JPS63310773A - メタルファイバ強化耐火物の乾燥方法 - Google Patents

メタルファイバ強化耐火物の乾燥方法

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JPS63310773A
JPS63310773A JP62145476A JP14547687A JPS63310773A JP S63310773 A JPS63310773 A JP S63310773A JP 62145476 A JP62145476 A JP 62145476A JP 14547687 A JP14547687 A JP 14547687A JP S63310773 A JPS63310773 A JP S63310773A
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JP
Japan
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temperature
refractory
drying
heated
temp
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JP62145476A
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Yoshihisa Hamazaki
浜崎 佳久
Toshihiko Kanashige
金重 利彦
Ryoichi Yoshino
良一 吉野
Shinji Hayashi
林 眞司
Fumio Tomimatsu
冨松 文男
Takeshi Takahashi
武士 高橋
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Shinagawa Refractories Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Shinagawa Refractories Co Ltd
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、製鋼用ランスに採用されるメタルフ
ァイバで強化された耐火物の乾燥方法に関し、特に、上
記耐火物を加熱中に爆裂させずに、短時間で乾燥するこ
とができ、乾燥コストを大幅に低減することができる乾
燥方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、メタルファイバを含有させることによって強度を
向上させた耐火物があり、このような耐火物は例えば、
製鋼用ランスに採用されている。
このランスの製造においては、これを乾燥させて内部の
結晶水を除去する必要がある。このような耐火物の乾燥
方法として従来、上記耐火物を所定の昇温曲線に沿って
所定の昇温速度で加熱する方法、あるいは昇温の途中で
一時的に該温度で所定時間保温する方法がある。
このような、従来方法の一例を、第5図に示す。
これは、4〜b 方法であり、上記耐火物を乾燥開始後、常温から8時間
で100℃に昇温させ、以後20時間目で150℃、3
0時間目で200℃、38時間目で250℃、48時間
目で所定温度の350℃に昇温させ、しかる後該温度で
12時間保温し乾燥を完了するようにしている。その結
果この方法では、乾燥開始から終了までに実に60時間
かかっている。このように、昇温速度を4〜b 昇温速度をあまり大きくすると、上記耐火物が爆裂をお
こすおそれがあるからである。即ち、上記耐火物を急激
に温度上昇させた場合、上記耐火物内部の水分が急激に
蒸気化し、しかも該蒸気の逃げ場が少ないことから、内
部応力が高まり爆裂を発生するおそれがある。そこで、
上記のごとき低い昇温速度に設定しているのであり、こ
の場合は、蒸気が外部に充分放出され、耐火物の内部応
力が上昇することがないから、爆裂の発生を防止できる
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の乾燥方法では、昇温速度が遅
いことから生産能率が低く、その結果耐火物を加熱する
ための加熱コストが非常に貰(つくという問題がある。
また、上記ランスの場合は、その消耗度が激しい部所に
配設されているために、短時間で破損し易すく、そのた
め在庫数の不足が生じないように該ランスを大量に在庫
しておく必要があり、この点からもコスト高となる問題
点がある。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、爆裂を発生させないで、乾燥時間を短縮するこ
とができ、その結果加熱コストを大幅に低減す・ること
ができるメタルファイバ強化耐火物の乾燥方法を提供す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、メタルファイバで強化された耐火物の乾燥方
法において、該耐火物を、常温から第1温度まで第1昇
温速度で昇温させ、第1温度から一旦第2温度まで降温
させて該温度に所定時間保持し、しかる後第3温度まで
上記第1昇温速度より速い第2昇温速度で昇温させ、該
第3温度で保温するようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明に係るメタルファイバ強化耐火物の乾燥方法では
、耐火物を、常温から第1温度まで昇温させた後一旦第
2温度まで降温させるようにしたので、メタルファイバ
と耐火物との収縮変化量の差から、該メタルファイバと
これを囲繞している耐火物との間に、気孔が発生する。
そしてこの気孔はメタルファイバが耐火物内に無数に含
有されていることから無数に発生し、見掛気孔率が増大
する。そしてこの気孔率が増大した状態で、上記第2温
度に所定時間保持したので、上記耐火物内の水分をその
内部にいたるまで均等に蒸気化させることが可能となり
、かつ該弯気を該耐火物の表面まで容易に拡散移動させ
ることができる。これにより、第3温度まで第1昇温速
度より速い第2昇温温度で昇温させても、上記耐火物の
内部にて熱応力が高まることがな(、該耐火物の爆裂を
防止することができる。
七の結果、上記第2昇温速度を従来の乾燥速度に比べて
速くした分だけ耐火物の乾燥時間を大幅に短縮すること
ができ、耐火物の加熱コストを大幅に低減することがで
きる。
(実施例〕 以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例によるメタルフ
ァイバを含有してなる耐火物の乾燥方法を説明するため
の図であり、本実施例は製鋼用ランスに採用される耐火
物の乾燥方法の例である。
第4図は本実施例の製鋼用ランスの内部組織を示す拡大
図であり、同図において、ランスlは耐火キャスタブル
2に、構造体強度を向上させるためのステンレスファイ
バ3を均等に混入分布させて構成されている。該耐火キ
ャスタブル2の組成は、A j! gos 54.0〜
95.6重量%、5iO22,0〜43重量%である。
また上記ステンレスファイバ3は、材質はSUS430
であり、上記耐火キャスタブルへの含有量は4〜5重量
%である。そしてこのステンレスファイバ30寸法は0
.3+n+*  x25+*mのものである。また上記
耐火キャスタブル2内の含有水分量は6重1%である。
次に本実施例による上記ランスの乾燥方法を説明する。
第1図は本実施例による乾燥パターンを示し・図におい
て横軸は加熱時間を、縦軸はランス1の表面温度をそれ
ぞれ示す。本実施例においてはランス1を常温6から第
1温度8 (150℃)まで第1昇温速度7 (8,3
℃/時間)で加熱し、一旦第2温度9 (105℃)ま
で降温させ、該第2温度9で5時間保温する。そして、
第3温度10 (350℃)まで上記第1昇温速度7よ
り速い第2昇温速度11(40゜8℃/時間)で加熱し
、該3温度10(350℃)で5時間保温するようにし
ている。
次に、本実施例の作用効果を説明する。
本実施例ではランスlを第1温度8 (150℃)から
一旦第2温度9 (105℃)まで降温したので、第1
温度8の時点では、第3図に示すように、上記ステンレ
スファイバ3と上記耐火キャスタブル2との間には気孔
は殆ど生じていないのに対し、第2温度9においては、
第2図に示すように、上記ステンレスファイバ3とこれ
を囲繞する耐火キャスタブル2との間に気孔4が発生し
ている。これは該降温によるステンレスファイバ3と耐
火キャスタブル2との収縮量の差により、生じたもので
ある。即ち、ステンレスファイバ3は、0.16n+m
収縮するのに対し、該耐火キャスタブルは、0.01m
m収縮し、この差により上記気孔4が生じる。そのため
第1温度8の時には、見掛けの気孔率は15%だったも
のが、17.2%に大きく増加している。
そして、この気孔率が増加した状態で第21度9に5時
間保温したので、上記耐火物キャスタブル2の内部の水
分は、その内部にいたるまで該気孔4により均等に蒸気
化することが可能となり、蒸気化が大きく促進されるや
しかも該蒸気は無数の該気孔4を介して容易に拡散移動
され、該耐火物キャスタブル2の表面外に放出される。
このように水分の外方への放出が容易になったことから
、昇温速度を速くしても水分の7気化による内部応力の
高まりがなくなり、爆裂が発生するおそれがなくなった
。これにより、第3温度10(350℃)まで従来の昇
温速度4〜b倍に達する第2昇温速度11(40℃/時
間)で急速に加熱することができるようになった。また
、該第3温度10 (350℃)で5時間保温したので
、該耐火物キャスタブル2内の結晶水を使用上支障のな
い程度に除去できた。
その結果上記ランス1の乾燥を乾燥開始から保温完了ま
で31時間の短時間で終了することができ、乾燥時間が
短縮できた分だけ加熱コストを大幅に低減することがで
きるとともに、ランス1の補充を短時間でできることか
ら、在庫量を削減できる。
なお、上記実施例では、製鋼用ランスの場合について説
明したが、本発明による乾燥方法は、銑鉄輸送容器、溶
鋼輸送容器及び連続鋳造容器に採用されるメタルファイ
バ強化耐火物にも通用することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係るメタルファイバ強化耐火物の
乾燥方法によれば、耐火物を、常温から第1温度まで第
1昇温速度で昇温させ、第1温度から一旦第2温度まで
降温させて該温度に所定時間保持するようにしたので、
第゛3温度まで上記第1昇温速度より大きい第2昇温速
度で昇温させることができ、その結果上記耐火物を加熱
中に爆裂させることなく、短時間で乾燥することができ
、乾燥コストを大幅に低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を説明するため
の図であり、第1図は耐火物の乾燥パターンを示す加熱
時間−表面温度特性図、第2図。 第3図は本実施例の作用効果を説明するための要部拡大
図、第4図は耐火キャスタブルがステンレスファイバを
含有している状態を示す要部拡大図、第5図は従来方法
における乾燥パターンを示す加熱時間−耐大物表面温度
特性図である。 図において、1は耐火物、3はメタルファイバ、6は常
温、7は第1昇温速度、8は第1!t、9は第24L度
、10は第3温度、11は第2昇温速度である。 将訴雷瀬バ   晶1+l白J少源ぞ仁式会坤ヱ特許出
願人  株式会社神戸製鋼所 代理人    弁理士 下車 努 第1図 710景時面    (時間) 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メタルファイバにより補強してなる耐火物を加熱
    して乾燥させる乾燥方法において、上記耐火物を、常温
    から第1温度まで第1昇温速度で昇温させ、第1温度か
    ら一旦第2温度まで降温させて該温度に所定時間保持し
    、しかる後第3温度まで上記第1昇温速度より速い第2
    昇温速度で昇温させ、該第3温度で所定時間保温するよ
    うにしたことを特徴とするメタルファイバ強化耐火物の
    乾燥方法。
  2. (2)Al_2O_354.0〜95.6重量%含有耐
    火キャスタブルにSUS430製メタルファイバを4〜
    5重量%含有させてなる耐火物を、常温から120〜1
    50℃まで4〜10℃/時間で昇温させ、一旦100〜
    105℃に降温させて5時間保持し、しかる後35〜4
    0℃/時間で350〜450℃に昇温させたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のメタルファイバ強化
    耐火物の乾燥方法。
JP62145476A 1987-06-10 1987-06-10 メタルファイバ強化耐火物の乾燥方法 Granted JPS63310773A (ja)

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JP62145476A JPS63310773A (ja) 1987-06-10 1987-06-10 メタルファイバ強化耐火物の乾燥方法

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JP62145476A JPS63310773A (ja) 1987-06-10 1987-06-10 メタルファイバ強化耐火物の乾燥方法

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JPH0479987B2 JPH0479987B2 (ja) 1992-12-17

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10125815C1 (de) * 2001-05-26 2002-08-01 Daimler Chrysler Ag Metall-Keramik-Verbundwerkstoff und seine Verwendung
JP2010537930A (ja) * 2007-08-31 2010-12-09 コーニング インコーポレイテッド 未焼成体から多孔質セラミック物品に焼成する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10125815C1 (de) * 2001-05-26 2002-08-01 Daimler Chrysler Ag Metall-Keramik-Verbundwerkstoff und seine Verwendung
JP2010537930A (ja) * 2007-08-31 2010-12-09 コーニング インコーポレイテッド 未焼成体から多孔質セラミック物品に焼成する方法

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JPH0479987B2 (ja) 1992-12-17

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