続点32は整流器
    20の正側の出力端子21に抵抗器26と抵抗器
    27の直列接続を介して接続され、抵抗器26と
    27の共通接続点は電圧調整器の複合トランジス
    タ24,25のベースに接続され電圧調整器に調
    整されるべき電圧降下を生じさせる電圧安定器
    と、 をそれぞれ備え、 入力直流電圧源の負の端子30と正の端子31
    に加わる電圧の値が、高いときは抵抗器26と抵
    抗器27の接続点である複合トランジスタ24,
    25のベースの電位が比較的に高くなり複合トラ
    ンジスタ24,25における電圧降下を大きく
    し、低いときは複合トランジスタ24,25のベ
    ースの電位が比較的に低くなり複合トランジスタ
    24,25における電圧降下を小さくし、一定の
    振幅値の交流電圧を出力変圧器17の出力巻線1
    8から出力する ことを特徴とするDC−AC電圧コンバータ。
JP7527778A 1977-06-21 1978-06-21 Dccac voltage converter Granted JPS5434031A (en)

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ES (1) ES470949A1 (ja)
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AU3734278A (en) 1980-01-03
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GB2000616B (en) 1982-01-13
AU521771B2 (en) 1982-04-29
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US4173040A (en) 1979-10-30
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ES470949A1 (es) 1979-02-01
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