JPS63315576A - 脱脂炉 - Google Patents

脱脂炉

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JPS63315576A
JPS63315576A JP62153122A JP15312287A JPS63315576A JP S63315576 A JPS63315576 A JP S63315576A JP 62153122 A JP62153122 A JP 62153122A JP 15312287 A JP15312287 A JP 15312287A JP S63315576 A JPS63315576 A JP S63315576A
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JP
Japan
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furnace
gas
atmospheric gas
burner
heating pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP62153122A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsu Seno
闊 瀬野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はセラミックコンデンサ等のセラミック電子部品
の製造時にセラミック成形品中に含まれているバインダ
(成形助剤)を燃焼させるのに使用される脱脂炉に関す
る。
(従来技術) 一般に、セラミック電子部品の製造に際し、セラミック
成形品の取扱いを容易にするため、セラミック原料中に
はメチルセルロースや酢酸ビニル等のバインダが添加さ
れる。このバインダは、250°Cないし400℃の温
度域で酸素と結合して消失し、いわゆる脱脂が行なわれ
る。この脱脂は、脱脂するセラミック成形品を耐火性の
匣鉢に収容して画形のバッチ炉やトンネル式焼成炉に入
れ、約400℃の温度でJliの酸素を供給しつつゆっ
くりと時間をかけてセラミック成形品中のバインダを燃
焼させることにより行なわれる。
従来、この種の脱脂炉としては、たとえば第3図にその
縦断面を示すようなものが使用されている。
上記脱脂炉は、炉本体!の内部に、ニクロム線等からな
る加熱ヒータ2およびモータMにより駆動されるファン
Fを設置するとともに、上記炉本体lの内部に酸素含有
ガスを供給するためのガス供給バイブ3および上記炉本
体1の内部にて発生した排ガスを排出するためのガス排
出パイプ4を接続した乙のである。上記ガス供給パイプ
3およびガス排出パイプ4には、酸素含有ガスの供給量
および排ガス信を調節するためのダンパ5および6が設
けられている。
上記ガス供給バイブ3から炉本体I内部に供給された酸
素含有ガスは、加熱ヒータ2により加熱された後、ファ
ンFにより炉本体l内を矢印AIで示すように循環する
。そして、炉本体lの内部に設置された図示しないセラ
ミック成形体を匣鉢に収容して多段に積み重ねてなるワ
ークWに、上記のように加熱ヒータ2により加熱された
酸素含有ガスが当り、これにより、上記セラミック成形
体中のバインダが燃焼する。このバインダの燃焼により
発生した排ガスは、上記ガス排出パイプ4から炉本体l
の外部に排出される。上記脱脂炉では、加熱された酸素
含有ガスが上記セラミック成形体にできるだけ均等に当
るようにするため、」二足炉本体1内には、多数のスリ
ットらしくは穴からなる通風ロアを有する整流板8が設
置されている。また、上記脱脂炉では、第4図に第3図
の■−■線に沿う断面を示すように、炉本体Iの内部に
ワークWを出し入れするために、扉1aが設けられてい
る。
ところで、上記従来の構造を有する脱脂炉では、炉本体
l内に酸素含有ガスが充分いきわたらず、酸素不足中で
脱脂が行なわれると、バインダが不完全燃焼によりター
ル化したり、あるいは有害ガスとして炉外に排出されて
環境汚染を引き起したり、排ガス中の排出物を処理する
ための処理コストが高くなるという問題があった。
また、上記従来の脱脂炉では、熱源に電気を使用してい
るため、稼動コストが高いとい゛5問題もあった。
(発明の目的) 本発明の目的は、有害物を含まないクリーンな状態で排
ガスを炉外に排出させるようにした省エネルギ型の脱脂
炉を提供することである。
(発明の構成) このため、本発明は、炉本体内にて雰囲気ガスを循環さ
せて炉本体内部に収容されてなるセラミック成形体を加
熱し、セラミック成形体中のバインダを燃焼させる脱脂
炉において、雰囲気ガスを雰囲気ガス供給通路を介して
炉内に供給する雰囲気ガス供給手段と、炉内に供給され
た雰囲気ガスを加熱すべく炉内に設置された加熱パイプ
と、該加熱パイプの一端に設置され、燃焼ガスを加熱パ
イプに供給するバーナと、該加熱パイプの他端に設置さ
れ、バーナに供給すべきエアが導入されて予熱される熱
交換器と、上記雰囲気ガス供給通路内を通り、炉内ガス
の一部を導いて雰囲気ガスを予熱しつゝ、上記バーナに
導入して、燃料ととらに燃焼させる炉内ガス導入通路と
を備えてなるものである。
上記バーナでは、燃料にエアと炉本体内から取り出され
た炉内ガスの一部が混合され、炉内ガスは再燃焼して完
全に清浄化され、加熱パイプにて炉、本体内の雰囲気ガ
スを加熱した後、加熱パイプの燃焼ガス排出側から排出
される。これにより、炉本体内で発生した炉内ガスが完
全に清浄化された状態で炉本体外に排出され、かつ、炉
内ガスの再燃焼により発生する熱も雰囲気ガスの加熱に
再利用されることになる。
(発明の効果) 本発明によれば、炉本体内で発生した炉内排ガスが燃料
とともにバーナで再燃焼されたうえで排出されるので、
炉外には完全燃焼したクリーンな排ガスを排出すること
ができ、蒸発バインダのタール化や有害ガスの排出を確
実に防止することができるうえ、炉内排ガスをバーナで
再燃焼させることにより、炉の熱効率を向上させること
ができ、また、燃料についても、高温の炉内排ガスと予
熱されたエアと一緒に燃焼させるので燃焼性が向上され
、安価な燃料を使用できる利点も得られ、脱脂炉の稼動
コストを低減することができる。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本発明の詳細な説明する。
本発明に係る脱脂炉の一実施例の縦断面を第1図に、ま
た、第1図のIV−IV線に沿う断面を第2図に示す。
上記脱脂炉は、第3図および第4図にて説明した脱脂炉
に本発明を適用したしので、第3図および第4図に対応
する部分には対応する符号を付して示し、重複した説明
は省略Cる。
上記脱脂炉では、第1図に示すように、燃料ガスらしく
は燃料オイル等の電気に比較してコストの低い燃料にエ
アと炉本体1内から取り出される雰囲気ガスとを混合し
て燃焼させるバーナ11と、このバーナ11にて発生し
た熱を炉本体I内に導入する加熱パイプ!2と、エア供
給パイプ13より上記バーナ11に供給されるエアを予
熱する熱交換器14と、炉本体l内に雰囲気ガスを供給
する雰囲気ガス供給手段15とを備えてなるもので、第
3図のヒータ2に代えて、加熱パイプ12により、炉本
体l内の雰囲気ガスを加熱するようにしている。
炉本体lの側壁に設置された上記バーナIIには、燃料
供給パイプ16、エア供給パイプ13および炉本体l内
から取り出された炉内ガスを供給するための炉内ガス供
給パイプ17が結合される。
上記バーナ1!にはまた、ステンレス鋼もしくはセラミ
ックからなるラジアントデユープと呼ばれるU字形状の
加熱パイプ12の一端が結合される。
−ト記バーナ11内では、燃料供給パイプ16から供給
される燃料に、エア供給パイプI6からのエアと、炉内
ガス供給バイブI7からの炉内ガスとが混合され、上記
燃料および炉内排ガス中の可燃成分が燃焼する。そして
、この燃焼により発生した燃焼ガスは加熱パイプ12内
に導かれ、この加熱パイプ12を通過する過程で、それ
か有している熱を輻射熱として、上記加熱パイプ!2の
外壁から炉本体l内に放射する。
上記燃焼ガスは、加熱パイプ12を通過した後も、まだ
、かなり高い温度を存しているので、この熱をエアの予
熱に利用するため、上記加熱パイプ12の他端部に熱交
換器14が設置される。そして、この熱交換器14はエ
ア供給バイブ13の途中に挿入される。
一方、雰囲気ガス供給手段!5はステンレス鋼もしくは
セラミック等の材料からなる筒状のものである。上記雰
囲気ガス供給手段!5の一端部には、酸素(02)や窒
素(N、)等の雰囲気ガスを導入する雰囲気ガス導入パ
イプ18が結合されている。
また、上記雰囲気ガス供給手段15の他端には、上記雰
囲気ガス供給手段15を炉本体l内に連通させる連通部
19が結合されている。
上記雰囲気ガス供給手段15の内部には、炉本体l内に
連通して炉本体l内の排ガスが導入され、この排ガスが
有している熱により上記雰囲気ガス供給手段15に供給
される雰囲気ガスを予熱する予熱パイプ21が設けられ
ている。そして、この予熱パイプ21に炉内ガス供給バ
イブ17が結合される。上記予熱バイブ21は炉内ガス
供給バイブ17とともに炉内ガス導入通路を構成してい
る。
上記雰囲気ガス供給手段15の連通部19および予熱パ
イプ21には、雰囲気ガスの供給!調整用のダンパ22
および雰囲気ガスの排出!調整用のダンパ23が夫々設
けられている。これらダンパ22および23はいずれも
、自動もしくは手動により調整される。
このような構成であれば、燃料には熱交換器14により
予熱されたエアと炉内排ガスとが混合されるので、バー
ナ2にて燃料か燃焼する際、炉内排ガス中の未燃焼成分
も再燃焼する。これにより、加熱パイプ12の他端から
は、完全に清浄化された排ガスが排出されることになる
。また、上記未燃焼成分の再燃焼により発生する熱は、
燃料の燃焼により発生する熱とともに、炉本体l内の雰
囲気ガスを加熱するので、炉の熱効率を高める。
さらに、雰囲気ガス供給部15では、炉本体1内に供給
される雰囲気ガスが炉内雰囲気ガスにより予熱された後
、炉本体i内に供給されるので、この点からも炉の熱効
率が高まる。
このように、燃料コストの安い燃料ガスや燃料オイルを
使用し、排ガスを完全に清浄化することのできる稼動コ
ストが低く、熱効率の高い脱脂炉を得ることができる。
本発明は第3図および第4図以外の構造を存する脱脂炉
にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る脱脂炉の一実施例の縦断面図、 第2図は第1図のIIIV線に沿う断面図、第3図は従
来の脱脂炉の縦断面図、 第4図は第3図のト」線に沿う断面図である。 l・・・炉本体、    11・・・バーナ、12・・
・加熱パイプ、13・・・エア供給パイプ、14・・・
熱交換器、  15・・・雰囲気ガス供給手段、16・
・・燃料供給パイプ、 17・・・炉内排ガス供給パイプ、 18・・・雰囲気ガス導入パイプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炉本体内にて雰囲気ガスを循環させて炉本体内部
    に収容されてなるセラミック成形体を加熱し、セラミッ
    ク成形体中のバインダを燃焼させる脱脂炉において、 雰囲気ガスを雰囲気ガス供給通路を介して炉内に供給す
    る雰囲気ガス供給手段と、炉内に供給された雰囲気ガス
    を加熱すべく炉内に設置された加熱パイプと、該加熱パ
    イプの一端に設置され、燃焼ガスを加熱パイプに供給す
    るバーナと、該加熱パイプの他端に設置され、バーナに
    供給すべきエアが導入されて予熱される熱交換器と、上
    記雰囲気ガス供給通路内を通り、炉内ガスの一部を導い
    て雰囲気ガスを予熱しつゝ、上記バーナに導入して、燃
    料とともに燃焼させる炉内ガス導入通路とを備えてなる
    脱脂炉。
JP62153122A 1987-06-17 1987-06-17 脱脂炉 Pending JPS63315576A (ja)

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