JPS6332207A - 焼却炉 - Google Patents

焼却炉

Info

Publication number
JPS6332207A
JPS6332207A JP17632786A JP17632786A JPS6332207A JP S6332207 A JPS6332207 A JP S6332207A JP 17632786 A JP17632786 A JP 17632786A JP 17632786 A JP17632786 A JP 17632786A JP S6332207 A JPS6332207 A JP S6332207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
combustion chamber
air
combustion
permeability
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17632786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0252164B2 (ja
Inventor
Masahiko Tokita
時田 政彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP17632786A priority Critical patent/JPS6332207A/ja
Publication of JPS6332207A publication Critical patent/JPS6332207A/ja
Publication of JPH0252164B2 publication Critical patent/JPH0252164B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Incineration Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は焼却炉に関する。
(従来の技術) 従来焼却炉は耐火煉瓦を積み上げ熱硬化性を有する耐火
モルタル等で接合して形成される。
なお小型の焼却炉ではさらに周囲を鉄板等で被覆した物
も知られている。
耐火セメントを用いた焼却炉は型枠に耐火セメントを流
し込んで形成する。この場合の耐火セメントば、乾燥後
に気密性を有するよう水分等を調整される。
従来の焼却炉では、空気取り入れ口を壁面等に開口して
おき、もって燃焼空気の流入を図る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら上記の従来の焼却炉には次のような問題点
がある。
焼却炉への空気の流入経路は空気取り入れ口のみなので
、燃焼中は該空気取り入れ口を開いておかねばならない
。したがって空気取り入れ口から火の粉等が飛び出ず危
険が有り、燃焼中には常に人が監視する必要があり、煩
わしい。
さらに燃焼室の壁や天井部分は常に高温にさらされ特に
冷却手段もないので熱膨張や冷却後の収縮により壁等に
歪が生じ、これにより壁等が割れたりすることが有り、
その割れた部分から火炎が噴出したりすることがあり甚
だ危険であるという問題点を有する。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するため本発明は次の構成を備える
すなわち、燃焼室と排煙装置からなる焼却炉において、
前記燃焼室は、耐火性及び通気性を有する材料で形成さ
れた内壁と、該内壁の上下端部それぞれを覆う、耐火性
を有する天井部及び床部と、前記天井部下面とその上部
端面との間に適宜な間隔を有して通気性を有する飼料で
形成された外壁とを具備することを特徴とする。
(作用) 次に作用を第1図とともに説明する。
被焼却物を1次燃焼室16において燃焼させると、外壁
10及び内PiI2は通気性の有る材料で形成されてい
るために全方向から1次燃焼室16内に外気が進入でき
るので、特に空気取り入れ口等を開かなくても十分に燃
焼し1りる。
外気が進入する際には、一度間隙14を通過する際に内
壁12の熱により暖められるので1次燃焼室16内の燃
焼効率も+nLl:する。さらに1次燃焼室16内に進
入する外気の温度は間隙14で加熱されていても1次燃
焼室16内の燃焼温度よりは遥かに低いので内壁12を
全方向から冷却するよう作用する。
また燃焼により天井部24が熱膨張しても外壁IOとむ
J直接連結していないので、外壁10に力を及ぼすこと
がなく外壁lOのいたみを防止し得る。煙は連通1]2
2経由で煙突30から外気中へ排出される。
(実施例) 以下本発明の好適な一実施例について添付図面とともに
詳述する。
第1図は本発明に係る焼却炉の正面断面図であり、第2
図は側面断面図である。
28はコンクリ−1・製等の土台である。なお土台は直
接地面でもよい。
26は床部であり、通常の耐火セメントで作った耐火ブ
ロックを耐火セメントで接合して形成されている。12
は通気性を有する耐火セメント製の耐火ブロックで形成
された内壁で、該耐火ブロック同士が通気性のある耐火
セメントで接合されることにより形成される。
24は天井部で内壁12の上端に固定され、内壁12上
部を覆う。
10は外壁であり、通気性のあるブロック等で形成され
ている。外壁10も耐火ブロックで形成してもよい。外
壁10と内壁12には適宜な間隙14を設け、天井部2
4下面と外壁10上端面との間にも間隙を設ける。
本実施例では外壁10の上端面を天井部24下面との間
に鉄製のプレート20を適宜間隔をおいて介在させ、該
部位に前記の間隙14を設けると共に天井部24を補助
的に支えている。
第2図にといて19は仕切壁であり、燃焼室を1次燃焼
室16と2次燃焼室17に仕切る。仕切壁19は通常の
耐火ブロックで形成すればよい。
22は仕切壁19上部に開口した連通口であり、1次燃
焼室16と2次燃焼室17を連絡している。
34と36は取灰口で、内燃焼室16.17に溜った灰
を取り出すために設ける。又、取灰口34は空気取り入
れ口も兼ねることができる。
30は煙突であり、2次燃焼室17に下端が入り込んで
いる。
該煙突30は天井部24に挿通して上方に延出されてお
り、天井部24に取り付けた支持体32に固定支持され
ている。
33は扉であり、被燃焼物を投入する投入口を開閉する
。該投入口は取灰口34と同じ空気取り入れ口を兼ねる
ことができる。
なお通気性のある耐火セメント及び耐火ブロックの製造
方法は次のとおりである。
通常耐火セメントは十分な水と混合して用いると気密性
の有るブロック等を形成するが、混合する水の量を減ら
すと乾燥後は軽石のような通気性を有する固形物になる
ので、この方法を用いて適宜な大きさの耐火ブロックを
製造し得る。
次に作用効果等について説明する。
第1燃焼室16において被焼却物を燃焼させる場合、天
井部24、床部26、仕切壁19は耐火ブロック製であ
り通気性は無いが、外壁10及び内壁12は通気性を有
するので扉33や取灰口34、36が閉じた状態におい
ても1次燃焼室16には空気が流入するので燃焼を継続
し得る。このことは2次燃焼室17においても同様であ
る。
従って人間が監視していなくとも安全に燃焼させること
が可能となる。
前述のとおり外気が内燃焼室16.17内に進入できる
が、その際に外壁10と内J!12との間の間隙14を
通過する間に内壁12の熱により暖められ、内燃焼室1
6.17に進入するので燃焼効率がよくなる。
また内燃焼室16.17内に進入する外気は暖められて
はいるが内燃焼室16.17室内の温度よりは遥かに低
温なので冷却作用もあり内燃焼室16.17の炉壁の1
0傷を少なくすることができる。しかも炉の周囲全体か
ら外気が送り込まれるので一様に冷却できるので焼却炉
の寿命を延ばすことができる。
天井部24は燃焼室内で最も熱を受けて熱膨張を起こし
、冷却により収縮するので、従来の1重壁の場合は天井
部と連結した壁に前記膨張、収縮の力が作用して歪を生
じ、激しくなると壁面に亀裂を生し炎が噴出する事故を
生しることが有ったが、本発明の焼却炉の外壁10は天
井部24とは直接連結されておらず、天井部24を補助
的に支えるべく鉄製のプレート20が挿入されているだ
けなので外壁lOには天井部24の膨張、収縮による力
は加わらず、損傷を受けることはない。
つまり長期間の使用により仮に内壁12に亀裂が生じて
も外!i!10が有るため炎が外へ出る不具合は生しな
い。また損傷部分を覆っているので見栄えが悪くなるこ
ともない。
本実施例では1次燃焼室16及び2次燃焼室17を設け
ており且つ煙突30の吸気口が2次燃焼室17内部まで
下がっているので1次燃焼室16で発生した煤煙は連通
口22を通って2次燃焼室17に入るが、煙突30の吸
入口が下がって位置しているため、直ちに焼却炉外へ排
出されずに燃え切らない媒や火の粉は2次燃焼室17で
燃焼し尽くし、煙のみ外気中へ排出されるので火の粉に
よる火災の危険等を防止し得る。
燃焼後再燃焼室16.17内に残った灰は取灰口34.
36より取り出せばよい。
本実施例の焼却炉は耐火セメント等で造った耐火ブロッ
クを組み立てて形成したので従来のセメントを枠に流し
込む方法により仕上げが早く且つ、   耐火ブロック
は量産が可能なので生産コスl〜も安くできる。
以上本発明に好適な実施例について種々述べて来たが、
本発明が上述する実施例に限定されるのではなく、例え
ば燃焼室を2室設けたが、1室でもよい等発明の精神を
逸脱しない範囲でさらに多くの改変を施し得るのはもち
ろんである。
(発明の効果) 本発明に係る焼却炉を用いると、空気取り入れ口等を開
いておかなくとも焼却炉内に外気が流入するので監視の
手間を省くことができ、進入する外気も燃焼室に達する
間に暖められるので燃焼効率を向上させることができる
また燃焼室に一様に進入する外気の温度は、進入の際に
炉壁に暖められるものの燃焼室内の温度より低温のため
冷却作用により炉内の壁面の損傷を抑えることができる
さらに2重壁を設け、且つ外壁が天井部との直接の接触
を避けていて天井部の熱膨張及び収縮により力を受けな
いので、歪や亀裂が生じることがなく安全に使用できる
という著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図において、第1図は本発明に係る焼却
炉の正面断面図であり、第2図は同しく側面断面図であ
る。 10・・・外壁、  12・・・内壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、燃焼室と排煙装置からなる焼却炉において、前記燃
    焼室は、耐火性及び通気性を有する材料で形成された内
    壁と、該内壁の上下端部それぞれを覆う、耐火性を有す
    る天井部及び床部と、前記天井部下面とその上部端面と
    の間に適宜な間隔を有して通気性を有する材料で形成さ
    れた外壁とを具備することを特徴とする焼却炉。
JP17632786A 1986-07-25 1986-07-25 焼却炉 Granted JPS6332207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17632786A JPS6332207A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 焼却炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17632786A JPS6332207A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 焼却炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6332207A true JPS6332207A (ja) 1988-02-10
JPH0252164B2 JPH0252164B2 (ja) 1990-11-09

Family

ID=16011647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17632786A Granted JPS6332207A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 焼却炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6332207A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5172376U (ja) * 1974-12-04 1976-06-07
JPS61135139U (ja) * 1985-02-07 1986-08-22

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5172376U (ja) * 1974-12-04 1976-06-07
JPS61135139U (ja) * 1985-02-07 1986-08-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0252164B2 (ja) 1990-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN201497380U (zh) 一种工业窑炉烟气二次燃烧装置
JPH0253708B2 (ja)
JPH0160729B2 (ja)
JPS6332207A (ja) 焼却炉
CN210268252U (zh) 岩棉制造业的烟气处理系统
CN112212689A (zh) 一种蓄热式燃气坩埚炉
JP3074051U (ja) 炭焼き兼用陶芸窯
JPS5824721A (ja) 省エネルギ−燃焼方法
JP3164755B2 (ja) 焼却炉の空冷壁構造
SU79721A1 (ru) Отопительна печь непрерывного действи
CN2489199Y (zh) 一种具有除尘节能助燃器的立式锅炉
CN208186374U (zh) 一种焚烧炉炉门结构
GB2180630A (en) Cremators
JPS609559Y2 (ja) 焼却炉
JP3001298U (ja) 火葬炉
JP3819471B2 (ja) 焼却炉
JP2757483B2 (ja) 焼成器
JP3338145B2 (ja) 非鉄金属溶解兼保持炉
JP2745392B2 (ja) 焼却炉
JP2007205707A (ja) 安全ストーブ
JPH0577923B2 (ja)
JP2004257671A (ja) 廃棄物焼却方法及び廃棄物焼却炉
JPS5852437Y2 (ja) 廃タイヤ燃焼温水ボイラ−
SU43726A1 (ru) Комнатна печь
JP5492340B1 (ja) 陶芸窯