JPS6330930Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6330930Y2 JPS6330930Y2 JP10189287U JP10189287U JPS6330930Y2 JP S6330930 Y2 JPS6330930 Y2 JP S6330930Y2 JP 10189287 U JP10189287 U JP 10189287U JP 10189287 U JP10189287 U JP 10189287U JP S6330930 Y2 JPS6330930 Y2 JP S6330930Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expansion valve
- rotation speed
- electric expansion
- refrigeration cycle
- variable rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims description 19
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、回転数可変圧縮機を用いた冷凍サ
イクル装置に係り、特に膨張弁および制御装置の
改良に関する。
イクル装置に係り、特に膨張弁および制御装置の
改良に関する。
この考案は上記のような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、回転数可変圧
縮機の能力変化に対し、冷凍サイクルの迅速かつ
適正な安定化を図ると共に回転数可変圧縮機の過
熱防止も可能とすることができる冷凍サイクル装
置を提供することにある。
もので、その目的とするところは、回転数可変圧
縮機の能力変化に対し、冷凍サイクルの迅速かつ
適正な安定化を図ると共に回転数可変圧縮機の過
熱防止も可能とすることができる冷凍サイクル装
置を提供することにある。
〔考案の概要〕
この考案は、電気信号により絞り量が調節でき
る電気式膨張弁を採用するとともに、回転数可変
圧縮機の回転数に略比例するように前記電気式膨
張弁の絞り量を調節する電気信号を出力する制御
装置を設けたものである。
る電気式膨張弁を採用するとともに、回転数可変
圧縮機の回転数に略比例するように前記電気式膨
張弁の絞り量を調節する電気信号を出力する制御
装置を設けたものである。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
第２図において、回転数可変圧縮機１、凝縮器
２、電気式膨張弁１０、蒸発器４がループ状に接
続されて冷凍サイクルが形成されている。上記電
気式膨張弁１０は、たとえば第３図に示すように
ヒータ１１の発熱量に応じてダイヤフラム１２の
駆動量を制御し、このダイヤフラム１２の駆動量
に応じて入力ノズル１３と出力ノズル１４との間
の通路の絞り量を制御するように弁１５を駆動す
るように構成されている。
２、電気式膨張弁１０、蒸発器４がループ状に接
続されて冷凍サイクルが形成されている。上記電
気式膨張弁１０は、たとえば第３図に示すように
ヒータ１１の発熱量に応じてダイヤフラム１２の
駆動量を制御し、このダイヤフラム１２の駆動量
に応じて入力ノズル１３と出力ノズル１４との間
の通路の絞り量を制御するように弁１５を駆動す
るように構成されている。
一方、温度設定部１６は、冷房負荷温度（室
温）の所定値を設定することにより、この設定温
度に応じた電圧出力V1および上記設定温度にお
ける規定の吸込温度、吐出温度に応じた電圧出力
V2，V3，を発生する。それらの電圧出力V1，
V2，V3は各対応して電圧比較器１７，１８，１
９の各一方入力端に導かれる。そして、電圧比較
器１７の他方入力端には、室温検出器から検出室
温に応じた電圧出力が導かれ、電圧比較器１８の
他方入力端には、冷凍サイクルの状態を検出する
検出手段としての吸込温度検出器２０から検出吸
込温度に応じて電圧出力が導かれ、電圧比較器１
９の他方入力端には吐出温度検出器２１から検出
吐出温度に応じた電圧出力が導かれる。前記電圧
比較器１７の比較出力は第１制御器２２に導か
れ、電圧比較器１８，１９の比較出力は第２制御
器２３に導かれる。上記第１制御器２２は回転数
可変圧縮機１の交流電動機の回転数を制御するた
めのものであり、第２制御器２３は電気式膨張弁
１０のヒータ印加電力を制御してその絞り量を制
御するためのものであり、概略的に回転数可変圧
縮機１の回転数に略比例するように電気式膨張弁
１０の開度を設定する第１の手段２３ａと、冷凍
サイクルの状態を検出する検出手段により検出さ
れた冷凍サイクルの状態に応じて適度のスーパー
ヒート量が得られるように電気式膨張弁１０の開
度を微調整する第２の手段２３ｂと、回転数可変
圧縮機の過負荷運転時電気式膨張弁の開度を微調
整する第３の手段２３ｃとより構成されている。
この場合、第２制御器２３には前記電圧比較器１
８，１９からの電圧出力のほか第１制御器２２か
らの制御出力も導かれており、第１制御器２２に
は前記電圧比較器１７からの電圧出力のほか第２
制御器２３からの制御出力も導かれている。
温）の所定値を設定することにより、この設定温
度に応じた電圧出力V1および上記設定温度にお
ける規定の吸込温度、吐出温度に応じた電圧出力
V2，V3，を発生する。それらの電圧出力V1，
V2，V3は各対応して電圧比較器１７，１８，１
９の各一方入力端に導かれる。そして、電圧比較
器１７の他方入力端には、室温検出器から検出室
温に応じた電圧出力が導かれ、電圧比較器１８の
他方入力端には、冷凍サイクルの状態を検出する
検出手段としての吸込温度検出器２０から検出吸
込温度に応じて電圧出力が導かれ、電圧比較器１
９の他方入力端には吐出温度検出器２１から検出
吐出温度に応じた電圧出力が導かれる。前記電圧
比較器１７の比較出力は第１制御器２２に導か
れ、電圧比較器１８，１９の比較出力は第２制御
器２３に導かれる。上記第１制御器２２は回転数
可変圧縮機１の交流電動機の回転数を制御するた
めのものであり、第２制御器２３は電気式膨張弁
１０のヒータ印加電力を制御してその絞り量を制
御するためのものであり、概略的に回転数可変圧
縮機１の回転数に略比例するように電気式膨張弁
１０の開度を設定する第１の手段２３ａと、冷凍
サイクルの状態を検出する検出手段により検出さ
れた冷凍サイクルの状態に応じて適度のスーパー
ヒート量が得られるように電気式膨張弁１０の開
度を微調整する第２の手段２３ｂと、回転数可変
圧縮機の過負荷運転時電気式膨張弁の開度を微調
整する第３の手段２３ｃとより構成されている。
この場合、第２制御器２３には前記電圧比較器１
８，１９からの電圧出力のほか第１制御器２２か
らの制御出力も導かれており、第１制御器２２に
は前記電圧比較器１７からの電圧出力のほか第２
制御器２３からの制御出力も導かれている。
しかして、上記構成の冷凍サイクル装置におい
て、第１制御器２２は電圧比較器１７の比較出力
に応じて回転数可変圧縮機１の回転数を制御し、
このように制御される回転数可変圧縮機１の能力
によつて室温が設定温度に近ずくようになる。第
２制御器２３は、上記第１制御器２２の制御出力
に応じて電気式膨張弁１０の絞り量を設定し、ま
た電圧比較器１８の比較出力（吸込温度に関連す
る冷凍サイクル）に応じて適度のスーパーヒート
量が得られるように電気式膨張弁１０の絞り量を
所定範囲内（第４図参照）で微調整し、さらに電
圧比較器１９の比較出力（吐出温度に関連する）
に応じて電気式膨張弁１０の絞り量を所定範囲内
（第４図参照）で微調整する。この場合、吐出温
度検出器２１の検出温度が温度設定部１６から与
えられる設定温度を越えたとき（回転数可変圧縮
機の過負荷運転時）の電圧比較器１９の比較出力
が発生すると、この比較出力を電圧比較器１８の
比較出力より優先して第２制御器２３が取り入れ
て絞り量の微調整を行なう。また、第２制御器２
３は、電圧比較器１９の比較出力による絞り量の
微調整が前記吐出温度に関連する調整幅を越える
ときは、制御出力を発生して第１制御器２２へ送
り、これにより第１制御器２２は回転数可変圧縮
機１の回転数を下げるように制御する（すなわち
回転数可変圧縮機１の最高回転数を規定する）。
て、第１制御器２２は電圧比較器１７の比較出力
に応じて回転数可変圧縮機１の回転数を制御し、
このように制御される回転数可変圧縮機１の能力
によつて室温が設定温度に近ずくようになる。第
２制御器２３は、上記第１制御器２２の制御出力
に応じて電気式膨張弁１０の絞り量を設定し、ま
た電圧比較器１８の比較出力（吸込温度に関連す
る冷凍サイクル）に応じて適度のスーパーヒート
量が得られるように電気式膨張弁１０の絞り量を
所定範囲内（第４図参照）で微調整し、さらに電
圧比較器１９の比較出力（吐出温度に関連する）
に応じて電気式膨張弁１０の絞り量を所定範囲内
（第４図参照）で微調整する。この場合、吐出温
度検出器２１の検出温度が温度設定部１６から与
えられる設定温度を越えたとき（回転数可変圧縮
機の過負荷運転時）の電圧比較器１９の比較出力
が発生すると、この比較出力を電圧比較器１８の
比較出力より優先して第２制御器２３が取り入れ
て絞り量の微調整を行なう。また、第２制御器２
３は、電圧比較器１９の比較出力による絞り量の
微調整が前記吐出温度に関連する調整幅を越える
ときは、制御出力を発生して第１制御器２２へ送
り、これにより第１制御器２２は回転数可変圧縮
機１の回転数を下げるように制御する（すなわち
回転数可変圧縮機１の最高回転数を規定する）。
このように、応答性にすぐれた電気式膨張弁１
０を使用してその絞り量を回転数可変圧縮機１の
回転数に略比例して設定するようにしたので、冷
房負荷の変動に応じた回転数可変圧縮機１の能力
変化に対し、冷凍サイクルの迅速かつ適正な安定
化が可能となる。よつて、回転数可変圧縮機１の
過熱防止も可能となる。
０を使用してその絞り量を回転数可変圧縮機１の
回転数に略比例して設定するようにしたので、冷
房負荷の変動に応じた回転数可変圧縮機１の能力
変化に対し、冷凍サイクルの迅速かつ適正な安定
化が可能となる。よつて、回転数可変圧縮機１の
過熱防止も可能となる。
特に、回転数可変圧縮機１の回転数は冷房負荷
の変動に伴つて広範囲にわたつて変化するもので
あり、その大幅な能力変化に対しては絞り量を広
範囲に且つ連続的に調節できる電気式膨張弁１０
を採用し、しかもその電気式膨張弁１０の絞り量
を回転数可変圧縮機１の回転数に略比例するよう
に調節する制御装置を設けることは非常に効果的
なことである。
の変動に伴つて広範囲にわたつて変化するもので
あり、その大幅な能力変化に対しては絞り量を広
範囲に且つ連続的に調節できる電気式膨張弁１０
を採用し、しかもその電気式膨張弁１０の絞り量
を回転数可変圧縮機１の回転数に略比例するよう
に調節する制御装置を設けることは非常に効果的
なことである。
以上述べたようにこの考案によれば、電気信号
により絞り量が調節できる電気式膨張弁を採用す
るとともに、冷凍サイクルの状態を検出する検出
手段と、回転数可変圧縮機の回転数に略比例する
ように電気式膨張弁の開度を設定する第１の手段
と前記検出手段により検出された冷凍サイクルの
状態に応じて適度のスーパーヒート量が得られる
ように電気式膨張弁の開度を微調整する第２の手
段と回転数可変圧縮機の過負荷運転時電気式膨張
弁の開度を微調整する第３の手段により電気式膨
張弁の絞り量を調節する電気信号を出力する制御
装置を構成したので、回転数可変圧縮機の能力変
化に対し、冷凍サイクルの迅速かつ適正な安定化
を図ると共に回転数可変圧縮機の過熱防止も可能
とすることができる冷凍サイクル装置を提供でき
る。
により絞り量が調節できる電気式膨張弁を採用す
るとともに、冷凍サイクルの状態を検出する検出
手段と、回転数可変圧縮機の回転数に略比例する
ように電気式膨張弁の開度を設定する第１の手段
と前記検出手段により検出された冷凍サイクルの
状態に応じて適度のスーパーヒート量が得られる
ように電気式膨張弁の開度を微調整する第２の手
段と回転数可変圧縮機の過負荷運転時電気式膨張
弁の開度を微調整する第３の手段により電気式膨
張弁の絞り量を調節する電気信号を出力する制御
装置を構成したので、回転数可変圧縮機の能力変
化に対し、冷凍サイクルの迅速かつ適正な安定化
を図ると共に回転数可変圧縮機の過熱防止も可能
とすることができる冷凍サイクル装置を提供でき
る。
第１図は従来の冷凍サイクル装置を示す図、第
２図はこの考案の一実施例を示す図、第３図は同
実施例における電気式膨張弁の具体例を示す縦断
面図、第４図は同実施例の動作を説明するための
図である。 １……回転数可変圧縮機、２……凝縮器、４…
…蒸発器、１０……電気式膨張弁、２３ａ……第
１の手段、２３ｂ……第２の手段、２３ｃ……第
３の手段。
２図はこの考案の一実施例を示す図、第３図は同
実施例における電気式膨張弁の具体例を示す縦断
面図、第４図は同実施例の動作を説明するための
図である。 １……回転数可変圧縮機、２……凝縮器、４…
…蒸発器、１０……電気式膨張弁、２３ａ……第
１の手段、２３ｂ……第２の手段、２３ｃ……第
３の手段。
Claims (1)
- 回転数可変圧縮機、凝縮器、電気信号によつて
絞り量が調節できる電気式膨張弁、蒸発器を順次
接続してなる冷凍サイクルと、この冷凍サイクル
の状態を検出する検出手段と、前記回転数可変圧
縮機の回転数に略比例するように前記電気式膨張
弁の開度を設定する第１の手段と、前記検出手段
により検出された冷凍サイクルの状態に応じて適
度のスーパーヒート量が得られるように前記電気
式膨張弁の開度を微調整する第２の手段と、前記
回転数可変圧縮機の過負荷運転時前記電気式膨張
弁の開度を微調整する第３の手段により前記電気
式膨張弁の絞り量を調節する電気信号を出力する
制御装置を構成したことを特徴とする冷凍サイク
ル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10189287U JPS6330930Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10189287U JPS6330930Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6372458U JPS6372458U (ja) | 1988-05-14 |
| JPS6330930Y2 true JPS6330930Y2 (ja) | 1988-08-18 |
Family
ID=30973039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10189287U Expired JPS6330930Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6330930Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0714772Y2 (ja) * | 1988-02-16 | 1995-04-10 | 三菱重工業株式会社 | 冷凍サイクル |
| EP3604970B1 (en) * | 2017-03-29 | 2022-08-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Air-conditioning device, railway vehicle air-conditioning device, and method for controlling air-conditioning device |
-
1987
- 1987-07-03 JP JP10189287U patent/JPS6330930Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6372458U (ja) | 1988-05-14 |
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