JPS6332923Y2 - - Google Patents

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JPS6332923Y2
JPS6332923Y2 JP11560182U JP11560182U JPS6332923Y2 JP S6332923 Y2 JPS6332923 Y2 JP S6332923Y2 JP 11560182 U JP11560182 U JP 11560182U JP 11560182 U JP11560182 U JP 11560182U JP S6332923 Y2 JPS6332923 Y2 JP S6332923Y2
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関の調速器に関する。
従来のこの種調速器を第1図より第5図までを
参照して説明する。
第1図、第2図において、01は回転数を設定
するハンドル、02は機関回転系、03は機関の
シリンダ、04はシリンダ03内に燃料を噴射す
る燃料噴射弁、05は燃料噴射ポンプ、06は機
関回転数を検出する(機械式の場合フライウエイ
ト)回転数検出装置、07は設定回転数aと実回
転数bの偏差を検出する加減算器、08は加減算
器07の偏差をPID演算し出力する回転数制御演
算装置、09は燃料噴射ポンプ05のラツクを駆
動するアクチユエータ、010は比例演算器P、
011は積分演算器I、012は微分演算器D、
013は加減算器で上記回転数制御演算装置を構
成し、Aは調速器である。
第3図において、014はプランジヤバレル、
015はポート、016はプランジヤ、017は
プランジヤの溝である。
シリンダ03内に燃料噴射弁04から燃料が供
給され燃焼、爆発により出力を発生する。そし
て、機関回転系02が出力が伝達される。回転系
02の回転数は機関の出力と回転軸に接続された
負荷により決まる。この回転数は回転数検出装置
06により検出される。同装置06で検出される
実回転数はハンドル01で設定される回転数と加
減算器07で偏差が演算され、回転数制御装置0
8でPID演算されその信号を通じてアクチユエー
タ09により燃料噴射ポンプ05の燃料量が制御
される。なお、給気、排気系は省略されている。
燃料はバレル014に設けられているポート0
15を通つてプランジヤ上部に入り高圧化され燃
料噴射弁09に送られる。プランジヤ016があ
る高さまで上昇するとプランジヤの溝017とポ
ート015が重なり、プランジヤ室の圧力がポー
ト015に逃げてポンプの吐出を終る。
上記のものには次の欠点がある。
プランジヤ溝017は機関の噴射特性を左右す
るものであり、機関ごとに設計され種々の形状の
ものが採用されている。
第4図にその形状とそれに対応する噴射量特性
を示す。
(イ) 最もシンプルな形状、 (ロ) 低回転(低負荷)領域の特性改善、 (ハ) 機関の最大連続負荷の圧力まで常用負荷にお
けるシリンダ内圧力を上昇させたもので、省エ
ネルギ、低燃費化となる。
上記(ロ)と(ハ)では、ストローク(ラツク変位量
R)と噴射量Qの関係が変化している。このため
高負荷域で機関の制御性を最適に合うように調整
すると低負荷域で応答性が十分でなくなり、低負
荷域で最適調整すると高負荷域でゲインが高く、
ハンチングの原因となる。
これを改善するため、負荷により調速器の定数
を変化させるものがある。即ち、第5図に示すも
ので、同図において、05,09,011,01
2,013は第1図、第2図に示すものと同一部
材である。
018は関数発生器付比例演算器で、燃料噴射
ポンプ05のラツク変位量Rを検出し、その変位
量Rにおいて最適の制御状態となる比例定数Kp
を出力する。019は積分演算器時定数用関数発
生器で、ラツク変位量Rを検出し、その変位量R
において最適の制御状態となる積分定数Tiを出
力する。なお、TDは微分演算器の微分定数、S
はラプラス演算子である。
しかし、この場合には定数の切換え時に噴射量
の急変に対する対策が十分でなく、切換時の回転
変動が予測される。
本考案の目的は上記の点に着目し、定数が切換
えられた場合にも定数の時間とともに増減する関
数演算により噴射量の急変を抑制できる調速器を
提供することであり、その特徴とするところは、
関数発生器付比例演算器と積分演算器時定数用関
数発生器よりの出力が印加される積分演算器と微
分演算器との出力が加減算器よりアクチユエータ
を介して燃料噴射ポンプラツクの変位量を制御す
る調速器において、上記燃料噴射ポンプラツクの
変位量が入力され比例定数の切換えを検知して上
記比例定数を時間とともに漸増、漸減させる比例
定数漸増漸減用演算器、同比例定数漸増漸減用演
算器の出力と上記関数発生器付比例演算器の出力
とを切換える切換え回路を備えたことである。
以下図面を参照して本考案による実施例につき
説明する。
第6図は本考案による1実施例の調速器を示す
説明図である。
図において、05は燃料噴射ポンプ、09はア
クチユエータ、011は積分演算器、012は微
分演算器、013は加減算器、018は関数発生
器付比例演算器、019は積分演算器時定数用関
数発生器であり、従来例の第5図と同一部材を示
す。
1は比例定数漸増漸減用演算器で、定数の切換
時、切換えの状態を検知し、時間とともに徐々に
増減させる演算器である。
2は上記演算器1の回路と関数発生器付比例演
算器018の回路との出力を選択切換える切換え
回路SWである。
上記構成の場合の作用について述べる。
比例定数漸増漸減用演算器1は、燃料ポンプ0
5のラツク変位量Rの信号により、定数の切換え
を検知し、次の関数で徐々に定数を変化させる。
Kp=f(t)+Kp* ここで、f(t):定数の切換時の時間から時間
とともに漸増、漸減する関数、 Kp*:定数の切換え前の定数 である。
上記関数f(t)に指数関数を利用した1例の
フローチヤートを第7図に示す。この関数は1次
式または2次以上の多項式を用いても良い。
第7図のフローチヤートにおいて、FLAGとは
定数の急変点を超えたことを意味し、切換え漸
増、漸減中に立つ。はFLAG ONで、比例定
数漸増漸減用演算器1の回路出力側に切換え回路
SWは接続し、はFLAG OFFで関数発生器付
比例演算器018の回路出力側に切換え回路SW
は接続する。また、フローチヤート中のβは機関
の時定数とも関係して決まり、ほぼβ=1〜3秒
程度である。さらに第7図の右側の線図は比例常
数Kp急変時の状態を示す。
上述の場合には次の効果がある。
第8図に示すように従来定数切換え設定レベル
を超えた場合、ラツクが不連続的に変化し、これ
により回転変動が生じていたが、本考案の比例定
数漸増漸減用演算器1により、連続的に定数を変
えることが可能となり、機関の制御性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の内燃機関の調速器を示す説明
図、第2図は第1図の回転数制御演算装置を示す
説明図、第3図は燃料噴射ポンプの要部を示す説
明図、第4図イ,ロ,ハはそれぞれプランジヤ溝
形状と噴射量特性とを示す線図、第5図は第1図
の調速器を改善した従来の調速器を示す説明図、
第6図は本考案による1実施例の調速器を示す説
明図、第7図は第6図の調速器の作動を示すフロ
ーチヤートと比例定数の急変時の状態を示す線
図、第8図は負荷に対するラツク変位の状態を示
す線図である。 1……比例定数漸増漸減用演算器、2……切換
え回路、05……燃料噴射ポンプ、09……アク
チユエータ、011……積分演算器、012……
微分演算器、018……関数発生器付比例演算
器、019……積分演算器時定数用関数発生器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 関数発生器付比例演算器と積分演算器時定数用
    関数発生器よりの出力が印加される積分演算器と
    微分演算器との出力が加減算器よりアクチユエー
    タを介して燃料噴射ポンプラツクの変位量を制御
    する調速器において、上記燃料噴射ポンプラツク
    の変位量が入力され比例定数の切換えを検知して
    上記比例定数を時間とともに漸増、漸減させる比
    例定数漸増漸減用演算器、同比例定数漸増漸減用
    演算器の出力と上記関数発生器付比例演算器の出
    力とを切換える切換え回路を備えたことを特徴と
    する内燃機関の調速器。
JP11560182U 1982-07-31 1982-07-31 内燃機関の調速器 Granted JPS5921049U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11560182U JPS5921049U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 内燃機関の調速器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11560182U JPS5921049U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 内燃機関の調速器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5921049U JPS5921049U (ja) 1984-02-08
JPS6332923Y2 true JPS6332923Y2 (ja) 1988-09-02

Family

ID=30266795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11560182U Granted JPS5921049U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 内燃機関の調速器

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JPS5921049U (ja) 1984-02-08

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