JPS63317597A - 徐溶化剤および組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔産業上の利用分野〕 本発明は徐溶化剤および組成物に関する。さらに詳しく
は水洗トイレット用自動芳香洗浄剤用徐溶化剤および洗
浄剤組成物に関する。 〔従来の技術〕 水洗トイレット用自動芳香洗浄剤組成物は着色剤および
香料を洗浄剤基剤とともに塊状に１１め、水洗トイレッ
トの手洗用貯水槽に入れたりあるいは手洗い用水の出口
に置くことによりその貯水槽内の水に徐々に芳香物質を
浴解または分散させ、水洗時にその流水と共にトイレッ
ト内に芳香を漂わせると同時に、洗浄剤基剤の働きによ
り便器等を自動的に清浄かつされやかに保つもので、近
年よく利用されるようになった。 従来、水洗トイレット用自動芳香洗浄剤組成物の洗浄剤
基剤として、ポリアルキレングリコール化合物、エチレ
ンオキサイドプロピレンオキサイドブロックポリマータ
イブ、ポリアルキレングリコールジアルキルエステル、
ポリアルキレングリコールホルマリン縮合物およびポリ
オキシアルキレン化合物と有機イソシアネート化合物と
を反応して得られる水溶性ウレタンイし合物が知られて
いる（たとえば特公昭４５−８０７０６　、特公昭５０
−１７２０臥特開昭５１−８９７０５　、特開昭５８−
５８５０７および特開昭５５−１８１０９８各号公報〕
。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、これらのものは、いずれも本質的に水溶
性が良すぎるため持続性が十分でない。 〔問題点を解決するための手段〕 木発明者らは水洗トイレット用自動芳香洗浄剤として、
持続性のある水洗トイレット用自動芳香洗か組成ｑ２Ｊ
について鋭意検討した結果、特定のいわゆる徐溶化剤を
含有させることにより目的が達成されることを見出し本
発明に至った。 すなわち、本発明はカルボキシル基１（含有単量体およ
び３級アミン塩基もしくは４級アンモニウム塩基含有１
１１ｆｆｉ体からなる群より選ばれる親水性甲Ｊｉｌ　
Ｋ　（Ａ）とアルキル（メタノアクリレートである水に
離溶または不溶性の単量体（Ａ）と必要により他の単量
体（Ｃ）との共重合体からなる水洗トイレット用自動芳
δ洗浄剤用徐溶化剤（第一発明〕ならびに上記除溶化剤
（ＩＩ）、洗浄用基剤（ＩＩ）、−６色剤（町および香
料（ＩＶ）からなる水洗トイレット用自動芳香洗浄剤組
成物（第二発明）である。 本発明において、カルボキシル基含有単１３体としては
不飽和モノまたはポリカルボン酸〔（メタコアクリル酸
（アクリル酸および／またはメタアクリル酸をいう。以
下同様の記載を用いる。）、クロトン酸、マレイン酸、
フマル酸、イタコン酸すど）、それらの無水物（無水マ
レイン酸など）およびそれらの塩（アルカリ金１．４塩
、アンモニウムｔｉ、ｉ　、アミン塩など）があげられ
る。 これらのうち、好ましいものはアクリル酸およびメタク
リル酸である。 ３級アミン塩基もしくは４級アンモニウム［基含有ｊｌ
ｉ　ｆｉｔ体としてはアミノアルキル（メタ）アクリレ
ート〔ジメチルアミノエチル（メタ）アクリレート、ジ
エチルアミノエチル（メタ）アクリレート、ジプロピル
アミノエチル（メタ）アクリレート、ジブチルアミノエ
チル（メタ）アクリレート、シクロへキシルアミノエチ
ル（メタ）アクリレート、β−モルホリノエチル（メタ
）アクリレート、β−ピペリジノエチル（メタファクリ
レ＝１−１２−４ジメチルアミノ）プロピル（メタ）ア
クリレート、２−（ジエチルアミノブチル（メタノアク
リレート、４−（ジメチルアミノツブチル（メタ）アク
リレートなど〕もしくはアミノアルキル（メタ）アクリ
ルアミド〔ジメチルアミノエチル（メタ）アクリルアミ
ドなど〕の無菌酸塩（塩酸塩、硫酸塩など〕、有機酸塩
（酢酸塩など）などの８級アミン塩および４級化剤（塩
化メチル、塩化ベンジル、ジメチル硫酸など〕による４
級アンモニウム塩があげられる。 これらのうち、好ましいものはアミノアルキル（メタ、
）アクリレートの８級アミン塩および４級アンモニウム
塩であり、とくに好ましいものはアミノアルキル（メタ
）アクリレートの４級アンモニウム塩である。 アル革ル（メタノアクリレートである水に＠溶または不
溶性の単量体の）としては炭素数１〜２０Ｑ）アルキル
基（アルキルにはシクロアルキルとアラルキルを含む）
（メチル、エチル、プロピル、ｎ−ブチル、ｎ−ヘキシ
ル、ｎ−オクチル、２−エチルヘキシル、ドデシル、シ
クロヘキシル、ベンジル基など）を有するアルキル（メ
タ）アクリレートがあげられる。 これらのうちで好ましいものは炭素数１〜４のアルキル
（メタ）アクリレートである。 必要により加えられるｌ−７１量体（Ｃ）としては次の
ものがあげられる。 ０アミド基含有単ｔ１体 （メタコアクリルアミドなど。 ０ニトリル基含有１１１量体 （メタコアクリルニトリルなど。 ０ハロゲン含有単帯体 塩化ビニル、塩化ビニリデン、クロロブレン、クロロス
チレンなど。 Ｏ芳香族炭化水素単′Ｌ）体 スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンなど。 ０１脂肪族炭化水素単量体 エチレン、プロピレン、ブタジェン、イソブチレン、イ
ソプレン、１．４−ペンタジェンなど。 ０ヒドロキシル基含有単量体 ヒドロキシエチル（メタノアクリレート、ヒドロキシプ
ロピル（メタノアクリレートなど。 ０アミノ基含有単量体 アミノ基含有エステル〔ジメチルアミノエチル（メタノ
アクリレート、ジエチルアミノエチル（メタ）アクリレ
ートなど〕、複素環ビニル化合物（ビニルピリジン、Ｎ
−ビニルイミダゾールなど）など。 Ｏスルホン酸（塩〕基含有単量体 ビニルスルホン酸、（メタ）アクリルスルホン酸〔スル
ホプロピル（メタ）アクリレート、２−ヒドロキシ−８
−（メタ）アクリロキシプロピルスルホン酸など〕、ビ
ニルトルエンスルホン酸、スチレンスルホン酸などおよ
びそれらの塩（アルカリ金；Ａ塩、アンモニウム塩、ア
ミン塩など）。 親水性の単量体（８）と、水に難溶または不溶性の単１
１１体（ＩＩ３）および必要により加えられる１１１量
体（Ｃ）の組成は共重合体の重量あたり、（Ａ）が通常
１０〜９０％、好ましくは４０〜６０％、（Ｂ）が通常
１０〜９０％、好ましくは４０〜６０％、Ｃ）が通常Ｏ
〜５０％、好ましくは０〜１０％である。 （Ａ）が１０６未満では得られた共重合体が承に難溶ま
たは不溶性になり、９０％を越えると水溶性があがりす
ぎ、洗浄用基剤（ＩＩ）、着色料（力および香料（ＩＶ
）の溶出が早くなり、徐溶性の効果が劣る。 ａｌ）が１０６未満では水溶性があがりすぎ、洗浄用基
剤［）、青色料価）および香料（Ｎ）の溶出が早くなり
、９０％を越丸ると得られた共重合体が水に離溶または
不溶性となる。 必要により使用される単量体（Ｃ）は共重合体に親水性
、硬度等を付与する目的で加えられる。Ｃ）が６０％を
越えると持続性が充分でない。 アニオン性の単量体とカチオン性の単量体を使用する場
合任意の量で使用することができる。その場合、共重合
体は一部架橋が起こっていてもよく、架橋しても徐溶化
効果を妨げない。 共重合体は公知の方法で製造される。製造法としては、
ラジカル重合法として、ｆ８　ｉ　ｍ合、乳化型合法が
挙げられる。 共重合体の分子量は重量平均で、一般には１万以上であ
るが、共重合体が洗浄用基剤に被覆または混合成型する
ためには１００万以下であることが望ましい。分子量は
好ましくは３０万〜７０万である。 共重合体の水に対する溶解度は水１００ｇ当り通常０．
０１ｇ〜３ｇである。 徐溶化剤（Ｉ）は洗浄用基剤（璽）、着色剤佃）および
香料（ＩＶ）ととにも水洗トイレット用自動芳香洗浄剤
組成物として用いられる。 洗浄用基剤（ＩＩ）としてはポリオキシアルキレンエー
テル化合物があげられる。 ポリオキシアルキレンエーテル化合物としては、従来の
ものたとえば特公昭４５−８０７０６　、同５４−１５
７６３　、同５７−８５２１９、同５０−１７２０５　
、１７￥１５９−４２０８９、同５９−４９２８０、特
開昭５１−８９７０５　、同５９−２１９８９７　、同
５９−２４７９７、同５７−１７９２９８号各公報など
に記載のものが使用できる。 たとえば一般式 ％式％） 〔式中、Ｒ、Ｒ’は水素原子、アルキル、アリール、ア
ルキルアリール、アルケニルまたはアシル：ｌ、ｉ、ｍ
は１〜３、Ａは炭素数２〜４のアルキレン基、ｎは一般
式（ＩＩ）の化合物の分子ｆ、）が５００〜６００万、
好ましくは５００〜１００万になる数〕で示される化合
物があげられる。 具体的には下記の化合物があげられる。 （ＩＩ）ポリアルキレンポリオー ルポリエチレングリコール（分子Ｑ’ｒ　１０００〜６
（ＩＩ，０００）、ポリプロピレングリコール（分子（
４１００トロ０００）、グリセリンのエチレンオキシド
付加物（エチレンオキシドの付加モル数は５０〜６００
〕、ポＩＪ　、ｔキシエチレン・ポリオキシプロピレン
共重合物（分子量２０００〜２０，０００　）、ポリア
ルキレンオキシド〔分子４１ａｏｏ万〜６００万〕など
。 （２）ポリアルキレンポリオールの誘導体ポリアルキレ
ンポリオールの脂肪酸エステルたとえばポリオール（エ
チレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビトー
ル、ソルビタン、ポリグリセリンなど）のアルキレンオ
キシド（エチレンオキシド、プロピレンオキシドなど）
付加物の脂肪酸（ステアリン酸などの高級（ＩＩ旨肪酸
など）エステルなど。 その他、水難溶性の界面；”ｉ性剤である長＆’、’１
　ｉｔ旨１１り酸モノ−またはジアルカノールアマイド
と水溶性の界面活性剤であるポリアルコキシル化ｊ措肪
アルコールなどからなるもの

【たとえば特公昭５５−１
４１１５　＠公報】および１〜３価のポリオキシアルキ
レン化合物とイソシアネート化合物の反応物である水溶
性固状ウレタン化合物（たとえば特公昭５８−３８９１
６号公報）もある。 着色剤（ＩＩ）としては、流水の清涼感を出すための色
素で青ないし緑の染料および顔料があげられ、具体的に
はＴｕｒｇＢｌｕｅＧ　、　緑色３号、青色１号。 ブリリアントブルーＦＣＦなどがあげられる。 香料Ｗ）としては通常用いられるものでよく、例えばボ
ルネオール、メントール、カンファー、ターピネオール
、バラジクロルペンゾールなどがあげられる。 さらに必要により洗浄性を高めるためアニオン。 非イオン性の界面活性剤（アルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキル硫酸塩など）、殺菌性をあたえるため塩化
ベンサルコニウムなどのカチオン活性剤およびペンタク
ロルフェノールなどの抗菌成分、　ｍ　解ｔｌの調整の
ため、ステアリルアルコールなどの高級飽和脂肪族アル
コール、ソルビタンモノステアレートなど固状の化合物
を添加してもよい。また水、有機溶剤（エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、グリセリンなど〕、水溶
性樹１蒲などの増量剤などを加えて成形してもよい。 また、イーヤン封鎖剤（エチレンジアミンテトラアセテ
ートなど）、消臭剤〔ラウリルメタクリレート、グリオ
キサル酸、グリロジン、アポライドしく日本化成品）の
ような植物抽出成分など〕、防虫剤（バラジクロルベン
ゼン、ナフタリン、樟脳など〕などを加えることもでき
る。 各成分の量は、本発明の組成物の重量に基づいて通常下
記の通りである。 徐溶化剤（ＩＩ）は通常１〜２０％、好ましくは２〜ｌ
Ｏ％である。（Ｉ）が１％米満では徐溶化作用が充分発
揮されず２０％を越えると洗浄用基剤の溶出が不充分と
なる。洗浄用基剤（ＩＩ）は通常８〜８０％、好ましく
は４０〜８０％である。着色料（ＩＩ）は通常θ〜２０
％、好ましくは１−１０％および香料（ＩＹ）は通常１
〜８０甑好ましくは５〜２０％である。 洗浄剤組成物の製法としては、混合成型法および徐溶化
剤の被覆法があげられる。 混合成型法は、たとえば徐溶化剤（ＩＩ）および洗浄用
法材（麗）を加熱溶解混合し、着色料（Ｉｌｌ）および
香料（ＩＶ）を加えて、均一に分散または溶解したのち
、冷却して一定の形に成形して行われるが、粉末化した
ものを混合し成形してもよく溶剤のｍＨとした後、成形
して脱溶剤することもできる。 被覆法としては常法のコーティング法でよく、たとえば
洗浄用基剤（ＩＩ）、着色料（ＩＩ）および香料（ＩＹ
）を加熱落解後フレーク状、塊状または顆粒状にしたの
ち徐溶化剤（ＩＩ，）で表面をコーティングし、圧縮成
形して行われる。 〔実施例〕 以下実施例により、本発明をさらに説明するが本発明は
これに限定されるものではない。 実施例で使用した徐溶化剤（ＩＩ）、洗浄用基剤（ＩＩ
）、着色料１）および香料α）は下記の通りである。下
記において０内は重量比を示す。 （ＩＩ）徐溶化剤（ＩＩ） Ａ：メタクリル酸／アクリル酸エチル（６０／４０）共
重合体 Ｂニトリメチルアンモニウムエチルメタクリレート／ア
クリル酸メチル（４５１５５）共重合体Ｃニアクリル酸
／トリメチルアンモニウムエチルアクリレート／メタク
リル酸プロピル（ＩＩ５／１５／′ＴＯ）　　共重合 体Ｄニアクリル酸／エチレン／アクリル酸エチル（６０
１５／８５　）共重合体 （２）洗浄用基剤α） ａ：ポリオキシエチレングリコールＭＷ−２００００（
ＰＥＧ２００００三洋化成品） ｂ：エチレンオキシド・プロピレンオキシドブロックポ
リマーにニーポールＰＥ−１０８三洋化成品） ｃ：ポリオキシエチレタナエニルエーテル（ノニポール
４００、三洋化成品〕 （Ａ）着色料（ＩＩ） ＋’Ｆ色−号 （４）香ネ’＄　ｔｌＹ） ボルネオール 実施例１〜６．比軟例１〜３ 表−１に示すような処方で本発明の組成物および比校組
成物を得た。 これらの組成物を各々３０ｇをとり一目溶解した後直径
：１１．５ｃｍの円筒の型に流しこみ固化させて製品と
し、１０ｅ／回の水の量で１日あたり１０回流し水に対
する溶解状態を観察し、ｒＪ　ｒＪゲ完了までの日数を
ａｔ！Ｉ　定した。結果を表−１に併せて示す。 表−１ 〔発明の効果〕

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、カルボキシル基含有単量体および３級アミン塩基も
   しくは４級アンモニウム塩基含有単量体からなる群より
   選ばれる親水性の単量体（Ａ）とアルキル（メタノアク
   リレートである水に難溶または不溶性の単量体（Ｂ）と
   必要により他の単量体（Ｃ）との共重合体からなる水洗
   トイレット用自動芳香洗浄剤用徐溶化剤。 ２、（Ｃ）がアミド基含有単量体、ヒドロキシル基含有
   単量体、ニトリル基含有単量体、ハロゲン含有単量体、
   芳香族炭化水素単量体、脂肪族炭化水素単量体、ヒドロ
   キシル基含有単量体、アミノ基含有単量体およびスルホ
   ン酸（塩）基含有単量体、からなる群より選ばれる単遺
   体である特許請求の範囲第１項記載の徐溶化剤。 ３、徐溶化剤中（Ａ）が１０〜９０重量％、（Ｂ）が１
   ０〜９０重量％、（Ｃ）が０〜５０重量％含まれる特許
   請求の範囲第１項または第２項記載の徐溶化剤。 ４、カルボキシル基含有単量体および３級アミン塩基も
   しくは４級アンモニウム塩基含有単量体からなる群より
   選ばれる親水性の単量体（Ａ）とアルキル（メタ）アク
   リレートである水に難溶または不溶性の単量体（Ｂ）と
   必要により他の単量体（Ｃ）との共重合体からなる徐溶
   化剤（ I ）、洗浄用基剤（II）、着色剤（III）および
   香料（IV）からなる水洗トイレット用自動芳香洗浄剤組
   成物。 ５、（II）がポリオキシアルキレンエーテル化合物であ
   る特許請求の範囲第３項記載の組成物。