JPS63315708A - 透水型弾性舗装材 - Google Patents

透水型弾性舗装材

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JPS63315708A
JPS63315708A JP15147587A JP15147587A JPS63315708A JP S63315708 A JPS63315708 A JP S63315708A JP 15147587 A JP15147587 A JP 15147587A JP 15147587 A JP15147587 A JP 15147587A JP S63315708 A JPS63315708 A JP S63315708A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテニスコート、陸上競技場、ジョギングコース
等の分野に使用される全天候型の透水性弾性舗装材に関
する。
〔従来の技術〕
従来から上記分野に使用される透水性を有する弾性舗装
材としてはウレタンエラストマー等の弾性チップをウレ
タン等のバインダーで固めた弾性マットの表面に、塗料
を無数の透孔を有するように塗布したものが使用されて
いる。従来技術においては無数の透孔を有するように塗
布するためには塗料を多量の溶剤で希釈し薄く塗る方法
が一般的である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらかかる透水性弾性舗装材は表面層が極めて
薄くかつ無数の透孔を有する上、内部も連通状の空隙を
有するため、強度が不十分である、特に表面層は使用中
に剥げ易く耐久性が劣るという欠点があった。これを改
良するために表面層を厚くすると、表面層が透孔を有す
るように塗料を塗布することが困難であり、事実上厚く
塗布することは不可能であった。
本発明はこのような問題点解決した強度の優れた透水性
弾性舗装材の提供を目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
本発明者等は鋭意検討の結果、速硬化吹付材料を2成分
型高圧スプレーマシンで吹付施工することにより、上記
の問題を解決し得ることを見出し、本発明に到達した。
即ち、本発明は加硫ゴム、ウレタンエラストマー等の弾
性チップがウレタン等のバインダーで接着されてなる弾
性マットの表面に、2液高圧スブレーンマシンでスプレ
ーすることにより形成された速硬化型ウレタンエラスト
マーの微細な粒子が互いに多数の透孔を有して結合して
なる表面層を有してなる透水型弾性舗装材である。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明に使用する弾性マットは加硫ゴム、ウレタンエラ
ストマー等の弾性体をチップ状に粉砕し、ウレタン樹脂
等のバインダーで接着せしめ、マット状としたものであ
る。チップの粒径は511部m〜0.5nnであり、好
ましくは3〜1s+園である。チップの粒径が大きい場
合に透水性は良好であるが、接合点が少なくなるので耐
久性の点で問題がある。また粒径が小さい場合には耐久
性は良好になるが透水性能が劣る事になる。
その表面は最終の弾性舗装材の表面の仕上げに影響する
ので凹凸が少なくて平滑である事が望ましく、工場生産
したマットのスライス品は好ましい物の一つである。現
場施工で下地の上に直接弾性マットを形成する場合は、
機械施工した場合でも表面を平滑にするためコテ、コー
ル等を使用し転圧したり擦ったりする事が望ましい。
弾性チップを接着するにはウレタン等のバインダーを、
ゴム100部に対し10〜30部程度用いるのが良く、
バインダーとしては末端にイソシアネート基を有する一
液型ウレタンバインダーを使用するのが接着性が優れて
いるので好ましい。
本発明に使用する2液高圧型スプレーマシンとしては、
例えばガスマー社のH−2000型、グラスクラフト社
のT−3型などが好ましい。これらの2液高圧型スプレ
ーマシンは60〜150 kgf/cfflの吐出圧で
施工出来るものである。スプレーガンはプロプラーガン
、ガスマーガンまたはピンクスガン等の2液を衝突混合
させるタイプのガンが使用できる。スプレー材料として
超速硬化性のものを使用するので、スプレーが弾性マッ
ト表面に達した後ただちに硬化し、弾性マットの空隙を
塞ぐことなくかつそれ自身無数の透孔を有する厚い表層
を形成することができる。
本発明に使用する速硬化型ウレタンエラストマーは、低
粘度で且つ硬化速度を速くするために次のような主剤(
A)、硬化剤(B)、助剤(C)等よりなっている。
主剤(A)は有機ポリイシソシアネート(A−1)又は
イソシネート基の一部を分子N60〜8000のポリオ
ールと反応させてなる部分プレポリマー(^−2)であ
るが、必要により可塑剤又は難燃剤を添加しても良い。
硬化剤(B)は(B−1)少なくとも2個のヒドロキシ
ル基を含有する分子11000〜8000のポリオール
、(B−2)鎖延長剤として低分子ポリオール及び/又
は芳香核電子吸引基を含有しない活性芳香族ポリアミン
、(B−3)有機金属触媒よりなる。
必要により他の助剤(C)として顔料又は染料等の着色
剤、可塑剤、難燃剤、充填剤、安定剤を併用する事が出
来る。
このようにして調整したウレタン原液は非常にに反応性
が高く、原液を混合した後1〜10数秒で流動性を消失
する。
すなわち、本ウレタン材料は速硬化性である主溶剤を含
まないので、透孔を有する表面層を厚さ約1m111程
度に形成でき、表面層の強度と耐久性が向上する。
主剤(A)を構成する有機ポリイソシアネート(A−1
)としては、例えば2.4−トリレンジイソシアネート
、2.6− )リレンシイジシアネートおよびその混合
物(TDI) 、ジフェニルメタン−4,4゛−ジイソ
シアネー) (MDI)、キシリレンジイソシアネー)
(XDI)、ジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジイ
ソシアネート(水素化M[lり、インホロンジイソシア
ネート(IPDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート
()IIII) 、水素化キシリレンジイソシアネート
(HXDT)、粗製TDI 、ポリメチレンポリフェニ
ルポリイソシジアネート(粗製MDI)、及びこれらの
イソシアネート類のイソシアヌレート化変性品、カルボ
ジイミド化変性品、ビュレント化変性品などである。こ
れらの有機ポリイソシアネートのうちMDI、粗製?I
Dr及びその変性品が特に好ましい。
これらの有機ポリイソシアネート(^−1)はそのまま
主剤(八)としてポリオール及び鎖延長剤と反応させる
こともでき、或いはまたイソシアネート基の一部をポリ
オールと例えば窒素気流中70〜80°Cで数時間加熱
して得た部分プレポリマー(A−2)として使用するこ
ともできる。
部分プレポリマー(A−2)の製造に使用できるポリオ
ールには水、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール等の多価アルコールにエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等のアルキ
レンオキサイドの1種又は2種以上を付加重合して得た
ポリエーテルポリオール(PPG) :テトラヒドロフ
ランを単独またはエチレンオキサイドと共に付加重合し
て得たポリテトラメチレンエーテル・グリコール(PT
PEG)  :ポリテトラメチレンーエチレンエーテル
グリコール;ヒマシ油、ポリカーボネートポリオール等
がある。以上のほかに、ポリカルボン酸と低分子量ポリ
オールとを反応させて得たポリエステルポリオール及び
カプロラクトンを重合させて得たポリエステルポリオー
ルも使用できる。さらに前記の公知のポリエーテルポリ
オールないしポリエステルポリオールにアクリルニトリ
ル、スチレン、メチルメタアクリレート等のエチレン性
不飽和化合物をグラフト重合させて得たポリマーポリオ
ール及び1,2−もしくは1.4−ポリブタジェンポリ
オールまたはこれらの水素添加物も使用できる。
反応性を高めるためポリオールのヒドロキシル基は、第
一級ヒドロキシル基を50%以上含むことが望ましい。
従って多価アルコールにプロピレンオキサイドまたはブ
チレンオキサイドを付加重合して得たポリエーテルポリ
オールは末端をエチレンオキサイドでキャップしたもの
が好ましい。
またポリエステルポリオールの製造に使用する低分子量
ポリオールは、末端が第一級ヒドロキシル基であること
が望ましい。
部分プレポリマー(A−2)の製造に使用できるポリオ
ールとしては、前記のポリオールの他、以下に示す低分
子量ポリオールが使用できる。低分子量ポリオールとし
ては、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール
、トリプロピレングリコール、テトラプロピレングリコ
ールおよびこれらの混合物:エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、1.3−ブチレングリコール、2.
3−ブチレングリコール:このほか水、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、グリセリン、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトール等の多価アルコー
ルにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチ
レンオキサイド等のアルキレンオキサイドの1種または
2種以上を付加重合して得た分子量1 、000未溝の
ポリエーテルポリオール、分子431,000未満のポ
リテトラメチレンエーテルグリコールなどがある。
部分プレポリマー(^、−2)の製造に使用するポリオ
ールは前記ポリオールを単独または2種以上混合して使
用できるが、ポリオールまたはその混合物の分子量は6
0〜3,000が好ましい。
硬化剤(B)成分のうち(B−1)の少なくとも2個の
ヒドロキシル基を有するポリオールとしては、上記で例
示した部分プレポリマー(A−2)の製造に使用するポ
リオールのうち分子量1000〜8000のものがすべ
て例示できる。
本発明においては鎖延長剤(B−2)として低分子ポリ
オール及び/又は芳香核電子吸引基を含有しない活性芳
香族ポリアミンを使用する。低分子ポリオールとしては
前述の部分プレポリマー(A−2)の製造に使用できる
ポリオールのうち分子量が1000未満のものが例示で
き、なかでも60〜400のものが好ましい。また、芳
香核に電子吸引性基を含有しない活性芳香族ポリアミン
は、例えば4.4゛−ジアミノ・ジフェニル、4,4゛
−ジアミノ・ジフェニルエーテル、2.3−ジアミノト
ルエンおよび3.4−ジアミノトルエンの混合物、2,
4−及び2、6−ジアミツトルエン(80: 20(重
量)の混合物を含む)、2,4−及び/又は4,4″−
ジアミノ−ジフェニルメタン、L3−及び1,4−フェ
ニレンジアミン、ナフチレン−1,5−ジアミン、アニ
リン−ホルムアルデヒド縮合によって得られるタイプの
ポリフェニル−ポリメチレンポリアミンの液状重合物、
l、3−ジメチル−2,4−ジアミノベンゼン、1.3
−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼン、1.3−ジメ
チル−2,6−ジアミノベンゼン、1.4−ジエチル−
2,5−ジアミノベンゼン、1.4−ジイソプロピル−
2,5−ジアミノベンゼン、1.4−ジブチル−2,5
−ジアミノベンゼン、2.4−ジアミノメシチレン、L
3,5−トリエチル−2,4−ジアミノベンゼン、1,
3.5− トリエチル−2,6−ジアミノベンゼン、1
,3.5− )ジイソプロピル−2,4−ジアミノベン
ゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−ジアミ
ノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,6−
ジアミノベンゼン(および後者の2ジアミンの異なる割
合による混合物)、およびこれに類するもの:2.3−
ジメチルー1,4−ジアミノナフタレン、2,6−シメ
チルー1,5−ジアミノナフタレン、2.6−ジイツブ
ロビルー115−ジアミノナフタレン、2,6−ジブチ
ルー1,5−ジアミノナフタレンおよびこれに類するも
の:3.3″、5.5’ −テトラメチル−ペンチジン
、3,3°、5.5゛ −テトライソプロピル−ペンチ
ジンおよびこれに関するもの;3,3″、5.5’  
−テトラメチル−4゜4゛−ジアミノジフェニルメタン
、3.3’、5.5” −テトラエチル−4,4゛−ジ
アミノジフェニルメタン、3.3°、5.5’  −テ
トライソプロピル−4,4”−ジアミノジフェニルメタ
ン、3.3’、5.5’ −テトラブチル−4,4’−
ジアミノジフェニルメタン、3,5−ジエチル−3°−
メチル−2゛、4−ジアミノジフェニルメタン、3,5
−ジイソプロピル−3゛−メチル−2゛、4−ジアミノ
ジフェニルメタン、3.3“−ジエチル−2,2゛−ジ
アミノジフェニルメタン、3,3゛−ジエチル−4,4
゛−ジアミノジフェニルメタンおよびこれに類するもの
: 3,3’、5.5’  −テトラエチル−4,4′
−ジアミノジフェニルエーテル、3.3°、5.5’ 
−テトライソプロピル−4,4°−ジアミノジフェニル
エーテルなどである。
これらの鎖延長剤(B−2)は単独または2種以上混合
して使用し、その使用量はポリオール(B−1)100
重量部(本発明で部は重量部を表す)に対し30〜16
0部が適当である。有機ポリイソシアネート(A−1)
若しくは部分プレポリマー(A−2) 、ポリオール(
B−1)及び鎖延長剤(B−2)の使用量は、有機ポリ
イソシアネート(A−1)若しくは部分プレポリマー(
A−2)中のNCO基とポリオール(B−1)及び鎖延
長剤(B−2)中の活性水素との当量比が0.90〜1
.30となるようにする。
本発明に用いる有機金属触媒(B−3)は、例えば錫ア
セテート、錫オクトニート、錫2−エチルヘキソエート
、錫ラウレート、錫マレニート、ジブチル錫ジアセテー
ト、ジブチル錫ジラウレート、ジオクチル錫ジラウレー
ト、鉛オクトニート、鉛2−エチルヘキソエート、鉛ナ
フチネート等である。
これ等の有機金属化合物は、単独または混合して使用す
る。その使用量は使用原料の総量に対し0.001〜5
重世%が好ましい。
本発明に用い得る他の助剤(C)は可望剤、難燃剤、充
填剤、安定剤、着色剤などである。
可塑剤としては、例えばフタル酸ジオクチル(DOP)
、フタル酸ジブチル(DBP) 、アジピン酸ジオクチ
ル(DOA) 、リン酸トリクレジル(TCP) 、塩
素化パラフィン等である。
難燃剤は公知のものである燐化合物、ハロゲン含有化合
物を使用することができる。燐化合物の例としてはトリ
メチルホスフェ−1・、トリエチルホスフェート、トリ
プロピルホスフェート、トリブチルホスフェート、トリ
オクチルホスフェート、トリブトキシホスフェート、ト
リフェニルホスフェート、トリエチルホスフェート、タ
レジルジフェニルホスフェート、オクチルジフェニルホ
スフェート、トリス(クロロエチル)ホスフェート、ト
リス (ジクロロプロピル)ホスフェート、トリス(β
−クロロプロピル)ホスフェート、トリス(2,3−ジ
ブロモプロピル)ホスフェート等があり、ハロゲン含有
化合物としてはジブロム2オペンチルグリコール、トリ
ブロムネオペンチルアルコール、テトラブロモエタン、
テトラブロモブタン、1.2−ジブロモ−3−クロロプ
ロパン、1,2.3−ジブロモプロパン等の臭素化合物
、塩素化ポリフェニル、パークロルデカン、塩素化ジフ
ェニル等である。
充填剤は、例えばガラス繊維、カーボンブラック、炭酸
カルシウム、タルク、カオリン、ゼオライト、硅そう土
、パーライト、バーミキュライト、二酸化チタン等であ
る。
また安定剤は、例えば商品名イルガノックス1010及
び1076(チバガイギー社製)、ヨシノックスBHT
B、 BB及びGSY〜930(吉富製薬社製)などの
位置障害形フェノール′R:チヌビンP、327及び3
28(チバガイギー社製)等のベンゾトリアゾール類:
トミソープ800(吉富製薬社製)などのベンゾフェノ
ン頻:サノールLS−770及び744、チヌビン14
4(チバガイギー社製)などの位置障害形アミン類であ
る。
本発明に用いる速硬化型ウレタンエラストマーのスプレ
ーに当たっては、有機ポリイソシアネートまたは部分プ
レポリマーはそのまま、または成分の流量比を調節する
ため適当量の可塑剤を混合しA成分とし、ポリオール、
鎖延長剤、有機金属触媒、着色剤等を混合しB成分とす
る。A、B両成分を所定の流量比で高圧吹付装置より噴
出させ対象物である弾性マット表面に吹き付ける。この
とき弾性マット表面に付着したスプレーの粒子が流動し
て連続した透孔のない膜を形成することがないようにす
る。
より具体的には例えば次のような方法があげられる。
(1)現場施工又は工場生産された弾性マットで一定厚
の下地弾性層を形成する。この際下地弾性層の下も透水
性を有するもの、例えば透水性アスファルトまたは透水
性コンクリートが好ましい。
(2)2液高圧スプレーマシンを用いて速硬化型ウレタ
ンエラストマーを(1)項の弾性マット上に吹付ける。
吹付けに際してはスプレーガンよりスプレーされた液滴
が弾性マット上で完全には流動しないが互いに多数の透
孔を有して結合するように、より具体的にはスプレー後
数秒から数十秒で液流れが殆どなくなって硬化するよう
にスプレーガンと弾性マットの距離、スプレ一方向等を
定める。スプレ一方向は弾性マットに対して下方に垂直
から斜め上方に45°の範囲が均一に塗布できるので好
ましい。
〔発明の効果〕
本発明においては速硬化型ウレタンエラストマーを使用
するので、弾性マットの表面に容易に微細な粒子が互い
に多数の透孔を有して結合している厚い表面層を形成で
き、かつその表面強度が大きいので耐久性に優れている
〔実施例〕
以下に本発明を実施例で説明する。
製造例1 (弾性チ・ンプ使用下地1i (G−1)の作成)廃タ
イヤを機械的に粉砕し、2〜3IIII11に篩分けた
ゴムチップ100部に一液型ウレタンバインダーとじ7
8A−10(三井東圧化学社製; NCO含量= 7.
2重量%)20部、硬化促進剤としてジブチルチンシラ
’71z −) (DBTDL  10%DOP溶液)
0.10部を加え、モルタルミキサーを用い5分間撹拌
し、バインダーを全体にまぶす。次いで上記混合物を透
水性アスファルトコンクリート上に20mmの厚さに敷
きならし、表面を、熱ローラーで軽く転圧し平滑な表面
を有する下地層を作成した。
アスファルトコンクリート上には予めブライマーとして
一液型つレタンプライマーAX−743 (三井東圧化
学社製; NCO含量=8.2重量%)を300g/n
[布し、30分以上のオーブンタイムをとっておいた。
製造例2 (弾性チップ使用下地層(G−2)の作成)廃タイヤを
機械的に粉砕し、2〜311+I11に篩分けしたゴム
チップ65部と1〜2Illlに篩分けしたゴムチップ
35部を混合した後、−液型ウレタンバインダーBA−
20(三井東圧化学社製i NCO含量=9.0重量%
)20部、硬化促進剤(前出)0.1部を加え、5分間
撹拌した後In角の鉄製モールドに入れ、プレスした後
スチーム養生し硬化させた。硬化物はスリッターを用い
、適当な厚さにスライスし弾性マットとした。
製造例3 (主剤(A−24)の調整) 純MDI (三井東圧化学社製 MDI−pH) 70
0 g。
カルボジイミド変性液状MDI (三井東圧化学社製M
DI−LK、  NGO含量−28,5重量%) 30
0gにポリプロピレングリコールPPG−Diol−1
000(三井東圧化学社製OH価−112)750gを
加え窒素気流下80゛Cで3時間反応させた後、希釈剤
としてDOP (ジオクチルフタレート)を190g加
えて、NGO含量=13.2重量%、粘度(cps/2
5°C)=600の変性ポリイソシアネートを得た。
製造例4 (主剤(A−2−2)の調整) MDI−PRとMDI−LKを重量比78720割合に
混合したちの1000gにテトラヒドロフランを開環重
合した分子量2000と1oooのPT)I[!Gを混
合し、分子量1500に調整したちの552gを窒素気
流下70°Cで3時間反応させた後、難燃剤(ストウフ
ァー、ジャパン社製 ファイロールPCF)を173g
加え、NGO含量−17重量%、粘度(cps/25°
C) 1000の変性ポリイソシアネートを得た。
実施例1 下地弾性層としてG−1、主剤としてA−2−1を選び
so’cに保温しておいた。一方硬化剤としては末端が
エチレンオキサイドでキャップされた3官能のポリプロ
ピレングリコールEP−330(三井東圧化学社製01
1価;35、分子量;5100) 50g、末端がエチ
レンオキサイドでキャップされた2官能のポリプロピレ
ングリコールED〜37A(三井東圧化学社製OH価;
381、分子N ; 3000) 22 g 、鎖延長
剤としてDETDA (ジエチルトルエンジアミン)2
3gそれに有機金属触媒としてナフテン酸鉛(Pb顔料
24%)1.0g及び緑色トーナー4gを加えたものを
50°Cに保温した。両者を容量比−1/1で下記マシ
ンを使用し、吹付けを行った。スプレーマシンへの送液
は、グラコ社のサプライポンプ(エア駆動2:1タイプ
20B−177)を空気圧5kgf/cJで行った。
スプレーマシンはグラス−クラフト社T−3Hを用い、
静止時圧力約140kgf/C11、動作時105〜1
19kgf/cfflで使用した。液の温度調節は本体
の熱交換器を主剤60°C1硬化剤50°Cに設定し、
ホースヒーターの電流は4Aとした。
スプレーガンはプロブラーガンにラウンドチャンバー漱
1を取り付は使用した。
スプレーに当たってはガンを水平とし施工面全体にミス
トを降らせるように散布し、表面層を形成した。塗布量
は1.5kg/rrfであったが、表面層は透孔を多数
有しており、透水性を有する舗装材が得られた。
この弾性舗装材の透水性を次のようにして測定した。
弾性舗装材の上に内径55mm、高さ360mmのガラ
ス製円筒を油粘土を用い水が漏れないように固定した。
ついで水1000ccをガラス円筒内に注ぎ込み、水が
透水する時間を測定した。
その結果透水性は表面にウレタンスプレーしない下地弾
性材G−1は20秒で水が全部通ったのに対し、スプレ
ーをしたものは43秒で透水性が十分確保されているこ
とが判明した。
スプレー後のタックフリータイムは17秒で、数分後に
はゴム弾性が発現し、30分後には歩行に十分耐えられ
るだけの物性を有していた。
なお、スプレーにより形成された速硬化ウレタンエラス
トマー塗膜の常態物性は、硬度87(ショアーA)、引
張り強さ130kgf/c4.伸び400′1、引裂強
さ60kgf/cn+、耐摩耗性190mg(テーパー
バー22摩耗輪1kg荷重1000回当り)で摩耗量は
少なく、下地ゴムは露出しなかった。比重は0.96で
あり、表層部の物性は非常に高く、表面の耐久性に優れ
た透水性舗装材が得られた。
実施例2 下地としてG−2を選び、厚み10mmにスライスした
。主剤としてA−2−2を使い、50’Cに保温して硬
化剤としてはPTMEG−1000(ポリテトラメチレ
ングリコールOH価56、分子量1000)71.7g
、 DETDA23.3g 、有機金属触媒としてDB
TDL 1.0g、顔料4gを加えたものを50°Cに
保温した。
両者を容量比=171で下記マシンを使用し吹付けを行
った。スプレーマシンへの送液は、ガスマーのサプライ
ポンプ(エア駆動2:1タイプ0P−232)を空気圧
6kgf/dで行った。
スプレーマシンはガスマー社H−2000ヲ用い、動作
時圧力104〜110 kgf/cjで使用した。液の
温度調節は本体の熱交換器を主剤60°C1硬化剤60
°Cに設定し、ホースヒーターの電流は6Aとした。
スプレーは実施例1と同様に行った。
透水性はゴム単体の場合28秒であったが、スプレー施
工した後は65秒であり、透水性は非常に良好であった
タックフリータイムは約5秒で硬化は極めて速いので、
その後物性発現も早く、20分後には歩行に耐えらるだ
けの物性が発現していた。
塗膜の常態物性は、硬度95(ショアー八)、引張り強
さ220kgf/cd、伸び220%、引裂き強さ85
kgf/c+mで比重は0.94であり、耐摩耗性40
mg (テーパーH−22摩耗輪1kg荷重1000回
当り)で耐摩耗性に特に優れるた透水型テニスコート用
舗装材に適するものであった。
製造例5 (弾性チップ使用下地層(G−3)の作成)三井東圧化
学株式会社製カラー防水材(サンシラールC)のグリー
ン色のものを標準配合比(重量1/1)で撹拌混合し、
50 X 150 X 1000mmのモールドに流し
込みブロックを作成した。常温で1週間硬化させた後、
粉砕機にかけ2〜3IIIwlのサイズに篩分けした。
できあがったウレタンチップ100部に一液型ウレタン
バインダーとしてBA−10を10部、硬化促進剤0.
1部を加えモルタルミキサーで5分間撹拌した後コンク
リート上に201111の厚さに敷きならし、表面を熱
ローラーで軽く転圧し平滑な表面を有する下地弾性層を
作成した。
コンクリート上にはプライマーとして予め一液型ウレタ
ンブライマーであるサンPCを200g/ rd 塗布
し、オープンタイムを1時間とっておいた。
製造例6 (主剤(八−2−3) m整) 門DI−PHとMDI−LKを重量比で171の割合に
混合したもの1000gにPPG−Diol 305g
 、ジプロピレングリコール40gを窒素気流下80″
Cで3時間反応させた後、希釈剤としてトリス−クロロ
エチルフォスフェートを150g添加して、NGO含量
=17%、粘度(cps/25’C) =960の変性
ポリイソシアネートを得た。
実施例3 下地弾性層としてG−3、主剤としてA−2−3を選び
50°Cに保温しておいた。
一方、硬化剤としてはBP−33068g、エチレング
リコールl1g、アニリンのプロピレンオキサイド付加
物(OH価=570) 22g、それに硬化触媒として
ナフテン酸鉛(Pb含量24%) 0.8g及びベージ
ュ色トーナー4gを加え50゛Cに保温した。
両者を容量比で171で下記マシンを使用し吹付けを行
った。スプレーマシンへの送液はグラフ社のサプライポ
ンプ(208477)を空気圧5 kgf/cnで行っ
た。
スプレーマシンはグラス−クラフト社MINI−IIを
用い、静止時圧力約120kgf/c+1、動作時圧力
100〜110 kgf/crlで使用した。液の温度
調節は本体の熱交換器を主剤60°C1硬化剤55°C
に設定し、ホース電流は5Aとした。
スプレーガンはプロプラーガンにラウンドチャンバー#
1を取りつけ使用した。
スプレーにあたってはガンを水平面に対して上向きに1
0°に保持し、施工面全体にミストを降らせるように散
布して表面層を形成した。塗布量は1.2 kg/rr
fであり、表面層は透孔を多数有しており、透水性を有
する舗装材が得られた。透水時間は34秒であった。
スプレー後の硬化性に関してはタックフリータイムが1
4秒で5分後にはゴム弾性が発現していた。塗膜の常態
物性は硬度96(ショアーA)、引張強さ120kgf
/c+l、伸び190%、引裂き強さ50 kgf/c
m、テーパー摩耗指数180mg (It−22摩耗輪
 100゜g荷重1000回当り)で、このものは弾力
性があり、また摩耗性に優れるため幼稚園の屋上遊戯基
床に適するものであった。
製造例5 (主剤(A−2−4)調整) MDI−LKを800gと塩素化パラフィン200gを
ブレンドし、NGO含量23.0χ、粘度200 (c
ps/25°C)の主剤(A−2−3)を調整した。
実施例4 下地弾性層としてG−1、主剤としてA−2−4を選び
、40°Cに保温しておいた。一方、硬化剤としてエチ
レンオキサイドキャップジオールPPG−HD−37B
(分子量3000) 60g−エチレングリコール18
g1アニリンのプロピレンオキサイド付加物(011価
−570) log、アミン開始剤を使用したポリプロ
ピレングリコールA[+−300(三井東圧化学株式会
社製OH価760)を12g、有機金属触媒としてナフ
テン酸鉛(Pb含有量24%) 0.8g、着色用に黄
色トーナー4gを添加し50℃に保温した。
両者を容量比で171で下記マシンを使用し吹付けを行
った。スプレーマシンへの送液はグラコ社のサプライポ
ンプ(20B−177)を空気圧5kgf/cdで行っ
た。
スプレーマシンはカスマー社H−2000動作時圧力1
04〜110 kgf/cdで使用した。液の温度調節
は本体の熱交換器を主剤50°C1硬化剤60°Cに設
定し、ホースヒーター電流は5アンペアとした。
スプレーは実施例1と同様に行い、硬化性タックフリー
タイムが約5秒、ゴム弾性の発現は約4分であった。塗
布量は1.7kg/n(とし、表面に細かい透孔を有す
る表面袋が得られ、透水性は62秒であった。
塗膜の常態物性は硬度68(ショアーD)、引張強さ2
27kgf/cJ、伸び71%、引裂き強さ90kgf
/cm、曲げモジュラス3700kgf/ cfflで
、表面は硬度かたかく弾性のある床材ができ、全天候屋
外ステージ用に最適であった。
比較例1 (ゴム)チップマットの上に塗料化した材料を吹き付け
た従来のもの) 下地としてG−1を選択し、表面に塗料化し溶剤を加え
て粘度を低くした2液アクリルウレタン樹脂(亜細亜工
業製#8500ブルー)を標準配合比(主剤/硬化剤/
溶剤−12kg/ 4 kg/10 fの割合)で混合
し、ビンクス社製1液エアスプレーマシン(スーパービ
ー)でゴムチップマット表面に塗布したが、1回に最大
0.3kg/mしか塗布できず、次の日さらに0.3k
g/rrr塗布した。塗布量が多すぎると液が内部に入
り、また透孔が閉じる欠点があった。
このものは硬化に1日かかり、透水性は45秒であった
。又耐摩耗性は100回で黒い表面が見え始め、200
回でかなり黒く見えるようになり、500回でゴムチッ
プのひよちうめんの凸部は全て塗料が剥がれてしまった

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加硫ゴム、ウレタンエラストマー等の弾性チップ
    がウレタン等のバインダーで接着されてなる弾性マット
    の表面に、2液高圧スプレーンマシンでスプレーするこ
    とにより形成された速硬化型ウレタンエラストマーの微
    細な粒子が互いに多数の透孔を有して結合してなる表面
    層を有してなる透水型弾性舗装材。
  2. (2)弾性チップが粒径5mm〜0.5mmである特許
    請求囲第1項記載の弾性舗装材。
  3. (3)速硬化型ウレタン材料が溶剤を含有していない特
    許請求の範囲第1項記載の弾性舗装材。
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