JPS63317147A - 手術用アイレス縫合針 - Google Patents

手術用アイレス縫合針

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JPS63317147A
JPS63317147A JP62153558A JP15355887A JPS63317147A JP S63317147 A JPS63317147 A JP S63317147A JP 62153558 A JP62153558 A JP 62153558A JP 15355887 A JP15355887 A JP 15355887A JP S63317147 A JPS63317147 A JP S63317147A
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JP
Japan
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welded part
needle
pipe
suture needle
suture
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JP62153558A
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JPH0571256B2 (ja
Inventor
Kanji Matsutani
貫司 松谷
Tadashi Otsuka
忠 大塚
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Matsutani Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Matsutani Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/208,053 priority patent/US4935029A/en
Priority to EP88305602A priority patent/EP0296776A3/en
Priority to KR1019880007487A priority patent/KR890000182A/ko
Publication of JPS63317147A publication Critical patent/JPS63317147A/ja
Priority to US07/447,614 priority patent/US5001323A/en
Priority to US07/450,244 priority patent/US4976727A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は手術用のアイレス縫合針に係り、特に針本体に
パイプを溶接して構成したアイレス縫合針に関するもの
である。
〈従来の技術〉 従来、手術用縫合針としては針軸に直角方向に通り孔が
穿設されたアイド針が開発され、その後になって通過抵
抗の減少と作業性を向上させる為に針本体の元端に針軸
方向に糸取付穴を穿設したアイレス縫合針が出現して来
た。
このアイレス縫合針には大穴のドリルド針とチャンネル
(溝)式のチャンネル針との二種類があり、これ等のア
イレス縫合針はレーザ加工等の発展によって相当程度の
微細径針に微小径穴を穿設したドリルド針を製造する技
術も開発されていた。
又一方で実公昭28−3184号公報に示す如く、針本
体の元端に切欠部を有するパイプを一体的に溶接してア
イレス縫合針を構成した技術も開発されていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 然るにL述のアイレス縫合針に於いては、前述の如く、
レーザー加工等を利用することによっである程度の微細
穴径を持った微細針の製造が可能であるが、最近の脳外
科等に於いて使用される例えば0.07@■の微細径を
持った針本体に0.03mmの微細穴径を持った穴加工
を行うことや、0.24m5径の針本体に0.151園
の穴径を持った。針径に対して穴径の11;1合が大き
い薄肉の穴加工を行うことは、仮リに切削加工の容易な
快削鋼を使用しても極めて困難であった。
又一方で曲Aの如く、針本体の端面にパイプを一体的に
溶接してアイレス縫合針を構成する技術があったが、こ
の技術は溶接部の内外周面にパリが発生したり、或いは
溶接する材料の溶接面の断面積が異る為に溶接不良が発
生したり、更にこのパイプを溶接したアイレス縫合針は
手術中の使用の際に溶接部にクラックが入って折損した
り、溶接部で急角度に折れ曲がったり、或いはカシメ部
にクラックが発生する等の多くの問題が発生していた。
この溶接部に前述の如きクラックが入り折損等が発生す
る原因はパイプと針本体との溶接部のみが他の部分より
軟かい為に、使用時にこの溶接部に曲げが集中し、20
〜30°位の小さな曲げでも溶接部にクラックが入って
折損したり、急角度で折れ曲がったり、或いは接続され
たパイプが硬い為にカシメの際にクラックが入ったりす
ることが判明した。
本発明に係るアイレス縫合針は従来のこれ等の問題点に
鑑み開発された全く新規な発明に関するものである。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は焼入硬化性のないステンレス鋼製パイプの一端
面を焼入硬化性のないステンレス鋼製針の元端に溶接し
て構成したアイレス針に於いて、前記溶接部の周りを他
の部分の硬さより軟かくして該溶接部の硬さに近い状態
に構成したことを特徴とした手術用アイレス縫合針であ
る。
く作用〉 本発明に係るアイレス縫合針に於いては上述の如く、パ
イプと針本体との溶接部の周りを他の部分の硬さより軟
かくして溶接部の硬さに近づけて構成したので、アイレ
ス縫合針の使用時にこの溶接部のみに曲げ応力が集中す
ることを防止し、溶接部の周りにも曲げ応力を分散せし
めることが出来、これによって溶接部にクラックが入っ
て折損したり、或いはこの部分のみに急角度の屈曲が発
生することを防止することが出来、更に穴に縫合糸を挿
入してカシメた際にもこのカシメ部分にクラックが発生
することを防止することが出来る。
〈実施例〉 先ず本発明者は前述の従来技術の多くの問題点を次の如
く解決した。
即ち、微細径又は穴に対して細径の針材の元端に穴を穿
設することによって不良品が多発しかつコスト高になる
問題は、予め穴のあるパイプを針本体に溶接することに
よってアイレス針を製造する方法により解決し、かつパ
イプを針本体に溶接する際に発生する多くの問題点は特
定の条件でレーザー光を溶接部に照射して溶接すること
によって解決し、これ等に関する発明は夫々本件特許出
願とは別に特許出願するので、この点について詳述する
ことは省略する。
次にパイプと針本体との溶接部にクラックが発生して折
損したり、この溶接部が急角度に屈曲したり、或いは縫
合糸のカシメ部にクラックが発生する問題点を解決した
本発明について詳述すると次の通りである。
先ず本発明のアイレス縫合針を構成する針本体とパイプ
とは夫々303302,5tJS304゜5US316
,5US631等のステンレス材等が使用可能であり、
針本体とパイプと蕪夫々同一を 材で構成する必要はない。
次に本発明者は第5図に示す如く、針本体lとパイプ2
とを夫々5US302,304の18−8ステンレス鋼
を使用し、かつレーザー光で両者の溶接fi3を溶接し
てアイレス縫合針を製造した後、縫合針の針本体1と、
パイプ2と、溶接部3との硬さを測定した処、針本体l
の硬さはHV380〜480 、パイプ2の硬さはHV
−250〜400 テするのに対し、溶接部3の硬さは
HV 150〜250であり1、溶接部3のみが他の部
分より著しく軟かになっていることが明らかどなった。
これは針本体1とパイプ2とを溶接する為にレーザー光
をこの溶接部3に照射してこの部分を溶融軟化させた為
である。
然るに前述の如き硬さの構成を持った縫合針を手術に使
用した場合、或いは針本体lとパイプ2とを夫々把持し
て溶接部3を曲げた場合には第6図に示す如く、20〜
30°位の角度に曲げても軟かな溶接部3に曲げ応力が
集中し、この部分にクラック4が入って折れたり、或い
は溶接部3に於いて簡単に急角度に折れ曲がってしまう
ことが明らかとなった。
更にこの縫合針のパイプ穴に第7図に示す如く、縫合糸
5を挿入しこれをカシメた場合には溶接部3が軟かでそ
の他の部分が硬い為にカシメ部6にクラック7が発生す
ることも明らかとなった。
従って、本発明者は前述のこの問題点を解決する為に、
前述の如く、針本体lとパイプ2とを溶接部3に於いて
溶接して構成したアイレス縫合針を、第2図に示す如く
、プロパンガス等のバーナー8を使用し、そのバーナー
8の火炎9で前記縫合針の溶接B3の周り及びパイプ2
のほぼ全体を約1.000℃で加熱軟化させた結果、第
1図に示す如く、溶接部3の周り及びパイプ2の全体の
硬さをHV 200〜280に軟かく構成することが出
来た。
更に本発明者は第3図に示す如く、針本体lとパイプ2
とを溶接する際に使用したレーザー光10を焦点を外し
て溶接部3の周りとパイプ2とに照射してこの部分を溶
融しない程度に加熱軟化させた結果、前述のバーナー8
を使用した場合と同様な結果が得られた。この様に構成
された縫合針を前述の如く手術によって使用したり、或
いは針本体lとパイプ2とを把持して曲げた場合には第
4図に示す如く、溶接部3の付近の全体でR状に湾曲す
るが、溶接部3にクラックが発生したり、或いは溶接部
3に於いて急角度で折れ曲がったり、更には縫合糸を取
り付ける為にパイプ2をカシメた際にカシメ部に前述の
如きクラックは全く発生しなかった。
又本発明に係る縫合針は前述の如く、カシメ部が軟かい
ので、カシメ作業が容易であり、かつ縫合糸にこのカシ
メ部が良く噛合するので、糸取付性を著しく向上せしめ
ることも出来た。
E記実施例に於いては溶接部3の周りの他にパイプ2を
全体的に加熱軟化させたが、パイプ2は全体的にする必
要はなく、特に六入口部は除いても良い。
更に本発明に於いて、特に針本体l及びパイプ2をステ
ンレス鋼材に限定したことは、ステンレス鋼材が耐蝕性
の点で優れていることと、焼入硬化しないステンレス鋼
は溶接性が非常に良く、かつ溶接後に溶接部3の周りを
加熱軟化せしめることが出来る特徴を有するからである
。特に焼入硬化する材料を使用した場合には、本発明の
対象とする細い針では溶接部の加熱と空気中での冷却作
用とで焼入硬化すると、溶接部が硬くなり過ぎて脆くな
って直ぐに折れる恐れがあるからである。
もっとも焼入硬化する材料を使用し、溶接又は加熱軟化
させた後でこの部分を徐冷することによって焼入効果を
防止することも考えられるが、本発明の如く、極めて微
細な針を溶接又は加熱軟化させる場合にはほとんどその
様な徐冷は不可能である。
〈発明の効果〉 本発明に係るアイレス縫合針は上述の如き構造と作用と
を有するので、溶接部の周りが溶接部に近い軟かさに構
成されたので、使用時に縫合針に曲げ応力が加わっても
縫合針の溶接部にクラックが発生したりして折損したり
、又は急角度で折れ曲がったりすることを完全に防止す
ることが出来、かつ縫合糸を取り付けるためのカシメを
容易にすると共にこのカシメ部にクラックが発生するこ
とを防止し、更に縫合糸とカシメ部とを強固に噛合させ
て糸の取付性能を高めることが出来、しかも簡単な作業
により安価に加工することが出来る等の特徴を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る縫合針の一例を示す説明図、第2
図及び第3図はその製造工程を示す説明図、第4図は曲
げた状態の説明図、第5図乃至第7図は従来例を示す説
明図である。 lは針本体、2はパイプ、3は溶接部、4.7はクラッ
ク、5は糸、6はカシメ部、8はパーナ事1図 Hv200−280   Hv380〜480第2図 第3図 114図 Hv150−250

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 焼入硬化性のないステンレス鋼製パイプの一端面を焼入
    硬化性のないステンレス鋼製針の元端に溶接して構成し
    たアイレス針に於いて、前記溶接部の周りを他の部分の
    硬さより軟かくして該溶接部の硬さに近い状態に構成し
    たことを特徴とした手術用アイレス縫合針。
JP62153558A 1987-06-22 1987-06-22 手術用アイレス縫合針 Granted JPS63317147A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62153558A JPS63317147A (ja) 1987-06-22 1987-06-22 手術用アイレス縫合針
US07/208,053 US4935029A (en) 1987-06-22 1988-06-17 Surgical needle
EP88305602A EP0296776A3 (en) 1987-06-22 1988-06-20 Surgical needle and method of and apparatus for manufacturing same
KR1019880007487A KR890000182A (ko) 1987-06-22 1988-06-21 봉합침, 그 제조방법 및 제조장치
US07/447,614 US5001323A (en) 1987-06-22 1989-12-08 Method and apparatus for manufacturing surgical needle
US07/450,244 US4976727A (en) 1987-06-22 1989-12-13 Surgical needle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62153558A JPS63317147A (ja) 1987-06-22 1987-06-22 手術用アイレス縫合針

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63317147A true JPS63317147A (ja) 1988-12-26
JPH0571256B2 JPH0571256B2 (ja) 1993-10-06

Family

ID=15565125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62153558A Granted JPS63317147A (ja) 1987-06-22 1987-06-22 手術用アイレス縫合針

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JP (1) JPS63317147A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5884112U (ja) * 1981-12-02 1983-06-07 秋山 郁夫 縫合針

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5884112U (ja) * 1981-12-02 1983-06-07 秋山 郁夫 縫合針

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JPH0571256B2 (ja) 1993-10-06

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