JPS633118A

JPS633118A - 燃焼装置

Info

Publication number: JPS633118A
Application number: JP14632986A
Authority: JP
Inventors: Haruo Kato; 治男加藤; Hisao Naganuma; 長沼　比左夫; Masato Hochi; 保知　正人; Takashi Saito; 尚斉藤; Akihiko Kogure; 明彦小暮
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1986-06-23
Filing date: 1986-06-23
Publication date: 1988-01-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）　産業上の利用分野本発明は、石油をガス化した燃料又はガス等のガス状燃
料と燃焼用空気とを予混合し、バーナヘッドから噴出さ
せて燃焼させるようにした燃焼装置に関する。

（ロ）従来の技術従来、此種燃焼装置は実開昭５９−１８１９２２号公報
に開示するように、燃料の気化ガスと燃焼用−次空気と
を予混合しこれをバーナヘッドから噴出させて燃焼させ
、二次空気をバーナボディに沿って一次燃焼炎に供給し
て燃焼を促進させるように構成したものが周知となって
いる。

ヒ→　発明が解決しようとする問題点しかし、この従来構成の燃焼装置は、排気装置を有しな
いものであれば不完全燃焼により室内に一酸化炭素が排
出されたり、排気装置を有するものでも排気装置がゴミ
や水等で閉塞されたとき排ガスが室内に逆流したり、燃
料が太き（増加したり、−次二次空気が不足したときの
ような異常事態にて急激に一酸化炭素が増加する危険が
あった。

本発明は、前述せる従来技術の問題点に鑑みてなされた
ものであり、前述の異常事態に於いて完全燃焼を促進し
一酸化炭素の急激な発生を抑える燃焼余裕型の燃焼装置
の提供を目的とする。

に）問題点を解決するための手段このため本発明は、内部に気化燃料と燃焼用−次空気と
を予混合させる予混合室（８）を形成したバーナボディ
（力と、前記予混合室（８）から送られる混合気を前記
バーナボディ（７）の上部に設置されたスリット状の炎
口α■よＱｒａｔｂｔ４ａさせるバーナヘッドｑυと、
基部に前記バーナボディ（７）が配設されて燃焼空間（
ト）を形成する燃焼筒Ｘと、前記予混合室（８）周辺に
位置しバーナボディ（７）に沿って燃焼促進のための二
次空気を府恍燃焼炎に供給する二次空気供給室Ｕとを備
えた燃焼装置に於いて、前記燃焼部間を形成する一部で
ある燃焼筒板α９の基部内周に位質し前記燃焼炎に側方
から完全燃焼促進のための三次空気を供給する三次空気
供給室のを設けたものである。

（ホ）　作用二次空気供給室（１３が二次空気孔ｕ急を介して二次空
気を府紀燃焼炎に供給する燃焼装置に於いて、燃焼筒板
Ｃ１Ｃｌの基部内周に位置する三次空気供給室［有］が
三次空気孔ｃ！４）を介して８記燃焼炎に新たに三次空
気を供給することによって空気過剰率を上げ且つ完全燃
焼を促進できる。

（へ）実施例以下本発明の一実施例を図面に基づき詳述する。

第１図は本発明の要部縦断面図で、（１）は燃焼用の一
次空気と燃焼促進用の二次空気を導入する給気ケースで
前記バーナボディ（力を支持する構造となっている。（
２）はバーナモータで、回転軸（３）を設けると共に、
液体燃料を微粒化する円錐状コーン（４）と、ロータリ
プレート（５）と、混合板（６）とが気化した燃料と一
次空気を予混合させる予混合室（８）内に位置している
。混合気を均一化する整流板（９）と、−ナボディ（７
）の上部に固定されている。また、前記バーナボディ（
７）には着火時液体燃料を気化する為のヒータα２と、
前記バーナボディ（７）の温匿を検知するバーナサーミ
スタｕツとが内部されている。

α３は二次空気なＲ＜も燃焼炎に供給する為の二次空気
供給室で燃焼筒端板Ｑ４）と該バーナボディ（力の間に
形成され、該燃焼筒端板α船は断熱材（１ｅを介して給
気ケース（１）の上方に設げられ、中央にバーナボディ
（７）を擁している。該二次空気供給室α国の底部には
前記二次空気を取り入れる為に給気ケース（１）と断熱
打止と燃焼筒端板０４）とに貫通する複数の透孔σηが
等間隔に設けられ、前記二次空気はバーナボディ（７）
と三次空気整流板□□□とが形成する二次空気孔□□□
からバーナボディ（７）に沿って燃焼促進の為に府把燃
焼炎に供給される。

また（１９は燃焼筒板で円筒状であり基部がバーナヘッ
ド（１１）方向に向って折り曲げられ、三次空気整流板
器の外周端部分が前記燃焼筒板ＣＩＣＪの下部内周面に
、該三次空気整流板（２つの内周端部分が該燃焼筒板（
１３の前記折り曲げ部分先端にそれぞれ接続され、また
シール材■を介して燃焼筒板α９の支持部（１９Ａ）上
に耐熱性透明ガラス筒よりなるガラス燃焼筒Ｉ２］）を
載置固定しである。ガラス燃焼筒（２］）と燃焼筒板ｔ
１９と燃焼筒端板α４）とで燃焼筒Ｘを形成し、該燃焼
部間とバーナボディ（７）とバーナヘッドαυとで燃焼
空間国を形成している。そして、該三次空気整流板■と
該燃焼筒仮住９とが形成する空間は三次空気供給室で完
全燃焼促進の為の三次空気を前記燃焼炎外側方から供給
する。前記三次空気整流板■の前前燃焼炎に臨む面（２
２Ａ）は摺鉢の面のように俯角８０程度で内側に向って
傾斜している。

鉄面（２２Ａ）は前記バーナボディ（７）の先端より少
許上方位置に所定間隔を存して複数の三次空気孔Ｃ２４
）が全周に亘って開設され、該三次空気孔２４）を介し
て罰北燃焼炎に三次空気が供給される。＠は一次・二次
空気を供給する給気ダクトで固定板何Ｋ、ωは三次空気
を供給する為の送風管で燃焼筒板Ｃ１９下部側面にそれ
ぞれ固定されている。器は前記炎口ＱＩＫ臨み混合気に
着火する点火プラグ、田は燃焼炎に臨んだ炎検知手段と
してのフレームロッドで、それぞれ燃焼筒板０９下部側
面に取付られている。■は液体燃料を供給するための送
油管で前記円錐状コーン（４）に臨んでいる。

第３図は本発明の全体図で、Ｃυは給気用送風機で燃焼
装置外から空気を導入し給気ダクト田と送ノ虱管齢）に
供給する。またＧつは排気装置で、燃焼により生ずる排
ガスは該排気装置Ｃ７Ｊを介して室外に排出される。

以上の構成により以下動作について説明する。

先ず、ヒータ０７Ｊに通電するとバーナボディ（７）が
加熱され、該バーナボディ（力が液体燃料の気化温度に
達しバーナサーミスタａ４が温度を検知したとき、給気
用送風機ｃ３１）が給気ダクト内と送風管内とを介して
一次二次三次空気を供給する。次にバーナモータ（２）
が駆動して円錐状コーン（４）、ロータリプレ＝）（５
）、混合板（６）を高速回転させ、このとき同時に液体
燃料が送油管夏より前記円錐状コーン（４）表面に供給
される。そして、該円錐状コーン（４）に供給された液
体燃料はロータリプレート（５）に誘導され、その遠心
力にて微粒子状に飛散され、加熱されている前記バーナ
ボディ（７）の内面にて瞬時に気化されて予混合室（８
）で気化燃料となる。−方、前記予混合室（８）内には
燃焼用の一次空気が送り込まれており、前記気化燃料は
一次空気と予混合され、整流板（９）を通って均一に分
散され、バーナヘッド（１１）や・ら噴出し点火プラグ
酩により点火され燃焼炎を形成しく燃焼する。また、給
気ケース（１）内の空気の一部である二次空気（ま複数
の透孔αηを通って二次空気供給室αり内に流入し、二
次空気孔（ｌ＆を介しバーナボディ（刀に沿って前記燃
焼炎に供給され燃焼を促進する。そして、燃焼炎によっ
てバーナボディ（７）が加熱されるとヒータα２への通
電は停止される。

一方、送風管■より供給された完全燃焼促進の為の三次
空気は、三次空気供給室器に導かれ複数の三次空気孔１
２４）を介して燃焼炎側方から供給される為に完全燃焼
を促進するので、排気装置０力内閉塞時や燃料増加時や
一次二次三次空気不足時に於いても第４図、第５図のよ
うに一酸化炭素の急激な発生を抑えることができる。

本発明の一実施例として排気装置ｒ３つ付の液体燃料燃
焼装置について記述したが、これに限らずその他の排気
族ＫＱ付のガス状燃料燃焼装置や燃焼ガスを室内に供給
する燃焼装置等のすべての燃現装置に応用できる。

（ト）　　発明の効果本発明は以上の如くであり、通常の燃焼に於いて、−次
二次空気を供給して正常の燃焼炎を保持し、新たに三次
空気を灼記燃焼炎外側方より供給するので、全体的に空
気過剰率を上げながら完全燃焼を促進し一酸化炭素の発
生を抑えられろ。従って、急激な燃焼量の変動に対して
も第４図のように著しく一酸化炭素の発生を抑えられる
。

また、空気供給経路がゴミ等で詰り一次二次三次空気が
多少不足しても従来の燃焼装置より空気過剰率が大きく
、且つ三次空気が燃焼を促進し急激な一酸化炭素の発生
を抑えることができる。

さらに、空気過剰率を上げることができるので排気装置
内の排ガスの光速を上げ水蒸気が凝結する前に排ガスと
共に排出するう・ら排気装置内閉塞等の発生事態も大幅
に少（なる。そして、万−排気装置内の水蒸気が疑結し
水となって溜り、この水が寒い日等に凍り排気装、萱内
が閉塞されたときも第５図のように急激な一酸化炭素の
発生を抑えることができろ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の要部縦断面図、第２図は本発明燃焼装
置の要部横断面図、第３図は本発明の全体図、第４図と
第５図は共に従来の燃焼装置と本発明の燃焼装置との特
性の違いを示す図で第４図は発熱量と排気装置内の一酸
化炭素濃度の関係を示す図、第５図は排気装置閉塞率と
室内の一酸化炭素濃度の関係を示す図である。（１）・・・給気ケース、　（８）・・・予混合室、　
αＪ・・・二次空気供給室、　αＳ・・・二次空気孔、
　囚・・・三次空気整流板、　の・・・二次空気供給室
、　０４つ・・・三次空気孔、　（２）・・・燃焼空間
。出願人　三洋電機株式会社　外１名代理人　弁理士　西野卓嗣　外１名第４１　従象め文−天充凱１１１５　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）内部に気化燃料と燃焼用の一次空気とを予混合さ
せる予混合室を形成したバーナボディと、前記予混合室
から送られる混合気を炎口より燃焼炎を形成させる前記
バーナボディ先端開口部に設置されたバーナヘッドと、
基部に前記バーナボディが配設されて燃焼空間を形成す
る燃焼筒と、前記予混合室周辺に位置しバーナボディに
沿って燃焼促進のための二次空気を前記燃焼炎に供給す
る二次空気供給室とを備えた燃焼装置に於いて、前記燃
焼筒の基部内周に位置し前記燃焼炎に側方から完全燃焼
促進のための三次空気を供給する三次空気供給室を設け
たことを特徴とする燃焼装置。