JPS6332508Y2 - - Google Patents

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JPS6332508Y2
JPS6332508Y2 JP13807482U JP13807482U JPS6332508Y2 JP S6332508 Y2 JPS6332508 Y2 JP S6332508Y2 JP 13807482 U JP13807482 U JP 13807482U JP 13807482 U JP13807482 U JP 13807482U JP S6332508 Y2 JPS6332508 Y2 JP S6332508Y2
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JP13807482U
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JPS5942732U (ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンクリートミキサ車の操作装置に関
するもので、その目的とする所は、構造の簡易化
と操作性の向上を図り、廉価に而かも機能の向上
と耐久性に富むこの種装置を提供するにある。
一般にコンクリートミキサ車においては、車輌
のエンジンより動力を取出し、油圧ポンプ・モー
タによりドラムを回転させ、ドラムの回転を正転
にすることにより生コンクリートの投入、混練お
よび運搬時の撹拌を行う一方、ドラムを逆転する
ことにより生コンクリートの排出を行うようにし
てあることは周知の通りである。
また、ドラムの回転速度が任意に変えられ、最
良の生コン品質を得るための混練、撹拌及び排出
現場の状況に見合つた適切な排出速度が得られる
ようにしてあることもつとに周知である。
これらのドラムの回転制御は、油圧ポンプとエ
ンジンを操作することによつて行われる。即ち (1) ドラムの正逆転制御は、油圧ポンプの吐出方
向を変えることによつて行われる。
(2) ドラムの回転速度制御は、a)低速回転域に
おいては、油圧ポンプの吐出量を変えることに
よつて行われ、b)高速回転が必要なときに
は、エンジンの回転速度を上げることによつて
行われる。
これらの油圧ポンプとエンジンの操作は、車輌
の後方に設けた操作レバーにより遠隔操作が行わ
れるようにしてあるもので、一般的な操作装置の
構造を第1図の斜視図において開示してある。
第1図において、1及び2は左後方操作レバー
と右後方操作レバーとを夫々示し、両者はリンク
機構3によつて互に連繋され、何れか一方の操作
により油圧ポンプ4及びエンジン5を作動するよ
うにしてある。
この操作レバーの操作パターンを、例えば左後
方操作レバー1について述べれば、操作レバー1
は、その中立位置Nから左右方向の操作、即ちL
方向で油圧ポンプの正転(投入)を行い、L位置
で最大となり、R方向で油圧ポンプの逆転(排
出)を行い、R位置で最大となるようにしてあ
る。
また上下方向即ちU方向でエンジン5を高速に
変えるようにしてある。
即ち、操作レバー1の矢標に示すようなコ字型
の操作による二次元の操作パターンを有するもの
である。
このような二次元方向の操作は、リンク機構3
で油圧ポンプ操作とエンジン操作とを分割し、
夫々ロツドリンク6,7を介して伝達されるよう
にしてある。
尚8は油圧ポンプ用の車内操作レバーである。
之を要するに従来の装置においては、操作レバ
ー1又は2の操作は二次元方向の作動を必要とす
るため、それだけ操作が厄介となるのみならず、
カムリンク等のリンク機構が複雑となり、それだ
けコスト高となると共に整備に労力を要し、故障
も多くならざるを得ない。
本考案は上述のような従来のこの種装置におけ
る欠点を排除すべく構成したもので、操作レバー
の操作を一次元方向の操作に替えると共に構造の
簡素化を図つたものである。
このため本考案においては、縦杆先端を一次元
操作レバーに連繋し且つ横杆両端にローラを夫々
設けたT型カムリンクを設けると共に前記ローラ
を案内する固定した案内カム部材を設ける一方、
一端を油圧ポンプに連繋し、他端を前記T型カム
リンクに軸装した中間リンクの中央を回動自在に
軸設し、更に一定作動範囲内では作動を伝達しな
いスライドリンクをエンジンと前記T型カムリン
クとの間に設けたことを特徴とするコンクリート
ミキサ車の操作装置を提供せんとするもので、今
第2図以下に示した実施例に基いて本考案の要旨
を説明する。
第2図は本考案装置の要部の構成を示す略図
で、第3図及び第4図は油圧ポンプの正回転状態
を、第5図及び第6図は油圧ポンプの逆回転状態
を夫々示す略図である。
図面において、10及び10′は右後方の一次
元操作レバーと左後方の一次元操作レバーで、第
3図以下においては、一方の一次元操作レバー1
0′は省略してある。(爾後一次元操作レバーを単
に操作レバーと略称する)。
これらの操作レバー10及び10′は夫々軸1
0a及び10′aに回動自在に支持され、操作レ
バー10の下端は、ロツドリンク11を介してT
型カムリンク12の縦杆12aに連結され、この
カムリンク12の横杆12bの両端にはローラ1
3を設ける一方、固定した案内カム部材14の一
定の弧状縁14aに前記ローラ13,13を摺接
するようにしてある。
この摺接は後述する中間リンク15で、カムリ
ンク12を支持していることによつて行われる。
即ち、中間リンク15は下端をカムリンク12に
軸支すると共にその中央を軸16によつて回動自
在に支持されているもので、軸支部16′を介し
てカムリンク12はローラ13,13を弧状縁1
4aに摺接してある。
従つてローラ13,13が、共に案内カム部材
14の円周部分に摺接している状態では、(第2,
3図示)縦杆12aはこの円周の接線に対して常
に直角に保持されることとなるから、軸16を中
心とする半径方向、即ち中間リンク15と一線状
に重合することは当然で、中間リンク15及び縦
杆12aは一直線状に保持されたまま一体的に軸
16を中心に回動するが、一方のローラ13が円
周部分から外れたときは、第4図のようにこの関
係が破れ、軸支部が軸16から同16′に変更さ
れるものであり、エンジン20のアクセル21が
それだけ軽快に回動され、回転速度の増大が行わ
れるものである。
即ち、作動レバー18aの切替動作に当つて
は、エンジン20のアクセル21には何らの影響
なく、アクセル21の操作は、この切替えの後に
即ちローラ13の一方が案内カム部材14を離脱
後、軸支部16′を中心とするT型カムリンク1
2の回動によつて行われるようにしてあり、エン
ジン20は走行及びドラム駆動両用に使用され、
スイツチとスターターで通常の自動車と同様に始
動されるようにしてある。
また中間リンク15の上端はロツドリンク17
を介して油圧ポンプ18の作動レバー18aに連
結してある。
19,19′はカムリンク12の端末に一端を
軸支し他端に長孔19a,19′aを夫々形成し
た一対のスライドリンクで、長孔19a及び1
9′aはエンジン20のアクセル21の両端のピ
ン22,22′に夫々摺動自在に遊嵌してある。
この長孔19a及び19′aは、後述する如く
カムリンク12の一定範囲の回動に対しては、ピ
ン22,22′に作動を伝達しないが、一定範囲
を越えた左右への作動、即ち一方のローラ13が
弧状縁14aから外れて案内カム部材14の上方
に摺動する場合には、一方の長孔19a又は1
9′aの端末によつてアクセル21を図上反時計
方向に回動してエンジン20を高速回転にするよ
うにしてあるもので、アクセル21は常時低速位
置に復動する弾力を与えられている。
以上の構成からなる本考案装置においては、第
2図示のように操作レバー10,10′が中立位
置にあるときには、エンジン20は低速回転を維
持し、油圧ポンプ18は中立位置にあつてドラム
(図示せず)は停止状態にあるが、第3図示のよ
うに操作レバー10を図上反時計方向に回動する
と、ロツドリンク11を介してカムリンク12は
そのローラ13,13を弧状縁14に摺接しつゝ
移行し、これと同時に中間リンク15を軸16を
中心に図上反時計方向に回動する。
この場合のカムリンク12は中間リンク15と
恰も一体の如く軸16を中心に回動されることゝ
なる。
従つてロツドリンク17及び作動レバー18a
を介して油圧ポンプ18は正回転されることゝな
る。
これと同時にT型カムリンク12の回動によつ
てスライドリンク19,19′も図上右方に移行
され、ピン22は長孔19aの中央に持ち来たさ
れる一方、ピン22′は長孔19′aの左端部に位
置することゝなる。
この場合、何れもアクセル21に作動は伝達さ
れず、エンジン20は低速回転を保持したまゝの
状態にある。
以上は操作レバー10の左方への一定範囲の回
動によつてドラムの正回転(投入回転)をエンジ
ン20の低速回転下に行うもので、第3図は油圧
ポンプ18の正回転最大位置を示している。
次に第4図示のように更に操作レバー10を反
時計方向に回動すれば、T型カムリンク12の右
方のローラ13は、図示の如く弧状縁14aから
外れ、こんどは軸支部16′を中心にカムリンク
12のみが反時計方向に回動されることゝなる。
従つて油圧ポンプ18は正回転最大位置を保持
したままであるが、スライドリンク19,19′
も共に右方に移行される。
この際ピン22′のみが長孔19′aの端末によ
つて図上右方に押され、アクセル21を反時計方
向に回動するもので、ピン22は長孔19a内を
摺動するだけであるから、アクセル21の回動に
支障を来たすことはない。
斯くしてエンジン20は高速回転となる。即
ち、エンジン20の高速下にドラムの正回転が行
われることゝなる。
以上はドラムの正回転について述べたが、逆回
転の場合は、操作レバー10を軸10aを中心に
時計方向に回動することにより行われるもので、
第5図示のように油圧ポンプ18の逆回転が作動
レバー18の時計方向の回動によつて行われるこ
とは、第3図示の正回転の場合と対称的である。
更に第6図示のように操作レバー10を回動する
ことにより、エンジン20のアクセル21を、こ
んどはピン22と長孔19aを介して行うもの
で、第4図の場合と同様エンジン20の高速回転
が行われる。
尚前述の実施例においては、油圧ポンプのみを
単独操作する室内操作レバーが省略してあるが、
従来と同様に装備し得ることは云うまでもない。
以上述べた如く本考案装置によれば、操作レバ
ー10又は10′の一次元方向の操作のみで油圧
ポンプ18及びエンジン20の規制を行い得るた
め、操作がきわめて容易となると共に、従来のよ
うな二次元方向の操作に基く複雑なリンク機構を
排除し、構成を単純、簡素化したゝめ、整備も容
易であり、故障も少く、耐久性の向上に役立つ等
実用上の利益は顕著である。
尚、前述の操作レバー10及び10′は、電動
モータ、電磁比例弁、油圧シリンダ、エアシリン
ダ、その他のアクチユエータに置き換え得ること
は云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンクリートミキサ車の操作装
置の一例を示す要部の斜視図、第2図は本考案装
置の一実施例における要部の構成を示す略図、第
3図乃至第6図は同要部の作動状態を順序的に示
す略図である。 10,10′……一次元操作レバー(操作レバ
ー)、10a,10′a……軸、11……ロツドリ
ンク、12……T型カムリンク、12a……縦
杆、12b……横杆、13……ローラ、14……
案内カム部材、14a……弧状縁、15……中間
リンク、16……軸、16′……軸支部、17…
…ロツドリンク、18……油圧ポンプ、18a…
…作動レバー、19,19′……スライドリンク、
19a,19′a……長孔、20……エンジン、
21……アクセル、22,22′……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦杆12a先端を一次元操作レバー10に連繁
    し且つ横杆12b両端にローラ13を夫々設けた
    T型カムリンク12を設けると共に前記ローラ1
    3,13を案内する案内カム部材14を配設する
    一方、一端を油圧ポンプ18の作動レバー18a
    に連繁し、他端を前記T型カムリンク12に軸支
    16′した中間リンク15の中央を回動自在に軸
    支16し、更に予めアイドリングしているエンジ
    ン20のアクセル21を中立位置から一方向に回
    動するための一対のスライドリンク19,19′
    を前記T型カムリンク12の縦杆12aと、エン
    ジン20のアクセル21の両端との間に配設し、
    作動レバー18aとアクセル21との作動を独立
    的に行わせるようにしたことを特徴とするコンク
    リートミキサ車の操作装置。
JP13807482U 1982-09-11 1982-09-11 コンクリ−トミキサ車の操作装置 Granted JPS5942732U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13807482U JPS5942732U (ja) 1982-09-11 1982-09-11 コンクリ−トミキサ車の操作装置

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JP13807482U JPS5942732U (ja) 1982-09-11 1982-09-11 コンクリ−トミキサ車の操作装置

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Publication Number Publication Date
JPS5942732U JPS5942732U (ja) 1984-03-21
JPS6332508Y2 true JPS6332508Y2 (ja) 1988-08-30

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JP13807482U Granted JPS5942732U (ja) 1982-09-11 1982-09-11 コンクリ−トミキサ車の操作装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542664Y2 (ja) * 1988-04-04 1993-10-27
JPH0542665Y2 (ja) * 1988-04-04 1993-10-27

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JPS5942732U (ja) 1984-03-21

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