JPS6333061Y2 - - Google Patents

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JPS6333061Y2
JPS6333061Y2 JP20177484U JP20177484U JPS6333061Y2 JP S6333061 Y2 JPS6333061 Y2 JP S6333061Y2 JP 20177484 U JP20177484 U JP 20177484U JP 20177484 U JP20177484 U JP 20177484U JP S6333061 Y2 JPS6333061 Y2 JP S6333061Y2
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cooling
heating
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support shaft
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は空気調和機における吹出調節羽根の
位置決め機構、詳しくはケーシングに支持軸を介
して角度調節自由に支持した吹出調節羽根の位置
決め機構に関する。
(従来の技術) 壁掛式空気調和機には、一般に冷房専用形と冷
暖房兼用形との2タイプがあるが、これら2タイ
プのケーシング(前面グリルなど)は通常共通化
されている。
また、前記した壁掛式空気調和機においては、
一般に前記ケーシングに形成する吹出口に、吹出
空気の吹出方向を上下方向に調節する吹出調節羽
根(以下、水平羽根という)を揺動自由に軸支す
ると共に、該水平羽根の揺動角を設定するための
位置決め機構が設けられている。
しかして前記位置決め機構としては、例えば実
開昭55−96344号公報に記載され、かつ第6図に
示すごとく、ケーシング(前面グリル)1に形成
する吹出口7に、吹出空気の吹出方向を上下方向
に調節する水平羽根8を支持軸9を介して軸支す
ると共に、前記羽根8の長手方向両端部の背面側
に、スプリング室aを形成し、該スプリング室a
に後方に向けて突出するスプリングbを内設する
一方、前記吹出口7を形成する両側壁(図示せ
ず)から、前記スプリング室aに対向する内面e
をもつ円弧状の段部cを一体に突設し、該段部c
の前記内面eに、前記スプリングbの先端部分と
係合可能な複数の係合溝d1〜d3を形成してい
る。
かくして、前記羽根8を前記支持軸9を中心に
上下方向に揺動させることにより、前記スプリン
グbが弾性変形して、係合関係にあつた任意の係
合溝d1〜d3から離脱すると共に、他の係合溝
d1〜d3に新たに係合して、前記羽根8を3つ
のうち所望の角度調節位置に位置決め保持できる
ごとくしている。
しかして、前記前面グリル1に設ける上記羽根
8の位置決め機構は、冷房専用形に適用するか冷
暖房兼用形に適用するかには関係なく、いずれの
場合にでも、前記羽根8の揺動により、該羽根8
の角度位置を前記3位置から選択して、暖房運転
時に適した下方吹出位置d1と冷房運転時に適し
た上方吹出位置d2との両方に位置決めできるよ
うになつていたのである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記水平羽根8の角度調節は使用者
が行うため、室内の気流分布上、前記羽根8の角
度位置を前記したごとく暖房運転時には空気吹出
方向が下方になるように、また、冷房運転時には
空気吹出方向が水平ないし上向きになるように調
節するのが好ましいにも拘わらず。誤つて逆に調
節してしまうことが多々生じていたのである。
しかして、本考案の目的は、従来と同様に前記
ケーシング(前面グリル)の共通化が図れなが
ら、簡単な部品の交換で、冷暖房兼用形に適用し
た場合には、前記羽根8の位置決め位置をそれぞ
れ冷・暖房運転時に適した2位置とすることがで
き、しかも、冷房専用形のものに適用した場合に
は、前記羽根8の位置決め位置を冷房運転に適し
た1位置とすることができるようにして、少なく
とも、冷房専用形のものにおいて前記羽根8の調
節に間違いが生じないようにする点にある。
(問題点を解決するための手段) しかして、本考案の構成を第1〜5図にもとづ
いて説明すると、ケーシング1に支持軸9を介し
て角度調節自由に支持した吹出調節羽根8の位置
決め機構であつて、前記支持軸9の外面に、前記
羽根8の冷房時における角度位置と、暖房時にお
ける角度位置とを設定する凹条又は凸条の冷房位
置設定部10aと暖房位置設定部10bとを軸方
向に沿つてそれぞれ形成すると共に、これら各設
定部10a,10bのうち前記冷房位置設定部1
0aの軸方向長さを、暖房位置設定部10bの軸
方向長さより長く設定する一方、前記両設定部1
0a,10bに弾性的に係合可能な短寸の第1係
合部11aをもつ冷暖房用係止片11と、前記冷
房位置設定部10aにのみ弾性的に係合可能な長
寸の第2係合部12aをもつ冷房用係止片12と
を各別に形成して、前記ケーシング1にこれら各
係止片11,12を選択的に固定させる固定手段
を設けたのである。
(作用) しかして、冷暖兼用形のものに適用する場合に
は、前記冷暖房用係止片11を選択して、該係止
片11を前記ケーシング1に固定するのであり、
かくして、前記羽根8を上下方向に揺動させる
と、前記支持軸9が回動して、前記各設定部10
a,10bのいずれか一方(10aもしくは10
b)が前記係止片11の第1係合部11aに係合
し、前記係止片でそれぞれ冷房・暖房運転に適し
た位置に位置決めできるのである。
一方、冷房専用形のものに適用する場合には、
前記冷房用係止片12を選択して前記ケーシング
1に固定するのであり、かくして、前記羽根8を
回動させると、前記係止片12の前記第2係合部
12aは前記冷房位置設定部10aとしか係合し
ないから、前記羽根8は冷房位置以外に位置決め
されることがなく、従つて、この冷房専用形のも
のにおいては、前記羽根8の角度位置の誤調節を
防止できるのである。
(実施例) 以下本考案にかかる吹出調節羽根の位置決め機
構の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示したものは壁掛式空気調和機であつ
て、フアン4と下方にドレンパン50をもつ熱交
換器5とを固定するフレーム2と、背面側を開放
した箱形形状をなし、前記フレーム2の前面側全
体を覆うケーシング(以下、前面グリルという)
3とから成つている。そして、前記前面グリル3
は、その背面側から、前記フアン4及び熱交換器
5を固定した前記フレーム2に套嵌できるように
している。
前記前面グリル3は樹脂で形成しており、前記
したごとく背面側を開放した略箱形形状をなすも
のであつて、前記フレーム2の上部を覆う天板3
a、前記フレーム2の下部を覆う下板3b、グリ
ル付き吸込口6をもつ前板3c及び一対の側板3
d(第3図)から成つている。また、このグリル
3の前面下部の隅部は斜断して斜断壁3eを形成
し、この斜断壁3eに前記グリル3の長手方向
(第1図の紙面に垂直な方向)ほぼ全幅に延びる
吹出口7を形成している。そして、この吹出口7
と前記フレーム2に固定された前記フアン4との
間に吹出通路30を形成している。更に、前記吹
出口7の両側部には、第3図に示すごとく、前記
斜断壁3eから前記吹出通路30の内方に向かう
側壁71を形成している。
そして、前記吹出通路30における前記吹出口
7部分に、吹出空気の吹出方向を上下方向に調節
する吹出調節羽根(以下、水平羽根という)8を
揺動自由に設けるのである。
この水平羽根8は、第2図に示すごとく、前記
吹出口7の全幅に延びる細長状の板材81から成
ると共に、該板材81の長手方向両端にそれぞれ
ブラケツト8aを一体に設け、該各ブラケツト8
aに外方に向けて延びる前記支持軸9を突設し、
この各支持軸9を、第3図に示すごとく、前記吹
出口7の前記側壁71に回動自由に挿通支持させ
ている。
しかして、後記するごとくなして、前記水平羽
根8を、前記グリル1を冷暖房兼用形のものに用
いる場合には、吹出空気を下吹出する暖房位置
(第5図ロ)と、吹出空気を上吹出する冷房位置
(第5図イ)とに位置決めできるようにする一方、
前記グリル1を冷房専用形のものに用いる場合に
は、前記水平羽根8を前記上吹出しの冷房位置イ
にしか位置決めできないようにするのである。
以下、前記水平羽根8の位置決め機構を説明す
る。
即ち、第2図乃至第5図に詳しく示すごとく、
前記支持軸9のうち一方の外周面に、 前記羽根8の前記冷房位置(第5図イ)と、前
記暖房位置(同ロ)とを設定する凹条の冷房位置
設定部10aと、暖房位置設定部10bとを軸方
向に沿つて、かつ、円周方向に偏位させてそれぞ
れ形成すると共に、 前記各設定部10a,10bのうち、前記暖房
位置設定部10bを前記支持軸9の軸端から前記
ブラケツト8aの近くに達するごとく長範囲にわ
たつて形成し、また前記冷房位置設定部10aを
前記暖房位置設定部10bよりも短尺に形成する
のである。
一方、前記各設定部10a及び10bと係合し
て、前記羽根8を前記各位置イ,ロに調節可能と
する冷暖房用係止片(以下、第1係止片という)
11と、前記冷房位置設定部10aにのみ係合し
て前記羽根8を前記位置イにだけ調節する冷房用
の係止片(以下第2係止片という)12とを設け
るのである。
具体的には、前記第1係止片11は、第3図に
示すように、長方形状の金属薄板(弾性部材)か
ら成り、下部一側面に水平方向に延びる凸状の第
1係合部11aを形成している。この第1係合部
11aは前記支持軸9の前記両設定部10a,1
0bに嵌合するように、その断面形状を前記両設
定部10a,10b断面形状に合わせると共に、
その長さを短尺の暖房位置設定部10bより短く
形成している。
一方、前記第2係止片12は、第4図に示すよ
うに、前記第1係止片11と同形の金属薄板から
形成し、同様に下部一側面に水平方向全幅に延び
る凸状の第2係合部12aを形成している。この
第2係合部12aはその長さを、前記暖房位置設
定部10bの軸方向長さより長くしており(従つ
て、前記第1係合部11aよりも長い)、このこ
とにより、前記冷房位置設定部10aにのみ嵌合
可能にしている。
また、前記第1、第2係止片11,12の上部
には、それぞれ各第1、第2係止片11,12を
前記前面グリル1に固定するビス14を挿通する
開口13を形成している。
一方、前記グリル1には、第5図に示すよう
に、前記斜断壁3eにおける前記支持軸9との対
向位置上部から、前記支持軸9の上方位置に向か
つて、前記第1係止片11を固定する固定部41
を突設している。そして、この固定部41の先端
に固定面41aを形成し、かつ、この固定面41
aに前記ビス14を螺合するビス穴41bを形成
している。
しかして、前記第1または第2係止片11,1
2を前記ビス14を介して前記固定面41aに固
定することにより、前記第1または第2係止片1
1,12の前記各係合部11a,12aが前記支
持軸9の外周面に当接してこの第1または第2係
止片11,12が弓形に弾性変形されると共に、
この弾性変形に伴う弾性力で前記第1または第2
係合部11a,12aが前記支持軸9の外周面に
圧接されるのである。
しかして、冷暖房兼用形のものにおいては、前
記第1係止片11を前記グリル1に取付けるので
あり、かくして、 前記羽根9を上下に揺動させると、この回動
により、例えば、前記冷房位置設定部10aが
前記第1係合部11aに符合して、これら各部
10a,11aが嵌合し、この嵌合位置イ即
ち、位置決め位置が前記第1係止片11の弾性
力により保持されるのであり(冷房位置)、ま
た、更に、 この冷房位置イから前記羽根8を下方に揺動
させると、今度は前記暖房位置設定部10bが
前記第1係合部11aに係合して、前記同様に
前記羽根8が暖房位置ロに位置滅めされるので
ある。
また、冷房専用形のものにおいては、前記第2
係止片12を前記グリル1に取付けるのであり、
同様に前記羽根8を回動させて、前記冷房位置設
定部10aを前記第2係合部12aに符合させる
と、これら各部10a,12aが嵌合して、前記
羽根8が冷房位置イに位置決めされるが、 前記第2係合部12aは前記暖房位置設定部1
0bより水平方向に長さが長いので、前記暖房位
置設定部10bが前記第2係合部12aに係合す
ることがないのである。即ち、この冷房専用形の
ものにおいては、前記羽根8の位置決め位置を冷
房位置イのみとすることができるのである。
前記実施例では、前記支持軸9の外周面に設け
る各設定部10a,10bを凹条となし、前記各
係止片11,12に前記各設定部10a,10b
に係合する凸条の係合部11a,12aを形成す
るごとくしたが、前記支持軸9に設ける各設定部
10a,10bを凸条となし、また前記各係止片
11,12に前記各設定部10a,10bに係合
する凹条の係合部11a,12aを形成するごと
くしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案にかかる吹出調節羽
根の位置決め機構では、吹出調節羽根の支持軸に
冷房位置設定部と暖房位置設定部とをそれぞれ形
成し、この冷房位置設定部の長さを暖房位置設定
部の長さより長く形成すると共に、冷暖房兼用機
及び冷房専用機用の係止片を各別に形成して、こ
の冷暖房用係止片には、前記各設定部に係合可能
な係合部をそれぞれ設ける一方、前記冷房用係止
片には前記冷房位置設定部のみに係合する係合部
を設けるごとくしたから、 冷暖房兼用形及び冷房専用形のものに応じて前
記各係止片を選択的に使用することにより、前記
ケーシング(前面グリル)を共通化し、同一の羽
根を使用しながら 冷暖房兼用形のものにおいては、前記羽根を冷
房及び暖房位置に位置決めでき、かつ、冷房専用
形のものにおいては前記羽根を冷房位置にしか位
置決めできないようにできるので、少なくとも、
冷房専用形のものにおいて、使用者が前記羽根の
角度調節を誤ることがないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した空気調和機の縦断面
図、第2図は同要部の拡大斜面図、第3図は冷暖
房兼用機に適用した場合の説明図、第4図は冷房
専用機に適用した場合の説明図、第5図は同前記
吹出調節羽根の調節操作を説明する説明図、第6
図は従来例を説明する説明図である。 1……ケーシング、7……吹出口、8……吹出
調節羽根、9……支持軸、10a……冷房位置設
定部、10b……暖房位置設定部、11……冷暖
房用係止片、11a……第1係合部、12……冷
房用係止片、12a……第2係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング1に支持軸9を介して角度調節自由
    に支持した吹出調節羽根8の位置決め機構であつ
    て、前記支持軸9の外面に、前記羽根8の冷房時
    における角度位置と、暖房時における角度位置と
    を設定する凹条又は凸条の冷房位置設定部10a
    と暖房位置設定部10bとを軸方向に沿つてそれ
    ぞれ形成すると共に、これら各設定部10a,1
    0bのうち前記冷房位置設定部10aの軸方向長
    さを、暖房位置設定部10bの軸方向長さより長
    く設定する一方、前記両設定部10a,10bに
    弾性的に係合可能な短寸の第1係合部11aをも
    つ冷暖房用係止片11と、前記冷房位置設定部1
    0aにのみ弾性的に係合可能な長寸の第2係合部
    12aをもつ冷房用係止片12とを各別に形成し
    て、前記ケーシング1にこれら各係止片11,1
    2を選択的に固定させる固定手段を設けたことを
    特徴とする空気調和機における吹出調節羽根の位
    置決め機構。
JP20177484U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPS6333061Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS61116917U JPS61116917U (ja) 1986-07-23
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