JPS6331572B2 - - Google Patents

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JPS6331572B2
JPS6331572B2 JP55111856A JP11185680A JPS6331572B2 JP S6331572 B2 JPS6331572 B2 JP S6331572B2 JP 55111856 A JP55111856 A JP 55111856A JP 11185680 A JP11185680 A JP 11185680A JP S6331572 B2 JPS6331572 B2 JP S6331572B2
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JP
Japan
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control
eccentric plate
dobby machine
wedge member
machine according
Prior art date
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Application number
JP55111856A
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English (en)
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JPS5673136A (en
Inventor
Shuarutsu Ruudorufu
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Staeubli AG
Original Assignee
Staeubli AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Staeubli AG filed Critical Staeubli AG
Publication of JPS5673136A publication Critical patent/JPS5673136A/ja
Publication of JPS6331572B2 publication Critical patent/JPS6331572B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C1/00Dobbies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヘルド毎に駆動軸上に設けられた偏
心板を備え、この偏心板がこの中に内蔵されてい
て直径方向で軸上に設けられた2つの溝内に係入
およびこれの溝から係脱可能な連結楔部材を備
え、かつ上記偏心板の外周面上に座していて直接
或いは揺動レバーを介してヘルドのための操作ロ
ツドが取付いている連接棒およびパターンカード
によつて制御される押圧フインガを有する制御機
構とを備えた織機用の回転式ドビー機に関する。
織機の多数のヘルドを制御するための持上げ機
構ユニツトには種々の高度な要件が果せられてい
る。開口形成のためには簡単なタペツト装置以外
に主としてハツタスレー式ドビー機或いは、例え
ば米国特許第3180366号明細書に記載されている
新しい回転式ドビー機が使用される。前者の場合
ヘルドの直線状の運動は、パターンカードに従つ
て制御される引張りフツク或いは保持フツクに懸
吊する直線状に往復運動する引張りナイフ或いは
押しナイフによつて行われる。回転式ドビー機に
あつては、駆動は直接回転する駆動軸によつて行
われ、この駆動軸上において偏心板を介してパタ
ーンに従つて連接棒が直接必要な往復運動を行わ
される。このことは高い回転効率を許容しはする
が、本来の制御の点で問題があり、不利な点があ
る。
すべてのタペツト装置とドビー機にとつて要件
となるのは、動力を伝達する部分の寸法がヘルド
の幅内に、即ち12mmのヘルドピツチ内に納まつて
いなければならないことである。これに加えて、
上記両タイプのドビー機の一般的な使用にあつて
重要なことは、これらが1つの同じパターンカー
ドで制御されることである。
ハツタスレードビー機にあつては、制御される
持上げ機構、即ち引張りフツクが2つの別個の面
内に於て真直ぐなおよび真直ぐでないよこ糸のた
めにヘルド当り2倍の数に分枝され比較的スペー
スが大きくなる。これらの持上げ機構は制御操作
の間常に同じ位置に存在しており、これによつて
制御は著しく軽減される。この場合、ヘルドが如
何なる位置にあるかは重要なことではない。
回転式ドビー機にあつては、機械要素はピツチ
の都合上一方では互いに入込ませて設けられ、一
方では互いに並べて設けられる。本来のパターン
カードで制御される連結機構−大抵は楔部材であ
るが−、爪部材或いは掛止め機構は偏心板内に挿
入され、駆動軸の溝と係合している。この連結機
構は制御動作開始の瞬時、ヘルドの位置に応じて
上口開口位置或いは下口開口位置で、180゜だけ位
置ずれした2つの位置に存在する。即ち、この連
結機構はこれら2つの位置の各々の位置で制御可
能でなければならない。この場合、パターンカー
ドの無穿孔位置或いは穿孔位置から発するパルス
は瞬時のヘルドの位置に依存して2つの価いとな
つて楔部材に伝達されなければならない。換言す
れば、ヘルドが下口開口位置にある場合、無穿孔
位置は「楔部材の非係止状態」をもたらし、ヘル
ドが上口開口位置にある場合は同じ無穿孔位置は
「楔部材の係止状態」を意味する。前者の場合ヘ
ルドは低位置に留まり、後者の場合ヘルドは次い
で軸が半回転した場合低位置に移行する状態にあ
る。動作を上記と逆にして得られる同様運動手順
はパターンカード内の穿孔位置にも云えることで
ある。このことはパターンカードの同じ読取り、
例えば穿孔位置、非穿孔位置或いはカムが異つた
制御開始、即ち制御機構の連動形成或いは連動解
除を誘起することを意味する。
西ドイツ特許出願公告公報第1410724号には、
パターンカードから発するパルスがヘルドの位置
の逆告知によりパルスを確認されるかもしくは或
る価に変換される構成が記載されている。このよ
うな装置は極めて費用を要し、また故障し易い。
本発明の課題は、これらの同じ制御パルスをヘ
ルドの位置に応じて種々の価いで、かつヘルドの
位置を逆告知する機構を用いることなく連結部分
に伝達する機構を造ることである。
この課題は冒頭に記載した様式のドビー機にあ
つて本発明により以下のようにして解決される。
即ち、偏心板に制御機構が運動可能に固定されて
いて、この制御機構が連結楔部材と作用結合して
おり、かつ軸の基本位置にあつて制御機構の少く
とも1つの押付けフインガーの領域内に存在する
少くとも2つの制御当接部材を有していることに
よつて解決される。
偏心板に所属しておりかつこの偏心板と運動結
合している間挿されたこの新規な制御機構は直接
瞬時のヘルド位置に依存して制御要素により、相
応する連結および解離が行われるように運動させ
られる。偏心板による根本的な運動開始はヘルド
にとつても等しい。すべての要素はピツチ内に設
けられている。パターンカードの読取りは従来の
手段で行われる。
以下に添付図面に図示した実施例につき本発明
を詳説する。
回転式ドビー機の原理的な構成は色々な公開に
なつている特許公報に図示され、かつ説明されて
いる。特に、米国特許第3730232号には連結部分
として半経方向に摺動可能な楔部材が、スイス特
許第473253号には連結部分として爪部材が記載さ
れている。この場合、運動は連続的に或いは非連
続的に回転する駆動軸によつて行われる。この駆
動軸上には連接棒を担持している偏心板が座して
いる。この軸の半回転毎に、偏心板の連結部分が
これを駆動軸と連結している限り、ヘルドの運動
が誘起される。
この実施例の場合、駆動軸1上には偏心板2が
座しており、この偏心板自体は連接棒3の開口2
3内に軸受されている。すべての要素は相互に回
転可能である。連接棒は揺動レバー4に枢着され
ており、この揺動レバーは固定軸40上に座して
おり、その自由アームにおいて操作レバー5が図
示していないヘルドに係合している。符号6で連
結楔部材を示した。この連結楔部材は偏心板2内
で半径方向で導入および導出可能に軸受されてい
る。この場合、この楔部材は駆動軸1の溝10,
16内に係合するように形成されている。これら
の基本要素は公知であり、各実施例による変形の
基本である。
第1図〜第3図による機構は制御機構として駆
動軸1上に制限されて回転可能に軸受されている
制御板50を備えている。この制御板は楔部材6
の突出しているボルト9のための案内カムとして
のスリツト51を有している。この制御板は相互
に対して直径方向で存在している2つの制御当接
部材を有している。この場合、制御当接部材の一
方は当接面52としての2つの切欠き面を有する
切欠き部として、他方の制御当接部材は当接面5
3としての2つの外套面を有する鋭角部として形
成されている。制御板50の操作は両押付けフイ
ンガー54,55を介して行われる。これらの押
付けフインガーは図示していない、当業者にとつ
て公知の制御機構の1部分、例えばパターンカー
ドで制御されるニードル機構である。少くともヘ
ルドの最終位置において制御される掛止め機構7
とばね負荷されたローラ8と作用結合している両
係止部材57と58を有している他方の板は偏心
板2と固く結合されている。制御当接部材52,
53を有する板と掛止め部材57,58を有する
板との間にはばね59が張架されている。掛止め
部材を有する板は窓56を有している。この窓を
通してボルト9が板を妨げられることなく貫通し
ている。
第1図による機構においてヘルドは下口開口位
置にある。ここでヘルドは次のよこ糸通しのため
下口開口位置に留まる場合−これは公知のパター
ンカードにしたがつてパターンカード内の非穿孔
位置に相当する−、押付けフインガー54は読取
機構によつて摺動されて前進させられる。この押
付けフインガーは左側の当接面に沿つて滑動し、
制御板50をばね59の力に抗して反時計の針方
向に回転させる。これによつてスリツト51内に
存在しているボルト9、したがつて楔部材6は左
方向に摺動されて溝10から脱出する。駆動軸1
と偏心板2との連結は解かれ、駆動軸は自由に回
転する。連接棒は同じ位置に固持される。押付け
フインガー54,55の1つのばね59の作用に
抗した作用下での制御板50の回転は偏心板2内
に反回転モーメントを誘起する。この反回転モー
メントは制御操作の間有利に係止部57,58内
に係合している掛止め機溝7によつて不利な作用
を起さないように捕捉される。スリツト51の傾
斜は押付けフインガー54,55におよび当接面
52,53の傾斜に依存している。
ここでヘルドが次のよこ糸通のため上口開口位
置内に達する場合、パターンカード上において穿
孔位置に相当する。押付けフインガー55は切欠
き方向に運動し、右側の当接面52を負荷する。
楔部材6は−図示した実施例の場合ではないが−
溝10内に入り込む。ここで図示した位置に達す
る。掛止め機構7が解除された後、駆動軸1は溝
10と楔部材6とを介して偏心板2およびこれに
伴い係止部57,58を有する板および制御板5
0を帯行する。ここで第3図に図示した位置が得
られる。切欠き52のこの位置で制御板50の尖
端部53は押付けフインガー54,55の前方に
位置する。したがつて押付けフインガーが同じ制
御運動を行うと制御板と楔部材11に相反する効
果を生起させる。ヘルドは上口開口位置に固持さ
れる。この場合、係止ローラ8は軸の回転の間偏
心板を錠止する。
ヘルドの下口開口位置のためパターンカードの
非穿孔位置の読取りが行われた際、左側の押付け
フインガー54が働らく。この押付けフインガー
は反時計の針方向で制御板50を回転させる。こ
のことは楔部材6の係入を意味する。偏心板2は
駆動軸と共に回転し、ヘルドは下口開口位置に引
かれる。
ヘルドを上口開口位置に保持するためにパター
ンカードの穿孔位置が読取られた場合、右側の押
付けフインガー55が働らく。この押付けフイン
ガーは制御板50を反時計の針方向に回転させ
る。ボルト56はスリツト51内を右方向に滑動
し、楔部材6を溝10から引出す。偏心板2とこ
れに伴いヘルドとは上口開口位置に不変に留ま
る。
第4図は同じ実施例を示すが、制御板50と係
止部57,58との間のばね59が、この係止部
57,58と結合している弾性的な歯78が係入
する制御板50内の側方に形成された切込み77
によつて置換えられている点が異なる。
第1図〜第4図に図示した実施例の場合、制御
機構50は同じ制御信号でヘルドの瞬時の位置に
依存していずれかの方向に回転される。
第5図〜第7図による実施例の特徴は、制御機
構が楔部材6の運動方向に対して約90゜の角度で
設けられている釣合いビーム60から成ることで
ある。主要要素は同じである。即ち主要要素は溝
10,16を有する駆動軸1および連接棒3が座
している偏心板2である。偏心板2には軸40上
に軸受されている揺動レバー4が取付いている。
符号5でヘルド用の操作ロツドを示した。更に、
偏心板2内にはボルト9を有する連結楔部材6が
半経方向で摺動可能に軸受されている。偏心板に
は係止部67,68を有する2つの舌片が固定さ
れている。この舌片内に制御操作の間は掛止め機
構7が、偏心板が停止している間は弾性的なロー
ラ8が係合しており、偏心板2の位置の不意な誤
回転が阻止される。
ヘルドの上口開口位置における或いは下口開口
位置における出発位置に応じて操作ロツド5の運
動或いは静止を誘起させる本来の制御機構は釣合
いビーム60から成る。この釣合いビームは楔部
材6のボルト9上に軸受されている。この釣合い
ビーム60に両ばね69が取付いており、その端
部は偏心板2に固定されており、この釣合いビー
ムを偏心板の当接部70,71に当接するまで引
く。釣合いビーム60の両端部はこのビームの長
手方向延長部に対して傾斜している当接面62,
63を有している。これらの面は相反する方向に
傾斜している。
釣合いビームは唯1つの端部のみ、例えば面6
2のみを有していてもよい。この場合相当する制
御機構61,65は第11図に示したように、連
接棒の中心線の他の側に設けられている。
相応するヘルドのための操作機構をパターンカ
ードに則応して制御するため2つの押付けフイン
ガー64,65が設けられている。押付けフイン
ガー64は、パターンカードが孔を有していない
場合に、即ちヘルドが下口開口位置に留まつてい
る時或いはこの位置にもたらされる場合に前進摺
動される。第1の場合は第5図に図示した。即
ち、この押付けフインガーはパターンカードによ
る制御に即応して下降されている。当接面62は
押付けフインガー64の下面でこれから離れるよ
うに滑動する。これにより釣合いビーム60は当
接部70を中心にして揺動する。同時に楔部材6
がボルト9を介して左方向へと引かれ溝10から
引出され、これに伴い駆動軸1と偏心板2との連
結が解かれる。駆動軸1が回転を始めると押付け
フインガー64は引戻され、楔部材は軸の外套面
上に載り、滑り落ちないとも限らない。これを阻
止するため、1対の錠止ナイフ61が設けられ
て、これらの錠止ナイフは釣合いビーム60が揺
動した際当接面62,63のいずれか1つに当接
し、釣合いビームを揺動脱出した位置に、即ち楔
部材と共に持上つた状態に保持する。釣合いビー
ムが揺動脱出していない場合、この錠止ナイフは
作用することなく釣合いビームの後方に留まる。
上記の制御の場合偏心板が不意に回転しないよ
うにするため、ローラ8が係止部68内に係合
し、制御が行われる瞬時に附加的に掛止め機構7
が係止部67内に係合し、この場合ローラは同時
にパターンカードに即応して働らかない偏心板が
不意に回転するのを阻止する。
第7図にはヘルド機構が上口開口位置で示され
ている。ヘルドが下口開口位置に達するには、即
ちパターンカードの非穿孔位置の場合、押付けフ
インガー64は降下する。釣合いビーム60はば
ね69の作用下に図示の位置に留まる。駆動軸1
は楔部材61を介して偏心板2を帯行する。
これに対してパターンカードが孔を有している
場合、押付けフインガー65が降下する。第7図
における釣合いビーム60は揺動され、これによ
り楔部材6は係脱され、ヘルドは上口開口位置に
留まる。
第5図〜第7図に図示した実施例の場合、制御
機構60は同じ制御パルスでヘルドの先行する位
置に応じてその基本位置に留められるか或いは揺
動される。押付けフインガー64,65の圧力負
荷が釣合いビーム60からボルト9を経て楔部材
6に作用するのを避けるため、釣合いビームは切
欠きを備えている。この切欠きはカム70,71
を介して係合運動し、この場合楔部材のボルト9
は釣合いビームのスリツト内に係合する。切欠き
が特に有効に形成されている場合、釣合いビーム
は楔部材と共に一つユニツトを形成し、これによ
り楔部材のための滑動溝を設けなくてすむ。
第8図〜第11図による実施例の特徴とすると
ころは、制御機構がスライド80から成ることで
ある。主要部材は同じものである。即ち溝10,
16を有する駆動軸1と軸40上に軸受されてい
る揺動レバー4が取付いている連接棒3が座して
いる偏心板2である。更に偏心板2内には連結楔
部材6がボルト9と共に半経方向に摺動可能に軸
受されている。偏心板には係止部87,88を有
する2つの舌片が固定されていて、この舌片内に
位置に応じて、掛止め機構7或いはばね負荷され
たローラが係合し、偏心板の位置を誤つた回転が
起らないように保持する。
運動機構の制御機構としてのスライダ80は楔
部材6に対して直角の角度で滑動可能に偏心板2
の案内部86から中心を外れて軸受されている。
このスライダ80はボルト9用の案内カムとして
スリツト81を有している。一方において偏心板
2の突起72上に、他方ではスライダ80の切欠
き73の側縁に支持されているばね89の力によ
つてスライダは第8図に図示した位置を占める。
ヘルドは下口開口位置内に存在する。スライダ8
0の両端は読取り機構と結合されている押付けフ
インガーのための当接面82,83として役立
つ。両押付けフインガーはこの実施例の場合駆動
軸に対して直経方向に存在している。押付けフイ
ンガー84はパターンカードの無孔位置に基い
て、押付けフインガー85はパターンカード上で
走査されるパターンカードの有孔位置に基いて作
動する。
ヘルドパターンカードの無孔位置に基いて下口
開口位置に留まる場合、押付けフインガー84は
スライダー80をばね89の力に抗して下方へと
押付ける。ボルト9はスリツト81内を左方向に
滑動し、楔部材を結合解離が行われるように帯行
する。偏心板2は運動することが不可能である。
なぜなら、偏心板は制御動作の間掛止め機構7に
より正の位置に保持されているからである。駆動
軸1は偏心板を帯行することなく180゜回転する。
第10図に軸の部分的な回転を示した。押付けフ
インガー84はその基本位置への途上に存在して
いる。楔部材6は軸1の外套面を滑動する。偏心
板はこの摩擦によつて帯行されない。なぜなら偏
心板はローラ8によつて保持されているからであ
る。溝10或いは16が楔部材6の前方に存在す
ると、この楔部材6はばね86の作用下で自動的
に再び係合する。
ヘルドが上口開口位置にもたらされる際、押付
けフインガー85は第8図の位置に運動する。ス
ライダはその位置に留まり、駆動軸1は楔部材6
を介して偏心板を帯行する。ここで第11図に示
す位置が得られる。
或る場合、両押付けフインガーが駆動軸1の異
なる側に存在していることは不利である。第12
図は第8図による実施例を示しているが、この場
合2対の押付けフインガー94,95が同じ側に
存在している。スライダ90の端部は切込み9
2,93を有しており、この切欠き内に各各1つ
の2腕アーム96,98が各1つのアームで係合
している。この2腕レバーは偏心板2上に揺動可
能に軸受されており、各々2つのカムを備えてい
る。これらのカムに押付けフインガーが当接し、
スライダーを2つの位置にもたらすことが可能で
ある。楔部材6の係入係脱を意味するスライダー
のこれらの両位置は切込み77に係合している弾
性的な歯78によつて保証される。第12図によ
る2腕レバー96,98を有する実施例の第8図
〜第11図に比した利点は、楔部材6が強制的に
かつばねの助勢なしに制御されることである。特
にこれによつて回転数と確実性が高められる。
第8図〜第12図に図示した実施形にあつて
は、制御機構80,90が同じ制御信号によつて
ヘルドの先行位置に応じていずれかの方向に線状
に摺動される。
すべての実施例で適用された制御機構、例えば
制御板50、釣合いビーム60、スライダー8
0,90は他の制御機構で置換えることも可能で
ある。重要なことは、偏心板2の位置に応じてこ
れらの制御機構がパターンカードに則応した得ら
れた制御信号を異つて示し、解釈し、正しく制御
誘導を行い、これによりヘルドを所望の位置に運
動させること或いは錠止することである。制御信
号の価い変換は直接偏心板2の位置から行われ、
瞬時のヘルドの位置を応答する機構に依存するこ
となく、また絞様カードの読取り機構の逆作用な
しに行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は制御されたヘルドの運動を誘起する機
構の重要な要素の第1の実施形であるが、この場
合ヘルドのパターンカードに則応した制御が回転
する板要素によつて誘起され、かつヘルドは下口
開口位置に存在している、第2図は第1図の線
−に沿つた断面図、第3図はヘルドの上口開口
位置の上記と同じ機構、第4図は第1の実施例の
変形の縮少図、第5図はヘルドのパターンカード
に則応した制御が揺動可能な釣合いビーム部材で
誘起され、ヘルドが下口開口位置に存在する実施
例、第6図は第5図の線−に沿つた断面図、
第7図は同じ機構の上口開口位置での図、第8図
はヘルドのパターンカードに則応した制御がスラ
イダ部材によつて誘起され、ヘルドが下口開口位
置に存在する実施例、第9図は第8図の線−
に沿つた横断面図、第10図はヘルドを下口開口
位置に留めるための制御直後の上記の機構、第1
1図は上記の機構の上口開口位置における図、第
12図はスライダを有する機構の下口開口位置に
おける図。 図中符号は、1……駆動軸、2……偏心板、3
……連接棒、4……揺動レバー、5……操作ロツ
ド、6……連結楔部材、54,55,64,6
5,84,85,94,95……押付けフインガ
ー、50,60,80,90……制御機構、5
2,53,62,63,82,83,92,93
……制御当接部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヘルド毎に駆動軸上に設けられた偏心板を備
    え、この偏心板がこの中に内蔵されていて、直径
    方向で軸上に設けられた二つの溝内に係入および
    これらの溝から係脱可能な連結楔部材を備え、か
    つ上記偏心板の外周面上に座していて直接或いは
    揺動レバーを介してヘルドのための操作ロツドが
    取付いている連接棒およびパターンカードによつ
    て制御される押付けフインガーを有する制御機構
    とを備えた織機用の回転式ドビー機において、偏
    心板2に制御機構50,60,80が運動可能に
    固定されており、この制御機構が連結楔部材6と
    作用結合しておりかつ軸1が基本位置にある際パ
    ターンカードに則して運動される制御機構の少な
    くとも一つの押付けフインガー54,55;6
    4,65;84,85;94,95の領域内に存
    在する少なくとも二つの制御当接部52,53;
    62,63;82,83;92,93を有してい
    ることを特徴とする、上記回転式ドビー機。 2 制御機構が駆動軸1上に制限されて回転可能
    に支承された制御板50であり、この制御板が一
    方において連結楔部材6のボルト9が制御機構が
    旋回した際滑動し、これに伴いこの連結楔部材を
    係入・係脱運動させる案内カム51を備えてお
    り、他方押付けフインガー54,55との作用結
    合が得られるように働く相互に対して直径方向に
    指向している二つの制御当接部52,53を有し
    ており、この場合各制御当接部が押付けフインガ
    ーの運動方向に関して相反する方向に傾斜してい
    る二つの当接面を備えており、従つて押付けフイ
    ンガーがこの当接面の一つに当接した際制御機構
    の回転運動を誘起するように構成した、特許請求
    の範囲第1項に記載の回転式ドビー機。 3 制御当接部の一方が切欠き52として形成さ
    れていて、この場合この切欠き面が当接面を形成
    し、かつ他方の制御当接部面が鋭角部53として
    形成されており、外套面がこれらの当接面を形成
    している、特許請求の範囲第2項に記載の回転式
    ドビー機。 4 制御機構50が偏心板2との間に制御機構を
    制御当接部9,51方向に引くばね59が設けら
    れている、特許請求の範囲第3項に記載の回転式
    ドビー機。 5 制御機構が釣合いビーム60として形成され
    ており、その揺動軸が連結楔部材6のボルト9か
    ら成ること、この釣合いビームの両アームにおい
    て偏心板2に固定された引張りばね69が取付い
    ており、この引張りばねが釣合いビームを偏心板
    の中心位置を外れて形成された二つのカム70,
    71方向に引張るように構成したこと、および釣
    合いビームの両端が押付けフインガー64,65
    のための各々一つの当接面62,63を有し、こ
    れらの両当接面が反時計の針方向に傾斜してい
    る、特許請求の範囲第1項に記載の回転式ドビー
    機。 6 制御機構が偏心板2の中心を外れて滑動可能
    に軸受されているスライダ80,90として形成
    されており、一方において案内カム81を備え、
    この案内カム上で連結楔部材6のボルト9がスラ
    イダが摺動した際に滑動し、これに伴い連結楔部
    材を係入・係脱位置にもたらすように構成し、か
    つ他方スライダ80,90の端部が押付けフイン
    ガー84,85;94,95のための当接面8
    2,83;92,93として形成されている、特
    許請求の範囲第1項に記載の回転式ドビー機。 7 スライダ80と偏心板2との間にばね89が
    設けられており、このばねが偏心板の当接部72
    に支持されて連結楔部材6の係入のためにスライ
    ダに作用するように構成した、特許請求の範囲第
    6項に記載の回転式ドビー機。 8 スライダ90の端部に偏心板2に軸受されて
    いる様式の異なる傾倒レバー96,98が設けら
    れており、これらが押付けフインガ94,95用
    の当接面の担持体として形成されている、特許請
    求の範囲第6項或いは第7項に記載の回転式ドビ
    ー機。 9 偏心板2に直径方向で二つの係止部57,5
    8;67,68;87,88が設けられており、
    これらの係止部が偏心板2の静止位置においてば
    ね作用下にあるローラ8と作用結合し、制御動作
    の間錠止ナイフ7の領域内に存在するように構成
    した、特許請求の範囲第2項から第8項までのい
    ずれか一つに記載の回転式ドビー機。 10 連結楔部材6が公知の様式で偏心板2内で
    半径方向に軸受されているスライダとして形成さ
    れているか、或いは偏心板内に軸受されている傾
    倒爪として形成されている、特許請求の範囲第1
    項から第9項までのいずれか一つに記載の回転式
    ドビー機。 11 案内カムが連結楔部材6のボルト9内に係
    合するスリツト51,61,81として形成され
    ている、特許請求の範囲第2項から第4項までの
    いずれか一つに記載の回転式ドビー機。 12 一対或いは2対の押付けフインガー54,
    55;64,65;94,95が設けられてお
    り、これらの押付けフインガーが相互に並列して
    おり、ヘルドの上口開口位置或いは下口開口位置
    のための制御に応じて制御機構50,60,8
    0,90の当接面に作用するように構成した、特
    許請求の範囲第1項から第6項或いは特許請求の
    範囲第8項に記載の回転式ドビー機。 13 摺動位置に相応して設けられ、かつ相互方
    向に指向されて運動可能に軸受されている一対の
    押付けフインガー84,85が設けられている、
    特許請求の範囲第7項に記載の回転式ドビー機。 14 制御機構50,90がばね負荷された歯7
    8に係合する切込み77を有している、特許請求
    の範囲第1項から第13項までのいずれか一つに
    記載の回転式ドビー機。
JP11185680A 1979-08-16 1980-08-15 Rotary dobby machine Granted JPS5673136A (en)

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CH750079A CH639707A5 (de) 1979-08-16 1979-08-16 Rotationsschaftmaschine.

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JPS5673136A JPS5673136A (en) 1981-06-17
JPS6331572B2 true JPS6331572B2 (ja) 1988-06-24

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JP11185680A Granted JPS5673136A (en) 1979-08-16 1980-08-15 Rotary dobby machine

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CH (1) CH639707A5 (ja)
DE (1) DE2942573A1 (ja)
FR (1) FR2463213A1 (ja)
IT (1) IT1132417B (ja)

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