JPS6332559Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6332559Y2
JPS6332559Y2 JP1983078585U JP7858583U JPS6332559Y2 JP S6332559 Y2 JPS6332559 Y2 JP S6332559Y2 JP 1983078585 U JP1983078585 U JP 1983078585U JP 7858583 U JP7858583 U JP 7858583U JP S6332559 Y2 JPS6332559 Y2 JP S6332559Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastener
opening
width
tongue
band portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983078585U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59182499U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7858583U priority Critical patent/JPS59182499U/ja
Publication of JPS59182499U publication Critical patent/JPS59182499U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6332559Y2 publication Critical patent/JPS6332559Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はサーフインあるいはウインドサーフ
インないしはスキンダイビング等におけるウエツ
トスーツ、就中スーツ装着ないしは脱装に供され
る所謂開き部分におけるフアスナーよりする海水
等の浸潤を極力抑止し、保温特性の良好なウエツ
トスーツの提供を目的としたものである。
(従来の技術) 而して、従前におけるこの種のウエツトスーツ
類は、スーツの素材面における改良に主眼が置か
れ、伸縮性を有し、しかも充分に発泡されたネオ
プレーンゴム等の重ね合せ等による耐水機能、保
温機能の発現が予期されたものであり、素材自体
における保温特性と、装着スーツの各口元よりす
る海水等の浸潤は殆ど抑止されたものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし乍ら、かゝる素材の使用に伴つて、スー
ツの装脱に供せられる開口部は依然として長目の
開きが要請されるものであり、該部の開閉が通例
フアスナーに依存されてきたものであるため、
かゝる長目のフアスナーの介装使用に伴つて、せ
つかく奏効された耐水、保温特性は往々にして無
に帰されたものであり、特にフアスナー噛合部の
間隙よりする海水等の浸潤にとどまらず対流をも
誘起し、急激に体温の消耗をもたらせたものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係るウエツトスーツは、かゝる従前ス
ーツにおける不都合に鑑み特に案出されたもので
あつて、フアスナーによるスーツ装脱の軽便さと
共に、フアスナー部分よりする体温の流出、特に
対流誘起に伴う急激な体温の損耗を防止するよう
にしたものであつて、その構成を少なくとも襟首
部1aより下部方向適宜位置に向けて装脱用の開
口部1bが開設され、且つ弾力性、耐水性に富む
生地により構成されているスーツ本体1における
該装脱用の開口部1b両側の内側に、一対のフア
スナー2が、該開口部1bの開口縁1c部によつ
て該フアスナー2の帯部2b外面側が覆われるよ
うに取付けられており、且つ前記フアスナー2の
帯部2b内面側には弾力性、耐水性に富む舌片3
及び4が前記開口部1bの開口縁1cに沿つて縫
着5されていると共に、該舌片3の縫着位置より
開口部側の舌片部の幅が前記フアスナー2の係合
頭部2aに到る帯部2bの幅と略同幅とされ、且
つ他方の舌片4の縫着位置より開口部側の舌片部
の幅が前記フアスナー2の係合頭部2aに到る帯
部2bの幅より広幅であつて、且つ前記の舌片3
及び4の縫着位置より内奥部側の舌片部が前記フ
アスナー2の帯部2bの取付け位置よりも前記ス
ーツ本体1の内奥側にまで延設されている点に置
き、以下の具体的な実施例と、これに伴う相当の
設計変更が予定されたものである。
(実施例) 以下、本考案に係るウエツトスーツの典型的な
一実施例を添付の図面について説明するに、1は
スーツ本体であり、その襟首部1aより下部方向
に向けて装脱用の開口部1bを開設し、この開口
部1bに一対のフアスナー2を対向配設したもの
である。
尚、この開口部1bの開設はスーツ背部に設け
ることを典型例としたものであるが、スーツ前部
又は、スーツ肩部に向けて夫々襟首部1aより割
設することも別途予定されたものである。
かくして、取付けられるフアスナー2は、充分
な弾力性と耐水性に富むネオプレーンゴム等の開
き縁1c部の生地の内側面によつて該フアスナー
2の帯部2bの外側面が被覆されるように、その
係合頭部2aが、この開き縁1cの前端と略同位
置とされて取付けられると共に、該フアスナー2
の帯部2bの内面側に弾力性、耐水性を有する舌
片3,4を重ね合せて、これ等舌片とフアスナー
とを開き縁1c部に一体的に縫着5したものであ
る。
尚、この舌片3は取付けられるフアスナー2の
係合頭部2a位置に到る幅寸の重合面3aを、又
他方の舌片4は、この舌片3に充分に重なり合う
幅寸の重合面4aを有し、又、夫々に面3a,4
aにおける縫着5部の反対側に予備シール面3
b,4bを設けるようにしたものである。
(考案の効果) 本考案に係るウエツトスーツは叙上における特
徴ある構成よりなることから、該ウエツトスーツ
を装着した後、装脱用の開口部1b両側の内側に
対設される相互のフアスナー2を噛合した場合に
は、第4図のように先ず開き縁1cの前端が弾
発、当接し、フアスナー2の噛合面に向けた水の
浸潤を防止し、次いで舌片3,4との重合により
フアスナー2の噛合部分より侵入した水のシール
がなされると共にフアスナー2の縫着接合面より
する水の侵入が予備シール面3b,4bにおいて
完全に防止されたものである。
即ち、装着されたウエツトスーツにおいては、
装着後第4図における矢印のように夫々の生地が
水圧及び内部圧力によつて内外面より押圧され、
フアスナー2の係合部分における空隙xが完全に
除去され、開き縁1c、フアスナー2、舌片3,
4とが相互に完全に密着したものであり、特に
夫々の密着面が開き縁1cと舌片3,4の弾力特
性を具備した密着とされ、シール性が特に完全と
されたものである。
先ず、開き縁1cは水圧の付加に伴つて、その
縁端を夫々の弾力に抗して押し込まれたものであ
り、縁端1c′の当接面は水密性をもつて確実に密
着シールされたものである。
又、舌片3,4における重合面3a,4aは充
分な密着面において同様の弾発力に抗した圧着シ
ールが、更に介装されるフアスナー2の取付け生
地となる帯部2bの介装間隙よりする水の浸潤が
予備シール面3b,4bとスーツ本体1の生地面
に対する同様の弾発力に抗した圧着シールをもつ
て防止されたものである。
本考案に係るウエツトスーツは、叙上における
特徴ある構成よりしたスーツの着装ないしは脱装
の軽便さを活かしつゝ、保温機能の損耗を確実に
防止し、快適なサーフインないしはスキンダイビ
ングを約束したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るウエツトスーツの斜視
図、第2図は同要部拡大斜視図、第3図は同要部
拡大断面図、第4図は装着時における要部拡大断
面図である。 尚、図中1……スーツ本体、2……フアスナ
ー、3,4……舌片、5……縫着を示したもので
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも襟首部1aより下部方向適宜位置に
    向けて装脱用の開口部1bが開設され、且つ弾力
    性、耐水性に富む生地により構成されているスー
    ツ本体1における該装脱用の開口部1b両側の内
    側に、一対のフアスナー2が、該開口部1bの開
    口縁1c部によつて該フアスナー2の帯部2b外
    面側が覆われるように取付けられており、且つ前
    記フアスナー2の帯部2b内面側には弾力性、耐
    水性に富む舌片3及び4が前記開口部1bの開口
    縁1cに沿つて縫着5されていると共に、該舌片
    3の縫着位置より開口部側の舌片部の幅が前記フ
    アスナー2の係合頭部2aに到る帯部2bの幅と
    略同幅とされ、且つ他方の舌片4の縫着位置より
    開口部側の舌片部の幅が前記フアスナー2の係合
    頭部2aに到る帯部2bの幅より広幅であつて、
    且つ前記の舌片3及び4の縫着位置より内奥部側
    の舌片部が前記フアスナー2の帯部2bの取付け
    位置よりも前記スーツ本体1の内奥側にまで延設
    されていることを特徴とするウエツトスーツ。
JP7858583U 1983-05-25 1983-05-25 ウエツトス−ツ Granted JPS59182499U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7858583U JPS59182499U (ja) 1983-05-25 1983-05-25 ウエツトス−ツ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7858583U JPS59182499U (ja) 1983-05-25 1983-05-25 ウエツトス−ツ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59182499U JPS59182499U (ja) 1984-12-05
JPS6332559Y2 true JPS6332559Y2 (ja) 1988-08-30

Family

ID=30208589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7858583U Granted JPS59182499U (ja) 1983-05-25 1983-05-25 ウエツトス−ツ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59182499U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004099038A (ja) * 1997-10-27 2004-04-02 O Neill Inc ウエットスーツ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6000740B2 (ja) * 2012-08-10 2016-10-05 有限会社トシズマリンプロジェクト マリンスポーツ用防水スーツ
JP7045118B1 (ja) * 2021-10-25 2022-03-31 勇毅 後藤 スキューバダイビング用のウェットスーツ及びスキューバダイビング用のウェットスーツの製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827922U (ja) * 1971-08-07 1973-04-04

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50140609U (ja) * 1974-05-07 1975-11-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827922U (ja) * 1971-08-07 1973-04-04

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004099038A (ja) * 1997-10-27 2004-04-02 O Neill Inc ウエットスーツ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59182499U (ja) 1984-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH053050Y2 (ja)
US6223349B1 (en) Closure device for slit opening of aquatic sport suit
EP2391426B1 (en) Watertight cap
JPS6313689Y2 (ja)
US6415449B2 (en) Garment
JP3692297B2 (ja) 首部から入るウエットスーツ
JP3719908B2 (ja) 水密ジッパーとスライダー
US20030192108A1 (en) Adjustable neck seal
JPS6332559Y2 (ja)
US20230180876A1 (en) Swim cap
US3409953A (en) Pressure sealing zipper
WO2005096854A1 (fr) Vetement en deux parties pour les sports aquatiques
US5136721A (en) Neck seal
US20030024027A1 (en) Wet suit for scuba divers with improved heat
JP6990322B2 (ja) 水の浸入を二重に遮断するスーツ
JP2598567Y2 (ja) ウェットスーツ
JP3150573B2 (ja) 保冷箱
CN217125620U (zh) 一种保温性好的餐饮专用袋
CN213756746U (zh) 一种带发热功能的防水型衣服结构
JPS6326019Y2 (ja)
CN212545619U (zh) 一种便于清洗的防寒羽绒服
CN210184759U (zh) 一种箱包密封连接机构
JP3089458U (ja) 優れた流体侵入防止機能をもつファスナー
JPS60185696A (ja) 気密防水服
JPH10327912A (ja) ファスナー構造