JP4453118B2 - 電源回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御系ライン及び無制御系ラインに電源信号を供給する電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電源回路では、図7に示すように、トランス1の二次巻線2sの中間位置にコモン端子t0が設けられ、二次巻線2sの両端が、ダイオード3a、3bの陽極側にそれぞれ接続され、ダイオード3a、3bの陰極側に制御系ラインに電源信号を供給する制御系端子tcが設けられ、制御系端子tcとコモン端子t0間にコンデンサ6が接続されている。
また、コモン端子t0と二次巻線2sの一端との中間位置が、ダイオード5aの陽極側に接続され、コモン端子と二次巻線2sの他端との中間位置が、ダイオード5bの陽極側に接続され、ダイオード5a、5bの陰極側に無制御系ラインに電源信号を供給する無制御系端子tuが設けられ、無制御系端子tuとコモン端子t0間にコンデンサ7が接続されている。
【0003】
このような構成の従来の電源回路では、トランス1の一次巻線2pの両端に印加されるAC電圧により、二次巻線2sの両端に変換された電圧が誘起され、コモン端子t0の電位に対する二次巻線2sの一端の電圧と、コモン端子t0の電位に対する二次巻線2sの他端の電圧との極性に対応して、ダイオード3a、或いはダイオード3bが導通し、コモン端子t0と制御系端子tc間からは、二相半波整流されてコンデンサ6で平滑化された電源信号が、制御系ラインの負荷に供給される。
また、二次巻線2sの両端に誘起された変換電圧に基づき、コモン端子t0と二次巻線2sの一端との中間位置において、ダイオード5aの陽極側に接続される接続点での電圧と、コモン端子t0と二次巻線2sの他端との中間位置において、ダイオード5bの陽極側に接続される接続点での電圧とのコモン端子t0の電位に対する極性に対応して、ダイオード5a、或いは第オード5bが導通し、コモン端子t0と無制御端子tu間からは、二相半波整流されてコンデンサ7で平滑化された電源信号が、無制御系ラインの負荷に供給される。
【0004】
前述の従来の電源回路では、コモン端子t0と無制御端子tu間の電源信号の電圧は、トランス1の二次巻線の巻線比で定まる電圧となり、制御系ラインの負荷に供給される電源信号が変動すると、トランス1の二次巻線の巻線比で定まる電圧も変動し安定性が充分でないので、コモン端子t0と無制御端子tu間に、3端子レギュレータ回路や、ダウンチョッパー回路が接続された状態で使用されることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、電源回路のコモン端子t0と無制御端子tu間に、3端子レギュレータ回路やダウンチョツパ回路を接続すると、所定の電圧値の安定した電源信号を、無制御系ラインの負荷に供給することが可能になるが、電源信号の出力電圧値に対応付けて、別途回路を接続することが必要で、製造コスト上でも問題があり、また、この場合には所望の電圧値の電源信号を調整出力することはできない。
【0006】
本発明は、前述したようなこの種の電源回路の無制御ラインへの電源信号供給の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成により、所望の電圧値に調整された安定した電源信号を無制御ラインに供給可能な電源回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、電源トランスの二次巻線に設けたコモン端子の電位を基準にして、互いに逆極性の第1の電源電圧Vaが印加される第1の入力端子及び第2の入力端子を備え、制御系ラインに整流された第1の電源信号を供給する第1の整流ユニットと、
前記コモン端子の電位を基準にして、互いに逆極性の第2の電源電圧Vbが印加される第3の入力端子及び第4の入力端子を備え、無制御系ラインに整流された第2の電源信号を供給する第2の整流ユニットと、
前記第1の電源信号の電流変化率及び電圧をそれぞれΔIc及びVcとし、前記第1の整流ユニットの順方向バイアスに基づく動作特性定数をA(>1)とし、前記第2の整流ユニットの順方向バイアスに基づく動作特性定数をB(<1)とし、前記第2の電源電圧Vbと前記第1の電源電圧Vaとの比kをk=Vb/Vaとしたときに、前記第2の電源信号の電圧を目標値Eに安定に設定するように自己インダクタンス値LがL=(1/ΔIc){E/(k・A・B)−Vc}で設定され、前記第1の整流ユニットの出力端子と前記制御系ラインに前記第1の電源信号を供給するための制御系端子との間に接続されるチョークコイルと
を有するものである。
【0008】
同様に前記目的を達成するために、請求項2記載の発明は、電源トランスの二次巻線に設けたコモン端子の電位を基準にして、互いに逆極性の第1の電源電圧Vaが印加される第1の入力端子及び第2の入力端子を備え、制御系ラインに整流された第1の電源信号を供給する第1の整流ユニットと、
前記コモン端子の電位を基準にして、互いに逆極性の第2の電源電圧Vbが印加される第3の入力端子及び第4の入力端子を備え、無制御系ラインに整流された第2の電源信号を供給する第2の整流ユニットと、
前記第1の電源信号の電流の変化に応じる前記第1の整流ユニットの入力電流の変化率をΔIaとし、前記第2の整流ユニットの順方向バイアスに基づく動作特性定数をB(<1)とし、前記第2の電源電圧Vbと前記第1の電源電圧Vaとの比kをk=Vb/Vaとしたときに、前記第2の電源信号の電圧を目標電圧値Eに安定に設定するように、自己インダクタンス値LがL=(E−k・B・Va)/(k・B・ΔIa)で設定され、前記二次巻線の前記第1の電源電圧の一方の極性の供給点と前記第1の整流ユニットの前記第1の入力端子との間、及び、前記二次巻線の前記第1の電源電圧の他方の極性の供給点と前記第1の整流ユニットの前記第2の入力端子との間にそれぞれ接続されるチョークコイルと
を有するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態を、図1ないし図5を参照して説明する。
図1は本実施の形態の構成を示す回路図、図2は本実施の形態の動作特性をチョークコイルのインダクタンスをパラメータとして示す特性図、図3は本実施の形態により制御系ラインに供給される電源信号と無制御系ラインに供給される電源信号との対応関係を示す特性図、図4は本実施の形態の無制御系ラインに供給される調整後の電源信号を示す特性図、図5は本実施の形態のチョークコイルのインダクタンスと無制御ラインに供給される電源信号との関係を示す特性図である。
【0010】
本実施の形態では、図1に示すように、すでに図7を参照して説明した従来の電源回路に対して、ダイオード3a、3bの陰極側と制御系端子tc間に、自己インダクタンスがLのチョークコイル10が接続されている。
本実施の形態のその他の部分の構成は、すでに説明した従来の電源回路と同一なので、重複する説明は行わない。
【0011】
このような構成の本実施の形態の動作を説明する。
本実施の形態では、トランス1の一次巻線2pの両端に印加される交流電圧が、二次巻線2sに巻線比で定まる交流電圧として電磁誘導され、二次巻線2sの中間位置に設けられるコモン端子t0に対して、電圧Vaとしてダイオード3a、3bに互いに逆極性で印加され、ダイオード3a、3bが交互に導通状態となり、制御系端子tcから電圧Vc、電流Icの第1の電源信号が制御系ラインに供給される。
また、二次巻線2sに誘導される交流電圧から、コモン端子t0に対して、電圧Vb(<Va)が、ダイオード5a、5bに互いに逆極性で印加され、ダイオード5a、5bが交互に導通状態となり、無制御系端子tuから電圧Vu、電流Iuの第2の電源信号が無制御系ラインに供給される。
【0012】
この状態で、第1の電源信号の電流Icが、dIc/dt=△Ic変化すると、チョークコイル10の自己インダクタンスをLとして、チョークコイル10の電磁誘導によって、第1の電源信号の電圧Vcは、(1)式に示すように変化する。
【0013】
Vc´=Vc±L・△Ic (1)
【0014】
(1)式では電流Icが増加すると負号が取られ、電流Icが減少すると正号が取られるが、以下では説明を簡単にするために電流Icが減少する場合について説明する。
第1の電源信号の電圧Vcが、VcからVc+L・△Icに変化すると、ダイオード3a、3bの順方向バイアスに基づく動作特性定数をA(>1)として、コモン端子t0の電位を基準にして、ダイオード3aまたはダイオード3bの陽極に印加される電圧Vaは、(2)式で与えられる電圧Va´に変化する。
【0015】
Va´=A(Vc+L・△Ic) (2)
【0016】
電圧VaがVa´に変化すると、Vbはk=Vb/Vaとして、Vb´=kVa´に変化する。
VbがVb´に変化すると、ダイオード5a、5bの陰極側の電圧Vuは、ダイオード5a、5bの順方向バイアスに基づく特性定数をB(<1)として、(3)に示すVu´に変化する。
【0017】
Vu´=Vb´・B
=k・A・B(Vc+L・△Ic) (3)
【0018】
本実施の形態では、第2の電源信号の電圧Vu´が所定値Eになるように、チョークコイル10のインダクタンスLが選択されており(4)式が成立する。
【0019】
k・A・B(Vc+L・△Ic)=E (4)
【0020】
(4)式から(5)式が得られる。
【0021】
L=(1/△Ic){E/(k・A・B)−Vc} (5)
【0022】
ところで、Ic´=Ic+△Icとして(2)式に基づき、Vb´=kVa´からVb´を求めると(6)式が得られる。
【0023】
Vb´=k・A(Vc−L・Ic)+k・A・L・Ic´ (6)
【0024】
(6)式からダイオード5a、5bの陽極側の電圧Vb´と、制御系端子tcの電流Ic´との間には、図2に示すような直線関係があり、その勾配はチョークコイル10の自己インダクタンスLになり、自己インダクタンスLが増加するほど勾配が急になる。一方、無制御系端子tuの電圧Vu´と電圧Vb´間には、Vu´=B・Vb´の関係があるから、電圧Vb´に対応する無制御系端子tuの電圧Vu´と電流Ic´との間には、図3に示すように電圧Vb´よりも緩い勾配の直線関係がある。
【0025】
本実施の形態では、(5)式で示すようにチョークコイル10のインダクタンスLが選択されているので、図3において、制御系端子tcの電流Ic´に対して、無制御系端子tuの電圧Vu´を一定の目標値に設定し、図4に示すように、制御系端子tcの所定範囲内の電流Ic´に対して、制御系端子tcの電圧をEに安定に設定することが可能になる。
【0026】
このように、本実施の形態によると、制御系端子tcの電流Icが△Ic変化すると、ダイオード3a、3bの陰極側と制御系端子tc間に接続されている自己インダクタンスLのチョークコイル10の電磁誘導によって、制御端子tcの電圧が、L・△Ic変化し、トランジスタ3a、3b、5a、5bの順バイアス電圧による動作特性、トランス1の二次巻線2sの電圧取出し位置により、この電圧の変分L・△Icに対応して、無制御系端子tuの電圧Vu´が、Vu´=k・A・B(Vc+L・△Ic)となり、自己インダクタンスLを、(1/△Ic){E/(k・A・B)−Vc}に設定することにより、無制御系端子tuの電圧がEに安定に設定され、簡単な構成によって、常に目標の電圧値に調整設定された安定した第2の電源信号を無制御ラインに供給することが可能になる。
【0027】
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態を、図6を参照して説明する。
図6は本実施の形態の構成を示す回路図である。
【0028】
本実施の形態では、図6に示すように、すでに図1を参照して説明した第1の実施形態では、ダイオード3a、3bの陰極側と制御端子tc間に接続されていたチョークコイル10を、トランス1の二次巻線2sの一端とダイオード3aの陽極側間、及び二次巻線2sの他端とダイオード3bの陽極側間にそれぞれ接続した構成となっている。
本実施の形態のその他の部分の構成は、すでに説明した第1の実施の形態と同一なので、重複する説明は行わない。
【0029】
本実施の形態において、ダイオード3aで整流動作が行われる場合について説明すると、制御系端子tcの電流Icが変化すると、これに対応してダイオード3aの陽極側の電流が△Ia変化するので、ダイオード3aの陽極側の電圧Vaは、(7)式のように変化する。
【0030】
Va´=Va+L・△Ia (7)
【0031】
Va´に対応してダイオード5aの陽極側の電圧は、VbからVb´=k・Va´に変化し、無制御系端子tuの電圧Vu´は、次式で与えられる。
【0032】
Vu´=k・B・Va´
=k・B(Va+L・△Ia) (8)
【0033】
(8)式から、チョークコイル10の自己インダクタンスLを、(9)式のように選択すると、電流Iaに変分△Iaが生じても、無制御系端子tuの電圧は目標値Eに安定に設定される。
【0034】
L=(E−k・B・Va)/(k・B・△Ia) (9)
【0035】
このように、本実施の形態によると、制御系端子tcの電流Icの変化によつて、ダイオード3aの陽極側の電流Iaに変分△Iaが生じると、チョークコイル10によって、誘導電圧L・△Iaが発生し、この誘導電圧によって、ダイオード5aの陽極側の電圧がVb´=k・Va´=k(Va+L・△Ia)に変化し、電圧Vb´は電流のIa´に対して、チョークコイル10の自己インダクタンスLを勾配とする直線特性となる。
そして、無制御系端子tuの電圧Vu´は、Vu´=k・B・Va´となり、チョークコイル10の自己インダクタンスLを(9)式のように選択すると、無制御系端子tuの電圧Vu´が電流変分△Iaの影響を受けずに一定の目標値Eに安定に設定され、簡単な構成によって、常に目標の電圧値に調整設定された安定した第2の電源信号を無制御ラインに供給することが可能になる。
【0036】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によると、第1の整流ユニットの第1の入力端子と第2の入力端子とに、電源トランスの二次巻線に設けたコモン端子の電位を基準にして、互いに逆極性の第1の電源電圧がそれぞれ印加され、第1の整流ユニットから制御系ラインに整流された第1の電源信号が供給され、第2の整流ユニットの第3の入力端子と第4の入力端子とに、電源トランスの二次巻線に設けたコモン端子の電位を基準にして、互いに逆極性の第2の電源電圧がそれぞれ印加され、第2の整流ユニットから無制御系ラインに整流された第2の電源信号が供給されるが第1の電源信号の電流変化率、第1の整流ユニットの動作特性、及び第2の整流ユニットの動作特性に基づいて、第2の電源信号の電圧を目標値に安定に設定するように、自己インダクタンス値が選択されたチョークコイルが、第1の整流ユニットの出力端子に直列に接続されており、第1の電源信号の電流が変化しても、チョークコイルの誘導電圧に基づいて、第2の電源信号の電圧は目標値に安定に設定されるので、簡単な構成によって、常に目標の電圧値に調整設定された安定した第2の電源信号を無制御ラインに供給することが可能になる。
【0037】
請求項2記載の発明によると、第1の整流ユニットの第1の入力端子と第2の入力端子とに、電源トランスの二次巻線に設けたコモン端子の電位を基準にして、互いに逆極性の第1の電源電圧がそれぞれ印加され、第1の整流ユニットから制御系ラインに整流された第1の電源信号が供給され、第2整流ユニットの第3の入力端子と第4の入力端子とに、電源トランスの二次巻線に設けたコモン端子の電位を基準にして、互いに逆極性の第2の電源電圧がそれぞれ印加され、第2の整流ユニットから無制御系ラインに整流された第2の電源信号が供給されるが第1の電源信号の電流変化に応じた第1の整流ユニットの入力電流の変化率、第1の整流ユニットの動作特性、及び第2の整流ユニットの動作特性に基づいて、第2の電源信号の電圧を目標値に安定に設定するように、自己インダクタンス値が選択されたチョークコイルが、二次巻線の第1の電源電圧の各極性の供給点と、対応する第1の入力端子間或いは第2の入力端子間にそれぞれ接続されており、第1の電源信号の電流が変化しても、チョークコイルの誘導電圧に基づいて、第2の電源信号の電圧は目標値に安定に設定されるので、簡単な構成によって、常に目標の電圧値に調整設定された安定した第2の電源信号を無制御ラインに供給することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示す回路図である。
【図2】同実施の形態の動作特性をチョークコイルのインダクタンスをパラメータとして示す特性図である。
【図3】同実施の形態により制御系ラインに供給される電源信号と無制御系ラインに供給される電源信号との対応関係を示す特性図である。
【図4】同実施の形態の無制御系ラインに供給される調整後の電源信号を示す特性図である。
【図5】同実施の形態のチョークコイルのインダクタンスと無制御ラインに供給される電源信号との関係を示す特性図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の構成を示す回路図である。
【図7】従来の電源回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1・・ トランス、3a、3b、5a、5b・・ダイオード、6、7・・コンデンサ、10・・チョークコイル、t0・・コモン端子、tc・・制御系端子、tu・・無制御系端子
Claims (2)
- 電源トランスの二次巻線に設けたコモン端子の電位を基準にして、互いに逆極性の第1の電源電圧Vaが印加される第1の入力端子及び第2の入力端子を備え、制御系ラインに整流された第1の電源信号を供給する第1の整流ユニットと、
前記コモン端子の電位を基準にして、互いに逆極性の第2の電源電圧Vbが印加される第3の入力端子及び第4の入力端子を備え、無制御系ラインに整流された第2の電源信号を供給する第2の整流ユニットと、
前記第1の電源信号の電流変化率及び電圧をそれぞれΔIc及びVcとし、前記第1の整流ユニットの順方向バイアスに基づく動作特性定数をA(>1)とし、前記第2の整流ユニットの順方向バイアスに基づく動作特性定数をB(<1)とし、前記第2の電源電圧Vbと前記第1の電源電圧Vaとの比kをk=Vb/Vaとしたときに、前記第2の電源信号の電圧を目標値Eに安定に設定するように自己インダクタンス値LがL=(1/ΔIc){E/(k・A・B)−Vc}で設定され、前記第1の整流ユニットの出力端子と前記制御系ラインに前記第1の電源信号を供給するための制御系端子との間に接続されるチョークコイルと
を有する電源回路。 - 電源トランスの二次巻線に設けたコモン端子の電位を基準にして、互いに逆極性の第1の電源電圧Vaが印加される第1の入力端子及び第2の入力端子を備え、制御系ラインに整流された第1の電源信号を供給する第1の整流ユニットと、
前記コモン端子の電位を基準にして、互いに逆極性の第2の電源電圧Vbが印加される第3の入力端子及び第4の入力端子を備え、無制御系ラインに整流された第2の電源信号を供給する第2の整流ユニットと、
前記第1の電源信号の電流の変化に応じる前記第1の整流ユニットの入力電流の変化率をΔIaとし、前記第2の整流ユニットの順方向バイアスに基づく動作特性定数をB(<1)とし、前記第2の電源電圧Vbと前記第1の電源電圧Vaとの比kをk=Vb/Vaとしたときに、前記第2の電源信号の電圧を目標電圧値Eに安定に設定するように、自己インダクタンス値LがL=(E−k・B・Va)/(k・B・ΔIa)で設定され、前記二次巻線の前記第1の電源電圧の一方の極性の供給点と前記第1の整流ユニットの前記第1の入力端子との間、及び、前記二次巻線の前記第1の電源電圧の他方の極性の供給点と前記第1の整流ユニットの前記第2の入力端子との間にそれぞれ接続されるチョークコイルと
を有する電源回路。
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