JPS6333094A - ダイヤルパルス送信制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データおよび音声の統合パケット交換網にお
ける端末接続制御に利用される。特に、電話交換機へダ
イヤルパルス情報を送信するためのダイヤルパルス送信
制御方式に関する。

〔概　要〕

本発明は、電話交換機へダイヤルパルス情報を送信する
ためのダイヤルパルス送信制御方式において、 ダイヤル数字のダイヤルパルス規格値に合わせて作成さ
れるダイヤルパターンデータが格納されたテーブルから
、ダイヤル数字に対応するダイヤルパルス情報を取り出
して音声圧縮装置に送出することにより、 ダイヤルパルス規格値によく近似できるダイヤルパルス
を送信することができるようにしたちのである。

〔従来の技術〕

従来、パケット交換機から音声圧縮装置を介してダイヤ
ルパルスを送信する場合には、フレームｆＪｔ、＋１デ
ィジタルインタフェース上のダイヤル情報（メークデー
タおよびブレークデータ）を考慮せず、ダイヤルパルス
規格値に合わせてメータ・ブレーク比のタイミングを取
り、メーク制御およびブレーク制御を行っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

したがって、このような従来のダイヤルパルス送信制御
方式では、送信されるフレーム中のダイヤルパルス情報
に同期をとらずにメータ制御あるいはブレーク制御を指
示するために、制御指示を行った時点が送信中フレーム
のダイヤルパルス情報と同期しない場合には、その制御
が有効となるのは次のフレームのダイヤルパルス情報か
らとなる。この場合には、音声圧縮装置から出力される
ダイヤルパルスの規格は、タイミング制御により指示さ
れたメータ・ブレーク比と一致しない。

すなわち、制御時点と次のフレームのダイヤルパルス情
報が有効になるまでの時間経過が、ダイヤルパルス規格
に対する誤差となる問題点があった。

本発明は、このような従来の問題点を解決するもので、
ダイヤルパルス出力の規格値に対する精度を向上させる
ことができるダイヤルパルス送信制御方式を提供するこ
とを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、電話交換機との接続インタフェースを有する
音声圧縮装置と、この音声圧縮装置に対してフレーム同
期ディジタル信号インタフェースでダイヤルパルス情報
を送出する手段を含むパケット交換機とを備えたダイヤ
ルパルス送信制御方式において、上記パケット交換機に
は、ダイヤル数字のパルス規格値に合わせて作成される
ダイヤルパターンデータが格納されるテーブルと、この
テーブルからダイヤル数字に対応するダイヤルパルス情
報を取り出して上記音声圧縮装置に送出する手段とを含
むことを特徴とする。

〔作　用〕

本発明は、ダイヤル数字のダイヤルパルス規格値に最も
近似するダイヤルパターンデータが格納されたパケット
交換機のテーブルから、ダイヤル数字に対応するダイヤ
ルパルス情報を取り出して音声圧縮装置に送出する。音
声圧縮装置は、メーク・ブレーク状態およびミニマムポ
ーズ状態を制御するダイヤルパルス情報により、ダイヤ
ルパルス規格値によく近似できる状態でダイヤルパルス
を送信することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例方式を図面に基づいて説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。第１図において、パケット交換［１０にはフレーム
同期ディジタル信号線１０１、音声圧縮装置２０．ダイ
ヤルパルス信号線１０２を介して電話交換機３０が接続
される。

本発明の特徴とするところは、パケット交換機１０にダ
イヤル数字送信プログラム１１およびダイヤルパターン
データテーブル１２を含むことである。

第２図は、従来例方式と本発明方式とのダイヤルパルス
出力を比較するためのタイムチャートである。

以下、第１図および第２図を参照して本発明方式の動作
について説明する。

パケット交換機１０から音声圧縮装置２０を介して、電
話交換機３０へ呼の接続を行うためのダイヤルパルスを
送信する場合には、ダイヤル数字送信プログラム１１は
、まずダイヤルパターンデータテーブル１２から送信ダ
イヤル数字に対応するダイヤルパターンデータを取り出
す。このダイヤルパターンデータをフレーム同期ディジ
タル信号線１０１を介して音声圧縮装置２０へ送出する
。音声圧縮装置２０は受信したダイヤルパルス情報に従
って、ダイヤルパルス信号線１０２を介してダイヤルパ
ルスを送信する。

なお、ダイヤルパターンデータテーブル１２には、あら
かじめダイヤルパルスの規格値に最も近似するフレーム
同期ディジタル信号中のダイヤルバルス情報がダイヤル
パターンデータとして記憶されている。

第２図に示す例では、従来例方式ではメーク時間および
ブレーク時間がダイヤルパルス規格に対してそれぞれ＋
７．５ｍｓ　、−７，５ｍｓとなるが、本発明方式では
それぞれ一２ｍ５、±Ｏｍｓとなり、従来例方式に比べ
てダイヤルパルス規格に対する精度が向上している。

呼の接続に必要な複数桁のダイヤル数字を電話交換機へ
送信する場合には、ダイヤル数字送信プログラム１１は
１桁づつ上記ダイヤル数字送信動作を繰り返す。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、ダイヤルパルス送信時
にはダイヤル数字に対応するダイヤルパターンデータを
フレーム同期ディジタル信号として音声圧縮装置へ送出
することにより、ダイヤルパルス出力の規格値に対する
精度を向上させることができる。したがって、ダイヤル
パルス規格に対する誤差による接続誤りその他の障害の
発生を最小限に抑えることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図。 第２図は従来例方式と本発明方式とのダイヤルパルス出
力を比較するためのタイムチャート。 １０・・・バケット交換機、１１・・・ダイヤル数字送
信プログラム、１２・・・ダイヤルパターンデータテー
ブル、２０・・・音声圧縮装置、３０・・・電話交換機
、１０１・・・フレーム同期ディジタル信号線、１０２
・・・ダイヤルパルス信号線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電話交換機との接続インタフェースを有する音声
   圧縮装置と、 この音声圧縮装置に対してフレーム同期ディジタル信号
   インタフェースでダイヤルパルス情報を送出する手段を
   含むパケット交換機と を備えた ダイヤルパルス送信制御方式において、 上記パケット交換機には、 ダイヤル数字のパルス規格値に合わせて作成されるダイ
   ヤルパターンデータが格納されるテーブルと、 このテーブルからダイヤル数字に対応するダイヤルパル
   ス情報を取り出して上記音声圧縮装置に送出する手段と を含むことを特徴とするダイヤルパルス送信制御方式。