JPS63310984A - 水酸化アルカリの製造方法 - Google Patents

水酸化アルカリの製造方法

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JPS63310984A
JPS63310984A JP62145156A JP14515687A JPS63310984A JP S63310984 A JPS63310984 A JP S63310984A JP 62145156 A JP62145156 A JP 62145156A JP 14515687 A JP14515687 A JP 14515687A JP S63310984 A JPS63310984 A JP S63310984A
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JP
Japan
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layer
exchange membrane
cation exchange
alkali
fluorine
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JP62145156A
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English (en)
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Yoshio Sugaya
良雄 菅家
Yoshihiko Saito
義彦 斉藤
Atsushi Watakabe
淳 渡壁
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AGC Inc
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Asahi Glass Co Ltd
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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水酸化アルカリ水溶液の製造方法に関するも
のであり、特にイオン交換膜法において、比較的高濃度
の水酸化アルカリを製造する方法に関するものである。
[従来の技術] 含フッ素陽イオン交換膜を隔膜として使用し、塩化アル
カリ水溶液を電解して、水酸化アルカリと塩素とを製造
する所謂イオン交換膜法アルカリ金属は高純度の水酸化
アルカリが、それまでの従来法に比べて低エネルギー消
費量にて製造できることから、近年国際的に普及しつつ
ある。
かかるイオン交換膜法アルカリ金属においては、初期の
頃はスルホン酸基をイオン交換基とする含フッ素陽イオ
ン交換膜が使用されていたが、電流効率を高くすること
ができないことからして、近年は膜の少なくとも陰極側
にカルボン酸基を有する陽イオン交換膜に置換され、こ
の結果、電解における電流効率は、はぼ92〜97%に
まで達し、工業的にはほぼ完璧な域に達している。
しかしながら、上記のカルボン酸型陽イオン交換膜を使
用した場合、長期にわたって低電圧で優れた電流効率が
得られるのも濃度がおよそ36〜40重量%までの水酸
化アルカリを製造する場合に限られることが見出された
0本発明者の研究によると、水酸化アルカリの濃度がお
よそ40重量%までは94〜98%の高い電流効率が得
られるが、それよりも高濃度になると電流効率が急に低
下することが見出された。また、このように高濃度にな
ると、膜抵抗も急に大きくなり電解電圧が上昇し、−週
間ないし一年間の長期にわたって運転した場合には、電
流効率も次第に低下してゆく現象が見られた。このよう
な高濃度の水酸化アルカリで長期間運転した膜の陰極側
表面のイオン交換容量を測定してみるとカルボン酸基の
分解により表面のイオン交換容量が低下していることが
明らかになった。
かくして膜の陰極側にカルボン酸基を有する陽イオン交
換膜では、上記のような高濃度の水酸化アルカリを工業
的に製造するのは好ましくない。
一方、米国特許4455210号には、スルホンアミド
基をもつ含フッ素重合体フィルムの陰極側にスルホン酸
基をもつ含フッ素重合体フィルムを積層した陽イオン交
換膜を使用して、高濃度の水酸化アルカリを製造するこ
とが提案されている。しがしこの方法においては、そも
そも初期の電流効率が低いばかりでなく、長期にわたっ
て運転した場合には、更に電流効率が低下してしまう。
特公昭57−9589号には、カルボン酸基含有層の陰
極側に2μm程度のスルホン酸基含有層を有する含フッ
素陽イオン交換膜を使用して40重量%のNaO[(を
得る方法が示されている。膜の陰極側に薄いスルホン酸
基含有層を有するその他の例は特開昭58−83030
号、特公昭60−23776号にも見られ、35重量%
前後のNaOHを得る方法が示されている。
これらはいずれも電解電圧の低減に関するものであり、
本発明者の研究によれば、このように陰極側スルホン酸
基含有層が薄い場合には、40重量%の水酸化アルカリ
では95%前後の高い電流効率が得られたが、45重量
%以上の水酸化アルカリの場合には、90%前後の電流
効率しか得られず、電流効率は経時的に低下することが
明らかになった。
このような高濃度の水酸化アルカリを高い電流効率、低
い電解電圧で製造できるようになると、従来水酸化アル
カリの濃縮に要していたエネルギーを節減もしくは不要
にすることができる。
[発明の解決しようとする問題点] 本発明は、好ましくは濃度42重量%以上、特には45
重量%以上の水酸化アルカリを製造するにあたり、初期
において高電流効率を与えるばかりでなく、長期間運転
した場合も高い電流効率を保持できるイオン交換膜を使
用した高濃度水酸化アルカリの製造方法を提供すること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は前述の問題点を解決すべくなされたものであり
、−CRfRf’OM基(Rf、Rf”は炭素数1〜1
0のパーフルオロアルキル基、Mはアルカリ金属)を有
するパーフルオロカーボン重合体からなる第一の層と、
厚さが5μm以上の一〇〇□M基(Mはアルカリ金属)
を有するパーフルオロカーボン重合体の第二の層とを少
なくとも有する含フッ素陽イオン交換膜の第一の層を陰
極側に向けて配した電解槽の陽極室に塩化アルカリを供
給して電解することを特徴とする水酸化アルカリを製造
する方法を提供するものである。
本発明の第一の層の厚さは、好ましくは2μm以上、更
に好ましくは10〜200μmである。薄すぎる場合に
は45重量%以上の水酸化アルカリを製造する場合に十
分な電流効率が得られず、カルボン酸基の高濃度アルカ
リによる劣化も十分に防止できない。200μmを超え
ると膜抵抗が大きくなり、電解電圧が高くなるため好ま
しくない。
第一の層を形成する耐アルカリ性陽イオン交換体として
は、好ましくは−CRfRf ’OH基(Rf、Rf’
は炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、間はアル
カリ金属)を有するパーフルオロカーボン重合体が用い
られ、第二の層を形成する陽イオン交換体としては、厚
さ5μm以上の、好ましくは−CO2M基(Mはアルカ
リ金属)を含むパーフルオロカーボン重合体が用いられ
る。第二の層の厚さが薄すぎると、十分に高い電流効率
が得られない、  一本発明において、第一の層を形成
するイオン交換体は、好ましくは−CRfRf”0M基
(Rf、Rf’は炭素数1〜10、好ましくは1〜5の
パーフルオロアルキル基、Mはアルカリ金属)を有する
パーフルオロカーボン重合体であり、そのイオン交換容
量は、好ましくは0.6〜2.8ミリ当量/g乾燥樹脂
、特には0.85〜2.5ミリ当量/g乾燥樹脂を有す
る。
また第二の層は、好ましくは一002M基(Mはアルカ
リ金属)を有するパーフルオロカーボン重合体からなり
、そのイオン交換容量は好ましくは0.6〜1.8ミリ
当量/g乾燥樹脂、特には0.85〜1.6ミリ当量/
g乾燥樹脂を有する。第二の層は、45重量%NaOH
水溶液中の含水率が、好ましくは2〜7重量%、特には
2.5〜5重量%を有するのが、電気化学的特性上好ま
しい、ここで45重量%NaOH水溶液中の含水率とは
、陽イオン交換膜を電解温度の45重量%NaOH水溶
液中に16時間浸せきし、25°Cに冷却後、膜表面の
アルカリ水溶液を拭きとった後の重量をag、その膜を
90’Cのイオン交換水に16時間浸せきした後、13
0°Cで16時間浸したときの重量をbgとしたとき、
次の式で与えられるものをいう。
−b X100(%) 本発明において、パーフルオロカーボン重合体とは炭素
原子に結合した水素原子又はハロゲン原子に対してその
中のフッ素原子の占める割合が90%以上のものをいう
上記−CRfRf’OM基をもつパーフルオロカーボン
重合体の第一の層及び−002M基をもつパーフルオロ
カーボン重合体の第二の層を構成するパーフルオロカー
ボン重合体は少なくとも二種の単量体の共重合体からな
り、好ましくは次の(イ)及び(ロ)の重合単位をもつ
共重合体からなる。
(イ) −(CF2−CXX’)−、(D) −(CF
2−CX)−−A ココで、x、x’は、−F、 −CI、 4又は−CF
、であり、Aは−CRfRf ’ON又は−CO2M 
 (Rf、Rf’は炭素数1〜10のパーフルオロアル
キル基、間は水素、アルカリ金属)又は加水分解等によ
り、これらの基に転化する基を表し、Yは、次のものか
ら選ばれるが、そこで、z、z’は−F又は炭素数1〜
10のパーフルオロアルキル基であり、X、 Y、 Z
は1〜10の整数を表す。
−(CFa)x−、−0−(CFg)x−9−(0−C
F2−CF)!−。
さらに、(イ)及び(ロ)の重合単位の他に、次のよう
な重合単位を含んでいてもよい。
Z。
なお、上記重合体中の(ロ)の含有量は、含フッ素重合
体が上記イオン交換容量を形成するように選ばれる。
上記含フッ素重合体は、好ましくは加水分解されなもの
がパーフルオロカーボン重合体であることが適切であり
、その好ましい例は、CF2=CF2とCF2=CFO
CF2CFaC(CF3) 20Hとの共重合体、CF
2=CF2とCF2=CF2 (CF2) 2〜5c0
2cHsとの共重合体1、更には、CF2=CF2とC
F2=CFOCF2CF (CFs)0 (CF2) 
2CO2CH3との共重合体が例示される。
第一の層と第二の層の積層は、種々の方法を採用するこ
とができる。例えば、第一の層と第二の層又はその前駆
体からなる別々のフィルムを熱プレスにより積層する方
法、第一の層及び第二の層を同時に共押し出しにより積
層する方法(米国特許4437952号)、予め乾式も
しくは湿式製膜により製膜された第一の層もしくは第二
の層の上にもう一方の層を構成する陽イオン交換体又は
その前駆体等を含有する溶液を塗布し、乾燥して積層す
る方法などが採用され得る。
本発明で使用される含フッ素陽イオン交換膜においては
、第一の層及び第二の層に加えて必要により、更に第三
の層を積層することができる。かかる好ましい例として
、第二の層の陽極側に、厚み30〜350μmの好まし
くは−SO3ト1基又は−CO8M基(Mはアルカリ金
属)のイオン交換基を有する含フッ素重合体からなり、
第二の層よりも比抵抗の小さい層が好ましい。更に、第
二の層又は第三の層の陽極側に、厚み10〜450μm
の気孔率30〜95%を有し、表面及び内部を親水化し
た多孔性含フッ素重合体の第四の層を積層することがで
きる。かかる第三の層や第四の層を積層することにより
、第一の層及び第二の層のみからなる膜に比べて、膜の
機械的強度を更に大きく安定化することができる。
更に、上記に加えて、本発明で使用される含フッ素重合
体は、上記第一の層、第二の層更には第三の層の積層を
強固に行なうために、必要により結合層を設けることが
できる。かかる結合層としては水酸基又はスルホン酸基
をもつ含フッ素重合体とカルボン酸基をもつ含フッ素重
合体との好ましくは471〜1/4(重量比)のブレン
ドしてなる層、更には水酸基又はスルボン酸基とカルボ
ン酸基を好ましくは271〜1/2の比率で併有する含
フッ素重合体からなる、厚みが好ましくは5〜50μm
の層が選ばれる。かかる結合層とは、上記第一の層、第
二の層更には第三の層の結合時に挿入され、加熱、融着
される。
また、本発明の陽イオン交換膜の好ましくは陽極側近傍
に、必要に応じて例えばポリテトラフルオロエチレンな
どの含フッ素重合体製のウェブなどの補強材を埋め込む
こともできる。
かくして形成される本発明で使用される含フッ素陽イオ
ン交換膜は、全体の厚みが、好ましくは50〜600μ
m、特には150〜400μmであるのが好ましい。
上記含フッ素陽イオン交換膜は、そのままでも使用でき
るが、好ましくは、陽イオン交換膜の少なくとも一表面
に、特に好ましくは、少なくともイオン交換膜の陽極側
表面に塩素ガス解放のための処理を施すことにより、電
流効率の長期安定性を更に改良することができる。
該イオン交換膜の表面にガス解放のための処理を施す方
法としては、膜表面に微細な凹凸を施す方法(特公昭6
0−26495号)、電解槽に銑、ジルコニア等を含む
液を供給して、膜表面に親水性無機粒子をデポジットす
る方法(特開昭56−152980号)、ガス及び液透
過性の電極活性を有しない粒子を含む多孔質層を設ける
方法(特開昭56−75583号及び特開昭57−39
185号公報)等が例示される。
かかるイオン交換膜の表面のガス解放層は電流効率の長
期安定性を改良する効果の他に電解下における電圧を更
に低減することができる。
本発明の含フッ素陽イオン交換膜を使用して塩化アルカ
リ水溶液の電解を行なうプロセス条件としては、上記し
た特開昭54−112398号公報におけるような既知
の条件が採用できる。例えば、陽極室には好ましくは2
.5〜5.0規定(N)の塩化アルカリ水溶液を供給し
、陰極室には必要に応じて水又は希釈水酸化アルカリを
供給し、好ましくは50〜120°C15〜100A/
dm2で電解される。かかる場合、塩化アルカリ中のカ
ルシウム及びマグネシウムなどの重金属イオンは、イオ
ン交換膜の劣化を招くので、可及的に小さくせしめるの
が好ましい。また、陽極における酸素の発生を極力防止
するために塩酸などの酸を塩化アルカリ水溶液に添加す
ることができる。
本発明において電解槽は、上記構成を有する限りにおい
て単極型でも複極型でもよい。また電解槽を構成する材
料は、例えば、塩化アルカリ水溶液の電解の場合には、
陽極室の場合には塩fヒアルカリ水溶液及び塩素に耐性
があるもの、例えば弁金属、チタンが使用され、陰極室
の場合には水酸化アルカリ及び水素に耐性がある鉄、ス
テンレス又はニッケルなどが使用される。
本発明において電極を配置する場合、電極は複層膜に接
触して配置しても、また適宜の間隔において配置しても
よいが、特に本発明の場合、隔膜に電極を接触して配置
した場合、支障を伴うことなく低い膜抵抗に伴なう、有
利な摺電圧が達成できる。
[実施例] 実施例l ZrO3を30重量%含有するメチルセルロース、水、
シクロヘキサノール、シクロヘキサンの混合物からなる
ペーストをポリエチレンテレフタレート製のフィルム上
に塗布、乾燥することにより、ZrO2多孔質層を形成
させた。次に、熱プレスにより該多孔質層を、イオン交
換容量1.44ミリ当量/g乾燥樹脂のCF2=CF2
/CF2=CFO(CF2) 5cOOcH3共重合体
からなる厚さ160μmのフ、イルムの一方の側に転写
し、反対側に熱プレスによりイオン交換容量1.25ミ
リ当量/g乾燥樹脂のCF2=CF2/ CF2”CF
O−(CF2) 3COOCH3共重合体(共重合体A
)からなる厚さ30μmのフィルムを積層し、更にその
上にCF2=CF2/CF2=CFOCF2CFaC(
CF3) 20H共重合体からなるイ   −オン交換
容量1.5ミリ当量/g乾燥樹脂の厚さ40μmの層を
積層した。
次いで、CF2=CF+p/CF2=CFOCFaCF
 (CF3)OCF2CF2−3O3I(共重合体のエ
タノール溶液にZrO□粒子を分散させた溶液を、上記
多層隔膜の水酸基含有層側にスプレー塗布し、ZrO3
微粒子を付着せしめた複層隔膜を得た。
かくして得られた膜をNaOH水溶液で加水分解し、水
酸基含有層側に5US304製パンチトメタルを52重
量%の苛性ソーダ水溶液中、150°Cで52時間エツ
チング処理して得られた低水素過電圧陰極が、該膜の反
対側にチタンのパンチトメタルに酸化ルテニウムと酸化
イリジウムと酸化チタンの固溶体を被覆した低塩素過電
圧陽極が接触するように配置させた電解槽を組み立てた
。該電解槽の陽極室に濃度210g/lの食塩水溶液を
供給し、陰極室のNa0E[濃度を45重量%に保ちつ
つ、90°C,電流密度30A/dm”にて電解せしめ
たところ、電流効率95%、摺電圧3.3Vであった。
1ケ月に及ぶ電解をしても電流効率の低下はみられなか
った。
共重合体Aからなるフィルムの45重量%Nap!(水
溶液中の含水率は3.1%であった。
比較例1 実施例1において、CF2=CF2/CF2==CFO
CF2CF2−C(CFs) 20H共重合体からなる
フィルムを積層しなかった以外は、同様の試験を行なっ
たところ、電流効率92%、摺電圧3.3■であった。
1ケ月に及ぶ電解で、電流効率は87%まで低下した。
実施例2 塩素及び水素の気泡解放のための処理を行なわなかった
以外は実施例1と同様の電解試験を行なったところ、電
流効率95%、摺電圧3.7■であった。
比較例2 CF2=CF2/CF2=CFOCF2CF2C(CF
3) 20H共重合体からなるフィルムをfifJ’H
しなかった以外は、実施例2と同様の試験を行なったと
ころ、電解初期の電流効率92%、摺電圧3.7vで、
経時的に電流効率が低下した。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)−CRfRf′OM基(Rf、Rf′は炭素数1
    〜10のパーフルオロアルキル基、Mはアルカリ金属)
    を有するパーフルオロカーボン重合体からなる第一の層
    と、厚さが5μm以上の−CO_2M基(Mはアルカリ
    金属)を有するパーフルオ ロカーボン重合体の第二の層とを少なくとも有する含フ
    ッ素陽イオン交換膜の第一の層を陰極側に向けて配した
    電解槽の陽極室に塩化アルカリを供給して電解すること
    を特徴とする水酸化アルカリの製造方法。
  2. (2)第二の層が、厚さ5〜300μm、イオン交換容
    量0.85〜1.6ミリ当量/g乾燥樹脂の−CO_2
    M基含有パーフルオロカーボン重合体からなる層である
    特許請求の範囲(1)の方法。
  3. (3)含フッ素陽イオン交換膜が、第二の層の陽極側に
    陽イオン交換基を有するパーフルオロカーボン重合体か
    らなり、且つ比抵抗が第二の層よりも小さく、厚みの大
    きい第三の層を有する特許請求の範囲(1)又は(2)
    の方法。
  4. (4)含フッ素陽イオン交換膜が、第二の層又は第三の
    層の陽極側に、厚さ10〜450μm、気孔率30〜9
    5%を有し、表面及び内部が親水化された多孔性含フッ
    素重合体からなる第四の層を有する特許請求の範囲(1
    )、(2)又は(3)の方法。
  5. (5)含フッ素陽イオン交換膜の表面に塩素の気泡解放
    のための処理を有する特許請求の範囲(1)、(2)、
    (3)又は(4)の方法。
  6. (6)水酸化アルカリの濃度が、42〜55重量%であ
    る特許請求の範囲(1)、(2)、(3)、(4)又は
    (5)の方法。
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