JPS63311802A - 誘電体共振器 - Google Patents
誘電体共振器Info
- Publication number
- JPS63311802A JPS63311802A JP14776487A JP14776487A JPS63311802A JP S63311802 A JPS63311802 A JP S63311802A JP 14776487 A JP14776487 A JP 14776487A JP 14776487 A JP14776487 A JP 14776487A JP S63311802 A JPS63311802 A JP S63311802A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coupling
- hole
- conductor
- short
- dielectric block
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 8
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Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
＋ａ）産業上の利用分野
この発明は、誘電体ブロック内に複数の共振器を形成し
、各共振器間を結合させた誘電体共振器に関する。
、各共振器間を結合させた誘電体共振器に関する。
（ｂ）従来の技術
この種の誘電体共振器の構造を第６図（Ａ）〜（Ｃ）に
示す。同図（Ａ）は誘電体共振器の上面、（Ｂ）は縦断
面、（Ｃ）は底面をそれぞれ示している。これらの図に
おいて１は誘電体ブロックであり、内部に２つの貫通孔
３，３が形成され、これらの貫通孔の内壁に内導体４が
それぞれ形成台 されている。また、２つの内導体間に結合用貫通孔５が
形成されている。誘電体ブロック１の四側面および短絡
端面（底面）には金属膜からなる外導体２が形成されて
いる。このようにして各内導体４、外導体２およびその
間に存在する誘電体ブロックｌによって２つの誘電体共
振器が構成されている。また、誘電体ブロック１と貫通
孔５との誘電率の違いにより、イーブンモードとオツド
モードの特性インピーダンスおよび電気角が変化し、こ
れにより２つの共振器を結合させている。
示す。同図（Ａ）は誘電体共振器の上面、（Ｂ）は縦断
面、（Ｃ）は底面をそれぞれ示している。これらの図に
おいて１は誘電体ブロックであり、内部に２つの貫通孔
３，３が形成され、これらの貫通孔の内壁に内導体４が
それぞれ形成台 されている。また、２つの内導体間に結合用貫通孔５が
形成されている。誘電体ブロック１の四側面および短絡
端面（底面）には金属膜からなる外導体２が形成されて
いる。このようにして各内導体４、外導体２およびその
間に存在する誘電体ブロックｌによって２つの誘電体共
振器が構成されている。また、誘電体ブロック１と貫通
孔５との誘電率の違いにより、イーブンモードとオツド
モードの特性インピーダンスおよび電気角が変化し、こ
れにより２つの共振器を結合させている。
（Ｃ１発明が解決しようとする問題点
このような誘電体共振器において、２つの共振器間の結
合係数は結合用の貫通孔の大きさと誘電体ブロックの幅
および共振器間ピッチの関係で決まる。従って結合係数
を大きくするためには、誘電体ブロックの幅と共振器間
ピッチが一定の場合には、結合用貫通孔を大きくしなけ
ればならない。ところが、貫通孔をあまり大きくすると
、貫通孔と内導体形成用貫通孔との距離、および貫通孔
と誘電体ブロックとの肉厚が薄くなり、機械的強度が低
下し、ユニット成形ができなくなる。このため、共通の
誘電体ブロックに複数の共振器を一体的に形成した誘電
体共振器においては、結合係数をある程度以上大きくす
ることができなかった結合係数の上限を定める他の要因
として結合電流が流れる短絡端面におけるインピーダン
スの問題がある。第７図は誘電体ブロックの短絡端面に
流れる結合電流の分布状態を概略的に表している。図に
示すように貫通孔５の開口部には導体が形成されていな
いため、この部分で結合電流の流れが阻止され、あまり
大きな結合電流が流れず、結合係数が制限される。
合係数は結合用の貫通孔の大きさと誘電体ブロックの幅
および共振器間ピッチの関係で決まる。従って結合係数
を大きくするためには、誘電体ブロックの幅と共振器間
ピッチが一定の場合には、結合用貫通孔を大きくしなけ
ればならない。ところが、貫通孔をあまり大きくすると
、貫通孔と内導体形成用貫通孔との距離、および貫通孔
と誘電体ブロックとの肉厚が薄くなり、機械的強度が低
下し、ユニット成形ができなくなる。このため、共通の
誘電体ブロックに複数の共振器を一体的に形成した誘電
体共振器においては、結合係数をある程度以上大きくす
ることができなかった結合係数の上限を定める他の要因
として結合電流が流れる短絡端面におけるインピーダン
スの問題がある。第７図は誘電体ブロックの短絡端面に
流れる結合電流の分布状態を概略的に表している。図に
示すように貫通孔５の開口部には導体が形成されていな
いため、この部分で結合電流の流れが阻止され、あまり
大きな結合電流が流れず、結合係数が制限される。
この発明の目的は、結合用貫通孔の大きさ、誘電体ブロ
ックの幅、および共振器間ピッチの関係を変えることな
く結合係数を高めた誘電体共振器を提供することにある
。
ックの幅、および共振器間ピッチの関係を変えることな
く結合係数を高めた誘電体共振器を提供することにある
。
＋ｄ１問題点を解決するための手段
この発明の誘電体共振器は、誘電体ブロックの内部に、
複数の内導体と、これらの各内導体間に位置する結合用
貫通孔をそれぞれ形成し、上記誘電体ブロックの側面お
よび短絡端面に外導体を形成してなる誘電体共振器にお
いて、結合用貫通孔の短絡端面倒の開口部を導体で覆っ
たこと特徴としている。
複数の内導体と、これらの各内導体間に位置する結合用
貫通孔をそれぞれ形成し、上記誘電体ブロックの側面お
よび短絡端面に外導体を形成してなる誘電体共振器にお
いて、結合用貫通孔の短絡端面倒の開口部を導体で覆っ
たこと特徴としている。
（ｅ）作用
この発明の誘電体共振器においては、誘電体ブロックの
短絡端面側に表れる結合用貫通孔の開口部が導体で覆わ
れるため、この導体にも結合電流が流れる。このため、
短絡端面に流れる結合電流は結合用貫通孔によって阻止
されることがなく、大きな結合電流が流れる。その結果
、共振器の磁界エネルギーが増大し、磁気による係合子
が増大し、共振器間の結合係数が増大することになる。
短絡端面側に表れる結合用貫通孔の開口部が導体で覆わ
れるため、この導体にも結合電流が流れる。このため、
短絡端面に流れる結合電流は結合用貫通孔によって阻止
されることがなく、大きな結合電流が流れる。その結果
、共振器の磁界エネルギーが増大し、磁気による係合子
が増大し、共振器間の結合係数が増大することになる。
（ｆ）実施例
第１図（Ａ）〜（Ｃ）と、第２図はこの発明の実施例で
ある誘電体共振器の構造を表す図であり、第１図（Ａ）
は上面、（Ｂ）は縦断面、（Ｃ）は底面を表し、第２図
はその外観を表している。
ある誘電体共振器の構造を表す図であり、第１図（Ａ）
は上面、（Ｂ）は縦断面、（Ｃ）は底面を表し、第２図
はその外観を表している。
これらの図において１は誘電体ブロックであり、内部に
内導体形成用貫通孔３．３が形成され、これらの貫通孔
３，３の内壁に金属膜からなる内導体４．４が形成され
ている。また、２つの内導体の間に結合用貫通孔５が形
成されている。誘電体ブロック１の四側面および底面に
は金属膜からなる外導体２が形成され、誘電体ブロック
１の底面に形成された金属膜２によって内導体４．４が
短絡されて短絡端面が形成されている。第１図（Ａ）、
（Ｃ）に示すように短絡端面において、貫通孔５を遭う
ように粘着剤付の銅テープ６が貼着されている。
内導体形成用貫通孔３．３が形成され、これらの貫通孔
３，３の内壁に金属膜からなる内導体４．４が形成され
ている。また、２つの内導体の間に結合用貫通孔５が形
成されている。誘電体ブロック１の四側面および底面に
は金属膜からなる外導体２が形成され、誘電体ブロック
１の底面に形成された金属膜２によって内導体４．４が
短絡されて短絡端面が形成されている。第１図（Ａ）、
（Ｃ）に示すように短絡端面において、貫通孔５を遭う
ように粘着剤付の銅テープ６が貼着されている。
このように結合用貫通孔の短絡端面側を導体で覆ったこ
とにより、この導体に結合電流が流れる。第３図は短絡
端面倒に流れる結合電流の分布を概略的に表している。
とにより、この導体に結合電流が流れる。第３図は短絡
端面倒に流れる結合電流の分布を概略的に表している。
図に示すように結合電流は結合用貫通孔５によって阻止
されることなく銅テープ６を流れる。
されることなく銅テープ６を流れる。
上記実施例は結合用貫通孔の短絡端面側を覆う導体とし
て粘着剤付の銅テープを用いた例であったが、その他に
例えば金属板等の導体を短絡端面倒に半田付けして覆う
こともできる。また、第４図に示すように誘電体ブロッ
クの短絡端面の全面に金属板７をおき、その上部から粘
着テープ８で接着する方法や、第５図に示すようにケー
ス１０に設けた板バネ９等によって金属板７を押圧する
ことによって固定することも可能である。
て粘着剤付の銅テープを用いた例であったが、その他に
例えば金属板等の導体を短絡端面倒に半田付けして覆う
こともできる。また、第４図に示すように誘電体ブロッ
クの短絡端面の全面に金属板７をおき、その上部から粘
着テープ８で接着する方法や、第５図に示すようにケー
ス１０に設けた板バネ９等によって金属板７を押圧する
ことによって固定することも可能である。
（ｇ）発明の効果
以上のようにこの発明によれば、結合用貫通孔の短絡端
面側の開口部を導体で覆ったことにより、大きな結合電
流が流れ、共振器間の結合係数を増大させることができ
る。このため広帯域のフィルタ等を構成することができ
る。さらに、上記導体は結合用貫通孔から外部へ放射さ
れる高周波リークを低減することができる。
面側の開口部を導体で覆ったことにより、大きな結合電
流が流れ、共振器間の結合係数を増大させることができ
る。このため広帯域のフィルタ等を構成することができ
る。さらに、上記導体は結合用貫通孔から外部へ放射さ
れる高周波リークを低減することができる。
第１図（Ａ）〜（Ｃ）と第２図はこの発明の実施例であ
る誘電体共振器の構造を表す図であり、第１図（Ａ）は
その上面図、（Ｂ）は縦断面図、（Ｃ）は底面図、第２
図は斜視図を表している。 第３図は同誘電体共振器の短絡端面に流れる結合電流の
分布を概略的に表す図、第４図と第５図は他の実施例に
係る誘電体共振器の構造を表す図、第６図（Ａ）〜（Ｃ
）は従来の誘電体共振器の構造を表す図、第７図は従来
の誘電体共振器における結合電流の分布を概略的に表す
図である。 １−誘電体ブロック、２−外導体、 ３−内導体形成用貫通孔、４−内導体、５−結合用貫通
孔、６．７−導体。
る誘電体共振器の構造を表す図であり、第１図（Ａ）は
その上面図、（Ｂ）は縦断面図、（Ｃ）は底面図、第２
図は斜視図を表している。 第３図は同誘電体共振器の短絡端面に流れる結合電流の
分布を概略的に表す図、第４図と第５図は他の実施例に
係る誘電体共振器の構造を表す図、第６図（Ａ）〜（Ｃ
）は従来の誘電体共振器の構造を表す図、第７図は従来
の誘電体共振器における結合電流の分布を概略的に表す
図である。 １−誘電体ブロック、２−外導体、 ３−内導体形成用貫通孔、４−内導体、５−結合用貫通
孔、６．７−導体。
Claims (1)
- （１）誘電体ブロックの内部に、複数の内導体と、これ
らの各内導体間に位置する結合用貫通孔をそれぞれ形成
し、上記誘電体ブロックの側面および短絡端面に外導体
を形成してなる誘電体共振器において、結合用貫通孔の
短絡端面側の開口部を導体で覆ったこと特徴とする誘電
体共振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14776487A JPS63311802A (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 誘電体共振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14776487A JPS63311802A (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 誘電体共振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63311802A true JPS63311802A (ja) | 1988-12-20 |
Family
ID=15437643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14776487A Pending JPS63311802A (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 誘電体共振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63311802A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107069155A (zh) * | 2017-01-12 | 2017-08-18 | 深圳三星通信技术研究有限公司 | 一种介质波导滤波器及其耦合反转结构 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63187902A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-03 | Murata Mfg Co Ltd | 一体成型誘電体共振器の結合調整機構 |
-
1987
- 1987-06-12 JP JP14776487A patent/JPS63311802A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63187902A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-03 | Murata Mfg Co Ltd | 一体成型誘電体共振器の結合調整機構 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107069155A (zh) * | 2017-01-12 | 2017-08-18 | 深圳三星通信技术研究有限公司 | 一种介质波导滤波器及其耦合反转结构 |
| CN107069155B (zh) * | 2017-01-12 | 2019-07-30 | 深圳三星通信技术研究有限公司 | 一种介质波导滤波器及其耦合反转结构 |
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