JPS63315911A - 磁気エンコ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気エンコーダの構造に係り、特に回転体の
磁気ドラムの構造に関するもので、電動機回転軸に、磁
気ドラムを固定後、磁気センサーとの間隙の均等化を計
り、エンコーダ精度向上、安定化に関する。

〔従来の技術〕

磁気ドラム構造としては、回転軸と、この回転軸に固定
し外周面と軸方向面のいずれか一方に磁性体を有した円
筒状磁性ドラムと、この磁性Ｉ−ラムの外周面と間隙を
有して対向し静止部に固定した磁気センサとより成る磁
気回路付回転電機において、前記磁性ドラムに放熱フィ
ンを有する磁気エンコーダとして実開昭６０−１８６７
０号がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

磁気エンコーダは、磁気センサーと、磁気ドラムの間隙
の均等化が、エンコーダ精度向上と安定化のため重要ポ
イントで、特に磁気トラムの、回転軸への固定法、回転
軸の精度、および磁気ドラム単体のＭ度が重要で高精度
に回転ｌＩｉ＋ｊに固定する様配慮されている。しかし
、高分解能になると、磁気ドラム外径が大きくなるたる
、磁気ドラムの固定部軸心に対する外周面の振れ、平行
度の加工精度がバラツキやすく、磁気センサーと、磁気
ト・ラムの間隙が不均等になり、エンコーダｔｒ′７ｊ
Ｕが不安定になる問題があった。本発明の目的は、磁気
ドラム単体の加工精度のバラツキを小さく、かつ回転軸
取付後の磁気センサーと、磁気ドラム外周部の間隙のバ
ラツキが最小限になる様、磁気ドラム外周面に書込され
る磁極位置と、回転軸に固定される固定部分の位置関係
を最適に配置し、磁気ドラム単体加工精度の影５を最小
におさえ、磁気センサーと、磁気ドラムの間隙の均等化
を計り、エンコーダ精度向上、安定化を計ることにある
。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、磁気トラム外周面の磁極の位置と、回転軸
に固定される固定部分の中心位置を合わせる。また外周
面に複数トラック磁極を形成する時は、固定部分の中心
位置に対し、対称位置に配置することにより、磁気ドラ
ム単体加工精度のバラツキによる、磁気センサーと、ド
ラム外周面の間隙の不均等を最小限におさえることが達
成される。

〔作用〕 磁気ドラムは、−ｍに、高精度に回転軸に固定する場合
、焼バメ、および接着剤を回転軸、ドラム固定部分に浸
透させて固定するため、回転軸に固定された磁気ドラム
の外周面の、回転軸心に対する精度は、磁気ドラム単体
加工精度で決定されるため、単品加工精度が重要である
。磁気ドラムの固定部分の中心と、外周部の磁極位置を
合わせる。また、外周面に複数１−ラック磁極を形成す
る時は対称位置に配置することにより、単品加工精度ハ
ラツクによる間隙の不均等を最小限おさえることができ
、エンコーダ精度向上、安定化を計ることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を、第１図、第２図。

第３図、第６図、第７図により説明する。第４図。

第５図は、従来の磁気ドラム構造を説明する図である。

第１図は、本考案の磁気トラムを回転軸に実装した半［
！ｒ！面図で、電動機回転軸１０は、軸受９で保持され
ている。８は固定子コア、７は回転子コアで、６はセン
サ固定台で、磁気センサー２を保持して電動機エンプラ
５に固定されている。

磁気ドラム３には、固定部分４．外周部１で磁性剤で構
成され、回転軸１０に接着剤で固定される。

第２図、第３図は、磁気ドラム３の詳細を説明する半断
面で、第２図は、外周部１に、磁極を２１〜ラツク配置
した図で、固定部分４の長さくＱ−１１１）中心に対し
、磁極１ａ、ｌｂを、Ｑ′の位置に対称に配置した図で
ある。第３図は、磁極１ａを、固定部分４の長さくＱ＋
Ｑ）中心位置に配置した図である。第６図は、第２図の
平面図、第７図は、第３図の平面図である。第２図、第
３図の様に、磁気ドラム固定部分４に対し、磁極部分１
ａ。

１ｂを外周面に配置すると、磁気トラム３の単品加工精
度による、磁気センサー２と、外周面１の間ＶＸｇの不
均等を最小限に出来る。第４図、第５図は従来の磁気ド
ラム構造を示す半断面、第５図は、第４図の磁気ドラム
３を電ｇ！ｌＩ］Ｉ！に回転軸１０に固定した時の磁気
センサー２と、外周面１との間隙ｇを示す図である。エ
ンコーダが高分解になると、磁気ドラム３の外径寸法φ
Ｄが大きくなるため、磁気ドラム固定部分４の軸心に対
し、外周部１の平行度、振れが等の単品精度がバラツキ
、電！ＰＩＩ機回転軸に固定されると、第５図の様に間
隙どの不均等になる。本発明は用品加工精度による間隙
どの不均等を最小にするため、磁気１くラム固定部分４
に対し、外周部１の磁極１ａ、ｌｂの配置を設定するも
のである。本発明により、ｍ品加工精度による間隙ｇの
不均等を最小になり、エンコーダ精度向」二、安定化が
計れた。

〔発明の効果〕

本発明によれば、磁気ドラムの単品加工精度バラツキに
よる磁気センサーと、磁気ドラム外周面の間隙の不均等
を最小におさえることができ、高分解能エンコーダ精度
向上、安定化が計れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の磁気ドラムを実装した一実施例の断
面図、第２図、第３図は、第１図の磁気ドラムの断面図
、第４図は従来構造の断面図、第５図は、第４図の実装
状態を示す部分断面図、第６図は、第２図の平面図、第
７図は、第３図の平面図である。 １・・・ドラム外周面、２・・・磁気センサー、３　・
磁気ドラム、４・・・固定部分、５・・電動機エンプラ
、６・センサー固定台、７・・・回転子コア、８・・固
定子コア、９・・・軸受、１０・・・電動機回転軸、１
ａ・・・磁極、１ｂ・・・磁極、Ｑ・・固定部分長さ、
Ｑ′・・・磁極位置、ｇ・・・間隙、φＤ・・ドラム外
径。 代理人　弁理士　小川層％’−、、”　゛）（−・− 東１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、回転軸と、この回転軸に固定し、外周面に磁性体を
   有した円筒状磁性ドラムと、この磁性ドラムの外周面と
   間隙を有して対向し静止部に固定した磁気センサとより
   成る磁気回路付電動機において、前記磁性ドラムの外周
   面の磁極配列を、前記磁性ドラムの回転軸固定部の中心
   部に対し対称位置に配列したことを特徴とする磁気エン
   コーダ。