JPS6332783Y2 - - Google Patents

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JPS6332783Y2
JPS6332783Y2 JP16465180U JP16465180U JPS6332783Y2 JP S6332783 Y2 JPS6332783 Y2 JP S6332783Y2 JP 16465180 U JP16465180 U JP 16465180U JP 16465180 U JP16465180 U JP 16465180U JP S6332783 Y2 JPS6332783 Y2 JP S6332783Y2
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union
passage
throttle
valve
pump
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JP16465180U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車用動力舵取装置などに接続
されるポンプの吐出側の配管装置の改良に関する
ものである。
以下、この考案の出願人が先に特願昭55−
76949号として提案した動力舵取用作動流体の流
量制御装置の場合を例とし、第1図を参照して説
明する。第1図において、1はポンプハウジング
であり、このポンプハウジング1には弁収納穴2
が貫通され、この弁収納穴2の一端部にはユニオ
ン3が螺着され、他端部には止め栓4が嵌着され
ている。ユニオン3はほぼ円筒状をなし、一端部
が弁収納穴2内に挿入され、その先端部が弁収納
穴2に遊嵌されており、他端部には動力舵取装置
のノーマルオープン形サーボ弁装置に接続される
圧力流体吐出口5が開口されている。弁収納穴2
には供給通路6とバイパス通路7とが軸線方向に
離間して開口され、前記供給通路6はユニオン3
の一端部外周と弁収納穴2との間に形成された環
状の制限通路8を通じて弁収納穴2内に常時連通
され、前記制御通路8は供給通路6に供給された
ポンプ吐出流量が多くなると、その流路抵抗によ
り上流側と下流側すなわち、供給通路6と弁収納
穴2との間に圧力差を生ずるようになつている。
前記弁収納穴2には供給通路6とバイパス通路7
との連通路を閉止しかつこの連通路の開度を調整
可能にするための流量調整用スプール弁9が摺動
可能に嵌装され、こスプール弁9の両側に第1弁
室10と第2弁室11とが形成されている。第2
弁室11にはスプール弁9を第1弁室10に向け
て押圧するスプリンゲ12が設けられ、このスプ
リング12のばね力によつて通常はスプール弁9
を前記ユニオン3に当接する位置に保持し、第1
弁室10に開口する供給通路6とバイパス通路7
との連通を遮断している。前記ユニオン3には前
記吐出口5に近接して絞り部材13が嵌合され、
この絞り部材13の中心部に前記第1弁室10と
吐出口5とを後述する流体通路を介して連通する
第1絞り通路14が形成されている。前記絞り部
材13には第1絞り通路14のまわりに前記流体
通路を介して第1弁室10と吐出口5とを連通す
る複数の小孔からなる第2絞り通路15が形成さ
れている。これにより、第1弁室10と吐出口5
は並列配置された第1、第2絞り通路14,15
を介して互に連通され、第1絞り通路14は後述
する制御スプールにより適宜閉止制御される。絞
り部材13には吐出口5側に開口する制御孔16
が開口され、制御孔16はユニオン3およびポン
プハウジング1に穿設した連通孔17,18を介
して前記第2弁室11に連通されている。これに
より、第1、第2絞り通路14,15を通過した
流体が第2弁室11に導かれ、スプール弁9の両
端面には絞り通路14,15の通過前と通過後の
圧力が作用するため、絞り通路14,15による
圧力降下に応じてスプール弁9が軸方向に移動さ
れ、絞り通路14,15による圧力降下を一定値
に保つようにバイパス通路7の開度を調整する。
前記ユニオン3には制御スプール19が摺動可能
に嵌挿され、この制御スプール19に第1弁室1
0と絞り通路14,15とを連通する流体通路2
0が貫通されている。制御スプール19の一端に
は第1絞り通路14を開閉制御する制御軸部21
が突設されている。制御スプール19と前記絞り
部材13との間にはスプリング22が蓄勢した状
態で介挿され、このスプリング22の蓄勢力によ
り制御スプール19を通常ユニオン3に形成され
た段部23に係止する位置に保持し、これによ
り、制御スプール19の制御軸部21は絞り部材
13から離間されて第1絞り通路14を開口して
いる。また、ユニオン3には前記流体通路20と
隔絶された制御スプール19とユニオン段部23
との接合部に開口する圧力導入孔24が穿設さ
れ、この圧力導入孔24は前記供給通路6に連通
されている。
前述のように構成されたものは、自動車エンジ
ンによつてポンプロータが回転駆動されると、圧
力流体がポンプ室から吐出室に吐出される。この
圧力流体は供給通路6を介しユニオン3と弁収納
穴2との間の制限通路8から第1弁室10に供給
され、この弁室10から流体通路20、第1、第
2絞り通路14,15を経て吐出口5から動力舵
取装置に送出される。
ポンプ回転数が低くポンプ吐出流量が少ない状
態では、スプール弁9はバイパス通路7を閉止
し、ポンプ吐出流量の全量が第1、第2絞り通路
14,15を経て動力舵取装置に送出される。そ
して、ポンプ回転数の上昇に伴い吐出流量が増大
すると、両絞り通路14,15前後の圧力差を一
定にするようにスプール弁9が摺動されてバイパ
ス通路7が開き、この通路7に余剰流量をバイパ
スさせる。これにより、動力舵取装置に供給され
る圧力流体は第1、第2絞り通路14,15で決
定される所定流量に維持される。
自動車の高速走行への移行に伴い、ポンプ回転
数がさらに上昇して供給通路6に供給される吐出
流量が増加すると、制限通路8での流路抵抗によ
つて供給通路6中の流体圧力が上昇し、供給通路
6と第1弁室10との間に圧力差が生じる。この
ような供給通路6の圧力は圧力導入孔24を介し
て制御スプール19とユニオン3との接合面間に
導入され、制御スプール19がスプリング22に
抗して変位される。したがつて、制御スプール1
9の制御軸部21により、第1絞り通路14が漸
次制限され、遂には閉止されるので、第1弁室1
0と吐出口5とは第2絞り通路15のみを介して
連通されるようになり、動力舵取装置に送出され
る圧力流体は、第2の絞り通路15によつて決定
される所定量まで減少される。
前述した流量制御装置において、ポンプの吐出
口には、一般的には第1図に示すフレア方式で、
ユニオン3の吐出口5の段部26にユニオンシー
ト25を嵌合させ、動力舵取装置側への圧力流体
の供給管27の端部に設けたフレア部28を締付
ナツト29により、ユニオンシート25に締付
け、このユニオンシート25により前記絞り部材
13を定置している。しかし、吐出口の前方に配
管スペースがない場合には、第2図に示すよう
に、絞り部材13に鍔30を設け、この鍔30を
ユニオン3にかしめ固定し、ユニオン3との間に
ワツシヤ31を介在させてアイ方式のジヨイント
配管32をユニオン3にねじ嵌合されるユニオン
ボルト35により締付け、この配管32に供給管
33を嵌合固定している。これらの配管におい
て、第1図のフレア方式の場合には、絞り部材1
3を供給管27のフレア部28に接合するユニオ
ンシート25の肩面で支持できるが、第2図のア
イ方式の場合には、絞り部材13を担持するもの
がないため、絞り部材13を鍔30付きとし、鍔
30をかしめるなどしてユニオン3に固定する必
要がある。このため、フレア方式のアイ方式とで
異なつた絞り部材を用意しなければならず、また
アイ方式では絞り部材を一たん固定すると、その
交換が困難になるという問題があつた。
この考案は、アイ方式の場合に、ユニオンボル
トとユニオンの内面に形成した段部との間にウエ
ーブワツシヤを介在させて、このウエーブワツシ
ヤで絞り部材を定置させることにより、前述した
問題を解決して、フレア方式とアイ方式の場合で
絞り部材を共用できるようにすると共に、アイ方
式での絞り部材の交換を容易にすることを目的と
するものである。
以下、この考案の一実施例につき第3図を参照
して説明する。
第3図において1はポンプハウジングであり、
このポンプハウジング1に形成された弁収納穴2
の一端部にはユニオン3が螺着され、ユニオン3
のポンプハウジング1外に突出した吐出口5部に
は後述するウエーブワツシヤ34が嵌合されてい
る。ウエーブワツシヤ34は、ユニオン3の内面
段部26に支持され、前記ユニオン3にねじ嵌合
されたアイ方式のユニオンボルト35により締付
け固定されている。また、ユニオンボルト35に
よりユニオン3との間で締付挟持されるジヨイン
ト配管32とユニオン3の端面との間にはワツシ
ヤ31が介挿され、ジヨイント配管32には動力
舵取付装置側へ圧力流体を供給する供給管33の
端部が嵌着されている。ユニオン3内に嵌合され
た絞り部材13は、これと制御スプール19との
間に介挿したスプリング22で、前記ウエーブワ
ツシヤ34の内面段部26から突出した内周部に
絞り部材13の一端が当接支持されていることに
より定置されている。なお、ウエーブワツシヤ3
4は側方に突出する山部と谷部とを交互に形成し
た波形をなし、山部がジヨイント配管32に、谷
部がユニオン3の内面段部26にそれぞれ当接
し、小さなスペースで所定の設定荷重を付与でき
るものである。また、この実施例において、前述
した以外の構成はユニオン3および絞り部材13
を含み、第1図に示すものと同様であり、第3図
中の第1図と同一符号は第1図と同一の部分を示
すものである。
以上この考案を、自動車用動力舵取装置の流量
制御装置を有するポンプの場合について説明した
が、この考案は、ポンプハウジングに吐出口を形
成したユニオンを嵌合固定し、このユニオン内に
絞り部材を設けた場合の配管装置に広く適用でき
る。
以上説明したように、この考案によるポンプの
配管装置は、アイ方式のもので、ジヨイント配管
を締付けるユニオンボルトとユニオンの内面に形
成した段部との間にウエーブワツシヤを介在させ
ることにより、絞り部材をフレヤ方式のものと共
用でき、2種類を生産、管理する必要がないた
め、生産、管理が容易で経済的になり、また絞り
部材をユニオンに固定しなくてよいので、絞り部
材の交換が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は流量制御装置の一例を示す側断面図、
第2図は第1図の流量制御装置のアイ方式による
配管装置の側断面図、第3図はこの考案の一実施
例による配管装置の側断面図である。 1……ポンプハウジング、3……ユニオン、5
……吐出口、13……絞り部材、26……ユニオ
ンの内面段部、32……ジヨイント配管、34…
…ウエーブワツシヤ、35……ユニオンボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプハウジングに吐出口を形成したユニオン
    を嵌合固定し、このユニオン内に絞り部材を設
    け、前記ユニオンにねじ嵌合させたアイ方式のユ
    ニオンボルトとユニオンの内面に形成した段部と
    の間に前記絞り部材をその一端を当接させて定置
    するウエーブワツシヤを介在させたことを特徴と
    するポンプの配管装置。
JP16465180U 1980-11-19 1980-11-19 Expired JPS6332783Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16465180U JPS6332783Y2 (ja) 1980-11-19 1980-11-19

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JP16465180U JPS6332783Y2 (ja) 1980-11-19 1980-11-19

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Publication Number Publication Date
JPS5786873U JPS5786873U (ja) 1982-05-28
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JP16465180U Expired JPS6332783Y2 (ja) 1980-11-19 1980-11-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59213569A (ja) * 1983-05-19 1984-12-03 Toyoda Mach Works Ltd 動力舵取装置用流量制御装置
JPS59213568A (ja) * 1983-05-19 1984-12-03 Toyoda Mach Works Ltd 動力舵取装置用流量制御装置
JPS59220456A (ja) * 1983-05-27 1984-12-11 Toyoda Mach Works Ltd 動力舵取装置用流量制御装置
JPS60165261U (ja) * 1984-04-13 1985-11-01 豊田工機株式会社 動力舵取装置用流量制御装置

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JPS5786873U (ja) 1982-05-28

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