JPS6333316A - 多層型化粧料 - Google Patents

多層型化粧料

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JPS6333316A
JPS6333316A JP17969786A JP17969786A JPS6333316A JP S6333316 A JPS6333316 A JP S6333316A JP 17969786 A JP17969786 A JP 17969786A JP 17969786 A JP17969786 A JP 17969786A JP S6333316 A JPS6333316 A JP S6333316A
Authority
JP
Japan
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glutamate
skin
active agent
surface active
cosmetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP17969786A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Mori
憲治 森
Kazuyuki Tsubone
和幸 坪根
Kazuhisa Shoji
庄司 和壽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/03Liquid compositions with two or more distinct layers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • A61Q19/10Washing or bathing preparations

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、振盪時には乳濁して美麗なる外観を呈し、静
置すると、速やかに多層に分離し、皮膚安全性及び使用
時の実用性(肌へのなじみ、べたつき感、伸び、しっと
り感)に優れた多層型化粧料に関する。
(従来の技術) 多層型化粧料に要求される一般的な特性は、(1)使用
時の乳濁性に優れている。
(2)使用時ののびが良い。
(3)肌へのなじみが良(、べたつき感が少ない。
(4)皮膚刺激がな(、安全性が高い。
(5)保温効果に優れている。
(6)静置するとすみやかに透明状多層に分離する。
等が挙げられる。しかし従来の多層型化粧料、例えば特
開昭49−1734号公報で示される、ピロリドンカル
ボン酸ナトリウムと界面活性剤を併用する方法、又は、
特開昭54−41335号公報で示される乳酸ナトリウ
ムと界面活性剤を併用する方法で得られた多層型化粧料
は、これら全ての条件を満たすに至っていない。
即ち、上記特開昭49−1734号公報に記載の多層型
化粧料は振盪時における乳濁性に乏しく、美麗なる外観
を得られることが出来ない、また、特開昭54−413
35号公報の記載に多層型化粧料は、皮膚安全性に劣る
と共に皮膚に塗布してべたつき感が著しい等の欠点を有
していた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは従来技術における欠点を改良せんと鋭意研
究した結果、後記特定の組成で表わされる多層型化粧料
は、前記の多層型化粧料に望まれる緒特性を悉く満足す
ることを見出して本発明を完成した。
本発明の目的とするところは、振盪時に、美しい乳濁状
の外観を呈すると共に、皮膚安全性及び実用特性(肌へ
のなじみ、べたつき感、伸び、しっとり怒)に優れた多
層型化粧料を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 前記の目的を達成するために本発明の多層型化粧料は、
主要構成成分として、グルタミン酸塩5〜20重量%(
以下、wt%と略記する)、エチルアルコール5〜35
wt%界面活性剤10〜39wt%、及び水を20〜3
Qwt%含有するという構成をとる。
(構成の具体的な説明) 本発明に用いるグルタミン酸塩は公知の物質であって、
例えば、グルタミン酸ナトリウム、グルタミン酸カリウ
ム、グルタミン酸カリウム、グ桑 ルタミンML−アルギン、グルタミン酸トリエタノール
アミン等々の塩類が挙げられ、その一種または二種以上
が適用される。
また、界面活性剤は、HLB値(Griffinの式よ
り算出)が8〜12を示すノニオン型界面活性剤が好適
である0例えば、ポリオキシエチレンソルビタンモノス
テアレート(10E、O,)。
ポリオキシエチレンソルビタントリステアレート(20
E、O,)、ポリオキシエチレンソルビタントリオレー
ト(20E、O,)、ポリオキシエチレンソルビタンモ
ノオレエート(6E、O4)。
ポリオキシエチレングリセリルオレエー) (5B。
0、)、ポリオキシエチレングリセリルモノステアレー
ト(10R,O,)、ポリオキシエチレンモノラウレー
) (6E、O,)、ポリオキシエチレンモノステアレ
ート(10E、、O,)、ポリオキシエチレンセチルエ
ーテル(5,5E、O,)。
ポリオキシエチレンオレイルエーテル(7E、O)。
等が挙げられ、これらの一種または二種以上が適用され
る。
エチルアルコール及び水は通常に使用されているもので
あればよく、例えば、未変性エタノール、各種変性エタ
ノール、渾留水、イオン交換水等の精製水が適用される
次に、実験例を記載し、本発明を説明する。
(実験例) (A):グルタミン酸ナトリウムの15vt%水溶液、 (B);エチルアルコール “ (C):界面活性剤[ポリオキシエチレンオレイルエー
テル(7E、O,))の3成分を種々の割合 で混合して、各々振盪時の外観(乳濁特性)及び静置時
の外観(分離特性)を観察し、その実験結果を前記3成
分の相図として図面の第1図に示した。
図面の第1図に示すとと(、アルコール含有相と水相と
が分離する範囲は (A)+ (B)+ (C)−100になる範囲である
また、(A)グルタミン酸ナトリウム水溶液中に含有す
るグルタミン酸ナトリウムの量を5〜3Qvt%の種々
の濃度に変えて同様に実施した他の実験例より、グルタ
ミン酸ナトリウムと水との配合比率(重量比)が10:
90〜25 : 75の範囲に於いて、前記乳濁特性、
分離特性の優れた多層型化粧料が得られることが確認さ
れた。
更に、上記実験例と同様な実験例を他のグルタミン酸塩
類(グルタミン酸カリウム、グルタミン酸カリウム等)
を用いて実施した結果、前記特定の組成物(本発明の構
成)が本発明の目的を達成することの知見を得て、本発
明を完成するに至った。
部ち、グルタミン酸塩の配合量は、当該化粧料の総量を
基準として5〜2Qwt%であり、配合量が5wt%未
満では分離特性及び乳濁特性に劣り、また2Qwt%を
超えては、グルタミン酸塩が析出して下層のグルタミン
酸塩−水溶解液が不均一となる。
エタノール、界面活性剤、水の配合量(総量基準)は、
各々、5〜35wt%、10〜39wt%、20〜13
Qvt%であり、これらの下限未満または上限を超える
配合量であっては、分離特性または乳濁特性がそこなわ
れるものであつた。
本発明の多層型化粧料は、上記の原料組成によって、エ
タノール−界面活性剤溶解液の上層と、グルタミン酸塩
−水溶解液の下層とからなる二層型化粧料を得ることが
できる。
また、上記原料組成の他に、流動パラフィン、スクアラ
ン、オリーブ油、ミリスチン酸オクチルドデシル、等の
通常化粧料に用いられる液状油を添加配合することによ
って、前記二層型化粧料に加えて、最上層または中間層
が液状油とな暮三層型化粧料が得られる。
更には、前記二層型化粧料の原料組成に顔料を添加配合
することによって、最下層に顔料分散液が存在する三層
型化粧料を得ることが可能である。
本発明の多層型化粧料には上記の原料成分の他に、色素
、香料、防腐剤、保湿剤、皮膚栄養剤等を本発明の目的
を達成する範囲内で適宜配合することができる。
本発明の多層型化粧料は、スキンローシラン、ヘアーロ
ーシラン、クレンジングローション、フェイシアルオイ
ル等の化粧料に適用することが出来るものである。
(実施例) 以下、実施例にて本発明を説明する。実施例に記載の外
観特性(振盪時の乳濁特性、静置時の分離特性)、皮膚
安全性、実用特性(肌へのなじみ、べたつき惑、伸び、
しっとり感、皮膚刺激)等の試験方法は下記の通りであ
る。
+1)外観特性 試料を5℃、25℃、40℃の各恒温室に1日間保存し
た後、各々の温度での振盪時及び静置時の外観を肉眼で
観察評価した。
(イ)乳濁特性 透明筒状のボトル内に内在する試料を手動作で、上下振
盪を約10秒行った時の試料の外観を下記の判定基準に
準じて評価してその結果をO1Δ。
×で示した。
〔判定基準〕
0乳濁状態が美しく均一である   ・・・・・・OO
やや荒く、透明感あり ・・・・・・Δ0乳濁状態とな
らない       ・・・・・・×(ロ)分離特性 上記乳濁特性に供した試料を各恒温室に保存し、約1時
間後の外観を下記の判定基準に準じて評価して、その結
果をO1△、×で示した。
〔判定基準〕
0透明な二層或いは三層に分離し、 美しい外観を呈する      ・・・・・・OO一部
にやや不透明層が存在する  ・・・・・・Δ0目的と
する二層或いは三層に 分離しない           ・・・X(2)皮膚
安全性 被検者25名の前腕圧側部皮膚に、試料0.05gを直
径1.0cmの円型のリント布のついたパンチテスト用
絆創膏を用いて24時間閉塞貼布した後、下記の判定基
準に従い、各試料について被検者25名の皮膚の状態を
評価判定した0判定結果は、絆創膏除去1時間後及び2
4時間後のうち反応の強い方を採用し、評価が(±)以
上の人の数で示した。
判定基準 (3)実用特性 被験者20人が試料を10日間連用した後、試料の「肌
へのなじみ」、「べたつき感」、「伸び」、「しっとり
感」、「皮膚刺激」について評価した。
試験結果は、各項に対して、「肌へのなじみが良い」、
「べたつき感が少なく違和感が無い」、「伸びが良い」
、「適度にしっとりとした肌になる」、「刺激を感じる
」と解答した被験者の人数で示した。
実施例1 〔二層型スキンローション〕(A)グルタミ
ン酸ナトリウム (1594水溶液)         35wt%(B
)エチルアルコール       30(D)色素(水
溶液)        適量(B)、(C)を添加混合
した後、室温にてこれを(A)に添加し充分に攪拌混合
しながら色素を加える。その後これを静置して製品とす
る。
その特性を第1表に示す、第1表から明らかな如く本発
明の二層型スキンローシランは、皮膚安全性が高く、実
用特性に優れ、振盪時の乳濁性やそれの再分離性など外
観特性の良いものであった。
実施例2(三層型クレンジングローション)(A)グル
タミン酸カリ (20%水溶液)        3Dwt%(B)エ
チルアルコール       30(D)色素(水溶性
)        〃(E)色素(油溶性) (F)スクワラン          10(E)を(
F)に、(D)を(A)に溶かした後、これらと(B)
、(C)を均一に攪拌混合する。
その特性を第1表に示す、第1表から明らかな如く本発
明の三層型クレンジングローションは、皮膚安全性が高
く、実用特性や外観特性に優れたものであった。
実施例3 (三層型フェイシアルオイル)A、グルタミ
ン酸トリエタノール アミン(25%水溶液)       20wt%B、
エチルアルコール        10C,ポリオキシ
エチレングリセリル モノオレエート (5E、O,)    20D、流動
パラフィン         50(A)〜(D)を均
一に攪拌する。その特性を第1表に示す、第1表から明
らかな如く、本発明の三層型フェイシアルオイルは、皮
膚安全性が高(、実用特性や外観特性に優れたものであ
った。
比較例1 (三層型フェイシアルオイル)A、ピロリド
ンカルボン酸ナトリウム (50%水溶液)          35wt%B、
エチルアルコール        10C,ポリオキシ
エチレングリセリル モノオレエー)(5E、O,)     5D、流動パ
ラフィン         50A−Dを均一に攪拌し
て比較の三層型フェイシアルオイルを得た。その特性を
第1表に示す。
第1表から明らかな如(、ピロリドンカルボン酸ナトリ
ウムを用いた三層型フェイシアルオイルは、振盪時の乳
濁性(白皮)が十分でなく、その分離特性にも劣り、実
用特性も劣っていた。
比較例2(三層型フェイシアルオイル)(A)乳酸ナト
リウム(50%水溶液)35wt%(B)エチルアルコ
ール       10(C)ポリオキシエチレングリ
セリル モノオレエート(5E、O,)    5(D)流動パ
ラフィン        50(A)〜(D)を均一に
攪拌して比較の三層型フェイシアルオイルを得た。その
特性を第1表に示す。
第1表から明らかな如く、乳酸ナトリウムを用いた三層
型フェイシアルオイルは、肌なじみなどの実用特性に劣
り、皮膚刺激をやや感じるものであった。
第1表 (発明の効果) 以上記載のごと(、本発明は、振盪時には乳濁して美麗
なる外観を呈し、静置すると速やかに多層に分離し、皮
膚安全性、実用特性に優れた有用なる多層型化粧料を提
供することが明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、A:グルタミン酸ナトリウム(15%水溶液
)、B:エタノール、C:界面活性剤〔ポリオキシエチ
レンオイルエーテル(7E、O,)、1の3相系の相図
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主要構成成分として、グルタミン酸塩5〜20重
    量%、エチルアルコール5〜36重量%、界面活性剤1
    0〜39重量%、及び水を20〜80重量%含有する事
    を特徴とする多層型化粧料。
  2. (2)グルタミン酸塩と水との配合比率(重量比)が1
    0:90〜25:75の範囲である特許請求の範囲第(
    1)項に記載の多層型化粧料。
JP17969786A 1986-07-29 1986-07-29 多層型化粧料 Pending JPS6333316A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7988981B2 (en) 2002-04-12 2011-08-02 Natura Cosmeticos S.A. Multiphase cosmetic composition

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7988981B2 (en) 2002-04-12 2011-08-02 Natura Cosmeticos S.A. Multiphase cosmetic composition

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