JPH05272231A - フリーアクセスフロア - Google Patents
フリーアクセスフロアInfo
- Publication number
- JPH05272231A JPH05272231A JP4064866A JP6486692A JPH05272231A JP H05272231 A JPH05272231 A JP H05272231A JP 4064866 A JP4064866 A JP 4064866A JP 6486692 A JP6486692 A JP 6486692A JP H05272231 A JPH05272231 A JP H05272231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- free access
- wiring
- floors
- collar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 機能別に分離した多層的な床配線を可能にす
るとともに、設計変更等の必要なくフロアの荷重に対す
る強度を向上させる。 【構成】 フロア１を支持する支柱軸２に３個の鍔３を
設け、それぞれの鍔３にフロア１を載置している。鍔３
は、載置するフロア１の互いの間隔が床配線の可能な間
隔になるように位置を設定し、支柱軸２に固定する。フ
ロア１のコーナ（角）の部分は、支柱軸２を避けるとと
もに、鍔３がフロア１の下面より下側に出ない形状とし
ている。
るとともに、設計変更等の必要なくフロアの荷重に対す
る強度を向上させる。 【構成】 フロア１を支持する支柱軸２に３個の鍔３を
設け、それぞれの鍔３にフロア１を載置している。鍔３
は、載置するフロア１の互いの間隔が床配線の可能な間
隔になるように位置を設定し、支柱軸２に固定する。フ
ロア１のコーナ（角）の部分は、支柱軸２を避けるとと
もに、鍔３がフロア１の下面より下側に出ない形状とし
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、床上に配線を敷き、
さらにその上に床を設けることにより、床上の配線によ
る室内の美観を損ねることを防ぎ、かつコンセント等の
電源や通信用の信号端子等を自由に床から取り出せるよ
うにしたフリーアクセスフロアに関するものである。
さらにその上に床を設けることにより、床上の配線によ
る室内の美観を損ねることを防ぎ、かつコンセント等の
電源や通信用の信号端子等を自由に床から取り出せるよ
うにしたフリーアクセスフロアに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のフリーアクセスフロアの概略構造
を図４に示す。図４(a) はその斜視図、図４(b) はその
側面図である。この従来のフリーアクセスフロアのフロ
ア１１の支柱は、支柱軸１２，支持用の鍔１３および床
面設置部１４からなる。支柱軸１２は、棒状の金属から
なり、床配線を行った後、床の上にフロア１１を敷くた
めの支持棒としての機能を持ち、床面設置部１４に垂直
に立てられ、先端にフロア１１を支持するための鍔１３
をねじ込み方式等により取り付けている。そして、フロ
ア１１のコーナ（角）を鍔１３に乗せるようになってい
た。
を図４に示す。図４(a) はその斜視図、図４(b) はその
側面図である。この従来のフリーアクセスフロアのフロ
ア１１の支柱は、支柱軸１２，支持用の鍔１３および床
面設置部１４からなる。支柱軸１２は、棒状の金属から
なり、床配線を行った後、床の上にフロア１１を敷くた
めの支持棒としての機能を持ち、床面設置部１４に垂直
に立てられ、先端にフロア１１を支持するための鍔１３
をねじ込み方式等により取り付けている。そして、フロ
ア１１のコーナ（角）を鍔１３に乗せるようになってい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のように、支柱軸１２の先端に鍔１３を取り付け、その
上にフロア１１を載置する構造では、フロア１１を支柱
最上部に１層しか設けていない。そのため、床配線が電
源系統，信号系統といったように機能別に分離して多層
的に行われていないため、配線の変更等が複雑であり、
電磁波等によるノイズの影響もあった。また、フロア１
１上に想定荷重以上の荷重負荷が予測される場合に、フ
ロア１１の厚み等に設計変更等を生じたり、補強材等の
付加的な部材が必要となる。
のように、支柱軸１２の先端に鍔１３を取り付け、その
上にフロア１１を載置する構造では、フロア１１を支柱
最上部に１層しか設けていない。そのため、床配線が電
源系統，信号系統といったように機能別に分離して多層
的に行われていないため、配線の変更等が複雑であり、
電磁波等によるノイズの影響もあった。また、フロア１
１上に想定荷重以上の荷重負荷が予測される場合に、フ
ロア１１の厚み等に設計変更等を生じたり、補強材等の
付加的な部材が必要となる。
【０００４】この発明の目的は、機能別に分離した多層
的な床配線を可能にするとともに、設計変更等の必要な
くフロアの荷重に対する強度を向上させることのできる
フリーアクセスフロアを提供することである。
的な床配線を可能にするとともに、設計変更等の必要な
くフロアの荷重に対する強度を向上させることのできる
フリーアクセスフロアを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明のフリーアクセ
スフロアは、フロアを支持する支柱軸の任意の位置に複
数の鍔を設け、複数の鍔に複数のフロアを載置したこと
を特徴とする。
スフロアは、フロアを支持する支柱軸の任意の位置に複
数の鍔を設け、複数の鍔に複数のフロアを載置したこと
を特徴とする。
【０００６】
【作用】この発明の構成によれば、支柱軸の任意の位置
に設けた複数の鍔に複数のフロアを載置する際に、複数
のフロアの互いの間隔が床配線の可能な間隔になるよう
に鍔の位置を設定することにより、電源系統，信号系統
といったように機能別に分離して多層的な床配線を行う
ことができる。また、複数のフロアが重ねられるように
鍔の位置を設定することにより、設計変更等の必要なく
容易にフロアの荷重に対する強度を向上させることがで
きる。
に設けた複数の鍔に複数のフロアを載置する際に、複数
のフロアの互いの間隔が床配線の可能な間隔になるよう
に鍔の位置を設定することにより、電源系統，信号系統
といったように機能別に分離して多層的な床配線を行う
ことができる。また、複数のフロアが重ねられるように
鍔の位置を設定することにより、設計変更等の必要なく
容易にフロアの荷重に対する強度を向上させることがで
きる。
【０００７】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１はこの発明の第１の実施例のフリーアクセスフ
ロアの斜視図である。図１において、１はフロア、２は
表面がねじ状の支柱軸、３はフロア１を載置するための
鍔、４は床面設置部である。
る。図１はこの発明の第１の実施例のフリーアクセスフ
ロアの斜視図である。図１において、１はフロア、２は
表面がねじ状の支柱軸、３はフロア１を載置するための
鍔、４は床面設置部である。
【０００８】このフリーアクセスフロアは、フロア１を
支持する支柱軸２に３個の鍔３を設け、それぞれの鍔３
にフロア１を載置している。鍔３の位置は、載置するフ
ロア１の互いの間隔が床配線の可能な間隔になるように
設定している。鍔３は、例えば六角ナットと、円板状の
ナットの支持部とからなり、これらを互いに締め付ける
ことにより、支柱軸２に固定される。フロア１のコーナ
（角）の部分は、支柱軸２を避けるとともに、鍔３がフ
ロア１の下面より下側に出ない形状としている。なお、
支柱を構成する支柱軸２，鍔３および床面設置部４は鋼
材など十分な剛性を有する材料からなり、また、フロア
１はアルミニウム，鋼材などを用いて十分な剛性をもつ
構造としている。
支持する支柱軸２に３個の鍔３を設け、それぞれの鍔３
にフロア１を載置している。鍔３の位置は、載置するフ
ロア１の互いの間隔が床配線の可能な間隔になるように
設定している。鍔３は、例えば六角ナットと、円板状の
ナットの支持部とからなり、これらを互いに締め付ける
ことにより、支柱軸２に固定される。フロア１のコーナ
（角）の部分は、支柱軸２を避けるとともに、鍔３がフ
ロア１の下面より下側に出ない形状としている。なお、
支柱を構成する支柱軸２，鍔３および床面設置部４は鋼
材など十分な剛性を有する材料からなり、また、フロア
１はアルミニウム，鋼材などを用いて十分な剛性をもつ
構造としている。
【０００９】この実施例によれば、支柱軸２の任意の位
置に設けた３個の鍔３に３個のフロア１を載置する際
に、３個のフロア１の互いの間隔が床配線の可能な間隔
になるように鍔３の位置を設定することにより、電源系
統，信号系統といったように機能別に分離して多層的な
床配線を行うことができるため、配線の変更等が容易に
なるとともに、電磁波等によるノイズに対する信頼性も
向上する。
置に設けた３個の鍔３に３個のフロア１を載置する際
に、３個のフロア１の互いの間隔が床配線の可能な間隔
になるように鍔３の位置を設定することにより、電源系
統，信号系統といったように機能別に分離して多層的な
床配線を行うことができるため、配線の変更等が容易に
なるとともに、電磁波等によるノイズに対する信頼性も
向上する。
【００１０】〔第２の実施例〕図２はこの発明の第２の
実施例のフリーアクセスフロアの斜視図である。図２に
おいて、１はフロア、２は表面がねじ状の支柱軸、３は
フロア１を載置するための鍔、４は床面設置部であり、
これらは図１に示すものと同様である。この実施例は、
フロア１と鍔３の個数および位置が第１の実施例と異な
るだけである。すなわち、第１の実施例でも述べたよう
に、フロア１のコーナ（角）の部分の形状を、鍔３がフ
ロア１の下面より下側に出ないようにしているため、図
２に示すように、フロア１を重ねて鍔３に載置すること
ができる。
実施例のフリーアクセスフロアの斜視図である。図２に
おいて、１はフロア、２は表面がねじ状の支柱軸、３は
フロア１を載置するための鍔、４は床面設置部であり、
これらは図１に示すものと同様である。この実施例は、
フロア１と鍔３の個数および位置が第１の実施例と異な
るだけである。すなわち、第１の実施例でも述べたよう
に、フロア１のコーナ（角）の部分の形状を、鍔３がフ
ロア１の下面より下側に出ないようにしているため、図
２に示すように、フロア１を重ねて鍔３に載置すること
ができる。
【００１１】この実施例によれば、２個のフロア１を重
ねられるように鍔３の位置を設定することにより、設計
変更等の必要なく容易にフロア１の荷重に対する強度を
向上させることができる。 〔第３の実施例〕図３はこの発明の第３の実施例のフリ
ーアクセスフロアの側面図である。図３において、５，
６はフロアであり、図１および図２と対応するものには
同じ符号を付している。
ねられるように鍔３の位置を設定することにより、設計
変更等の必要なく容易にフロア１の荷重に対する強度を
向上させることができる。 〔第３の実施例〕図３はこの発明の第３の実施例のフリ
ーアクセスフロアの側面図である。図３において、５，
６はフロアであり、図１および図２と対応するものには
同じ符号を付している。
【００１２】この実施例は、第１，第２の実施例で用い
たフロア１とは異なる２種類のフロア５，６を用いてい
る。フロア５は、上面は平面であるが下面に凸部を有す
るものであり、この凸部がフロア６に接するように鍔３
の位置が設定されている。フロア５，６のコーナ（角）
の部分は、フロア１と同様、支柱軸２を避ける形状とし
ている。
たフロア１とは異なる２種類のフロア５，６を用いてい
る。フロア５は、上面は平面であるが下面に凸部を有す
るものであり、この凸部がフロア６に接するように鍔３
の位置が設定されている。フロア５，６のコーナ（角）
の部分は、フロア１と同様、支柱軸２を避ける形状とし
ている。
【００１３】この実施例も第２の実施例同様、２個のフ
ロア５，６を重ねて荷重に対する強度を向上させるもの
である。なお、上記第１〜第３の実施例において、フロ
ア１（５，６）と鍔３の個数および位置を任意に変える
ことができるのは言うまでもない。
ロア５，６を重ねて荷重に対する強度を向上させるもの
である。なお、上記第１〜第３の実施例において、フロ
ア１（５，６）と鍔３の個数および位置を任意に変える
ことができるのは言うまでもない。
【００１４】
【発明の効果】この発明のフリーアクセスフロアは、支
柱軸の任意の位置に設けた複数の鍔に複数のフロアを載
置する際に、複数のフロアの互いの間隔が床配線の可能
な間隔になるように鍔の位置を設定することにより、電
源系統，信号系統といったように機能別に分離して多層
的な床配線を行うことができるため、配線の変更等が容
易になるとともに、電磁波等によるノイズに対する信頼
性も向上する。また、複数のフロアが重ねられるように
鍔の位置を設定することにより、設計変更等の必要なく
容易にフロアの荷重に対する強度を向上させることがで
きる。
柱軸の任意の位置に設けた複数の鍔に複数のフロアを載
置する際に、複数のフロアの互いの間隔が床配線の可能
な間隔になるように鍔の位置を設定することにより、電
源系統，信号系統といったように機能別に分離して多層
的な床配線を行うことができるため、配線の変更等が容
易になるとともに、電磁波等によるノイズに対する信頼
性も向上する。また、複数のフロアが重ねられるように
鍔の位置を設定することにより、設計変更等の必要なく
容易にフロアの荷重に対する強度を向上させることがで
きる。
【図１】この発明の第１の実施例のフリーアクセスフロ
アの斜視図である。
アの斜視図である。
【図２】この発明の第２の実施例のフリーアクセスフロ
アの斜視図である。
アの斜視図である。
【図３】この発明の第３の実施例のフリーアクセスフロ
アの側面図である。
アの側面図である。
【図４】(a) は従来のフリーアクセスフロアの概略構造
を示す斜視図、(b) はその側面図である。
を示す斜視図、(b) はその側面図である。
１，５，６ フロア ２ 支柱軸 ３ 鍔
Claims (1)
- 【請求項１】 フロアを支持する支柱軸の任意の位置に
複数の鍔を設け、前記複数の鍔に複数の前記フロアを載
置したことを特徴とするフリーアクセスフロア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4064866A JPH05272231A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | フリーアクセスフロア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4064866A JPH05272231A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | フリーアクセスフロア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05272231A true JPH05272231A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13270511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4064866A Pending JPH05272231A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | フリーアクセスフロア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05272231A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007074861A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 発電所建屋のケーブル室布設構造 |
| JP2008014654A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Toshiba Corp | 発電所の中央制御室、中央制御室の配線方法、および、中央制御室の改造方法 |
-
1992
- 1992-03-23 JP JP4064866A patent/JPH05272231A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007074861A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 発電所建屋のケーブル室布設構造 |
| JP2008014654A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Toshiba Corp | 発電所の中央制御室、中央制御室の配線方法、および、中央制御室の改造方法 |
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