JPS6331703A - 棚板のダボ穴加工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は棚板に棚受用のダボ穴を加工する方法に関する
ものである。

〔従来の技術とその問題点〕

棚板を本箱、食器棚その池の家具等に設ける場合、本箱
、食３棚等の側板内面に突起（ダボ）を突設し、棚板を
このダボ上に係止するように載置している。この棚板が
妄りに抜けないようにするためダボと対向する位置にダ
ボ穴を形成し、このダボ穴にダボを嵌合係止させている
。この棚板のダボ穴加工は従来棚板が重積された棚板供
給位置から、ダボ穴加工機側へ真空にて吸着して移載す
る移載機を介して一枚づつ移載し、各版毎にドリル又は
ルータにて穿孔加工を施している。

従ってこの方法では棚板を一枚づつ加工するためダボ穴
加工に時間を要し、生産性に劣るとともにバキューム式
移載機など設備費も高価となる。

本発明はこれに鑑みてコンベア方式にて棚板を供給し、
重ねた２枚の棚板に同時にダボ穴加工し、ダボ穴加工時
間を短縮し、かつ簡易な設備にて行えることを目的とす
る。

〔問題点の解決手段〕

一枚づつ供給コンベアにて搬送されてくる棚板を間歇的
に駆動される重積コンベア上にて２枚上下にして重積す
るとともにこれを検出センサーにて検出した７４　ｒｌ
　ｍコンベア及び搬送コンベアを駆動して、重積棚板を
搬送コンベア上に移載し、定位置で停止させた後、棚板
の前後方向及び側方向の位てを揃え、次にこれを挟持固
定し、所定位置にて二枚重ねの上下棚板間；ごドリルを
挿入せしめ、上下二枚の棚板に同時にダボ穴を穿孔する
ようになす。

〔実施例〕

次に本発明棚板のダボ穴加工方法を図示の一実施例にも
とづいて説明する。

図において１は供給コンベアで、通常ベルトコンベア又
はローラコンベアが用いられ棚板Ｗをある程度その方向
を揃えて一枚づつほぼ定ピツチで搬送される。この場合
供給コンベア１は連続的に駆動されることが望ましいが
、間歇的に駆動することも可能である。

２はこの供給コンベア１の終端側に隣接配設される重積
コンベアで、この重積コンベア２は供給コンベア１が水
平であるのに対しその始端側を低くなるよう傾斜せしめ
る。そして重積コンベア２の始端側を供給コンベア１の
終端側高さよりも低くし、供給コンベア１より搬送され
てくる棚板Ｗが確実に重積コンベア２ｙ４へ移載される
ようにしてその傾斜角及びその配設位置を定め、この重
積コンベア２は間歇駆動で、供給コンベア１から（１板
２が一枚供給され、確実に重積コンベア２上に移載され
た後停止し、次の棚板Ｗが供給コンベア１より供給移載
されるのを待つ。この停止し時機状態にある重積コンベ
ア２の棚板Ｗ上に駆動される供給コンベア１より二枚重
の棚板Ｗが供給移載されると、必然的に重積コンベア２
上では２枚の棚板Ｗ、Ｗが重積された状態となる。この
状態を供給コンベア１の終端側あるいは供給コンベア１
と重積コンベア２間ンこ検出センサー４を配設して検出
する。検出センサー４として例えば光電管を用い、供給
コンベア１より重積コンベア２へ供給される棚板Ｗの枚
数を検出し、この検出センサー４にて検出した信号にて
検出センサー４に電気的に接続されたカウンター５にて
表示させるとともに、この検出センサー４にて棚板Ｗを
重積コンベア２　（１！１へ移載したことを検出した後
、重積コンベア２を駆動するものである。これにより重
積コンベア２上で棚板Ｗが２枚確実に重積され、かっこ
の重積状態で次行程へ供給されるようになす。

重積コンベア２の終端側には搬送コンベア３を重積コン
ベア２と同調して駆動することにより二枚重ねの棚板Ｗ
、Ｗが重積コンベア２側より、この搬送コンベア３上に
移載されるようになす。そしてこの搬送コンベア３の上
方両側方には搬送される重積状態の棚板Ｗ、Ｗの側端を
基準位置に揃えられるよう搬送コンベア３の搬送方向に
沿って配設固定される基準ガイド６と、この基準ガイド
６と対向し、かつ接離方向に移動調整可能とした移動ガ
イド７とを設ける。この両ガイド６．７にて重積搬送さ
れる棚板Ｗ、Ｗの側端は揃えられ、さらに搬送される。

この移動ガイド７の終端側にはダボ穴加工＠８が配設さ
れる。ダボ穴加工機８には重積された棚板Ｗ、Ｗの西側
端を確実に揃えるため、移動ガイド７よりも長い基準ガ
イド６の端部と対向して側クランプ１構９を配設し、こ
の側クランプ機構９を基準ガイド６側に向って移動する
とき、基準ガイド６、側クランプ機構９間にて重＃貞１
朋板Ｗの側端が確実：こ揃えられる。また１朋板Ｗの搬
送方向の前後端面は一方に固定されたストッパー１０と
このストッパー１０と対向配設され、接離方向に移動可
能な佳りランプ機横１１とにより、前記棚板Ｗの前後端
面が揃えられる。

このようにして重積された２枚の棚板Ｗの四側面を確実
に揃えた後、ダボ穴Ｈの加工を行う。このとき、基準ガ
イド６や側クランプ機構９かダボ穴加工に支障ないよう
になす。

例えばドリル１２がモータにて回動されつつ＠積された
２枚の棚板Ｗ、Ｗの中間位置に向って前進するとき、こ
のドリル１２．１２が基準ガイド６、測クランプ機構９
に接触しないようになす。これは基準ガイド６や側クラ
ンプ機構９をドリル１２の位置において取り除かれた状
態とするかドリル１２の挿通される穴を形成するかさら
には側クランプ機構を昇降させ、クランプ後、ドリルに
よる穿孔加工時降下させてドリル前進に支障のないよう
にするものとする。このドリル１２の前進（妾退はエヤ
ーシリンダその池の方式にて行われる。

ドリル１２の位置は重積された２枚の硼板Ｗ、Ｗの重合
面中間位置とし、これにより２枚の棚板Ｗ。

Ｗに同時にダボ穴加工を施せるようになす。

ダボ穴加工後は側クランプｎ　１４９　、（＆クランプ
樋溝１１の佳退により棚板の挟持を解除し、ダボ穴加工
時停止していた搬送コンベア３を再び駆動して搬出せし
めるものである。

〔発明の効果〕

本発明棚板のダボ穴加工方法によれば、上下に重ねられ
た２枚の棚板の重積位置にドリルを侵入させるようにな
しているため、２枚同時に加工でき、従来に比べ生産性
を向上させられるとともに複雑な移載機を用いることな
く簡易な装置で確実に棚板の移載搬送が行える利点があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明棚板のダボ穴加工を行う装てを示す一実
施例の外観図、第２図は加工方法の順序を示す説明図、
第３図はダボ穴加工機の概略説明図、第４図は本発明に
てダボ穴加工を施した棚板の外観図である。 １は供給コンベア、２は重積コンベア、３は搬送コンベ
ア、４は検出センサー、５はカウンター、６は基準ガイ
ド、７は移動ガイド、８はダボ穴加工機、９は側クラン
プ機構、１０はストッパー、１１は後クランプ機構、１
２はドリル、Ｗは棚板、Ｈはダボ穴

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）一枚づつ搬送される棚板を間歇駆動される重積コ
   ンベア上にて２枚重積し、これを搬送コンベアに移載し
   てダボ穴加工機へ供給し、ここで２枚重ねの棚板の四側
   端面を揃えた後、棚板２枚重ねの中間位置にドリルにて
   ２枚同時に穿孔してダボ穴を加工するようになしたこと
   を特徴とする棚板のダボ穴加工方法。