JPS60185696A - 気密防水服 - Google Patents

気密防水服

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JPS60185696A
JPS60185696A JP59040038A JP4003884A JPS60185696A JP S60185696 A JPS60185696 A JP S60185696A JP 59040038 A JP59040038 A JP 59040038A JP 4003884 A JP4003884 A JP 4003884A JP S60185696 A JPS60185696 A JP S60185696A
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JP
Japan
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waterproof
collar
open
clothing
attached
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JP59040038A
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English (en)
Inventor
Koji Ozaki
尾崎 幸司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、着脱容易なドライスーツ系防水服に関し、更
に詳しくは、片閉じ防水ファスナーが服の前側に且つ該
ファスナーの開放側が該層の襟に交差状に取付けられて
開襟し得るように形成された着脱容易で着用により優れ
た気密性が得られる防水服に関する。
従来、例えば海難用、スキンダイビング用スーツ等の耐
水防水水性が要求される防水衣類は、耐水性の完全防水
性布で構成されると共に着脱のために必要な開閉口の形
成に専ら両閉じ防水ファスナーが用いられている。この
防水ファスナーは、一方向には比較的容易に屈曲するが
他の方向には屈曲性が乏しいという特殊性があり、その
ため防水服の着脱及び活動を考慮して、服の背側の両肩
を結ぶ位置に水平方向に取付けられている。
両閉じファスナーがこのように取付けられた防水服は使
用者が開かれたファスナ一部から手足及び体を入れ、前
かがみになって頭をくぐらせて着用したのちファスナー
が閉じられる。その場合、防水ファスナーは背側にあり
、しかも可成り力を必要とするため、着用者自身がこれ
を閉じることは実質的に不可能であり、他人の助力が必
要であった。かかる他人の助けを借りなければならない
防水服は、例えば海難事件などでは実用上問題があり、
特に防寒用のかさ張った防水服を短時間に各人が着用す
ることはできなかった。このような実状において、緊急
時に着用する防寒防水服の基準として各人が2分以内に
着用し得るものであることが示された。この現実を考慮
した基準によれば、従来のものは本質的に不適格であり
、この基準を満足し得る実用性の高い服の開発が要望さ
れている。他方、防水服の防水性に関する実用的基準と
して、10時間で浸水量500mJ1以内が示されてい
る。この浸水量基準は特に人間の首部の電封度に関して
厳しい条件であるため、上記着用基準を満足する服の開
発の大きな制約となっていた。例えば、着脱を容易にす
るために、服の前側に片閉じ防水ファスナーを開襟状に
取付けた場合には、襟首部の気密防水性の確保が極めて
困難で、防水機能を重視する服には、そのような開く襟
は、これまで実質的に採用できなかったのである。
本発明者は、上記の如き防寒防水服の実状に鑑み、着用
が容易で裸部の防水性の優れた防水服を提供すべく、多
くの試作実験を行なった結果、防寒防水服にあっても上
記両基準を満足し得る実用的に極めて望ましい服を開発
した。
すな−わち、本発明は、ドライスーツ系防水服の前側に
、片閉じ防水ファスナーが、その開放側が該層の閉じた
襟を切り開きできるように該襟に交差状に取付けられ、
その襟の内側周面には、その全周にわたってガス不透性
布状材料が上方に立ち上り状に気密に取付けられると共
に内側下方に折返され、且つ該折返されたネックシール
部材の開襟部の両端部が重合状に形成されて成る着脱容
易な気密性を有する防水服を提供するものである。
本発明において、ドライスーツ系防水服とは、着用した
人を防水するための完全ドライ系ないしセミドライ系の
防水服をいい、例えば海難用防寒防水服、スキンダイビ
ング用層、原子力関係安全服、サーフィンやウィンドサ
ーフィン用スーツ、漁業用カッパなどを包含する。
また、本発明に用いられる片閉じ防水ファスナーは、通
常知られた防水ファスナーの片方は閉しられているが、
他方が開放状にされたもので、ファスナーが開かれると
き開放側端部は相互に拘束されない自由状IEが得られ
るものである。この防水ファスナーは、洋服やバッグな
どに用いられる通常のファスナーと相異し、相互にかみ
合う特殊な金属小片が数句けられた布片の裏側にゴム層
が形成されて、締付は閉じられた場合には、相互に小片
がかみ合うと共にそれぞれのゴム面が強力に接合して気
密防水効果が得られるように構成されて成るものである
本発明は、このような片閉じファスナーを防水服の前側
に、且つ閉じられてない開放側を襟に交差状に数句け、
開き得る襟を形成させることに関連して、該裸部に、そ
の内側周面全周にわたってカス不透性布状材料を上方に
立ち上り状態に気密に数句け、これを全周にわたって内
側下方に折返すと共に、該折返された布状材料の開襟部
の両端部を重ね合うように形成させたネックシール部材
により、従来技術では到底得られなかった気密防水性を
効果的に確保し得たことも発見に基づいており、このよ
うな単純なシール部材により着用容易な防水服を提供し
得たことは全く意外であった。
本発明において、片閉じ防水ファスナーは防水服の前側
に且つその襟が切り開かれるように、その襟に交差状−
数句けられて、使用者が容易に着脱し得る開口が形成さ
れるならば、その取付けは特に制限されず、例えば服の
前側の中央位置でもよいし、多少左方又は右方に寄せて
もよく、また縦開きのための交差は、襟に直交状でも斜
交状であってもよい。
更に、本発明の服に用いられる不透性布状材料は、ガス
不透性であるばかりでなく、フレキシブルであることが
重要であり、特に防寒用にあってはO′Cあるいはそれ
以下の実用温度においてもフレキシブル性が安定に確保
される素材が用いられる。また、布状材料とは、布状す
なわちフィルムないしシート状のフレキシブルな材料物
質の包括的表現であって、例えば天然ゴム、合成ゴム、
合成樹脂類などのガス不透性材料でつくられた布様成形
物である。かかるガス不透性布状材料は、通常、長方形
のものが用いられ、その一方の長辺部が服の襟の内側周
面に気密に接合されて、該布状材料は」一方に立ち上る
方向に襟に一体化されると共に立ち−Fり上辺部が内側
下方に折返される。−この折返しは、通常、折返し幅が
立ち上り幅に比べて同等ないし大となるように形成させ
ることが実用1好ましい。折返された内側面は相互に接
し合う状態になっているが、この接合面は、その折返さ
れた布状材料の内側面に空気圧が加えられるとき、離反
状にこれを受止め、折返し片部が着用者の首部の肌を全
周にわたって密圧する作用をもつので、接合面が相互粘
着のおそれがある場合には、例えば、折返される内側面
全体に非粘着性層を設けるなどの方法により、その不都
合を排除することが好ましい。また、このようなネック
シール機能の実状から、折返し幅は、通常5c+s以上
とすることが望ましい。更に、折返された片部は空気内
圧を受けて内側及び上方にふくれるが、その下辺縁部が
伸びきらないように、該縁部の複数箇所を襟内周部に系
留してもよいし、全面的に接合させてもよい。
本発明においては、この折返された布状材料、すなわち
ネックシール部材は、襟の切り開かれた端縁から少なく
とも一方がはみ出して形成され、両端部が重ね合わされ
得る状態に構成させることが重要で、このような構成に
よって入水時の増大した内圧を折返された布状材料の内
側面が開く状態に受け止めて、首部にフィツトし、その
重合部により防水ファスナーの閉じられてない側の%密
封類が効果的に行なわれ、襟部全体の気密防水性が容易
に得られる。この折返されたネ・ンクシール部材は、そ
の重合させる端縁を接着剤などにより閉じた状態にして
もよいし、開いたままの状態で用いることもできる。ま
たその端部の重合は、折返されたはみ出し部を単に重ね
てもよいし、はみ出した端部を他の端部の折辺し内面に
挿入するように重ねることもできる。更に、はみ出し部
を比較的小さくして、その両端縁部を嵌合状に重合させ
る周知方法も採用できる。
本発明によれば、冬期海難時の使用に好適な極めて実用
的防寒気密防水性救命用層を提供することができ、また
原子力関係の安全気密服として好都合に使用することが
できる。この場合には、水による皿内の空気圧の増大が
ないから、このような使用法においては、着服後に皿内
に空気などのガスを噴入して開部の気密性を確立するこ
とが望ましい。この空気噴入は、寒冷水への入水におけ
る防寒性の向上にも極めて有効であり、息を皿内に吹込
む空気封入「」を服に取付ける ことは一層望ましいことである。
次に、添付図面により、本発明を更に具体的に説明する
第1図は、本発明の気密防水服の一例の上半部の正面見
取図、第2図は、その片閉じ防水ファスサーを開いた襟
部見取図、第3図はその服の開部の前側を欠切いてネッ
クシール部材を拡大して示した斜視図である。また、第
4図(イ)、(ロ)は本発明のネックシール部材を着用
セットした場合の重合状態の例を模範的に示す平面図で
、第5図は本発明の服を人が着用した場合における開部
のシール状態の例を示す断面図である。
図において、手、脚、頭蓋部が胴部に一体に形成された
、例えばネオプレンスポンジ製防水腸lの前側には、片
閉じ防水ファスナー2が、片方の閉じられた端部2”を
下側に、また他の開放側端部2”を上側にして、襟を切
り開きできるように縦方向に取付けられている。また、
襟の内側周面には、全周にわたってカス不透性布状材料
(ネックシール部材)3が気密に取付けられている。例
えばネオプレンスポンジシートなどで構成された長方形
布状材料3は、その長辺の一方の辺縁部が、例えばシリ
コーンゴム系接着剤などで、襟の内周面に他辺が上方向
に立ち上り状に気密に接着され、更に立ち上った他辺は
内側下方に折返されて、ネックシール部材に形成される
。また、該シール部材の開襟部の両端部3’、3”は、
少なくとも一方3′”が襟の端部からはみ出してフリー
の状態にされ、着用時には両端部が重ね合わされる。こ
の重合は第4図(イ)Qの如く、両端部な単に内外に重
ねてもよいし、 (ロ)の如く一方の折返し端部3”を
他方の端部3”の折返された内面に挿入するようにして
もよい。
人が本発明の服を着用して入水した場合、層内の空気は
水圧によって加圧状態となり、その内圧はネックシール
部材3の折返し部を押し開き、第5図に示されるように
、折返し部が首部全周の肌を密に押圧して気密防水性が
得られる。
実施例 服の前側中央に片閉じ防水ファスナーを縦に開襟状に取
付けた厚さ約5m鵬のネオプレンスポンジ(両面プリン
トジャージ張り)製の防寒防水服を用い、これに厚さ約
3111Iのネオプレンスポンジ(裏面プリントジャー
ジ張り)酸ネックシール部材の辺縁部を襟の内周面に気
密に取付けた。折返し幅は約6c+sであった。人がこ
れを着用して、氷を浮かせた水温θ℃の水中に飛込み、
更に波型たせながら防水耐寒テストを行なったところ、
6時間のテスト時間において、浸水は実質的になく、ま
た、その耐寒性もなお充分の余力が認められた。
一方ネツクシール材を取付けない服の着用による同様の
比較テストでは、着用者の我慢は30分が限度であった
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の気密防水服の一例の上半部の正面見
取図、第2図は、その片閉じ防水ファスナーを開いた裸
部見取図、第3図はその服の裸部の前側を欠切いてネッ
クシール部材を拡大して示した斜視図である。また、第
4図(イ)、c口)は本発明のネックシール部材を着用
セットした場合の重合状態の例を模範的に示す平面図で
、第5図は本発明の服を人が着用した場合における裸部
のシール状態の例を示す断面図である。 図中の符号: 1・・・防水服 2・・・片閉じ防水ファスナー 3@・・ネックシール部材 第曹図 第2図 第3図 第4図 (イ) (ロ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ドライスーツ系防水服の前側に、片閉じ防水ファス
    ナーが、その開放側が該層の閉じた襟を切り開きできる
    ように該襟に交差状に取付けられ、その襟の内側周面に
    は、その全周にわたってガス不透性布状材料が上方に立
    ち上り状に気密に取付けられると共に内側下方に折返さ
    れ、且つ該折返されたネックシール部材の開襟部の両端
    部が重合状に形成されて成る着脱容易な気密性を有する
    防水服。
JP59040038A 1984-03-02 1984-03-02 気密防水服 Pending JPS60185696A (ja)

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JP59040038A JPS60185696A (ja) 1984-03-02 1984-03-02 気密防水服

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JP59040038A JPS60185696A (ja) 1984-03-02 1984-03-02 気密防水服

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JPS60185696A true JPS60185696A (ja) 1985-09-21

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ID=12569737

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JP59040038A Pending JPS60185696A (ja) 1984-03-02 1984-03-02 気密防水服

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