JPS6333270B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6333270B2 JPS6333270B2 JP2127979A JP2127979A JPS6333270B2 JP S6333270 B2 JPS6333270 B2 JP S6333270B2 JP 2127979 A JP2127979 A JP 2127979A JP 2127979 A JP2127979 A JP 2127979A JP S6333270 B2 JPS6333270 B2 JP S6333270B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commutator
- brush
- conductive rubber
- segments
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 16
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 16
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は小型直流モータに用いる整流子に関す
るもので、その目的とするところは、セグメント
間の電流切換時にスパークを発生せず円滑に整流
できる整流子を提供するにある。
るもので、その目的とするところは、セグメント
間の電流切換時にスパークを発生せず円滑に整流
できる整流子を提供するにある。
従来の整流子において、電流切換時のスパーク
を抑える為には、絶縁溝の近傍でセグメントを分
割し巻線との間に抵抗器を接続する必要があり、
部品点数が多くなるという欠点があつた。本発明
は加圧導電性ゴムを利用して、スパークの原因と
なる刷子とセグメント間の開離をなくし、整流を
円滑に行なわしめたものである。
を抑える為には、絶縁溝の近傍でセグメントを分
割し巻線との間に抵抗器を接続する必要があり、
部品点数が多くなるという欠点があつた。本発明
は加圧導電性ゴムを利用して、スパークの原因と
なる刷子とセグメント間の開離をなくし、整流を
円滑に行なわしめたものである。
以下本発明を実施例図により詳述する。第１図
および第２図において、１はコアレスモータのケ
ース、２は無鉄心型のロータで、軸３によりケー
ス１に片持ち支承されている。４は永久磁石より
なるステータ、５は平板型整流子で、ロータコイ
ル２の端面にハンダ接続により取着されている。
６は刷子でモータ端子７に接続されている。本実
施例のモータはケース１のステータ磁極に対向し
た部分を除いて、周面に通気窓８が設けられてお
り、ヘアドライヤあるいは電気かみそりなど電気
機器の筐体内に収納して用いるものである。
および第２図において、１はコアレスモータのケ
ース、２は無鉄心型のロータで、軸３によりケー
ス１に片持ち支承されている。４は永久磁石より
なるステータ、５は平板型整流子で、ロータコイ
ル２の端面にハンダ接続により取着されている。
６は刷子でモータ端子７に接続されている。本実
施例のモータはケース１のステータ磁極に対向し
た部分を除いて、周面に通気窓８が設けられてお
り、ヘアドライヤあるいは電気かみそりなど電気
機器の筐体内に収納して用いるものである。
第３図は整流子部分を分解して示したもので、
円板状整流子基板９上に形成された全てのセグメ
ント１０を覆うように円板状の加圧導電性ゴム１
１を貼着し、さらにその上に、中心部から放射状
に多数の切り溝１２を設けた金属薄板を貼着した
ものである。
円板状整流子基板９上に形成された全てのセグメ
ント１０を覆うように円板状の加圧導電性ゴム１
１を貼着し、さらにその上に、中心部から放射状
に多数の切り溝１２を設けた金属薄板を貼着した
ものである。
加圧導電性ゴムは、厚み方向に加圧されると抵
抗値が急激に減少して導電性となり、平面方向に
は絶縁性を有するものであり、本発明は整流子セ
グメント１０と金属薄板１３とで加圧導電性ゴム
１１を挾み、金属薄板１３の中心部から放射状に
設けた切り溝１２により、第４図に示すように、
刷子６の圧力が切り溝１２間の扇形部分１４に限
定されて加圧導電性ゴム層１１に加わるようにし
たものである。
抗値が急激に減少して導電性となり、平面方向に
は絶縁性を有するものであり、本発明は整流子セ
グメント１０と金属薄板１３とで加圧導電性ゴム
１１を挾み、金属薄板１３の中心部から放射状に
設けた切り溝１２により、第４図に示すように、
刷子６の圧力が切り溝１２間の扇形部分１４に限
定されて加圧導電性ゴム層１１に加わるようにし
たものである。
第６図ａ〜ｃは動作を示す断面図であり、同図
ａ→同図ｂ→同図ｃのように刷子６が移動する
と、加圧導電性ゴム１１の導電性となつている部
分（矢印で示す）が移動するとともに、加圧方向
以外の方向（斜め方向、横方向）に３次元的に適
当な抵抗を生じさせることができ、この加圧方向
以外の方向に生じる抵抗は刷子６の移動に伴つて
なめらかに変化するので、刷子６と各セグメント
１０間の抵抗は第７図に示すようになめらかに上
昇あるいは下降することになり、高いサージ電圧
の発生を抑止することができ、スパークによるノ
イズおよびセグメント１０の損傷を少なくするこ
とができるという効果がある。
ａ→同図ｂ→同図ｃのように刷子６が移動する
と、加圧導電性ゴム１１の導電性となつている部
分（矢印で示す）が移動するとともに、加圧方向
以外の方向（斜め方向、横方向）に３次元的に適
当な抵抗を生じさせることができ、この加圧方向
以外の方向に生じる抵抗は刷子６の移動に伴つて
なめらかに変化するので、刷子６と各セグメント
１０間の抵抗は第７図に示すようになめらかに上
昇あるいは下降することになり、高いサージ電圧
の発生を抑止することができ、スパークによるノ
イズおよびセグメント１０の損傷を少なくするこ
とができるという効果がある。
次に第５図の実施例は、各セグメント間の絶縁
溝１５の近傍において、上記切り溝１２の密度を
高くしたものである。このように構成すれば、絶
縁溝１５の附近で加圧導電性ゴム１１の導電部面
積が小さくなるので抵抗値が大きくなり、したが
つて電流切換時の電流が小さくなつてスムースに
整流を行なうことができる利点がある。
溝１５の近傍において、上記切り溝１２の密度を
高くしたものである。このように構成すれば、絶
縁溝１５の附近で加圧導電性ゴム１１の導電部面
積が小さくなるので抵抗値が大きくなり、したが
つて電流切換時の電流が小さくなつてスムースに
整流を行なうことができる利点がある。
なお本発明は平板型整流子に限らず、円筒型整
流子の周囲に加圧電導体を貼着しても同様にスパ
ークの発生を防止でき、整流を円滑に行なうこと
ができる。
流子の周囲に加圧電導体を貼着しても同様にスパ
ークの発生を防止でき、整流を円滑に行なうこと
ができる。
本発明は上述のように、円板状整流子の全ての
セグメントを覆つて円板状の加圧導電性ゴムを貼
着し、さらに加圧導電性ゴムの上に、中心部から
放射状に多数の切り溝を設けた円形の金属薄板を
貼着したものであり、セグメントを覆つて加圧導
電性ゴムを貼着しているので、刷子がセグメント
間の溝を渡るときに各セグメントと刷子間の抵抗
を連続的に変化させることができ、簡単な構成で
スパークによるノイズ及びセグメントの損傷を少
なくすることができるという効果がある。つま
り、本発明にあつては、刷子の移動に伴つて加圧
導電性ゴムの導電性となつている部分が移動する
とともに、加圧方向以外の方向（斜め方向、横方
向）に３次元的に適当な抵抗を生じさせることが
でき、この加圧方向以外に生じる抵抗は刷子の移
動に伴つてなめらかに変化するので、加圧導電性
ゴムをセグメントを覆つて貼着するという簡単な
構成であるにも拘わらず刷子と各セグメント間の
抵抗をなめらかに上昇あるいは下降させることが
でき、高いサージ電圧の発生を有効に抑止してス
パークによるセグメントの損傷を少なくすること
ができるという効果がある。また、中心部から放
射状に多数の切り溝を設けた円形の金属薄板を加
圧導電性ゴム上に貼着し、刷子との接触を金属薄
板に分担させているので、刷子とスムーズに接触
するとともに長期間使用しても加圧導電性ゴムが
摩耗して抵抗値が変わつてしまうことがないとい
う効果がある。つまり、なめらかに抵抗を変化さ
せる機能を加圧導電性ゴムに分担させるととも
に、刷子とスムーズに接触させて摩耗を防止する
機能を金属薄板に分担させているので、長期間使
用しても特性が変化することなく信頼性が良くな
るという効果がある。
セグメントを覆つて円板状の加圧導電性ゴムを貼
着し、さらに加圧導電性ゴムの上に、中心部から
放射状に多数の切り溝を設けた円形の金属薄板を
貼着したものであり、セグメントを覆つて加圧導
電性ゴムを貼着しているので、刷子がセグメント
間の溝を渡るときに各セグメントと刷子間の抵抗
を連続的に変化させることができ、簡単な構成で
スパークによるノイズ及びセグメントの損傷を少
なくすることができるという効果がある。つま
り、本発明にあつては、刷子の移動に伴つて加圧
導電性ゴムの導電性となつている部分が移動する
とともに、加圧方向以外の方向（斜め方向、横方
向）に３次元的に適当な抵抗を生じさせることが
でき、この加圧方向以外に生じる抵抗は刷子の移
動に伴つてなめらかに変化するので、加圧導電性
ゴムをセグメントを覆つて貼着するという簡単な
構成であるにも拘わらず刷子と各セグメント間の
抵抗をなめらかに上昇あるいは下降させることが
でき、高いサージ電圧の発生を有効に抑止してス
パークによるセグメントの損傷を少なくすること
ができるという効果がある。また、中心部から放
射状に多数の切り溝を設けた円形の金属薄板を加
圧導電性ゴム上に貼着し、刷子との接触を金属薄
板に分担させているので、刷子とスムーズに接触
するとともに長期間使用しても加圧導電性ゴムが
摩耗して抵抗値が変わつてしまうことがないとい
う効果がある。つまり、なめらかに抵抗を変化さ
せる機能を加圧導電性ゴムに分担させるととも
に、刷子とスムーズに接触させて摩耗を防止する
機能を金属薄板に分担させているので、長期間使
用しても特性が変化することなく信頼性が良くな
るという効果がある。
第１図は本発明整流子を用いた小型モータの側
面断面図、第２図は同上の斜視図、第３図は本発
明整流子の分解斜視図、第４図は同上の要部正面
図、第５図は他の実施例の要部上面図、第６図ａ
〜ｃおよび第７図は同上の動作説明図である。 ５……整流子、６……刷子、９……基板、１０
……セグメント、１１……加圧導電体または加圧
導電性ゴム、１２……切り溝、１３……金属薄
板、１４……扇形部分、１５……絶縁溝。
面断面図、第２図は同上の斜視図、第３図は本発
明整流子の分解斜視図、第４図は同上の要部正面
図、第５図は他の実施例の要部上面図、第６図ａ
〜ｃおよび第７図は同上の動作説明図である。 ５……整流子、６……刷子、９……基板、１０
……セグメント、１１……加圧導電体または加圧
導電性ゴム、１２……切り溝、１３……金属薄
板、１４……扇形部分、１５……絶縁溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 円板状整流子の全てのセグメントを覆つて円
板状の加圧導電性ゴムを貼着し、さらに加圧導電
性ゴムの上に、中心部から放射状に多数の切り溝
を設けた円形の金属薄板を貼着したことを特徴と
する整流子。 ２ 上記各セグメント間の絶縁溝の近傍におい
て、上記切り溝の密度を高くしたことを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の整流子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2127979A JPS55113286A (en) | 1979-02-24 | 1979-02-24 | Commutator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2127979A JPS55113286A (en) | 1979-02-24 | 1979-02-24 | Commutator |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55113286A JPS55113286A (en) | 1980-09-01 |
| JPS6333270B2 true JPS6333270B2 (ja) | 1988-07-05 |
Family
ID=12050687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2127979A Granted JPS55113286A (en) | 1979-02-24 | 1979-02-24 | Commutator |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55113286A (ja) |
-
1979
- 1979-02-24 JP JP2127979A patent/JPS55113286A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55113286A (en) | 1980-09-01 |
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