JPS63316716A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPS63316716A
JPS63316716A JP15237787A JP15237787A JPS63316716A JP S63316716 A JPS63316716 A JP S63316716A JP 15237787 A JP15237787 A JP 15237787A JP 15237787 A JP15237787 A JP 15237787A JP S63316716 A JPS63316716 A JP S63316716A
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JP
Japan
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dandruff
hair
oil
hair cosmetic
agent
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JP15237787A
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Toru Yoshihara
徹 吉原
Jiro Kawase
川瀬 次朗
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Priority to AT88305486T priority patent/ATE111341T1/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は抗フケ剤および皮脂吸油能を有する特定の吸油
性物質を含有する毛髪化粧料に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
頭髪のふけ、かゆみ等の防止の目的で各種の抗フケ剤が
、従来、シャンプー、リンス、ヘアトニックなどの頭髪
用化粧料に配合されているが、これらはいずれも抗菌力
、角層の溶解作用、あるいは角層の代謝速度の抑制作用
を有するものであって、その結果として頭皮上の角層片
(ふけ)の発生を防止するものである。しかし、これら
抗ふけ剤の連日の使用により毛髪の物性に大きな影響を
及ぼし、油っぽさ、べたつきとして認知されるいわゆる
毛髪の油性感が洗髪後早期に発現する現象が指摘されて
いる〔例えばInternational  Jour
nal  of  Cosmetic  5cienc
e。
$エフ7 (1983)) 。
いまだ抗フケ剤組成物の連日使用により油性感が増大す
る現象について明解な解析はなされていない。そのため
か、従来の抗フケ剤組成物には連日の使用による毛髪の
油性感の発現を抑制または遅延する効果を合わせもつも
のは見当たらなし、)。
一方、皮脂吸油能を有する特定の吸油性物質については
、従来例えば特公昭46−20793号公報にはコロイ
ド状シリカ、欧州特許第58000号にはヒドロキシコ
ラン酸誘導体と粉末状吸油剤との組み合わせが開示され
、もっばら皮膚化粧料に適用されているが、油性感の抑
制または遅延化の目的で配合された抗フケ剤組成物は示
されていない。
本発明者らは、従来の抗フケ剤の連日の使用により生ず
る毛髪油性感の早期発現という好ましくない事態を改善
すべく、抗フケ剤組成物の連用による毛髪への皮脂拡散
挙動を臨床的に解析した結果、分泌された皮脂は頭皮表
部および毛髪に経口的に分配されるが、頭皮表部で早期
(1日〜2日後)に飽和に達したのち、毛髪への拡散を
開始すること、および頭皮表部の角層片、いわゆるふけ
は皮脂の貯留構造として重要な役割を果たしており、抗
フケ剤の効果による角層片の減少は、頭皮表部の皮脂貯
留量を減少させ、逆に毛髪への皮脂拡散速度を高め、こ
の傾向は、洗髪後18後以降において著しいことが判明
した。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明者らは、この角層片が美容上好ましくな
いものであり、角層片の発生を防止することから派生す
るふけ、かゆみの訴求を目的とする毛髪化粧料に、角層
片に代わりうる新たな皮脂貯留構造を頭皮表部/毛髪表
面部に構築することで、油性感の遅延化および解消に寄
与するのではないかと推論し、そのための手段を種々検
討した結果、抗フケ剤組成物中に角層片より極めて小さ
くかつ角層片より高い皮脂吸油能を有する担体を含有し
たものを適用することにより、ふけ/かゆみの改善(防
止、抑制および/または緩和)と同時に、従来解消する
ことのできなかった油性感の発現を遅延できることを見
い出した。
本発明は、以上の新知見に基づくものであり、既存の抗
フケ剤組成物と異なり、新しい発想から導かれた新規な
毛髪化粧料であって、ふけ、かゆみの防止/除去並びに
毛髪の油性感の発現抑制に顕著な効果を有するものであ
る。
即ち、本発明は抗フケ剤0.01〜10重量%および平
均粒径0.005〜30−でかつ乾燥時に0.5wLl
・スタフ1フフ8以上の吸油能を有する微粒子吸油性物
質0.05〜5重量%を含有することを特徴とする毛髪
化粧料を提供するものである。
本発明において、抗フケ剤としては、公知の抗フケ剤を
用いることができ、具体的には、2−メルカプトピリジ
ン−N−オキシド多価金属塩、コロイドイオウ、特開昭
58−183614号公報記載の含硫アミノ酸およびそ
の塩、一般式(1)で示される2、2゛−ジチオビスピ
リジン−LL’ −ジオキシドおよびこれらの硫酸マグ
ネシウム等の金属塩水和物、一般式(II) 〔式中、R1は炭素数1〜17のアルキル基、炭素数2
〜17のアルケニル基、炭素数5〜8のシクロアルキル
基、炭素数7〜9のビシクロアルキル基、アルキル基が
炭素数1〜4であるシクロアルキル−アルキル基(シク
ロアルキル残基は炭素数1〜4のアルキル基により置換
されていてもよい)、了り−ル基、アルキル基が炭素数
1〜4であるアラルキル基、アルケニル基が炭素数2〜
4である了り−ルアルケニル基、アルキル基が炭素数1
〜4であるアリールオキシアルキル基もしくはアリール
メルカプトアルキル基、ヘンズヒドリル基、アルキル基
が炭素数1〜4であるフェニルスルホニルアルキル基、
マたはフリル基もしくはアルケニル基が炭素数2〜4で
あるフリルアルケニル基を表しく以上の各基におけるア
リール残基は、炭素数1〜4のアルキル基もしくはアル
コキシ基、ニトロ基、シアノ基、またはハロゲンにより
置換されていてもよい)、R3は水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基、炭素数2〜4のアルケニル基もしくは
アルキニル基、ハロゲン、フェニル基、またはベンジル
基を表し、Xは有機アミン残基を表す。〕 で示される特公昭5B −39805号公報記載の1−
ヒドロキシ−2−ピリドン誘導体、サルチル酸およびそ
の誘導体、特開昭58−180417号公報記載のクエ
ン酸トリエチルエステル、−a式(III)で示される
西ドイツ特許DH3142296号公報記載のインドー
ル誘導体、一般式(TV) (式中、m 〜1”lO,n =1〜6)で示される西
ドイツ特許DB 012767号公報記載の化合物およ
びその塩、−a式(V) で示される西ドイツ特許DE 3022799号公報記
載の2−オキソ−テトラヒドロ−1,3,5−チアジア
ジン誘導体、ベルギー特許BP 2085728号公報
記載のω−(アミノチオカルボニルメルカプト)−アル
カン酸、又は一般式(Vl) R−NHC(S)  S  (C11g)、C00II
    (Vl)で示される化合物およびその塩、キノ
ン誘導体、二硫化セレン、フェノール誘導体、コールタ
ールなどが挙げられる。
これらの抗フケ剤の中でも安全性および有効性の面で2
−メルカプトピリジン多価金属塩、一般式(1)・で示
される2、2°−ジチオビスピリジン−1,1’−ジオ
キシド、一般式(II)で示される1−ヒドロキシ−2
−ピリドン誘導体が好ましく、特に2−メルカプトピリ
ジン亜鉛塩(ジンクピリチオン)、1−ヒドロキシ−4
−メチル−6−(2,4,4−)リメチルペンチル)−
2(IH)−ピリドントリエタノールアミン塩(ピロク
トンオーラミン)、および2,2°−ジチオビスピリジ
ン−1,1゛−ジオキシドが好ましい。
2−メルカプトピリジン亜鉛塩を用いる場合、特に特開
昭60〜16972号、同60−16973号、同60
−224676号公報記載の粒径0゜2−以下の粒子が
50重量%以上で平均粒径0.2 tna以下の微粒子
化化合物を用いるのが好ましい。
本発明に用いられる微粒子吸油性物質は、通常の角層片
より極めて小さく (平均粒径o、oos〜30m) 
、かつ吸油能が角層片の乾燥時の吸油能(ld・スクワ
レン/g)に匹敵するものであり、例えば次の(i)〜
(iii )に示す微粒子吸油性物質の1種以上から構
成され、微粒子化により吸油能を0.5 @7・スフ9
1フフg以上(JIS K 5101記載の吸油量測定
による値)としたものである。
(i)天然粘土系鉱物(例えば、カオリン、タルク、マ
イカ、セリサイト、ベントナイト系ベンゲルなど)およ
び合成無機化合物(例えばNa、に、 AI、 Caな
どのアルカリおよびアルカリ土類金属、更にフッ素等を
含む層状あるいは板状ケイ酸塩、コロイド状シリカゲル
、ゼオライト、炭酸マグネシウムなど)、更にこれらの
表面改質又は多孔性を有するための化学処理、更には粒
径の調節等を施し、吸油能の増大、吸油/吸水能の調節
、吸油の選択性を向上させたもの。
(ii)天然および合成有機ポリマー(例えばナイロン
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、尿素
樹脂、多孔質化されたビニル系ポリマー、ジビニルベン
ゼンあるいは多官能性架橋剤をモノマーの一部に用いて
得られる共重合体、パルプなど)およびこれらの表面改
質、内部構造、細孔径、細孔空隙率、動比容、粒径、表
面積、膨潤性等を種々の方法により調節したもの。
(iii )上記(i)及び(ii )における複合基
材(例えば、多孔性ポリマーの表面をSiO□、TiO
□などの無機処理を施したもの、あるいは逆に無機担体
の表面を有機処理したものなど) 上記の微粒子吸油性物質の中でモンモリロナイト系ベン
トナイト、コロイド状シリカ、および多孔質化ビニル系
ポリマーが好ましく、特に吸油力、感触、皮膚への付着
性等の面で最も好ましいのは溶解度パラメータ7〜10
のビニル系モノマーの1種または2種以上から合成され
る多孔質化されたビニル系ポリマーである。ここで溶解
度パラメータ7〜10のビニル系モノマーの代表例とし
てはメタクリル酸もしくはアクリル酸と炭素数8〜24
の高級アルコールとのエステル、スチレン、炭素数1〜
12のアルキル置換基をもつスチレン誘導体等が挙げら
れる。特にビニル系モノマーとして、アクリレートエス
テルもしくはメタクリレートエステルと、スチレンもし
くはスチレン誘導体との重量比が30/70以上の混合
物を用いることが好ましい、多孔質化は、これらモノマ
ーの1種もしくは2種以上の混合物を、例えばn−ヘキ
サン、n−オクタン、n−ドデカンの如き揮発性脂肪族
炭化水素、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素等の
非重合性の有機溶剤と、モノマー/有a溶剤の重量比が
1ノ1〜1/4(重量比)となるような割合で混合し、
これを水中で分散、懸濁もしくは乳化重合した後、非重
合性有機溶剤を除去することにより行うことができる。
またこのポリマーは、ジビニルベンゼンのようなポリビ
ニル芳香族化合物、ジビニルピリジンのようなポリビニ
ル複素環化合物、エチレングリコールジメタクリレート
、トリエチレングリコールアクリレートのようなジメタ
クリレート類、エチレングリコールアクリレート、トリ
エチレングリコールアクリレートのようなジアクリレー
ト類等の多官能性モノマー等を用い、架橋することが好
ましい。これらの架橋剤を用いる場合、その添加量はポ
リマー中で50重置%以下に抑えることが好ましい。架
橋剤の割合が50重量%を越えると、ポリマーの膨潤能
が大きく抑制される。特に好ましい架橋剤量はポリマー
全重量に対し0.01〜50重量%である。
本発明に用いられる最も好ましいビニル系ポリマーは、
ステアリルメタクリレート/スチレン/ジビニルベンゼ
ン/トルエンを水中で重合、多孔質化させたものであ。
本発明において、微粒子吸油性物質の吸油量はスクワレ
ンを用い、JIS K 5101 (1978年)に規
定される顔料の吸油量測定法に準拠して測定する。即ち
、粉体1gをガラス板上に取り、スクワレンを少量ずつ
滴下しなからヘラを用いて練り込み、粉体が全体的にペ
ース゛ト状になったときを終点とし、粉体1gあたりの
所要スクワレンffi (mZ)を吸油量とする。JI
S法では油として煮あまに油を用いるが、本性では皮脂
との類似性からスクワレンを用いる。
表1に上記方法で求めた代表的市販吸油性物質のスクワ
レンを指標とした吸油能を示す。
表        1 本発明の化粧料の形態としては固形もしくは液体のいず
れの形態でも良(、一般に、微粒子吸油性物質の液体懸
濁液を使用するのが好ましい。本発明の抗フケ剤及び微
粒子吸油性物質が懸濁される媒質としては、水、低級ア
ルコールもしくはそれらの混合物等が挙げられる。固形
状の化粧料を使用する場合は頭皮/毛髪上にすり込むこ
とにより液体状となって表面上に均等に抗フケ剤および
吸油性物質を効果的に拡げることができる。そのような
固形状化粧料は望ましくは、ゲル、ペーストもしくは他
の同様な形のものであり、その場合実質的な比率の溶媒
物質を存在させると使用が容易になる。
溶媒として使用されるアルコールは、そのアルコール含
量の一部が2価および多価アルコールにより供給されて
いても良いが、望ましくは低級1価アルコールである。
使用される1価アルコールとしては、エタノール、イソ
プロパツールが好ましく、かつエタノール、イソプロパ
ツール、水および他の1価、2価、多価アルコールとの
混合物からなる組成物も使用でき、これらの系で抗フケ
剤成分も同様に懸濁あるいは溶解・状態で使用可能であ
る。
このような吸油性物質の均一な懸濁状態を維持するため
に有機ガム(例えば、カルボキシメチルセルロース、ハ
イドロキシアルキルセルロース、カルボキシポリメチレ
ン、ポリビニルピロリドン、各種のアクリレート、ゼラ
チン、デキストリン、カラキ、トラガカント、アカシャ
ガム、アルギン酸、ペクチン、カラギーナンなどを用い
ても良い。
本発明の毛髪化粧料は、他の目的で種々の成分を含むこ
とができる0例えば毛髪用化粧品において従来通り使用
される通常の染料および顔料のような着色剤、香料、ビ
タミン類、養毛料、界面活性剤などが使用できる。
〔発明の効果〕
本発明は既存の抗フケ剤組成物と異なり、新しい発想か
ら導かれた新規な毛髪化粧料であって、抗フケ効果によ
るふけ、かゆみの防止除去と同時に従来の抗フケ剤組成
物で問題となった毛髪油性感の発現の抑制に顕著な効果
を有するものである。
〔実施例〕
以下、合成例及び実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
合成例1 21のセパラブルフラスコに、ステアリルメタクリレー
ト40g、ジビニルベンゼン40g、トルエン80g、
過M化ベンゾイル2g、0.6%ポリビニルアルコール
水溶液700gを入れ、ホモミキサーを用いて1l10
00rpで5分間分散し、その後、300rpmで攪拌
しながら、80℃で8時間、窒素雰囲気下で重合を行っ
た。重合終了後、濾別し、水つづいてアセトンで洗浄し
、乾燥後、多孔性ビニル系ポリマー40gを得た(平均
粒子径6.74)。
このポリマーは、水銀圧入法による細孔分布測定により
、粒子表面に347Å以下の細孔をもち、その細孔容量
は0.15@1/gであった。
合成例2 21のセパラブルフラスコに、ステアリルメタクリレー
ト20g1スチレン20g1ジビニルベンゼン40g、
トルエン30g、n−ドデカン90g、過酸化ベンゾイ
ル0.8g、3.3%ドデシル硫酸ナトリウム水溶液4
70 gを入れ、300rpn+で攪拌しながら、65
℃で9時間、窒素雰囲気下で重合を行った。重合終了後
、合成例1に従って、多孔性ビニル系ポリマー50gを
得た(平均粒子径2.0m)。
このポリマーは、水銀圧入法による細孔分布測定により
、粒子表面に725Å以下の細孔をもち、その細孔容量
は0.299 dlgであった。
合成例3 2Nのセパラブルフラスコに、ステアリルメタクリレー
ト17g1ジビニルベンゼン17g1 トルエン34g
、過硫酸カリウムIg、1.0%ポリオキシエチレン(
エチレンオキシド付加モル数35モル)ノニルフェニル
エーテル水溶液530gを入れ、300rp鋼で攪拌し
ながら、75℃で8時間、窒素雰囲気下で重合を行った
。重合終了後、100〜150mmHgで2〜3時間ト
ッピングを行い、水懸濁状の多孔性ビニル系ポリマーを
得た(平均粒子径<0.7m)。
合成例4 合成例2において、スチレン20gをt−ブチルスチレ
ン20gに、ジビニルベンゼン40gを0.4gに変え
、他はそのままとして多孔性ビニル系ポリマーを得た(
平均粒子径2.5μ)。
以上の合成例1〜4で得られた多孔性ビニル系ポリマー
の吸油量を前述のJIS K 5101法に準じた方法
で測定した。
結果を表2に示す。
表       2 実施例−1 表3に示す組成を有する本発明のスカルプ剤A、B、お
よび比較用のコントロール剤C,Dを調製した。
尚、ビロクトンオーラミン〔1−ヒドロキシ−4−メチ
ル−6−(2,4,4−トリメチルペンチル) −2(
IH)−ピリドントリエタノールアミン塩〕はヘキスト
社の抗フケ剤(商標名:オクトピロソクス)であり、シ
ャンプー、リンス、ヘアトニックの市場において使用さ
れ、既にその有効性が認められているものである。ベン
トナイトはモンモリロナイト系の無機層状系粘土鉱物で
、比較的吸油能の高い担体であり、1次粒子径約2−の
もの(皮脂吸油能:O,a6−スクワレン/g)のもの
を使用した。コロイド状シリカは1次粒子径約12鋼μ
の球状のもの(皮脂吸油能:5献スクワレン/g)を使
用した。
表       3 得られたスカルブ剤A、B、および比較用のコントロー
ル剤C,Dを用いて、事前調査でフケ、カユミの悩みの
保有者である男性10名(年令18〜25才)を2群に
分け、6週間の臨床テストを行った。
即ち、第1,2週目は、スカルブ剤D(コントロール)
を使用し、第3,4週目は、スカルブ剤Cを使用、第5
.6週目はスカルブ剤A(第1群、5名)またはB(第
2群、5名)を使用した。使用方法は、週3回(月、水
、金)コントロールシャンプーで洗髪し、タオルドライ
後、スカルプ剤約4gが頭皮にゆきわたるようにかけ、
2週間後の月曜日にフケの程度および頭髪の油性感の程
度を4段階評価でパネラ−より判定した。表4にその結
果を示す。
表   4 注) 0:はとんど認められない 1:やや認められる 2:認められる 3:かなり認められる 表4から明らかなように、本発明品A、Bはフケの防止
と同時に油性感の抑制に顕著な効果をもたらしている。
実施例−2 表5に示す組成を有する本発明のスカルブトリートメン
ト剤(非洗浄系で使用するもの)A。
B及び比較のスカルプトリートメント剤C,D。
Eを調製した。
得られた本発明のスカルプトリートメント剤A、B及び
比較のスカルプトリートメント剤C1D、Eについて実
施例1と同様な方法で臨床テストを行い、フケの程度お
よび頭髪の油性感の程度を判定した。表6にその結果を
示す。
表       6 実施例−3 表7に示す組成を有する本発明のヘアコンディショナー
Aおよびコントロール剤Bを調製した。
表       7 実施例−4 表8に示す組成を有する本発明のシャンプーAおよびコ
ントロール剤Bを調製した。
表      8 注) *l:平均粒径0.8M(通常のゼオライトをサンドグ
ラインダーにより粉砕したもの)本2ニラウリル硫酸ト
リエタノールアミン実施例5 表9に示す組成を有する本発明の毛髪化粧料A、B、C
を調製した。
表      9 実施例3〜5のいずれにおいても、抗フケ剤と吸油性物
質をともに含有する本発明の化粧料は、抗フケ効果と同
時に油性感の改善が認められた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、抗フケ剤0.01〜10重量%および平均粒径0.
    005〜30μmでかつ乾燥時に0.5ml・スクワレ
    ン/g以上の吸油能を有する微粒子吸油性物質0.05
    〜5重量%を含有することを特徴とする毛髪化粧料。 2、抗フケ剤が2−メルカプトピリジン多価金属塩、2
    ,2′−ジチオビスピリジン−1,1′−ジオキシド、
    1−ヒドロキシ−2−ピリドン誘導体から選ばれる1種
    もしくは2種以上の混合物である特許請求の範囲第1項
    記載の毛髪化粧料。 3、微粒子吸油性物質がモンモリロナイト系ベントナイ
    ト、コロイド状シリカ、および多孔質化ビニル系ポリマ
    ーから選ばれた1種もしくは2種以上の混合物である特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の毛髪化粧料。
JP15237787A 1987-06-18 1987-06-18 毛髪化粧料 Pending JPS63316716A (ja)

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