JPS6332057A - 床パネル支持脚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明、床基盤上に適宜空間を保って床パネルを支持
する床パネル支持脚に関するものである。

〔従来の技術〕

最近は、オフィスルームにオフィス・オートメーション
機器類を設備するために、配線類が床上に散乱し、これ
を解決するために、コンクリートスラブ等の床基盤から
所定の高さを保つように床パネルを支持脚で支持した構
造のものが開発されている。例えば、第６図に示すよう
に、床基盤１にねじ１００を備えた支持脚１０１を固着
し、ねじ１００の上端に受部１０２を取付け、この受部
１０２で４枚の床パネル２のそ゛れぞれの隅角部を支持
する構造のものが知られていた。

〔解決しようとする問題点〕

従来の支持脚１０１では、１枚の床パネル２の隅角部に
偏荷重Ｆが加わったとき、第６図想像線に示すようにね
じ１００が折れ曲がったり、あるいは、第７図に示すよ
うに支持脚Ｌｏｔと床基盤１との固着が剥がれる等の不
都合があった。

そこで、この発明は少なくとも２枚以上の床パネルの隅
角部を支持したときに、１枚の床パネルの隅角部のみ荷
重が加わった場合でも、支持脚が変形したりする虞れを
無くした床パネル支持脚を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

上述の目的を達成するため、少なくとも２枚以上の床パ
ネル隅角部を支持する床パネル支持脚において、床パネ
ルを支持する上面を備え外周に雄ねじ部が形成された筒
体部と、この筒体部が螺合される雌ねじ部を備え床基盤
に載置されるベース部とからなり、上面の半径及び筒体
部の雄ねじ部までの半径が床パネルの一辺の長さの少な
くとも２０分の１以上であるように構成した。

〔作用〕

この発明の床パネル支持脚を例えば４枚の床パネルの突
き合わせ部に使用したとき、その内の１枚の床パネルの
隅角部にのみ荷重が加わっても、筒体部が十分な半径を
有しているために折れ曲がったりベース部が床基盤から
剥がれたりすることはない。

〔実施例〕

以下にこの発明の好適な実施例を図面を参照にして説明
する。

第１図において、床パネル２を支持する上面３を備え外
周に誰ねじ部４が形成された筒体部５と、この筒体部５
の誰ねじ部４が螺合される雌ねじ部６を備え床基盤１に
載置されるベース部７とから支持脚を構成しである。筒
体部５は中空に形成された合成樹脂製であり、内部に強
度を出すために多数のリブ８・・・を形成しである。ま
た、筒体部５の上面３の外周には床パネル２のずれを防
止するためのストッパー９を形成しである。床パネル２
の隅角部には筒体部５の上面３に載置する突起部２Ａが
形成しである。この突起部２Ａの存在によりストッパー
９が有効に機能する。ベース部７にも補強用リプ１０・
・・が形成しである。

第２図及び第３図は支持脚の底面図及び正面図であり、
外周部１１にて所要の高さに筒体部５を回転調整し、接
着剤にて雄ねじ部４をベース部７へ固定する。

第４図はこの発明の支持脚を用いた床構造の施工例を示
すものであり、床パネル２をそれぞれ支持脚で支持し、
床下に配線類２０を収納し、床パネル２の上に仕上材１
２を敷きつめたものである。

上面３の直径をａとし、床基盤１から上面３までの高さ
をｈとし、雄ねじ部４の直径をｂとし、ベース部７の底
面部の直径をＣとしたとき、次の式で表わされる範囲内
に支持脚を設計することが好ましい。

１≦□≦２ ５　　　　ｈｍａｘ　　　　　２ また、上面３の半径ｒ、と筒体部５の中心から雄ねじ部
４までの半径をｒ２としたとき、床パネル２の一辺の長
さｌに対しそれぞれ２０分の１以上の長さであることが
必要である。この実施例ではｒｌよりもｒ２を長くとっ
たが、ｒ２がｌの長さの２０分の１以上あれば、ｒｌよ
りも短くてもよい。

この発明の支持脚は全体をＡＢＳ樹脂等で成形すること
が好ましい。全体を合成樹脂製とすることにより著しく
軽量化を図ることができる。ベース部７の床基盤ｌへの
固着手段は、接着剤或いは、ボルトの埋設等各種固着手
段が採用可能である。

勿論、支持脚全体を合成樹脂材料ではなく金属材料で形
成しても差支えないことも勿論である。また、筒体部５
とベース部７のねし雌雄の関係は逆であっても差支えな
い。

〔効果〕

以上説明したように、この発明によれば、床パネルを支
持する上面を備え外周に雄ねじ部が形成された筒体部と
、この筒体部が螺合される雌ねじ部を備え床基盤に載置
されるベース部とから成り、上面の半径及び筒体部の雄
ねじ部までの半径が床パネルの一辺の長さの少なくとも
２０分の１以上であるために、複数の床パネルを支持し
たときに、その内の１枚の隅角部にのみ荷重が掛かった
時でも、支持脚はこの偏荷重を受は止め変形の虞れがな
い。また、安定よく床パネルを支持することができると
共に、支持脚の重量自体を極めて軽量化することも可能
である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の好適な実施例を示す断面図、第２図
は支持脚の平面図、第３図は支持脚の正面図、第４図は
この支持脚を用いて床構造を構築する場合の斜視図、第
５図は床パネルと支持脚の筒体部との関係を説明するた
めの平面略図、第６図は従来例を示す断面図、第７図は
従来の欠点を説明する正面図である。 １・・・・・・・・・・・・床基盤、 ２・・・・・・・・・・・・床パネル、３・・・・・・
・・・・・・上面、 ４・・・・・・・・・・・・雄ねじ部、５・・・・・・
・・・・・・筒体部、 ６・・・・・・・・・・・・雌ねじ部、７・・・・・・
・・・・・・ベース部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも２枚以上の床パネル隅角部を支持する床
   パネル支持脚において、 床パネルを支持する上面を備え外周に雄ねじ部が形成さ
   れた筒体部と、 この筒体部が螺合される雌ねじ部を備え床基盤に載置さ
   れるベース部とから成り、 上面の半径及び筒体部の雄ねじ部までの半径が床パネル
   の一辺の長さの少なくとも２０分の１以上であることを
   特徴とする床パネル支持脚。