JPS63310869A - ナフタリン−1,8−ジカルボキシイミドの製造方法 - Google Patents

ナフタリン−1,8−ジカルボキシイミドの製造方法

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JPS63310869A
JPS63310869A JP63137597A JP13759788A JPS63310869A JP S63310869 A JPS63310869 A JP S63310869A JP 63137597 A JP63137597 A JP 63137597A JP 13759788 A JP13759788 A JP 13759788A JP S63310869 A JPS63310869 A JP S63310869A
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JP
Japan
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naphthalene
dicarboximide
anhydride
parts
ammonium
Prior art date
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Pending
Application number
JP63137597A
Other languages
English (en)
Inventor
デトレフ−インゴ・シユツツエ
クラウス・ブンダーリッヒ
カルル−ハインツ・ラインハルト
マルテイン・ビーンケンヘーフアー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D221/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom as the only ring hetero atom, not provided for by groups C07D211/00 - C07D219/00
    • C07D221/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom as the only ring hetero atom, not provided for by groups C07D211/00 - C07D219/00 condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D221/04Ortho- or peri-condensed ring systems
    • C07D221/06Ring systems of three rings
    • C07D221/14Aza-phenalenes, e.g. 1,8-naphthalimide

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はナフタリン核に随時置換基を有するナフタリン
−1,8−ジカルボキシイミドの製造方法に関する。
ナフタリン−1,8−ジカルボキシイミドは重要な染料
中間生成物である。特に置換基を持たないナフタリン−
1,8−ジカルボキシイミドはペリレンテトラカルボン
酸ジイミドの製造の際に価値ある中間生成物であり、該
ジイミドは更に鹸化によってペリレンテトラカルボン酸
二酸無水物を与えるか、又は直接にペリレンテトラカル
ボン酸顔料の合成の基礎となる物質である。
かなり長い間周知であったナフタリン−1,8−ジカル
ボキシイミド及びその誘導体の製造方法は、水性アンモ
ニア中で反応するナフタリン−1゜8−ジカルボン酸無
水物から出発するものである。
高い収量を得るためにこの反応においては大過剰のアン
モニアが必要である(例えばChem、 Z ent−
ralblatt l 959.2432 ;Abst
ract  of  J 。
allg、 Chem、 (oシア語)28(90)、
692−695.1958年3月号を参照のこと)。更
に使用されるナフタリン−1,8−ジカルボン酸無水物
からナフタリン酸を除去することが必要であるが、これ
は後者がそのジアンモニウム塩に転化し、それ以上の反
応が困難となるからである。
固体状ナフタリン−1,8−ジカルボン酸無水物をガス
状アンモニアと120℃ないし130℃の温度で加圧下
に反応させる他の方法がドイツ国特許公開公報第2,1
37.242号に記載されている。しかし、この方法を
実行するには工業的に高い経費が必要である。
随時ナフタリン核に置換基を有するナフタリン−1,8
−ジカルボキシイミドの製造のための本発明の方法は、
随時ナフタリン核に置換基を有するナフタリン−1,8
−ジカルボン酸無水物を中性付近のpHで、好適には6
.5ないし7.5のpHで水性媒体中においてアンモニ
ウム塩と反応させ、次いで反応混合物をpH1ないし5
、好適には2゜5ないし3.5に酸性化し、引き続き再
度pHを中性点付近の値、好適には6.5ないし7.5
に調節することを特徴としている。
驚くべきことには、使用されたナフタリン−1゜8−ジ
カルボン酸無水物の性質はイミドの性質及び収率に決定
的ではない。
本方法は特に下記式 但し R及びR1は水素、アルキル、好適には例えばメ
チル、エチルのようなC、−C、−アルキル、アルコキ
シ、好適にはメトキシ又はエトキシのようなC,−C,
−アルコキシ、ハロゲン、好適には塩素又は臭素、N、
N−ジアルキルアミノ、好適には例えばN。
N−ジメチルアミノ又はN、N−ジエチルアミノのよう
なN、N−ジーC、−C、−アルキルアミノ、及びニト
ロを示す、 のナフタリン−1,8−ジカルボキシイミドの製造に使
用される。
適当な置換基を有するナフタリン−1,8−ジカルボン
酸無水物又は置換基を持たない該無水物が式Iの化合物
の製造の原料物質として使用される。
これらのナフタリン−1,8−ジカルボン酸無水物は文
献により周知であり、又は文献により周知である方法に
類似の方法によって製造できる。
新規方法は特に置換基を持たないナフタリン−1,8−
ジカルボキシイミドの製造に好適に使用される。
使用されるアンモニウム塩は無機及び有機酸のアンモニ
ウム塩、例えば塩化アンモニウム、酢酸アンモニウム、
vL酸水素アンモニウム、硝酸アンモニウム、及び特に
硫酸アンモニウムである。
無水物1モル当たり工ないし1.5当量のアンモニウム
塩を使用することが好ましい。無水物1モル当たり0.
52ないし0.75モル、極めて好適には0.55ない
し0.6モルの(N Ha)as O。
を使用することが特に好ましい。上記に引用したヘミッ
シェス・ツェントラルブラット(Chemisches
  Z entralblatt)によれば、約200
%過剰のアンモニウムが必要とされているが、これは約
10ないし20%過剰のアンモニウムに相当する。
本発明による方法は好適には10℃ないし反応混合物の
沸点までの温度範囲内で、特に好適には70℃ないし1
00℃で行なわれる。
無水物とアンモニウム塩から成る水性反応混合物のpH
を中性点付近の値に調節するために、水溶液又は懸濁液
の形態のアルカリ金属水酸化物又はアルカリ土類金属水
酸化物又は第三アミン、例えばトリエチルアミンが通常
使用される。好適にはpH調製は水酸化ナトリウムによ
って行なわれる。
pHを1ないし4の値に調節するために、特に鉱酸、好
適には硫酸が使用される。
反応を完結するために、中性付近のpHで、0゜5ない
し3時間、好適には工ないし1.5時間、撹拌を継続す
ることが推奨される。
本発明による方法の具体化は、pH1ないし4への酸性
化及び中性点付近の値へのpH調節を数回、好適には一
回、二回又は三回繰り返すことから成る。これは使用さ
れる無水物の質が劣る場合、例えばナフタリン酸が混入
している場合に推奨される。
反応混合物は通常の方法、例えば吸引濾過し、中性にな
るまで洗浄し、乾燥することによって精製される。
ナフタリン−1,8−ジカルボキシイミドは本発明の方
法により極めて高品質で且つ極めて高収率で得られる。
下記の実施例は本発明の例示に役立つものである:使用
される部は重量部を示し、パーセントは重量%を示す。
実施例 1 148.7部のナフタリン酸無水物(純度97゜6%+
2.0%のナフタリン−1,8−ジカルボン酸)及び5
9.4部の硫酸アンモニウムを750部の水中に入れ、
混合物を約30分間かけて90℃に加熱する。p)(を
3,0ないし3.5に調節する。
次いで50%濃度の水酸化ナトリウム溶液約75部を1
時間かけてできるだけ均一に滴加して、pHを6.5な
いし7.5に上げる。90℃で1時間撹拌を続ける。
次いで78%濃度の硫酸約27部を滴加してpHを3.
0に調節し、且つ混合物を90℃で30分間撹拌する。
更にpHを再度6.5ないし7.5に調節するために、
次いで50%濃度の水酸化ナトリウム溶液約40部を3
0分間かけて滴加する。
90°Cで約2時間撹拌を続けた後、混合物を60℃に
冷却し、生成物を吸引濾過し、中性になるまで水で洗浄
し、且つ100℃で乾燥する。
純度99.3%のナフタリン−1,8−ジカルボキシイ
ミド144.8部が得られる。これは純粋な物質として
理論量の97.8%の収量に相当する。
実施例 2 148.7部のナフタリン酸無水物(純度96゜2%+
0.9%のナフタリン−1,8−ジカルボン酸)を実施
例1と同様に反応させる。しかし、この場合は二度目も
硫酸でpHを3.0の値に調節し、次いで50%濃度の
水酸化ナトリウム溶液で6゜5ないし7.5の値に調節
した。
純度98.7%のナフタリン−1,8−ジカルボキシイ
ミド142.9部が得られ、これは純粋な物質として理
論量の98%の収量に相当する。
実施例 3 実施例1と同様の方法を用い、148.7部のナフタリ
ン酸無水物(純度90.4%+1.5%のナフタリン−
1,8−ジカルボン酸)を使用した。
しかし、pHを3.0の値に、そして引き続き6゜5な
いし7.5の値に調節する操作を合計3回実施した。
純度98.2%のナフタリン−1,8−ジカルボキシイ
ミド136.4部が得られる。これは純粋な物質として
理論量の98.2%の収量に相当する。
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
1、随時ナフタリン核に置換基を有するナフタリン−1
,8−ジカルボン酸無水物を中性付近のpHにおいて水
性媒体中でアンモニウム塩と反応させ、次いで反応混合
物をpH1ないし4に酸性化し、引き続き再度pHを中
性点付近の値に調節することから成る随時ナフタリン核
に置換基を有するナフタリン−1,8−ジカルボキシイ
ミドの製造方法。
2、下記式 但し R及びR1は水素、アルキル、アルコキシ、ハロ
ゲン、N、N−ジアルキルアミノ及びニトロを示す、 のす7タリンー1,8−ジカルボキシイミドを製造する
上記1に記載の方法。
3、ナフタリン−1,8−ジカルボキシイミドを製造す
る上記lに記載の方法。
4、該反応が硫酸アンモニウムを使用して行なわれる上
記1ないし3に記載の方法。
5、酸無水物1モル当たりlないし1.5当量のアンモ
ニウム塩が使用される上記1ないし4に記載の方法。
6、該反応が適当な段階において6.5ないし7.5の
pHで行なわれる上記1ないし5に記載の方法。
70反応混合物がpH2,5ないし3.5まで酸性化さ
れる上記1ないし6に記載の方法。
8、pH1ないし4までの酸性化及び中性付近の値まで
のpHの調節が数回繰り返される上記lないし7に記載
の方法。
特許出願人 バイエル・アクチェンゲゼルシャフト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 随時ナフタリン核に置換基を有するナフタリン−1,8
    −ジカルボン酸無水物を中性付近のpHにおいて水性媒
    体中でアンモニウム塩と反応させ、次いで反応混合物を
    pH1ないし4に酸性化し、引き続き再度pHを中性点
    付近の値に調節することを特徴とする随時ナフタリン核
    に置換基を有するナフタリン−1,8−ジカルボキシイ
    ミドの製造方法。
JP63137597A 1987-06-13 1988-06-06 ナフタリン−1,8−ジカルボキシイミドの製造方法 Pending JPS63310869A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3719850.5 1987-06-13
DE19873719850 DE3719850A1 (de) 1987-06-13 1987-06-13 Verfahren zur herstellung von naphthalin-1,8-dicarbonsaeureimiden

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63310869A true JPS63310869A (ja) 1988-12-19

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ID=6329688

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JP63137597A Pending JPS63310869A (ja) 1987-06-13 1988-06-06 ナフタリン−1,8−ジカルボキシイミドの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CA2030129A1 (en) * 1989-11-29 1991-05-30 Thomas Saupe 1,8-napthalenedicarboximides as antidotes
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4007192A (en) * 1972-09-20 1977-02-08 Hoechst Aktiengesellschaft Naphthalimide-4,5-dicarboxylic acids
GB1441965A (en) * 1973-05-09 1976-07-07 Ici Ltd Reactive dyestuffs
DE3524808A1 (de) * 1985-07-11 1987-01-15 Ciba Geigy Ag Verfahren zur herstellung von n-alkyl- bzw. n-arylsulfonyloxynaphthalimiden

Also Published As

Publication number Publication date
EP0295488A2 (de) 1988-12-21
DE3719850A1 (de) 1988-12-22
US4892950A (en) 1990-01-09
EP0295488A3 (de) 1990-03-28

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