JPS6330901Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6330901Y2 JPS6330901Y2 JP3731380U JP3731380U JPS6330901Y2 JP S6330901 Y2 JPS6330901 Y2 JP S6330901Y2 JP 3731380 U JP3731380 U JP 3731380U JP 3731380 U JP3731380 U JP 3731380U JP S6330901 Y2 JPS6330901 Y2 JP S6330901Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage box
- lead wire
- temperature
- temperature sensing
- floor heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 26
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 19
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 14
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Landscapes
- Central Heating Systems (AREA)
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、床暖房の感温部、特に間接埋込型の
感温部の改良に関するものである。
感温部の改良に関するものである。
従来の間接埋込型感温部は、感温素子が収納さ
れほぼ水平方向に突出する感温素子収納部を有し
床材に埋設される収納箱とこの収納箱を貫通して
取付けられたリード線が貫通するリード線管とか
ら成つており、感温素子収納部は床材に埋設され
た電熱ヒータ付近に位置しリード線管と感温素子
との間のリード線部分が収納箱内に配置されてい
る。収納箱はその上面に蓋板を有し、この蓋板が
床材の上面に一致するようにしている。しかし、
この構造では収納箱の蓋板が床に露出しているの
でいたずらによつて収納箱から感温素子が取出さ
れることがあり、またリード線管に対し感温素子
収納部の突出方向が一定しているのでリード線管
が床材内に固定された後に感温素子収納部の向き
を変えることができなかつた。更に、電熱線の埋
設深さに応じて感温素子収納部がその深さを変え
ることができるように蓋板の水平位置を調節する
調節リングを有するので構造が複雑で高価であつ
た。
れほぼ水平方向に突出する感温素子収納部を有し
床材に埋設される収納箱とこの収納箱を貫通して
取付けられたリード線が貫通するリード線管とか
ら成つており、感温素子収納部は床材に埋設され
た電熱ヒータ付近に位置しリード線管と感温素子
との間のリード線部分が収納箱内に配置されてい
る。収納箱はその上面に蓋板を有し、この蓋板が
床材の上面に一致するようにしている。しかし、
この構造では収納箱の蓋板が床に露出しているの
でいたずらによつて収納箱から感温素子が取出さ
れることがあり、またリード線管に対し感温素子
収納部の突出方向が一定しているのでリード線管
が床材内に固定された後に感温素子収納部の向き
を変えることができなかつた。更に、電熱線の埋
設深さに応じて感温素子収納部がその深さを変え
ることができるように蓋板の水平位置を調節する
調節リングを有するので構造が複雑で高価であつ
た。
本考案の目的は、収納箱が床材の表面に露出す
ることがなくいたずらを防止することができ、ま
たリード線管を固定した後でも感温素子収納部の
向きを自由に変えることができ、更に構造が簡単
で経済的である床暖房装置の感温部を提供するこ
とにある。
ることがなくいたずらを防止することができ、ま
たリード線管を固定した後でも感温素子収納部の
向きを自由に変えることができ、更に構造が簡単
で経済的である床暖房装置の感温部を提供するこ
とにある。
本考案の実施例を図面を参照して詳細にのべる
と、第1図乃至第3図は本考案の床暖房装置の感
温部10を示す。床暖房装置12は、コンクリー
トスラブ14、断熱材16、保護モルタル18及
び床仕上材20を含む床材22と保護モルタル1
8内に所定のパターンで埋設された電熱線24と
から成つている。
と、第1図乃至第3図は本考案の床暖房装置の感
温部10を示す。床暖房装置12は、コンクリー
トスラブ14、断熱材16、保護モルタル18及
び床仕上材20を含む床材22と保護モルタル1
8内に所定のパターンで埋設された電熱線24と
から成つている。
感温部10は、第3図に拡大して示すように、
感温素子26が収納されほぼ水平方向に突出する
感温素子収納部28を有し床材22に埋設される
円筒形収納箱30から成つている。
感温素子26が収納されほぼ水平方向に突出する
感温素子収納部28を有し床材22に埋設される
円筒形収納箱30から成つている。
円筒形収納箱30の下端は受栓32で閉じら
れ、この受栓は、第5図に示すように、中央にね
じ孔32aを有する。この受栓は、収納箱30の
下端に圧入して固定されている。尚、第5図にお
いて符号32bは収納箱32の下端の縦溝30a
に係入する回止め突片である。床材22に埋設さ
れリード線34が貫通するリード線管36の上端
は受栓32のねじ孔32aにねじ込まれて受栓3
2を貫通しリード線34は感温素子26に接続さ
れている。収納箱30はリード線管36と感温素
子26との間のリード線部分をたるませて収納し
ている。リード線管36のこの上端は収納箱30
の下端と受栓32とに径方向にねじ込まれた締付
ボルト38によつて受栓32に対し固定されてい
る。第5図Aに示される符号32cはこの締付ボ
ルト38がねじ込まれるねじ孔である。
れ、この受栓は、第5図に示すように、中央にね
じ孔32aを有する。この受栓は、収納箱30の
下端に圧入して固定されている。尚、第5図にお
いて符号32bは収納箱32の下端の縦溝30a
に係入する回止め突片である。床材22に埋設さ
れリード線34が貫通するリード線管36の上端
は受栓32のねじ孔32aにねじ込まれて受栓3
2を貫通しリード線34は感温素子26に接続さ
れている。収納箱30はリード線管36と感温素
子26との間のリード線部分をたるませて収納し
ている。リード線管36のこの上端は収納箱30
の下端と受栓32とに径方向にねじ込まれた締付
ボルト38によつて受栓32に対し固定されてい
る。第5図Aに示される符号32cはこの締付ボ
ルト38がねじ込まれるねじ孔である。
円筒形収納箱30の上端はこの収納箱に着脱自
在に嵌入される盲栓40で閉じられる。この盲栓
は、第6図に示すように、リード線34を収納す
る空間を下半部に残すように収納箱30のほぼ上
半部に嵌入される長さを有する。受栓32と同様
に盲栓40も収納箱30の縦溝30bに係入する
回止め突片40aを有する。尚、第6図において
符号40bは盲栓40を収納箱30から抜くため
の栓抜き孔を示す。
在に嵌入される盲栓40で閉じられる。この盲栓
は、第6図に示すように、リード線34を収納す
る空間を下半部に残すように収納箱30のほぼ上
半部に嵌入される長さを有する。受栓32と同様
に盲栓40も収納箱30の縦溝30bに係入する
回止め突片40aを有する。尚、第6図において
符号40bは盲栓40を収納箱30から抜くため
の栓抜き孔を示す。
収納箱30と盲栓40とは、後にのべるよう
に、床材22の床仕上材20の直下で切断される
部分を上端に有する。
に、床材22の床仕上材20の直下で切断される
部分を上端に有する。
次に本考案の感温部10の組立工程を第7図を
参照してのべる。先づ第7図Aに示すように、リ
ード線34をリード線管36内に配管し、このリ
ード線管36を埋めるようにコンクリートスラブ
14を打設し、その上に断熱材16、保護モルタ
ル下層18Aを設けて電熱ヒータ24を布設す
る。次いで、円筒形収納箱30を取付け、この収
納箱を埋めるように保護モルタル上層18Bを設
ける(第7図B)。その後、鋼鉄線フツクを栓抜
き孔40bに差し込んで盲栓40を収納箱30か
ら抜き、リー線34を収納箱30の上端から突出
しその先端にサーミスタの如き感温素子26を接
続し、感温素子26を感温素子収納部28に挿入
し余分のリード線部分を収納箱30にたるませて
収納する。しかる後、盲栓40を収納箱30に装
着する。感温素子収納部28の向きがずれている
場合には締付ボルト38を緩めて収納箱30をリ
ード線管36の上端を中心にして回して感温素子
収納部28を所定の向きにする。次に、第7図C
に示すように、保護モルタル18の上面に合せ
て、即ち床仕上材20の直下で収納箱30と盲栓
40との上部を切断し、最後にこの収納箱30を
覆うように床仕上材20を取付ける(第7図D)。
参照してのべる。先づ第7図Aに示すように、リ
ード線34をリード線管36内に配管し、このリ
ード線管36を埋めるようにコンクリートスラブ
14を打設し、その上に断熱材16、保護モルタ
ル下層18Aを設けて電熱ヒータ24を布設す
る。次いで、円筒形収納箱30を取付け、この収
納箱を埋めるように保護モルタル上層18Bを設
ける(第7図B)。その後、鋼鉄線フツクを栓抜
き孔40bに差し込んで盲栓40を収納箱30か
ら抜き、リー線34を収納箱30の上端から突出
しその先端にサーミスタの如き感温素子26を接
続し、感温素子26を感温素子収納部28に挿入
し余分のリード線部分を収納箱30にたるませて
収納する。しかる後、盲栓40を収納箱30に装
着する。感温素子収納部28の向きがずれている
場合には締付ボルト38を緩めて収納箱30をリ
ード線管36の上端を中心にして回して感温素子
収納部28を所定の向きにする。次に、第7図C
に示すように、保護モルタル18の上面に合せ
て、即ち床仕上材20の直下で収納箱30と盲栓
40との上部を切断し、最後にこの収納箱30を
覆うように床仕上材20を取付ける(第7図D)。
尚、収納箱30、受栓32及び盲栓40は硬質
プラスチツク、金属から作ることができるが、感
温素子収納部28は熱伝導性のよい金属であるの
が好ましい。収納箱30及び感温素子収納部28
が金属である場合には耐蝕性を付与するため塩化
ビニール被覆を有するのが好ましい。
プラスチツク、金属から作ることができるが、感
温素子収納部28は熱伝導性のよい金属であるの
が好ましい。収納箱30及び感温素子収納部28
が金属である場合には耐蝕性を付与するため塩化
ビニール被覆を有するのが好ましい。
本考案によれば、上記のように、感温部は床仕
上材に露出しないのでいたずらされることがな
く、またリード線管が床材に配管された後でも感
温素子収納部の向きを自由に変えることができ、
更に収納箱の高さは床材の深さに合せて切断する
のみで調節することができるので従来のように構
造の複雑な調整リングを必要としないから経済的
であり、リード線と感温素子との結線は床暖房装
置の組立とは無関係に行うことができるので工事
が容易となる。
上材に露出しないのでいたずらされることがな
く、またリード線管が床材に配管された後でも感
温素子収納部の向きを自由に変えることができ、
更に収納箱の高さは床材の深さに合せて切断する
のみで調節することができるので従来のように構
造の複雑な調整リングを必要としないから経済的
であり、リード線と感温素子との結線は床暖房装
置の組立とは無関係に行うことができるので工事
が容易となる。
第1図乃至第3図は本考案の床暖房装置の感温
部の側面図、正面図及び拡大側面図、第4図A,
Bは円筒形収納箱の上面図及び側面図、第5図
A,Bは受栓の上面図及び側面図、第6図A,B
は盲栓の上面図及び側面図、第7図A乃至Dは本
考案の感温部の組立順序を示す図である。 10……感温部、12……床暖房装置、20…
…床仕上材、22……床材、24……電熱ヒー
タ、26……感温素子、28……感温素子収納
部、30……円筒形収納箱、30b……縦溝、3
2……受栓、32a……ねじ孔、34……リード
線、36……リード線管、38……締付ボルト、
40……盲栓、40a……回止め突片。
部の側面図、正面図及び拡大側面図、第4図A,
Bは円筒形収納箱の上面図及び側面図、第5図
A,Bは受栓の上面図及び側面図、第6図A,B
は盲栓の上面図及び側面図、第7図A乃至Dは本
考案の感温部の組立順序を示す図である。 10……感温部、12……床暖房装置、20…
…床仕上材、22……床材、24……電熱ヒー
タ、26……感温素子、28……感温素子収納
部、30……円筒形収納箱、30b……縦溝、3
2……受栓、32a……ねじ孔、34……リード
線、36……リード線管、38……締付ボルト、
40……盲栓、40a……回止め突片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 感温素子が収納されほぼ水平方向に突出する
感温素子収納部を有し床材に埋設される収納箱
と前記床材に埋設され前記収納箱を貫通して取
付けられたリード線が貫通するリード線管とか
ら成り、前記感温素子収納部は前記床材に埋設
された電熱ヒータ付近に位置し前記リード線管
と前記感温素子との間のリード線部分が前記収
納箱内に配置されている床暖房装置の感温部に
おいて、前記収納箱は円筒形であり、前記収納
箱の下端は前記リード線管の上端を回転自在に
支持する受栓で閉じられ、前記収納箱の上端に
着脱自在に嵌入される盲栓で閉じられており、
前記収納箱と前記盲栓とは前記床材の表面の直
下で切断される部分を有することを特徴とする
床暖房装置の感温部。 (2) 前記リード線管の上端は前記収納箱と受栓と
に径方向にねじ込まれる締付ボルトによつて前
記受栓に固定される実用新案登録請求の範囲第
1項に記載の床暖房装置の感温部。 (3) 前記リード線管の上端は前記受栓にねじ込ま
れている実用新案登録請求の範囲第1項又は第
2項に記載の床暖房装置の感温部。 (4) 前記盲栓は前記収納箱の縦溝に係入する回止
め突片を有する実用新案登録請求の範囲第1項
乃至第3項のいずれかに記載の床暖房装置の感
温部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3731380U JPS6330901Y2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3731380U JPS6330901Y2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56140021U JPS56140021U (ja) | 1981-10-22 |
| JPS6330901Y2 true JPS6330901Y2 (ja) | 1988-08-18 |
Family
ID=29632880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3731380U Expired JPS6330901Y2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6330901Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-24 JP JP3731380U patent/JPS6330901Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56140021U (ja) | 1981-10-22 |
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