JPS63316621A - 電力系統の事故設備判定方法 - Google Patents
電力系統の事故設備判定方法Info
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- JPS63316621A JPS63316621A JP62151218A JP15121887A JPS63316621A JP S63316621 A JPS63316621 A JP S63316621A JP 62151218 A JP62151218 A JP 62151218A JP 15121887 A JP15121887 A JP 15121887A JP S63316621 A JPS63316621 A JP S63316621A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 26
- 230000008676 import Effects 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 9
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電力系統の事故設備判定方式に関し、特に電子
計算機を用いて、広域的な系統情報により1) す、自動的に事故復旧信号の作成を行う場合に必要な事
故設備を判定する方法に関する。
計算機を用いて、広域的な系統情報により1) す、自動的に事故復旧信号の作成を行う場合に必要な事
故設備を判定する方法に関する。
電力系統事故における事故設備の判定は、給電所の運転
員が事故により動作したしゃ断器および保護継電器の動
作状況を確認して、その動作状況から得られた情報を用
いて事故分析を行い、総合刊 的に事故設備を舵定していたため、事故復旧に多くの時
間を要していた。
員が事故により動作したしゃ断器および保護継電器の動
作状況を確認して、その動作状況から得られた情報を用
いて事故分析を行い、総合刊 的に事故設備を舵定していたため、事故復旧に多くの時
間を要していた。
例えば、ある給電所管轄内に事故が発生した場合、その
給電所の運転員はしゃ断器と保護継電器の動作情報を収
集し、収集したしゃ断器動作情報が主保護による動作情
報であるか、後備保護による動作情報であるかを確認し
、それらの組合わせにより事故設備を推定し、場合によ
っては考えられるしゃ断器の不動作あるいは対応する保
護継電器の不動作を確認して、最終的に事故設備の判定
を行っていた。
給電所の運転員はしゃ断器と保護継電器の動作情報を収
集し、収集したしゃ断器動作情報が主保護による動作情
報であるか、後備保護による動作情報であるかを確認し
、それらの組合わせにより事故設備を推定し、場合によ
っては考えられるしゃ断器の不動作あるいは対応する保
護継電器の不動作を確認して、最終的に事故設備の判定
を行っていた。
従来の事故設備の判定は以上のように給電所の運転員の
判断により行われていたので、その判定には熟練した運
転員が必要である。特に最近の巨大化、複雑化する傾向
にある電力系統において、多重事故が発生するとその分
析がむずかしく、事故設備判定により長い時間を要した
り、あるいはその時間が運転員の経験や能力によりまち
まちであったりするなどの問題点があった。
判断により行われていたので、その判定には熟練した運
転員が必要である。特に最近の巨大化、複雑化する傾向
にある電力系統において、多重事故が発生するとその分
析がむずかしく、事故設備判定により長い時間を要した
り、あるいはその時間が運転員の経験や能力によりまち
まちであったりするなどの問題点があった。
電力系統の巨大化、複雑化および社会的影響度の増大に
伴い、電力のより一層の安定供給を計るために事故時復
旧操作の高速化、高信頼性が望まれている(関連公知例
に特開昭57−71215号などがある)。
伴い、電力のより一層の安定供給を計るために事故時復
旧操作の高速化、高信頼性が望まれている(関連公知例
に特開昭57−71215号などがある)。
ある給電所管轄内の電力系統に事故が発生した場合、そ
の給電所のしゃ断器、保護継電器の動作情報を収集し、
主保護、後備保護の情報かを確認して運転員が判断して
いるために最終的な事故設備の判定までに時間がかかる
という問題、熟練した運転員が必要であること、運転員
の個人差があるなどの問題があった。
の給電所のしゃ断器、保護継電器の動作情報を収集し、
主保護、後備保護の情報かを確認して運転員が判断して
いるために最終的な事故設備の判定までに時間がかかる
という問題、熟練した運転員が必要であること、運転員
の個人差があるなどの問題があった。
本発明の目的は、電力系統制御用計算機を用いて自動復
旧操作を行う場合にしゃ断器および保護継電器の動作情
報を取込み、それらの情報を用いて電力系統内の事故設
備判定を高速度かつ高信頼度のもとに自動的に行う事故
設備判定方式を提供することにある。
旧操作を行う場合にしゃ断器および保護継電器の動作情
報を取込み、それらの情報を用いて電力系統内の事故設
備判定を高速度かつ高信頼度のもとに自動的に行う事故
設備判定方式を提供することにある。
本発明は、電力系統の事故発生時、複数の保護継電器が
動作した場合、それらの動作保護継電器の保護範囲に共
通に含まれる設備があるとき、その設備を事故設備であ
ると判定し、前記保護範囲に共通に含まれる設備がない
時あるいはそれぞれの動作保護継電器が一個しかない時
は、その保護範囲に含まれる設備を事故設備であると判
定することに特徴がある。
動作した場合、それらの動作保護継電器の保護範囲に共
通に含まれる設備があるとき、その設備を事故設備であ
ると判定し、前記保護範囲に共通に含まれる設備がない
時あるいはそれぞれの動作保護継電器が一個しかない時
は、その保護範囲に含まれる設備を事故設備であると判
定することに特徴がある。
しゃ断器、保護継電器の動作情報をあらかじめ定めた時
間蓄積し、保護継電器の保護範囲に共通に含まれる設備
を事故設備と判定するために、判定論理が明確であると
ともに高速に判定することができる。
間蓄積し、保護継電器の保護範囲に共通に含まれる設備
を事故設備と判定するために、判定論理が明確であると
ともに高速に判定することができる。
[実施例]
本発明の実施例に係る電力系統の事故設備判定方式につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
第1図において、電力系統に事故が発生するとしゃ断器
及び保護継電器の動作状況が通信伝送システム3および
入出力装置2を通して中央処理装[1に入力される。中
央処理装置1では、伝送遅れによる伝送データネ揃いの
補正および、系統状態の安定時間を考慮して一定時間(
例えば15秒)の間、入力されたしゃ断器および保護継
電器の動作情報を蓄積し、これら蓄積された情報から以
下のように事故設備を判定する。
及び保護継電器の動作状況が通信伝送システム3および
入出力装置2を通して中央処理装[1に入力される。中
央処理装置1では、伝送遅れによる伝送データネ揃いの
補正および、系統状態の安定時間を考慮して一定時間(
例えば15秒)の間、入力されたしゃ断器および保護継
電器の動作情報を蓄積し、これら蓄積された情報から以
下のように事故設備を判定する。
第2図は本発明方式の原理を示すフローであって、電力
系統内に事故が発生すると処理ステップ4においてしゃ
断器と保護継電器の動作情報を一定時間蓄積し事故を検
出する。処理ステップ5で蓄積したしゃ断器の動作情報
により停電が発生したかどうかを判定する。停電がない
場合は処理をやめ、停電がある場合は、処理6によりし
ゃ断器の動作情報により停電した電力系統に着目する。
系統内に事故が発生すると処理ステップ4においてしゃ
断器と保護継電器の動作情報を一定時間蓄積し事故を検
出する。処理ステップ5で蓄積したしゃ断器の動作情報
により停電が発生したかどうかを判定する。停電がない
場合は処理をやめ、停電がある場合は、処理6によりし
ゃ断器の動作情報により停電した電力系統に着目する。
(E)
次に処理ステップ7で処理ステップ6により着目した電
力系統内で動作した保護継電器の個数を調べ、1個の場
合は処理ステップ13へ、複数の場合は処理ステップ8
へ分岐する。処理ステップ8では、処理ステップ7で調
べた保護継電器の保護範囲を各々抽出し、処理9ではそ
れら抽出した保護範囲を比較した重複する範囲があるか
どうかを調べ、あれば処理10でその範囲に含まれる設
備を事故設備とし処理9に戻る。前記重複した範囲(す
なわち共有範囲)がないかあるいはなくなれば、処理1
1により、どの保護範囲とも重複しない保護範囲がある
かどうかを調べる。すなわち第2図の処理フローにおけ
る処理ステップ7で、動作した保護継電器が複数という
ことでステップ8゜9の処理がおこなわれたが、結局他
の継電器との関係で共有設備がないと判断され、当該継
電器の保護範囲にある設備が事故設備として判定される
。
力系統内で動作した保護継電器の個数を調べ、1個の場
合は処理ステップ13へ、複数の場合は処理ステップ8
へ分岐する。処理ステップ8では、処理ステップ7で調
べた保護継電器の保護範囲を各々抽出し、処理9ではそ
れら抽出した保護範囲を比較した重複する範囲があるか
どうかを調べ、あれば処理10でその範囲に含まれる設
備を事故設備とし処理9に戻る。前記重複した範囲(す
なわち共有範囲)がないかあるいはなくなれば、処理1
1により、どの保護範囲とも重複しない保護範囲がある
かどうかを調べる。すなわち第2図の処理フローにおけ
る処理ステップ7で、動作した保護継電器が複数という
ことでステップ8゜9の処理がおこなわれたが、結局他
の継電器との関係で共有設備がないと判断され、当該継
電器の保護範囲にある設備が事故設備として判定される
。
処理ステップ11および19により抽出されたすべての
保護範囲に含まれる設備を各々事故設備として本フロー
図の処理を終了する。また処理7において、動作保護継
電器が1個しか抽出されない場合は、処理13により処
理7で抽出された動作保護継電器の保護範囲を抽出し処
理14でその保護範囲に含まれる設備を事故設備として
本フローを終了する。ここで処理ステップ10では動作
した継電器の数とその保護範囲として共有している設備
との関係から、共有している継電器の数の多い方から順
に事故設備として判定する。そして処理ステップ19で
は、処理ステップ10で事故設備として判定された以外
にも共通保護範囲に含まれる設備があるかどうかを判定
し処理ステップ9に戻る。これを繰り返すことによって
順次事故設備を判定する。これによってステップ7で複
数の継電器が動作して処理ステップ8以降の処理がおこ
なわれたが、結局共有設備をもたない、ステップ13.
14で抽出されたと同じように事故設備の判定がおこな
われる。次に2,3のケースについて説明する。
保護範囲に含まれる設備を各々事故設備として本フロー
図の処理を終了する。また処理7において、動作保護継
電器が1個しか抽出されない場合は、処理13により処
理7で抽出された動作保護継電器の保護範囲を抽出し処
理14でその保護範囲に含まれる設備を事故設備として
本フローを終了する。ここで処理ステップ10では動作
した継電器の数とその保護範囲として共有している設備
との関係から、共有している継電器の数の多い方から順
に事故設備として判定する。そして処理ステップ19で
は、処理ステップ10で事故設備として判定された以外
にも共通保護範囲に含まれる設備があるかどうかを判定
し処理ステップ9に戻る。これを繰り返すことによって
順次事故設備を判定する。これによってステップ7で複
数の継電器が動作して処理ステップ8以降の処理がおこ
なわれたが、結局共有設備をもたない、ステップ13.
14で抽出されたと同じように事故設備の判定がおこな
われる。次に2,3のケースについて説明する。
第3図の例は連系線L1の事故によりC1およびC2の
しゃ断器が保護継電器により開放されたものである。こ
の場合は、処理4〜7を通り処理8で2個の保護継電器
の各々の保護範囲が波線部R1およびR2として抽出さ
れ、処理ステップ9においてそれらに共通する保護範囲
が有と判定されてその共通保護範囲である設備つまり送
電線L1が事故設備であると判定される。次に第3図の
例の場合、他に共通の保護範囲および独立した保護範囲
はないので、処理ステップ9から処理ステップ11を通
り事故設備判定の全処理が終了する。ここでC1,C2
はしゃ断器を、Llは送電線を、Bl、B2は母線を、
点P1は地絡発生点を表わす。
しゃ断器が保護継電器により開放されたものである。こ
の場合は、処理4〜7を通り処理8で2個の保護継電器
の各々の保護範囲が波線部R1およびR2として抽出さ
れ、処理ステップ9においてそれらに共通する保護範囲
が有と判定されてその共通保護範囲である設備つまり送
電線L1が事故設備であると判定される。次に第3図の
例の場合、他に共通の保護範囲および独立した保護範囲
はないので、処理ステップ9から処理ステップ11を通
り事故設備判定の全処理が終了する。ここでC1,C2
はしゃ断器を、Llは送電線を、Bl、B2は母線を、
点P1は地絡発生点を表わす。
第4図の例は、配変S1の事故で波線部R3を保護範囲
とする保護継電器の動作によりしゃ断器C3が、波線部
R4を保護範囲とする保護継電器の動作によりしゃ断器
C4が、および波線部R5を保護範囲とする保護継電器
の動作によりしゃ断器C5がそれぞれ開放されたもので
ある。この場合、三個の保護継電器の保護範囲R3,R
4゜R5が共通してもつ保護範囲に含まれる設備は配変
S1であるから、配変S1が事故設備であると判定され
る。このようにして動作した継電器の共有設備が事故設
備であると判定することができる。
とする保護継電器の動作によりしゃ断器C3が、波線部
R4を保護範囲とする保護継電器の動作によりしゃ断器
C4が、および波線部R5を保護範囲とする保護継電器
の動作によりしゃ断器C5がそれぞれ開放されたもので
ある。この場合、三個の保護継電器の保護範囲R3,R
4゜R5が共通してもつ保護範囲に含まれる設備は配変
S1であるから、配変S1が事故設備であると判定され
る。このようにして動作した継電器の共有設備が事故設
備であると判定することができる。
そして送電線L2が停電が発生した送電線であり、この
系統が事故復旧の対象となる。また第4図において保護
継電器の誤不動作によりどれかのしゃ断器が開放されな
い場合でも、本方式の実施例によれば、少なくとも配変
S1は事故設備として抽出され、信頼度の高い確実な事
故設備判定を行うことができる。
系統が事故復旧の対象となる。また第4図において保護
継電器の誤不動作によりどれかのしゃ断器が開放されな
い場合でも、本方式の実施例によれば、少なくとも配変
S1は事故設備として抽出され、信頼度の高い確実な事
故設備判定を行うことができる。
第5図の例は、配変S2およびB4の同時事故であり、
波線部R6,R7,R8およびR10を保護範囲にもつ
保護継電器の動作によりそれぞれしゃ断器C6,C7,
C8,CIOが開放されたものである。この場合、保護
範囲R6,R7およびR8に共通する範囲と保護範囲R
6,R7およびRIOに共通する範囲がそれぞれ、独立
した共通保護範囲として抽出され、これら共通保護範囲
に含まれる設備、つまり配変S2と配変S4が事故設備
であると判定される。
波線部R6,R7,R8およびR10を保護範囲にもつ
保護継電器の動作によりそれぞれしゃ断器C6,C7,
C8,CIOが開放されたものである。この場合、保護
範囲R6,R7およびR8に共通する範囲と保護範囲R
6,R7およびRIOに共通する範囲がそれぞれ、独立
した共通保護範囲として抽出され、これら共通保護範囲
に含まれる設備、つまり配変S2と配変S4が事故設備
であると判定される。
第6図、第7図、第8図はこれらの事故設備判定方式を
概念的に示し第3図、第4図、第5図の実施例に対応し
ている。第7図はR3,R4およびR5の三つの範囲に
共通する斜線の範囲に事故設備があると判定される。第
8図においては、R6,R7およびR8の三つの範囲に
共通する斜線の範囲と、R6,R7およびRIOの三つ
の範囲に共通する斜線の範囲が抽出され、そこに事故設
備があると判定される。判定の具体的方法は事故判定対
象設備の各々に設備番号を割当てるとともに、継電器C
1〜nに対応してそれぞれ監視可能な設備番号を記憶さ
せ、それぞれの領域に共通な設備番号を抽出し、抽出さ
れた番号の設備が事故設備であると判定する方法である
。例えば第9図に示すように継電器C1〜nの状変信号
を入力装置92に取込む。94は記憶装置で、例えばC
1の保護範囲として設備82.B3.B4が対象になっ
ていることを記憶している。C2,C3についても同様
である。いま01〜3の継電器が動作したとするとその
データを演算処理部96に読出し、共有設備判定処理を
おこなう。第9図の場合84は01〜3の共有設備であ
って、まず設備S4が事故設備として判定される。次に
85はC2と03の共有設備であるから、S4に次いで
S5が事故設備である可能性が高いわけである。
概念的に示し第3図、第4図、第5図の実施例に対応し
ている。第7図はR3,R4およびR5の三つの範囲に
共通する斜線の範囲に事故設備があると判定される。第
8図においては、R6,R7およびR8の三つの範囲に
共通する斜線の範囲と、R6,R7およびRIOの三つ
の範囲に共通する斜線の範囲が抽出され、そこに事故設
備があると判定される。判定の具体的方法は事故判定対
象設備の各々に設備番号を割当てるとともに、継電器C
1〜nに対応してそれぞれ監視可能な設備番号を記憶さ
せ、それぞれの領域に共通な設備番号を抽出し、抽出さ
れた番号の設備が事故設備であると判定する方法である
。例えば第9図に示すように継電器C1〜nの状変信号
を入力装置92に取込む。94は記憶装置で、例えばC
1の保護範囲として設備82.B3.B4が対象になっ
ていることを記憶している。C2,C3についても同様
である。いま01〜3の継電器が動作したとするとその
データを演算処理部96に読出し、共有設備判定処理を
おこなう。第9図の場合84は01〜3の共有設備であ
って、まず設備S4が事故設備として判定される。次に
85はC2と03の共有設備であるから、S4に次いで
S5が事故設備である可能性が高いわけである。
そしてS6はC3が作動したことによって事故設備であ
る可能性があり、82.83については同様に01が動
作したことによって事故設備の可能性がある。このよう
に設備判定すると、S4→S5→82,83,86の順
に事故設備であることの可能性が判定される。そしてそ
の結果を表示袋M9o等に表示させて事故設備をオペレ
ータに知らしめることができる(なお100は計算機を
示している)。
る可能性があり、82.83については同様に01が動
作したことによって事故設備の可能性がある。このよう
に設備判定すると、S4→S5→82,83,86の順
に事故設備であることの可能性が判定される。そしてそ
の結果を表示袋M9o等に表示させて事故設備をオペレ
ータに知らしめることができる(なお100は計算機を
示している)。
本発明に係る電力系統の事故設備判定方式は、通信シス
テムにより電力系統のしゃ断器と保護継電器の動作情報
を入出力装置を通して電力系統制御用計算機システムの
中央処理装置に入力して、中央処理装置ではこれら入力
された情報を一定時間蓄積しその情報から動作した保護
継電器を抽出しその保護継電器の保護範囲に共通に存在
する電力設備を判定することにより、容易にしかも確実
に事故設備の判定をすることができる。
テムにより電力系統のしゃ断器と保護継電器の動作情報
を入出力装置を通して電力系統制御用計算機システムの
中央処理装置に入力して、中央処理装置ではこれら入力
された情報を一定時間蓄積しその情報から動作した保護
継電器を抽出しその保護継電器の保護範囲に共通に存在
する電力設備を判定することにより、容易にしかも確実
に事故設備の判定をすることができる。
また、保護継電器の保護範囲の共通部分を事故設備とし
て判定するので、保護継電器の誤不動作が考えられる場
合でも動作した保護継電器の保護範囲の共通部分を抽出
することにより、少なくとも真の事故設備を含む複数の
設備を事故設備として判定することができる。
て判定するので、保護継電器の誤不動作が考えられる場
合でも動作した保護継電器の保護範囲の共通部分を抽出
することにより、少なくとも真の事故設備を含む複数の
設備を事故設備として判定することができる。
本発明によると事故設備を精度よく判定することができ
る
る
第1図は、本発明を実現する手段のブロック図を、第2
図は、本発明方式の原理を示すフロー図を、第3図、第
4図、第5図は系統の事故例を示す図、第6図、第7図
および第8図はそれぞれ、第3図、第4図および第5図
に対応した本発明方式の概念図、第9図は共有設備判定
における判定処理方法の一例をそれぞれ示す。 B1〜7・・・母線、L1〜3・・・送電線、81〜4
・・・配変電設備、R1〜8.RIO・・・継電器の保
護範囲、1・・・中央処理装置、2・・・入出力装置、
3・・・通信伝送システム。
図は、本発明方式の原理を示すフロー図を、第3図、第
4図、第5図は系統の事故例を示す図、第6図、第7図
および第8図はそれぞれ、第3図、第4図および第5図
に対応した本発明方式の概念図、第9図は共有設備判定
における判定処理方法の一例をそれぞれ示す。 B1〜7・・・母線、L1〜3・・・送電線、81〜4
・・・配変電設備、R1〜8.RIO・・・継電器の保
護範囲、1・・・中央処理装置、2・・・入出力装置、
3・・・通信伝送システム。
Claims (1)
- 1、電力系統制御用計算機システムに複数の保護継電器
の動作情報を取込み、事故設備あるいは事故があつたと
思われる設備を判定する電力系統事故設備判定方法にお
いて、あらかじめ事故判定を要する設備にそれぞれ固有
の識別番号を割当て、保護継電器の保護範囲に含まれる
該設備識別番号を該継電器に対応して記憶し、該保護継
電器の動作時には該作動した保護継電器ごとに該識別番
号を読出し、作動した複数継電器の保護範囲に共通に含
む数に応じて順次事故設備として判定することを特徴と
する電力系統の事故設備判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62151218A JPH0697811B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 電力系統の事故設備判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62151218A JPH0697811B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 電力系統の事故設備判定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63316621A true JPS63316621A (ja) | 1988-12-23 |
JPH0697811B2 JPH0697811B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=15513826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62151218A Expired - Lifetime JPH0697811B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 電力系統の事故設備判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0697811B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04197033A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-16 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 配電系統制御システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5771225A (en) * | 1980-10-20 | 1982-05-04 | Tokyo Electric Power Co | System falut facility detecting system |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP62151218A patent/JPH0697811B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5771225A (en) * | 1980-10-20 | 1982-05-04 | Tokyo Electric Power Co | System falut facility detecting system |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04197033A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-16 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 配電系統制御システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0697811B2 (ja) | 1994-11-30 |
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