JPS63309594A - 家庭用クリ−ナ−組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、拭きムラのない家庭用クリーナー組成物に関
する。

［従来の技術］ 住宅用又は家具用等の家庭用クリーナーは、窓ガラス、
ガラスケース、ショーウィンドウ、自動車のフロントガ
ラス等のガラス類の外、プラスチック製品、人造皮革製
品、スチール製家具、事務機類、タイル、陶器類、その
他店範囲に亘って「ガラスクリーナー」の総称名で使用
されている。

クリーナーの適用方法としては、洗浄面に吹付けて汚れ
分を分散させ、タオル類で拭き取る方法が一般的に行な
われている。

当該クリーナー組成物の界面活性成分としては、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル等のノニオン界面活性剤、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル（ｉｆｆエステル塩、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エス
テル塩等のアニオン界面活性剤等が使用されている。

〔発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、従来の組成物は洗浄力が不十分で、汚れ
を拭きとった俊にムラが残り、美観を損。

ねるという問題があった。

係る欠点を解消することは、特にガラスのような透明の
ものの洗浄においては重要なことである。

坦在各種の家庭用クリーナー組成物が提供されており、
洗浄力の向上については考慮されているものの、拭きム
ラの解消についてはほとんど検討されていないのが現状
である。

本発明者は、優れた洗浄力を有し、拭きムラがなく、か
つガラス面の電気抵抗を下げ、静電気の帯電が抑制され
、そのためにホコリ、汚れ等の付着量を低減し得る家庭
用クリーナー組成物を提供すべく鋭意検討の結果、特定
の界面活性剤を配合することにより所期の目的が達成さ
れることを見い出し、この知見に基づいて本発明を完成
した。

［問題点を解決するための手段］ 本発明に係る家庭用クリーナー組成物は、ベタイン型両
性界面活性剤及びアルキルアンモニウム１リカチオン界
而活性剤よりなる群から）Δばれる１種以上の界面活性
剤を０．０１〜２重ω％含右することを特徴とする。

ベタイン型両性界面活性剤としては、アルキルイミダゾ
ニウムベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン
、アルキルアミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン
、２−アルキル−Ｎ−カルボキシエチル−Ｎ−ヒドロキ
シエチルイミダゾリニウムベタイン等が例示される。

ここで、好ましいアルキルの炭素数は、１２〜１８であ
る。これより短鎖の場合には洗浄力の低下が認められ、
これより長鎖の場合には拭きムラが生じやすい。

）ノルキルアンモニウム型カヂオン界面活性剤としては
、アルキルトリメチルアンモニウム、アルキルジメチル
ベンジルアン−しニウムクロ１ノド等か例示され、好ま
しいアルキルの炭素数は、１２〜１８である。これより
短鎖の場合には洗浄力の低下が認められ、これより長鎖
の場合には拭きムラが生じやすい。

上記の各界面活性剤は、単独又は２種以上を混合して使
用される。

本発明に係るクリーナー組成物において界面活。

性剤成分は全量で０．０１〜２重量％配合される。

０．０１重量％以下では洗浄力が十分ではなく、一方、
２重量％を越えると拭きムラが残り易くなる。

又、本発明に係るクリーナー組成物においては、既に公
知の界面活性剤についても本発明に係る特長、芸能を損
わない限り併用することができる。

公知の界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル、又はそれらのアルキル硫酸のアルカリ金属若しく
はアルカリ土類金属の塩、直鎮アルキルベンゼンスルホ
ン酸のアルカリ金属塩等が例示される。

又、溶剤としては、エタノール、イソプ１」パノール等
の水溶性のアルコール又はエチレングリコール、プロピ
レングリコール等のグリコール類、エチレングリコール
モノエチルエーテル、■チレングリコールモノブチルエ
ーテル、エチレングリコール−ｔｅｒｔ−ブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等のグリ
コールエーテル類が適当であり、その配合量は、通常、
組成物中において０．５〜１５重量％程度でおる。

上記のグリコールエーテル類は、クリーナー組成物に展
延性をイ」与し、油状物の洗浄除去を容易とする。更に
、冬期における組成物の液性の安定性の改善に効果的で
ある。

更に、組成物のｐＨを８〜１２に調整するために適当な
量、例えば組成物中において０．０１〜５手ｍ％程度の
アルカリ剤を配合する。

適当なアルカリ剤としては、モノエタノールアミン、ジ
ェタノールアミン、トリエタノールアミン、ジメチルコ
ニタノールアミン、ジエチルエタノールアミン、イソプ
ロパツールアミン、ジイソプロピルエタノールアミン か１例示される。

又、色素、香料、防カビ剤、殺菌剤等を適宜配合する。

かくして調製された組成物は、ポンプ式あるいはスプレ
ー容器から又は耐圧缶中に噴射剤とともに充填し、洗浄
面に吹付けて使用される。

［実施例」 以下に実施例を掲げ本発明の詳細な説明する。

実施例 界面活性剤の種類を種々選択し、次の組成に従って調製
されたクリーナー組成物の洗浄力、拭きムラの有無、帯
電状態について評価した。得られた結果を第１表に一覧
する。

クリーナー組成物１００重Ｑ部の成分相ル゛（単位二重
置部） 界面活性剤　　　　　　　　　　　　　０．５エタノー
ル　　　　　　　　　　　　　　２イソプロパツール　
　　　　　　　　　　１エチレングリコール七ノエチル
エーテル　１エチレングリコールモノブチルエーテル　
１七ノエタノールアミン　　　　　　　　０．２香料　
　　　　　　０．１ 水　　　　　　　　　　　　　　　　バランス評価方法
を以下に示す。

（１）乾燥後の白斑点評価テスト 配合組成物を清浄なガラス平面に滴下し、そのまま風乾
した。乾燥後に残った斑点の目立つ状態の程度から、次
の３段階に評価した。

○：目立たない、 Δ：あまり目立たない、 ×：白く目立つ、 （２）斑点拭き取りテスト テスト１で得たガラス板上の斑点を４つ折りにした１５
Ｘ１５ｃｍの綿布で同一方向に拭き、３０回を限度とし
て完全に拭き取れるまでの拭き取り回数を測定した。

（３）拭ぎムラ残りテスト 組成物０．５ｄを清浄な鏡面に滴下し、これを４つ折り
にした１５Ｘ１５ｃｍの綿布で１回で拭き取る。乾燥後
、鏡面に残る拭きムラを観察し、次の３段階に評価した
。

○：はとんど無し、 Δ：あま、り目立たない、 ×：白く目立つ、 （４）洗浄力テスト オレイン酸と流動パラフィンを高重量混合し、石油エー
テルの１０％溶液を調製した。これを１滴清浄な鏡面に
滴下し、そのまま１２時間風乾した。これを人工汚染鏡
とし、これに組成物を３滴滴下し、３０秒複重これを４
つ折りにした１５×１５ｃｍの綿布で同一方向に３回拭
き取り、残った汚れを観察し、次の３段階に評価した。

○：汚れが落ちた、 Δ：汚れが少し残った、 Ｘ：汚れが落ちない、 （５）表面電気抵抗 組成物を１２Ｘ１２ｃｍの清浄なガラス全面に塗イ「し
、そのまま２５°Ｃ，６０ＲＨ％で２４時間風乾し、そ
の１麦、これを４つ折りにした１５Ｘ１５ｃｍの綿布で
同一方向に５回、ガラスの全面を拭き取った。次いで、
横用ヒューレットパツカード社製抗絶縁抵抗計４３２９
Ａ型を用い、２５℃、６０ＲＨ％で印加電圧５００Ｖ、
３０秒印加し、１分経過後のガラスの表面抵抗値を測定
した。

比較例 従来公知の界面活性剤を配合して調製した組成物の特性
を実施例と同様にして評価した。

得られた結果を第１表に示す。

［発明の効果］ 本発明に係る家庭用クリーナー組−酸物は、優れた洗浄
力を保持し、かつ拭き取り後に残りやすい拭きムラを生
じないばかりか、拭き取り後における静電気の帯電を抑
制し、ホコリや汚れの付着量を低減し得る。

（以下余白）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ベタイン型両性界面活性剤及びアルキルアンモニ
   ウム型カチオン界面活性剤よりなる群から選ばれる１種
   以上の界面活性剤を０．０１〜２重量％含有することを
   特徴とする家庭用クリーナー組成物。
2. （２）ベタイン型両性界面活性剤が、アルキルイミダゾ
   リニウムベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイ
   ン、アルキルアミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイ
   ンであることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   家庭用クリーナー組成物。
3. （３）アルキルアンモニウム型カチオン界面活性剤が、
   アルキルトリメチルアンモニウムであることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の家庭用クリーナー組成物
   。