JPS63307698A

JPS63307698A - Ｘ線診断装置

Info

Publication number: JPS63307698A
Application number: JP62141418A
Authority: JP
Inventors: Shoichi Ito; 正一伊藤; Hiroshi Yasuhara; 安原　弘
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-06-08
Filing date: 1987-06-08
Publication date: 1988-12-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、Ｘ線テレビカメラによって撮影した被検体像
をディスプレイに表示して診断に供するＸ線診断装置に
関する。

（従来の技術）Ｘ線診断装置は一般に第４図に示すように構成されてい
る。１で示すのはＸＳｓ高電圧発生装置２で発生した高
電圧が印加されるとＸ線を被検体３へ曝射するＸ線管で
ある。４で示すのはＸＳ？！１で曝射され被検体３を透
過したＸ線による像を受け、この像を光学像に変換する
イメージインテンシファイア（Ｉ−Ｉ）であり、このｌ
−Ｉ４から出力された光学像は５で示す光学系及び絞り
を経由して６で示すカメラヘッドの撮像管内に投影され
、そして、カメラコントロールユニット７において映像
信号に変換され、この映像信号は８で示すビデオプロセ
ッサに入力される。このビデオプロセッサ８においては
カメラコントロールユニット７からの映像信号を入力切
換器９を経由させ、切換スイッチＳの切換により必要に
応じて更にログ変換器（ＩｏｑＡｍｐ）　１０を経由さ
せて１１で示すＡ／Ｄコンバータにおいてディジタル信
号に変換する。そして、このディジタル信号に変換され
た映像信号を１２で示す演算ユニットにおいて適宜演算
処理したうえで１３で示すフレームメモリ１に記憶する
。このフレームメモリ１（１３）に記憶するのは造影剤
注入前における被検体３のＸ線像を映像信号に変換した
ものである。１４で示すのはフレームメモリ１　（１３
）と同じ構造を有するフレームメモリ２で、このフレー
ムメモリ２（１４）は造影剤注入後における被検体３の
Ｘ線像を変換した映像信号を記憶するのに用いられ、そ
の記憶に至るプロセスはフレームメモリ１に映像信号が
記憶されるに至るプロセスと全く同じである。この２つ
のフレームメモリ１　（１３）　、　２　（１４）に記
憶された２つの被検体像の映像信号を演算ユニット１２
においてサブトラクション処理してサブトラクション映
像信号を得る。そして、このサブトラクション映像信号
を画像強調回路１５を経由させたうえで１６に示したＤ
／Ａコンバータによりアナログ変換して、ビデオプロセ
ッサ８外部の１７で示すモニタ１へ送出してモニタ表示
し、又、１８で示すビデオディスクレコーダへ送出して
ビデオディスクに記憶するようにされている。尚、ビデ
オプロセッサ８内にはサブトラクションされないフレー
ムメモリ１（１３）あるいはフレームメモリ２（１４）
に記憶された被検体像の映像信号をアナログ信号に変換
するＤ／Ａコンバータ１９があり、このＤ／Ａコンバー
タ１９から出力された映像信号を２０で示すモニタ２に
入力して映像化できるようにされている。又、Ｄ／Ａコ
ンバータ１６あるいは１９から出力されたアナログの映
像信号を２１で示すマルチフォーマットカメラに伝送し
てフィルムに記録することができるようにもされている
。尚、ビデオディスクレコーダ１８の出力信号を任意の
時にビデオプロセッサ８の入力切換器９へ送出し、ビデ
オプロセッサ８を通してモニタ１　（１７）に印加して
映像化できるようにされている。尚、２２で示すのはＸ
線インターフェイス、２３に示すのはビデオプロセッサ
８のシステムコントローラ及び操作パネルである。

（発明が解決しようとする問題点）ところで従来のＸ線診断装置では、用いられているＸ線
テレビカメラのスキャンモードが例えば５２５本／３０
Ｈｚ　（インタレース）の一種類しかないので、水平５
１２ビクセルＸ垂直５１２ピクセルの画像しか取込むこ
とができず、診断部位に応じて高解像度の画像を得るの
が困雌であった。特にこの要望を満足させるためには、
高走査線用のＸ線テレビカメラと超高速のＡ／Ｄコンバ
ータが必要となるので、装置のコストアップが避けられ
ない。

本発明は以上のような問題に対処して成されたもので、
装置のコストアップをもたらすことなく高解像度の画像
が得られるＸ線診断装置を提供することを目的とするも
のである。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）上記目的と達成するために本発明は、Ｘ線テレビカメラ
が複数種のスキャンモードを有していることを特徴とす
るものである。

（作　用）複数種のスキャンモードをＸ線テレビカメラに持たせる
ようにしたので、必要に応じて任意のスキャンモードを
選択することができる。従って診断部位に応じて高解像
度の画像を容易に得ることができる。

（実施例）第１図は本発明実施例のＸＩ！診断装置を示すブロック
図で、１はＸ線管、２はＸ線高電圧発生装置、３は被検
体、４はイメージインテンシファイア（Ｉ・■）、５は
工学系及び絞り、６はカメラヘッド、７はカメラコント
ロールユニット、８はビデオプロセッサ、９は入力切換
器、１１はＡ／Ｄコンバータ、１２は演算ユニット、１
３はフレームメモリ１．１４はフレームメモリ２，１５
は画像強調回路（ＥＮＨ）、１６，１９はＤ／Ａコンバ
ータ、１７はモニタ１，２０はモニタ２゜２１は母ルチ
フォーマットカメラ、２２はＸ線インターフェイス、２
３はシステムコントローラ及び操作パネルで、以上は従
来の構成と同一である。

本実施例装置においては前記カメラヘッド６及び７を主
要部として構成されるＸ線テレビカメラ（以下単にＴＶ
カメラと称する）は、外部同期（例えばビデオプロセッ
サ８からの信号によって）が可能で予め複数種のスキャ
ンモードが設定されている。例えば（１）　５２５本／
３０Ｈｚ　　（インタレース）。

（２）　５２５本／６０Ｈ７（ノンインタレース）　、
　（３）１０５０本／３０Ｈ２（ノンインタレース）の
３種類のスキャンモードを持たせることができる。

第２図（１１，（２）、　（３）Ｇｔ　Ｔ　Ｖカメラの
各スキャンモードと、ＴＶカメラの映像出力のタイミン
グ関係を示すものである。

第２図（１）の場合は、標準のカメラ仕様と同一となっ
ており、１Ｈ（水平走査期間）が６３．５μｓ。

１Ｖ（垂直走査期間）が１６．６ｍｓ　（６０Ｈ２）　
テある。

第２図（２）の場合は、１日は（１）の場合と同じく８
３．５μＳであるが、１ｖは３３．３ｍｓ　（３０Ｈｚ
　＞と（１）の１／２倍の速度となっている。

第３図は特に本発明において高解像度を得るために必要
なものであり、１日は１２７μｓと（１）の１７２倍と
なり、１ｖも１３３１３と（１）の１／４倍となってお
り、標準モードに対して１／８の速度のスロースキャン
を行わせることができる。

２５はディスプレイメモリ１で演算ユニット１２で演算
処理され画像強調回路１５から出力された映像信号のう
ち５２５本系の信号をメモリするためのものである。

同様に２６のディスプレイメモリ２は、１０５１本系の
信号をメモリするためのものである。各ディスプレイメ
モリ１．２にメモリされた映像信号は、２７のキャラク
タグラフィック発生器で発生されたキャラクタ、グラフ
ィック等の信号と共に、オーバレイ回路１（２Ｂ＞、オ
ーバレイ回路２（２９）で各々オーバレイされて各対応
するＤ／Ａコンバータ１６，１９へ送られる。Ｄ／Ａコ
ンバータ１６でアナログ変換された出力（５２５本系）
は一般のモニタ１（１７）に表示され、必要に応じてＶ
ＴＲ２４に記録できるようになっている。一方、Ｄ／Ａ
コンバータ１９でアナログ変換された出力（１０５１本
系）は高Ｍ像度用のモニタ２（２０）に表示され、また
マルチフォーマットカメラ２１に伝送してフィルムに記
録できるようになっている。

第３図（１）、　（２）、　（３）はマルチフォーマッ
トカメラ２１の動作を説明するためのタイミングチャー
トで、第３図（１）のように１日が３１．８μｓと（２
）の５２５本用の２倍の速度を有した高解像度用の映像
信号が表示される。

１■は１６．６６　ｍｓであるが、出力モードとしてイ
ンクレース（１０５１本／３０Ｈｚ＞　、ノンインタレ
ース（５２５本／　６０Ｈｚ　＞の２種が可能であり、
その出力系に接続されるマルチフォーマットカメラ２１
は両モードで動作可能となっている。

１０５１本インタレースモードの場合、第３図（３）の
ように、０００　　＜奇数）フィールドと、ｅｖｅｎ　
（偶数）フィールドでは切込パルスの数が異なるため、
これを検出することによってインタレースモードを検出
することができる。この場合、マルチフォーマットカメ
ラのラインスムージング動作をオフさせ、フィルムに１
０５１本の走査線で焼付け、５２５本ノンインタレース
モード信号（切込パルス数周−）ならば、マルチフォー
マットカメラのラインスムージング機能を動作させて１
ｏｓｏ本で焼付け、両モード共同画′Ｒ（同一濃度）の
写真をとることができる。５２５本／３０Ｈ２（インタ
レース）は標準タイミングのため省略した。

次に本実施例の作用を説明する。

Ｘ線診断を行うため、システムコントローラ及び操作パ
ネル２３を操作すると、Ｘ線高電圧発生装置２は高電圧
を発生し、Ｘ線管１は被検体３へＸ線を曝射する。被検
体３を透過したＸ線による像は１．Ｉ　（４）で光学像
に変換された後、カメラヘッド６を主要部とするＴＶカ
メラによって映像信号に変換される。ＴＶカメラは予め
複数種のスキャンモードが設定され、このうち任意のモ
ードが選択されている。例えば高解像度の画像を得る場
合には前記したように１０５１本／３０Ｈｚ　（ノンイ
ンタレース）のモードが選ばれる。

ビデオプロセッサ８に入力された映像信号は、Ａ／Ｄコ
ンバータ１１でディジタル変換された後フレームメモリ
１　（１３）　　（造影剤注入後のもの）又はフレーム
メモリ２（１４）（造影剤注入後のもの）にメモリされ
る。演算ユニット１２でサブトラクトされ、又はサブト
ラクトされない晩会信号は画像強調回路１５を介して出
力され、ディスプレイメモリ１（２５）又はディスプレ
イメモリ２（２６）にメモリされる。

このうち１０５１本系のディスプレイメモリ２（２Ｂ＞
にメモリされた晩会信号は、オーバレイ回路２９を介し
て出力されＤ／Ａコンバータ１９によってアナログ変換
された後、高解像度のモニタ２（２０）に表示される。

同時にマルチフォーマットカメラ２１によってフィルム
に記録される。　。

従って本実施例によれば特に診断部位として高解像度の
画像を得たい場合には、前以ってＴＶカメラのスキャン
モードを１０５１本系を選択しこれに対応した高解像度
のモニタに表示させるようにすれば、装置のコストアッ
プを伴うことなく高解像度の画像を容易に得ることがで
きる。

各モードで収集した映像信号は、５１２Ｘ　５１２ピク
セルを５２５本／３０Ｈｚ　（インタレース）でかつ、
１０２４ｘ　１０２４ピクセルを１０５１本／３０Ｈｚ
　（インタレース）で各出カンモニタに同時に表示させ
ることができるので、高走査表示により診断がより容易
となる。さらに収集時５１２Ｘ　５１２ピクセルの像で
も補間を行うことにより、１０２４ｘ　１０２４ピクセ
ルの画像として表示できるので、一般透視時の像でも１
０２４Ｘ　１０２４ピクセルで高走査モニタで見ること
が可能である。ざらにまたマルチフォーマットカメラは
１０５１本／３０Ｈｚ、　　５２５本／　６０Ｈｚに関
係なく同−Ｉ！度でフィルムに撮影できるので、より診
断能を向上させることができる。

［発明の効果］以上述べたように本発明によれば、Ｘ線テレビカメラに
複数種のスキャンモードを持たせたので、装置のコスト
アップを伴うことなく高解像度の画像を容易に得ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例のＸ線診断装置を示すブロック図
、第２図（１）、　（２）、　（３）は本実施例装置の
スキャンモードを説明するタイミングチャート、第３図
（１）、　（２）、　＜３）は本実施例装置のマルチフ
ォーマットカメラの動作を示すタイミングチャート、第
４図は従来例を示すブロック図である。１・・・Ｘ線管、６・・・カメラヘッド、８・・・ビデ
オプロセッサ、１１・・・Ａ／Ｄコンバータ、１２・・・演算ユニット
、１３．１４・・・フレームメモリ、１５・・・画像強調回路、１６．１９・−Ｄ　／　Ａコンバータ、２０・・・高解
像度のモニタ、２１・・・マルチフォーマットカメラ、２５．２６・・
・ディスプレイメモリ、２８．２９・・・オーバレイ回
路。代理人　弁理士　則　　近　　憲　　他面　　　　　近
　　藤　　　　　　猛（１）り２５本インタし−ス第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）Ｘ線像に基いた光学像を映像信号に変換するＸ線
テレビカメラを備え、このＸ線テレビカメラの出力を画
像処理手段を介してディスプレイに表示するＸ線診断装
置において、前記Ｘ線テレビカメラが複数種のスキャン
モードを有すると共に、前記画像処理手段が各スキャン
モードに対応した複数の出力系を有したことを特徴とす
るＸ線診断装置。
（２）異なるスキャンモードに基いた映像信号を自動判
別することによりいずれの映像信号も同一濃度でフィル
ム上に記録するマルチフォーマットカメラを備えた特許
請求の範囲第１項記載のＸ線診断装置。