JPS62171434A - カ−ボンブラシ - Google Patents

カ−ボンブラシ

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Publication number
JPS62171434A
JPS62171434A JP429787A JP429787A JPS62171434A JP S62171434 A JPS62171434 A JP S62171434A JP 429787 A JP429787 A JP 429787A JP 429787 A JP429787 A JP 429787A JP S62171434 A JPS62171434 A JP S62171434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
voltage drop
commutator
brush unit
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP429787A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Yamashita
信行 山下
Haruo Oharagi
春雄 小原木
Kazuo Tawara
田原 和雄
Toshio Hirose
広瀬 利男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP429787A priority Critical patent/JPS62171434A/ja
Publication of JPS62171434A publication Critical patent/JPS62171434A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転電機用、特に小形回転電機用カーボンブラ
シに係るものである。
最近省エネルギー化に伴つτ電気掃除機にも高効率、高
出力が要求されるようになってきた。
電気掃除機用電動機は一般に交流整流機であり補極を有
していないために整流がわるい。そこで抵抗整流とする
ため電動機に天然黒鉛粉末を合成樹脂をバインダーとし
て結合した比抵抗5万μΩ−cm〜20万μΩ−cmの
高抵抗のカーボンブラ/が用いられる。
上記ブラシの使用状況は第1図に示されるように、ブラ
シの保持器2に収納されたブラシ本体1はばね3によっ
て整流子4に押圧され摺動接触して通電、整流作用を行
なう。この場合電流は端子5からキャップ6、リード線
7.ブラシ本体1を経て整流子4へ流れるが、この時発
生する電圧降下は以下のように分類できる。すなわち、
■ブラフ本体とリード線間(第1図のA点)の電圧降下
■ブラシ本体内(第1図A点とすり面近傍B点との間)
の電圧降下、■ブラシ接触部(第1図B点と整流子との
間)の電圧降下である。そして上記各個所の電圧降下は
第2図に示すごとくであり。
全体電圧降下■に対する上記各個所の電圧降下の割合は
■16%、■44%、■40%となり、■+■/■は1
25%にもなる。これらの電圧降下の中で■はプラ・/
素材や整流子との摺動状態により決まりまた■■は主と
してブラシ本体の抵抗値に左右される。そして第2図か
ら明らかなようにブラシ電流密度が1 OA /cm2
の場合に全体の電圧降下は5■であるが、この値は電動
機全体の損失の30〜50%でありかなり大きい。した
がって電動機の損失を小さくして効率向上を行なうには
ブラシの損失特に電気損失を低減せしめる必要がある。
このために従来は、比抵抗値の小さいすなわち5000
μΩ−can程度のカーボンブラシを用いて電圧降下を
小さくしてブラシ損失の低減をはかつているがこの場合
は、ブラシの比抵抗が小さいために整流時に多くの短絡
電流が流れ整流が悪化し。
さらにブラシの寿命が合成樹脂をバインダ゛−とした高
抵抗ブラシの約半分しかないなどの欠点を生じ好ましく
なかった。
本発明は叙上の問題点を解決し電気的損失が小さくかつ
整流特性の良好なカーボンブラシを提供する目的でなさ
れたものである。
本発明は、リード線とブラシ本体との間及びブラシ本体
内の電圧降下を、ブラシと整流子との接触部分の電圧降
下の25%以下にしてなるカーボンブラシに関する。
本発明の上記構成において25%以下としたのは、25
%を越えると電気損失が大きくなり、電動機の効率を向
上できないからである。
上記したリード線とブラシ本体との間及びブラシ本体内
の電圧降下をブラシと整流子との間の接触部分の電圧降
下の25%以下とするには、(1)高抵抗のブラシ本体
における摺動面を除く面に銀。
銅等のペイントを塗布、乾燥して低抵抗導電層を形成す
る。(2)前記(1)における低抵抗導電層を、ブラシ
本体の側面については溝を切り溝の中に形成する。(3
)ブラシ本体を、整流子の回転方向にリード線と接続す
る低抵抗ブラシ片の両側を高抵抗ブラシ片で貼着又は成
形によシ挾持したものとする等の手段がある。作業性の
面から(1)又は(2)が好ましく、(2+はブラシ保
持器との摩擦による低抵抗導電層の剥離が生じ難いので
最も好ましい。
低抵抗導電層の厚さは50〜1000μmの範囲が適当
である。
以下図面により本発明の実施例につき説明すると、第3
図におけるブラシ本体8は天然黒鉛粉末と合成樹脂バイ
ンダーからなる比抵抗5万μΩ−cm〜20万μΩ−c
mの高抵抗のもので2頭部の穴にリード線7を挿入して
この先端を低抵抗物質である銅粉、銀粉、鉄粉等で押圧
して固定した埋込部8aおよび該埋込部と接続し、銅粉
などの分散したペイントを前記ブラシ本体表面に塗付し
て低抵抗導電層8bを設けたものである。
第4図は本発明の他の実施例で、ブラシ本体9の表面に
縦方向の複数個の適宜深さの溝部9aを形成し、この溝
部内に埋込部9cと接続して低抵抗導電層9bを設けた
ものである。
なお2図示はしないが低抵抗導電層の表面に合成樹脂な
どによる表面保護膜を形成し、低抵抗導電層形成物質の
脱落を防止するようにしてもよい。
次に実施例の第3図に示すブラシ本体8からなるブラシ
を第5図に示すようにブラシ保持器2に収納し、前記と
同様に通電時の電圧降下を測定した結果は第6図に示す
ごとくである。これを第2図と対比すると、電圧降下は
、全体で50チ低減しているが特に■すなわちプラン本
体内の電圧降下の低減が大きく、■十〇は■の25%と
なる。
第4図のブラフを使用した場合も同じである。
前記実施例におけるブラシを電気掃除機用の電動機に組
み込んで運転した場合、従来の高抵抗ブラシと同様[3
号または4号の整流火花が観察され整流特性の悪化はな
かった。
このように本発明によると電動機の整流特性が悪化する
ことなり、シかも電気損失を著しく低減しうるブラシを
提供することができるので、電動機の効率を向上しうる
効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来の高抵抗ブラシを収納した刷子保持器の断
面図、第2図は従来の高抵抗プランのブラシ各部の電圧
降下とブラシ電流密度との関係を示すグラフ、第3図は
本発明の実施例になるプラノ本体の断面図、第4図は本
発明の他の実施例になるブラシ本体の側面図、第5図は
本発明のブラシを収納した刷子保持器の断面図及び第6
図は本発明のブラシのブラシ各部の電圧降下とブラシ電
流密度との関係を示すグラフである。 符号の説明 1・・・ブラシ本体    2・・・刷子保持器3・・
・ばね       4・・・整流子5・・・外部端子
     6・・・キャップ716.リード線    
  8・・・ブラシ本体8a・・・埋込部     8
b・・・低抵抗導電層9・・・ブラシ本体    9a
・・・溝部9b・・・低抵抗導電層  9C・・・埋込
部−−一、 代理人 弁理士 若 林 邦 彦 第1図 、   ’432  図 2゛ 2 ンt:M’wZノF(’/(7xzジ第3図 石 4 図 烹  5  図 6″X ″”fi   t  図 7「 〕゛ 61 こ・[ 各4[ 郁 :。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、リード線とブラシ本体との間及びブラシ本体内の電
    圧降下を、ブラシと整流子との接触部分の電圧降下の2
    5%以下にしてなるカーボンブラシ。
JP429787A 1987-01-12 1987-01-12 カ−ボンブラシ Pending JPS62171434A (ja)

Priority Applications (1)

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JP429787A JPS62171434A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 カ−ボンブラシ

Applications Claiming Priority (1)

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JP429787A JPS62171434A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 カ−ボンブラシ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62171434A true JPS62171434A (ja) 1987-07-28

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ID=11580579

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JP429787A Pending JPS62171434A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 カ−ボンブラシ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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