JPH0156627B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0156627B2 JPH0156627B2 JP59128688A JP12868884A JPH0156627B2 JP H0156627 B2 JPH0156627 B2 JP H0156627B2 JP 59128688 A JP59128688 A JP 59128688A JP 12868884 A JP12868884 A JP 12868884A JP H0156627 B2 JPH0156627 B2 JP H0156627B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnet
- magnet
- rotor
- semi
- stepping motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 4
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 229910000828 alnico Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000005405 multipole Effects 0.000 description 1
- 230000003534 oscillatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K37/00—Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors
- H02K37/22—Damping units
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、信頼性を必要とする積算距離計等に
使用されるPM型ステツピングモータの回転子の
改良に関するものである。
使用されるPM型ステツピングモータの回転子の
改良に関するものである。
第1図は、従来のPM型ステツピングモータの
構造を示す斜視図である。第2図は第1図のステ
ツピングモータの回転子の断面図である。両図に
おいて1は固定子、2は永久磁石、3は非磁性体
(Al、Bs、プラスチツク等)からなるブツシユ、
4はシヤフト、5は回転子である。一般に、、上
記永久磁石2は、円周方向に多極着磁を施した円
筒状永久磁石(一般にフエライト磁石)である。
例えば外周面に6極対称着磁を施した永久磁石2
を備えた回転子5は固定子1の磁極が交互に逆極
性となるように、励磁コイルが励磁されるごとに
30度ずつステツプ回転する。
構造を示す斜視図である。第2図は第1図のステ
ツピングモータの回転子の断面図である。両図に
おいて1は固定子、2は永久磁石、3は非磁性体
(Al、Bs、プラスチツク等)からなるブツシユ、
4はシヤフト、5は回転子である。一般に、、上
記永久磁石2は、円周方向に多極着磁を施した円
筒状永久磁石(一般にフエライト磁石)である。
例えば外周面に6極対称着磁を施した永久磁石2
を備えた回転子5は固定子1の磁極が交互に逆極
性となるように、励磁コイルが励磁されるごとに
30度ずつステツプ回転する。
この種のステツピングモータは、第3図に示す
ように跳躍的かつ振動的な回転を行う。その為ス
テツピングモータを駆動させる制御回路等に特別
な手段を溝じないかぎり、第3図に示すようなオ
ーバーシユートを減少させることができず、安定
性に乏しいという欠点があつた。
ように跳躍的かつ振動的な回転を行う。その為ス
テツピングモータを駆動させる制御回路等に特別
な手段を溝じないかぎり、第3図に示すようなオ
ーバーシユートを減少させることができず、安定
性に乏しいという欠点があつた。
本発明は上記のような従来の欠点を除去するた
めになされたもので、円筒状永久磁石と回転軸と
の間に回転軸と同心にかつそれに対して回転自在
な円筒状半硬質磁石を介装することによりステツ
プ動作が安定なステツピングモータを提供するこ
とを目的としている。
めになされたもので、円筒状永久磁石と回転軸と
の間に回転軸と同心にかつそれに対して回転自在
な円筒状半硬質磁石を介装することによりステツ
プ動作が安定なステツピングモータを提供するこ
とを目的としている。
以下本発明の一実施例を図面により説明する。
第4図に本発明に係るステツピングモータの回転
子の断面図を示す。同図において6は少くとも外
周面に多極着磁を施した円筒状の永久磁石(フエ
ライト系ボンド磁石)、7は永久磁石6を支持す
るシヤフトである。永久磁石6とシヤフト7は接
着等により固定してもよいが、永久磁石6を例え
ば射出成形の手法により製作する場合には、イン
サート成形を行なつて永久磁石6とシヤフト7を
一体化してもよい。8は円筒状の半硬質磁石であ
り、上端が密閉されたパイプ状のブツシユ9に固
定されている。ブツシユ9の上端内面とシヤフト
7の先端との間には球状体10が介装されてお
り、半硬質磁石8は永久磁石6の内側において回
転自在な慣性体を構成している。なお球状体10
としては、例えば玉軸受用鋼球を使用すればよ
い。
第4図に本発明に係るステツピングモータの回転
子の断面図を示す。同図において6は少くとも外
周面に多極着磁を施した円筒状の永久磁石(フエ
ライト系ボンド磁石)、7は永久磁石6を支持す
るシヤフトである。永久磁石6とシヤフト7は接
着等により固定してもよいが、永久磁石6を例え
ば射出成形の手法により製作する場合には、イン
サート成形を行なつて永久磁石6とシヤフト7を
一体化してもよい。8は円筒状の半硬質磁石であ
り、上端が密閉されたパイプ状のブツシユ9に固
定されている。ブツシユ9の上端内面とシヤフト
7の先端との間には球状体10が介装されてお
り、半硬質磁石8は永久磁石6の内側において回
転自在な慣性体を構成している。なお球状体10
としては、例えば玉軸受用鋼球を使用すればよ
い。
次に上記構成を有する回転子を組込んだステツ
ピングモータ(第1図)の動作について説明す
る。励磁コイルにパルス電圧を印加すると、コイ
ルの励磁により固定子が駆動極となり、固定子1
と回転子5の間に発生する衝撃的な電磁力によつ
て永久磁石6の回転によつて、永久磁石6と慣性
体である半硬質磁石8との間の磁束が変化し、こ
れにより永久磁石6の回転速度に応じた磁気制動
力が永久磁石6と半硬質磁石7との間に発生し、
永久磁石6に作用する衝撃的な回転力が抑制され
て、永久磁石6は穏やかに回転を始める。永久磁
石6は初めの位置から30度の位置まで回転し、そ
の位置を中心に減衰振動を始めるが、この場合に
も上述の場合と同様に永久磁石6の回転速度に応
じた制動力が永久磁石6と半硬質磁石7との間に
発生し、振動が速やかに減衰して永久磁石は速や
かに停止する。すなわち、本発明においては、半
硬質磁石7がいわゆるヒスブレーキの役目をする
ことになる。
ピングモータ(第1図)の動作について説明す
る。励磁コイルにパルス電圧を印加すると、コイ
ルの励磁により固定子が駆動極となり、固定子1
と回転子5の間に発生する衝撃的な電磁力によつ
て永久磁石6の回転によつて、永久磁石6と慣性
体である半硬質磁石8との間の磁束が変化し、こ
れにより永久磁石6の回転速度に応じた磁気制動
力が永久磁石6と半硬質磁石7との間に発生し、
永久磁石6に作用する衝撃的な回転力が抑制され
て、永久磁石6は穏やかに回転を始める。永久磁
石6は初めの位置から30度の位置まで回転し、そ
の位置を中心に減衰振動を始めるが、この場合に
も上述の場合と同様に永久磁石6の回転速度に応
じた制動力が永久磁石6と半硬質磁石7との間に
発生し、振動が速やかに減衰して永久磁石は速や
かに停止する。すなわち、本発明においては、半
硬質磁石7がいわゆるヒスブレーキの役目をする
ことになる。
次に具体例について説明する。
第4図において、永久磁石6として外径21mm〓、
内径16mm〓、軸方向長さ16mmの寸法を有し、外周
に6極対称着磁を施したフエライト系ボンド磁石
(日立金属製KPM−3)を用い、又半硬質磁石7
として外径15.2mm〓、内径6.6mm〓、軸方向長さ13.5
mmの寸法を有し、Brが7500GでHcが80Oeのアル
ニコ焼結磁石を用いて回転子を製作した。この回
転子を組込んだステツピングモータを用いて、4
相1励磁方式において12Vパルス電圧を1パルス
入力した場合のモータの応答特性を測定した。そ
の結果は第5図に示す通りである。
内径16mm〓、軸方向長さ16mmの寸法を有し、外周
に6極対称着磁を施したフエライト系ボンド磁石
(日立金属製KPM−3)を用い、又半硬質磁石7
として外径15.2mm〓、内径6.6mm〓、軸方向長さ13.5
mmの寸法を有し、Brが7500GでHcが80Oeのアル
ニコ焼結磁石を用いて回転子を製作した。この回
転子を組込んだステツピングモータを用いて、4
相1励磁方式において12Vパルス電圧を1パルス
入力した場合のモータの応答特性を測定した。そ
の結果は第5図に示す通りである。
第5図から、同様な励磁方式において従来の回
転子を用いたステツピングモータの応答特性(第
3図)に比べてオーバーシユートやアンダーシユ
ートがほとんど表われず、ステツプ動作が安定
し、振動の少ないステツピングモータを得られる
ことが分かる。
転子を用いたステツピングモータの応答特性(第
3図)に比べてオーバーシユートやアンダーシユ
ートがほとんど表われず、ステツプ動作が安定
し、振動の少ないステツピングモータを得られる
ことが分かる。
上記の実施例においては、円筒状永久磁石とし
てその肉厚を薄くすることが容易なフエライト系
ボンド磁石を使用し、永久磁石内周面に発生する
漏れ磁束を利用したものある。本発明においては
円筒状永久磁石の肉厚が薄いほど(内径/外径が
約0.7以上)上記のような効果が顕著に表われる。
また本発明者等の検討によれば、肉厚を薄くする
ことが比較的困難なフエライト磁石等の焼結磁石
を本発明の回転子に使用する場合、円筒状永久磁
石の外周に着磁を行うと同様に内周にも着磁する
ことにより、上記と同様な効果が得られことが見
出された。
てその肉厚を薄くすることが容易なフエライト系
ボンド磁石を使用し、永久磁石内周面に発生する
漏れ磁束を利用したものある。本発明においては
円筒状永久磁石の肉厚が薄いほど(内径/外径が
約0.7以上)上記のような効果が顕著に表われる。
また本発明者等の検討によれば、肉厚を薄くする
ことが比較的困難なフエライト磁石等の焼結磁石
を本発明の回転子に使用する場合、円筒状永久磁
石の外周に着磁を行うと同様に内周にも着磁する
ことにより、上記と同様な効果が得られことが見
出された。
以上に記述の如く、本発明のPM型ステツピン
グモータ用回転子は表面に複数個の磁極を有する
円筒状永久磁石に、回転軸を固定し、前記円筒状
永久磁石と前記回転軸との間に円筒状半硬質磁石
を含む慣性体を、前記回転軸と同心にかつ、それ
に対して回転自在に介装することにより、従来の
PM型ステツピングモータが有していた安定性に
乏しいステツプ動作という欠点を除去することが
可能となる。
グモータ用回転子は表面に複数個の磁極を有する
円筒状永久磁石に、回転軸を固定し、前記円筒状
永久磁石と前記回転軸との間に円筒状半硬質磁石
を含む慣性体を、前記回転軸と同心にかつ、それ
に対して回転自在に介装することにより、従来の
PM型ステツピングモータが有していた安定性に
乏しいステツプ動作という欠点を除去することが
可能となる。
第1図は従来のPM型ステツピングモータの一
部を示す斜視図、第2図は第1図のステツピング
モータの回転子の断面図、第3図は第1図のステ
ツピングモータの停止時における振動減衰の変化
を示す図、第4図は本発明のステツピングモータ
用回転子の一実施例を示す断面図、第5図は本発
明の回転子を組込んだステツピングモータの停止
時における振動減衰の変化を示す図である。 5:回転子、6:永久磁石、7:シヤフト、
8:半硬質磁石、9:ブツシユ、10:球状体。
部を示す斜視図、第2図は第1図のステツピング
モータの回転子の断面図、第3図は第1図のステ
ツピングモータの停止時における振動減衰の変化
を示す図、第4図は本発明のステツピングモータ
用回転子の一実施例を示す断面図、第5図は本発
明の回転子を組込んだステツピングモータの停止
時における振動減衰の変化を示す図である。 5:回転子、6:永久磁石、7:シヤフト、
8:半硬質磁石、9:ブツシユ、10:球状体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 表面に複数個の磁極を有する円筒状永久磁石
に回転軸を固定し、前記円筒状永久磁石と前記固
定軸との間にリング状半硬質磁石を同心状に配置
すると共に前記円筒状永久磁石の内周面と前記リ
ング状半硬質磁石の外周面とを回転自在に対向せ
しめ、前記リング状半硬質磁石の内周面に一方の
端部が密閉されたパイプ状ブツシユを固定し、前
記パイプ状ブツシユの前記一方の端部の内面と前
記回転軸との間に球状体を介装して前記半硬質磁
石を前記円筒状永久磁石に対して回転自在に支承
したことを特徴とするステツピングモータ用回転
子。 2 円筒上永久磁石としてフエライト系ボンド磁
石を用いる特許請求の範囲第1項記載のステツピ
ングモータ用回転子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59128688A JPS619149A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | ステツピングモ−タ用回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59128688A JPS619149A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | ステツピングモ−タ用回転子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS619149A JPS619149A (ja) | 1986-01-16 |
JPH0156627B2 true JPH0156627B2 (ja) | 1989-11-30 |
Family
ID=14990962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59128688A Granted JPS619149A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | ステツピングモ−タ用回転子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS619149A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3828465A1 (de) * | 1988-08-22 | 1990-03-01 | Vdo Schindling | Motor, insbesondere zum antrieb eines uhrwerks |
JP5917333B2 (ja) * | 2012-08-20 | 2016-05-11 | アスモ株式会社 | 回転電機の回転子 |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP59128688A patent/JPS619149A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS619149A (ja) | 1986-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7723877B2 (en) | Motor | |
JPH0456542B2 (ja) | ||
JPS6256749B2 (ja) | ||
GB2221583A (en) | Plastics filling in stator/casing gap in an electric motor | |
JP2001069738A (ja) | 外周対向形モータ | |
JPH0156627B2 (ja) | ||
JP2579293B2 (ja) | 非接触ブレーキ付ブラシレス直流電動機 | |
JPH0251352A (ja) | ステッピングモータ | |
JP2020162399A (ja) | ブラシレスモータ | |
JPH0213244A (ja) | モータ | |
JPH01307543A (ja) | 回転磁気ダンパ | |
JP4238625B2 (ja) | インナーロータ型2相ステッピングモータ | |
JPS60125414A (ja) | 磁気軸受装置 | |
JPH02197245A (ja) | 無刷子電動機 | |
JPS6345831Y2 (ja) | ||
JPH0811043Y2 (ja) | マグネットロータ形直流モータの回転音低減構造 | |
JP2549057Y2 (ja) | 磁気ディスク駆動用モータ | |
JPS6023586B2 (ja) | モ−タ | |
JPS63157663A (ja) | ヒステリシスブレ−キ | |
JP3512094B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
KR930006648B1 (ko) | 초고속 스핀들 모터 | |
JPH0715339Y2 (ja) | ブラシレスモ−タ | |
JPS6316309Y2 (ja) | ||
JPS62104469A (ja) | Pm型ステツピングモ−タ用ロ−タ | |
JPH07327337A (ja) | 永久磁石式磁気浮上回転装置 |