JP2653937B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2653937B2
JP2653937B2 JP3120790A JP12079091A JP2653937B2 JP 2653937 B2 JP2653937 B2 JP 2653937B2 JP 3120790 A JP3120790 A JP 3120790A JP 12079091 A JP12079091 A JP 12079091A JP 2653937 B2 JP2653937 B2 JP 2653937B2
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video
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frame memory
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video frame
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邦夫 背戸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NTSC方式のような
画面をインタレース走査する方式の画像情報を処理する
画像処理装置に関するものであり、特に1つのビデオフ
レームメモリを用いて1つあるいは2つの入力画像情報
を記憶できる画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の画像処理装置の構成を示
す。図において、1はビデオ信号Vを出力するビデオカ
メラやビデオデッキなどのNTSC方式の映像機器、2
はアナログ信号形式のビデオ信号Vをディジタルデータ
形式に変換するA/Dコンバータ、3は1フレーム分の
画像情報を記憶するビデオフレームメモリ、4はCRT
表示装置である。
【0003】この構成において映像機器1から出力され
たビデオ信号Vは、A/Dコンバータ2でディジタルデ
ータ形式に変換されてからビデオフレームメモリ3に格
納され、必要な処理が行われる。NTSC方式の場合、
インタレース方式による1フレーム2フィールド構成が
とられているため、ビデオフレームメモリ3には、1フ
レーム内の奇数フィールドと偶数フィールドの2つのフ
ィールドの画像データが格納され、フレームごとに更新
される。
【0004】図9はビデオフレームメモリ内の画像デー
タとCRT表示との対応を示す。図8において、3はビ
デオフレームメモリ、4はCRT表示装置、5はインタ
レース方式の画面、5′はノンインタレース方式の場合
の画面を示す。ビデオフレームメモリ3の連続アドレス
領域には、1,3,5,…の各奇数番目のラインからな
る奇数フィールドと、2,4,6,…の各偶数番目のラ
インからなる偶数フィールドの各データが順に配列され
ている。
【0005】インタレース方式のCRT表示では、画面
5のように、奇数番目のラインのみをラスタ走査する奇
数フィールドと偶数番目のラインのみをラスタ走査する
偶数フィールドとを交互に切り替えて表示するため、ビ
デオフレームメモリ3を奇数フィールドから偶数フィー
ルドへラインデータをアドレス順に読み出し、またノン
インタレース方式のCRT表示では、画面5′のよう
に、ラインを飛び越さずに順番にラスタ走査するため、
ビデオフレームメモリ3の奇数フィールドと偶数フィー
ルドのラインデータをそれぞれ上から交互に読み出すよ
うにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像処理装置で
は、画像情報入力源の映像機器とビデオフレームメモ
リ、CRT表示装置がそれぞれ対応づけて設けられてい
る。そのため入力源となる映像機器の数を増やしたい場
合、高価なビデオフレームメモリも増やさなければなら
ず、製品コストに影響するという問題があった。
【0007】本発明は、安価な方法で同時に入力可能な
画像情報数を増やすことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、インタレース
方式でCRT表示を行うビデオフレームメモリでは奇数
フィールドと偶数フィールドのアドレス領域をもつこと
に着目して、2つの同時入力される画像情報をそれぞれ
異なるフィールドのアドレス領域に格納し、あたかも2
つのビデオフレームメモリが存在しているかのように見
せるものである。ただし格納される画像情報の解像度は
本来のものの2分の1となる。
【0009】図1は本発明の原理的構成図である。図1
において、1は、画像情報入力源の映像機器である。
1′は、他の画像情報入力源の映像機器である。
【0010】3は、奇数フィールドと偶数フィールドか
らなる1フレーム分の画像情報を記憶するビデオフレー
ムメモリである。3aは奇数フィールド用アドレス領
域、3bは偶数フィールド用アドレス領域である。
【0011】4は、CRT表示装置である。6は、ビデ
オフレームメモリ3への画像情報の書き込み、読み出し
アクセスを制御するメモリ制御部であり、単一の画像情
報を入力するときの第1の入力モードを指示する入力モ
ード指示情報であり、は第1の入力モード、は第2
の入力モードを表す。
【0012】第1の入力モードが指示されていると
き、メモリ制御部6は映像機器1からの入力画像情報に
ついてのみビデオフレームメモリ3への格納を行い、そ
の各フレームごとに、奇数フィールドデータを奇数フィ
ールド用アドレス領域3aに書き込み、偶数フィールド
データを偶数フィールド用アドレス領域3bに書き込
む。
【0013】他方、第2の入力モードが指示されてい
る場合には、2つの映像機器1,1′からの入力画像情
報をそれぞれビデオフレームメモリ3の奇数フィールド
用アドレス領域3aと偶数フィールド用アドレス領域3
bとに分けて書き込む。この場合、各映像機器1,1′
から出力される各フレームの画像情報のうち、奇数ある
いは偶数のいずれか一方のフィールドのデータのみが選
択されてビデオフレームメモリに格納される。
【0014】ビデオフレームメモリ3からCRT表示装
置4への出力表示制御は、インタレース方式あるいはノ
ンインタレース方式で行われることができる。いずれの
場合も、第2の入力モードのときには、CRT画面上で
2つの入力画像情報が上下2段に表示されるように、ビ
デオフレームメモリ3の各アドレス領域3a,3bから
の読み出し制御が行われる。
【0015】
【作用】次に、図1に示した本発明の作用を説明する。
図2は、第2の入力モードにおけるメモリ制御部6によ
るビデオフレームメモリ3のアクセス制御方法を示した
ものである。なお第1の入力モードにおける動作は従来
のものと同じであるため説明を省略する。
【0016】図2の(a)は、2つの入力画像情報をV
A,VBで示す。各画像情報とも1フレームが奇数フィ
ールドと偶数フィールドからなり、走査線数は2N本で
あるものとする。したがって奇数フィールドと偶数フィ
ールドの各々には、N個ずつのラインデータが含まれる
ことになる。
【0017】これらのラインデータはVA(1)〜VA
(N),VB(1)〜VB(N)で表される。そしてV
Aの奇数フィールドにはVA(1),VA(3),…,
VA(2N−1)が、偶数フィールドにはVA(2),
VA(4),…,VA(2N)が含まれ、またVBの奇
数フィールドにはVB(1),VB(3),…,VB
(2N−1)が、偶数フィールドにはVB(2),VB
(4),…,VB(2N)が含まれている。
【0018】図2の(b)は、ビデオフレームメモリ3
のアドレスと書き込まれた画像情報VA,VBのライン
データとの対応を示す。奇数フィールド用アドレス領域
のアドレスは1〜Nで示され、偶数フィールド用アドレ
ス領域のアドレスはN+1〜2Nで示されている。この
場合、VAの奇数フィールドとVBの奇数フィールドの
みが選択され、それぞれビデオフレームメモリ3の奇数
フィールド用アドレス領域3aと偶数フィールド用アド
レス領域3bに書き込まれる。
【0019】図2の(c)は、CRT表示のためのビデ
オフレームメモリ3の読み出しアクセス時のアドレスの
アクセス順序をインタレース方式とノンインタレース方
式とについて示す。インタレース方式の場合には、まず
奇数フィールド走査期間にビデオフレームメモリ3の奇
数アドレス1,3,…,N−1,N+1,N+3,…,
2N−1に順にアクセスして、ラインデータVA
(1),VA(5),…,VA(N−3),VB
(1),VB(5),…,VB(N−3)を読み出し、
CRT表示装置7に送る。次に偶数フィールド走査期間
には、偶数アドレス2,4,…,N,N+2,N+4,
…,2Nに順にアクセスして、残りのラインデータVA
(3),VA(7),…,VA(N−1),VB
(3),VB(7),…,VB(N−1)を読み出し、
CRT表示装置4に送る。このようにして、CRT画面
には、図3の(a)に示すような配列で、2つの画像情
報VA,VBのラインデータが表示される。
【0020】しかしノンインタレース方式の場合には、
ビデオフレームメモリ3を、アドレス順に連続読み出し
アクセスすればよく、CRT画面には、図3(b)に示
すように、図2(b)と同じ配列でVA,VBのライン
データが表示される。
【0021】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。図4は、ビ
デオフレームメモリの奇数フィールド用アドレス領域と
偶数フィールド用アドレス領域の各々に対して、独立し
てアクセス可能なメモリ素子を用いた実施例であり、ア
クセス制御機構が簡単である利点をもつ。
【0022】図4において、8,9はそれぞれNTSC
方式の映像機器である。10,11はそれぞれビデオ信
号から偶数−奇数および奇数−偶数のフィールド切り替
えを表示するフィールドモード信号と、垂直同期信号お
よび水平同期信号とを生成するNTSCデコーダであ
る。12は第1の入力モード時に映像機器8の出力を選
択し、第2の入力モード時に映像機器9の出力を選択し
てNTSCデコーダ11に送るマルチプレクサである。
13,14はアナログ形式の画像信号をディジタル形式
に変換するA/Dコンバータである。15はA/Dコン
バータ13,14を動作させるA/Dコンバータ用クロ
ックである。16,17は1ライン分のデータを保持す
るラインメモリである。18,19はビデオフレームメ
モリの書き込み制御を行うメモリ書き込み回路である。
20,21はメモリ書き込み回路18,19によってそ
れぞれ独立に書き込み制御される偶数フィールド用アド
レス領域と奇数フィールド用アドレス領域のビデオフレ
ームメモリである。22はビデオフレームメモリ20,
21から読み出されたデータをCRTへまとめて出力す
るOR回路である。
【0023】第1の入力モード時には、映像機器8の出
力ビデオ信号がNTSCデコーダ10,11にそれぞれ
入力され、フィールドモード信号、垂直同期信号、水平
同期信号がそれぞれ抽出されて、メモリ書き込み回路1
8は偶数フィールド時に機能化され、メモリ書き込み回
路19は奇数フィールド時に機能化される。
【0024】ビデオ信号中の画像信号は、A/Dコンバ
ータ13,14でディジタル信号に変換されて、ライン
メモリ16,17に格納され、機能化されたメモリ書き
込み回路18または19によって発生されるアドレスに
基づいて、それぞれビデオフレームメモリ20,21に
書き込まれる。
【0025】図5は、図4の実施例を変形して単一にア
クセス制御される1つのビデオフレームメモリを用いた
他の実施例の構成を示す。なお図4の実施例中の要素と
対応する要素には同じ参照番号を付して示してある。図
5において、23は単一のビデオフレームメモリであ
り、図4の実施例とは異なり、奇数フィールド用アドレ
ス領域と偶数フィールド用アドレス領域は並行してアク
セスすることができないものである。したがってアクセ
ス系も単一化されている。24は映像機器8の偶数フィ
ールド時にNTSCデコーダ10の出力を選択し、映像
機器8が奇数フィールド時にはNTSCデコーダ11の
出力を選択するマルチプレクサである。25は映像機器
8と映像機器9の各ビデオ信号間のタイミング差を検出
するカウンタである(詳細は後述)。26はカウンタ2
5が検出したタイミング差に基づいて適切な書き込みア
ドレスを生成するメモリ書き込み回路である。なお、マ
ルチプレクサ12の機能は図4の実施例の場合と同じで
ある。
【0026】次に図5の実施例の動作を第1の入力モー
ドと第2の入力モードについて説明する。 (1)第1の入力モード(単一画像情報入力) a:マルチプレクサ12は映像機器8の出力を選択して
おり、NTSCデコーダ10,11はそれぞれビデオ信
号から垂直同期信号、水平同期信号、フィールドモード
信号をそれぞれ抽出する。マルチプレクサ24は、映像
機器8が偶数フィールド時にNTSCデコーダ10の出
力の画像信号を選択し、映像機器8が奇数フィールド時
にNTSCデコーダ11の出力の画像信号を選択する。
【0027】b:A/Dコンバータ13は、A/Dコン
バータ用クロック15に基づく周期でマルチプレクサ2
4の出力の画像信号とサンプリングし、ディジタルデー
タに変換する。 c:A/D変換出力データを、水平同期信号ごとにライ
ンメモリ16に書き込む。
【0028】d:メモリ書き込み回路26は、映像機器
8の出力のビデオ信号が奇数フィールドのとき、有効画
像信号が現れるまでの遅延時間を考慮して、ラインメモ
リ16のラインデータをビデオフレームメモリ23に転
送し、順次の書き込みアドレスを発生して書き込みを行
う。
【0029】e:偶数フィールドの垂直同期信号をとら
えて、ラインデータの転送を停止させる。 f:偶数フィールドにおいて、dと同様にラインメモリ
16のラインデータをビデオフレームメモリ23に転送
し、書き込む動作を行う。
【0030】g:奇数フィールドの垂直同期信号をとら
えてラインデータの転送を停止させる。 h:d〜gの動作を繰り返す。 (2)第2の入力モード(2つの画像情報の同時入力) i:マルチプレクサ12は映像機器9の出力を選択して
いる。
【0031】j:aと同じ k:bと同じ l:cと同じ m:メモリ書き込み回路26は、映像機器8の出力のビ
デオ信号中の垂直同期信号を捉え、映像機器9の出力ビ
デオ信号におけるフィールドモードを判定して、映像機
器8と映像機器9の動作タイミングの差を、カウンタ2
5で水平同期信号の数をカウントすることにより測定す
る。
【0032】n:映像機器8の出力ビデオ信号について
の書き込みが終了するタイミングから、映像機器9につ
いてメモリのどのアドレス位置から書き込めばよいか
を、フィールドモードおよびカウンタの値から計算し
て、メモリ書き込み回路に設定する。
【0033】o:映像機器8の偶数フィールドの垂直同
期信号を捉えて、ラインメモリのデータをビデオフレー
ムメモリに転送し書き込む。 p:映像機器8の奇数フィールドの垂直同期信号を捉
え、映像機器8の有効画像がどれだけ遅れて現れるか
は,予めわかっているので,その直前の映像機器9の水
平同期信号でデータ転送を停止させる。
【0034】q:oとpの動作を繰り返す。 図6は図5のNTSCデコーダにおいて垂直同期信号、
水平同期信号、フィールドモード信号を生成する過程を
示すタイミング波形図である。図中、は入力ビデオ信
号(コンポジット信号)から抽出されたNTSC同期信
号を示す。偶数フィールドから奇数フィールドへの切り
替え時と奇数フィールドから偶数フィールドへの切り替
え時とでは異なる固有のパターンをもつ。
【0035】はのNTSC同期信号に基づいて作成
されるバーストフラッグ信号である。はのNTSC
同期信号をトリガにして作成されたクロック(水平同期
信号)である。
【0036】はのクロックのトリガ(矢印)での
NTSC同期信号を読み取り作成した垂直同期信号であ
る。はのバーストフラッグ信号から作成されるクロ
ックである。はの垂直同期信号のトリガ(矢印)に
よりのクロックを読み取り作成したフィールドモード
信号であり、Hレベルは偶数フィールドをLレベルは奇
数フィールドを表す。
【0037】図7は、図5におけるカウンタ25の機能
を説明するタイミング波形図である。図中、は映像機
器8の垂直同期信号、は映像機器9の垂直同期信号、
は映像機器9の水平同期信号である。図5のカウンタ
25は、映像機器8のの垂直同期信号により切り分け
られた1回目の偶数フィールド期間にの映像機器9の
垂直同期信号が出現したとき、の映像機器9の水平同
期信号をカウントし、との垂直同期信号間のずれを
測定する(図示の例では16)。
【0038】映像機器8の2回目の偶数フィールドが終
わった後の垂直同期信号をトリガとして、映像機器9の
画像信号をラインメモリ経由でビデオフレームメモリに
書き込んでいく。なお1回目の偶数フィールドでどのラ
インから始まっているかが判っているので、ビデオフレ
ームメモリにはそれに対応するアドレスから書き込みを
行う。
【0039】書き込みを行ったラインの数が525にな
ったとき、映像機器8の画像信号の書き込み状態に移行
する。このとき映像機器8の偶数フレームはまだ始まっ
ていないから(偶数フィールドが始まる垂直同期信号の
期間にある)、映像機器8の書き込み開始には十分に間
に合うことになる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば1つのビデオフレームメ
モリで2つの入力画像情報を格納することができ、また
CRT表示制御機構の構成が簡単になるため安価に2入
力の装置をつくることができる。さらに2つの画像情報
を同時にCRT表示することができるため、監視システ
ムなどにおいて有用となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成図である。
【図2】本発明によるビデオフレームメモリのアクセス
制御方法の説明図である。
【図3】本発明によるCRT表示画面上のラインデータ
の配列を示す説明図である。
【図4】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図5】本発明の第2の実施例の構成図である。
【図6】本発明の第2の実施例におけるタイミング波形
図である。
【図7】本発明の第2の実施例におけるカウンタの機能
を説明するタイミング波形図である。
【図8】従来の画像処理装置の構成図である。
【図9】従来装置におけるビデオフレームメモリとCR
T表示との対応を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1′ 映像機器 3 ビデオフレームメモリ 4 CRT表示装置 6 メモリ制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレームが奇数フィールドと偶数フィ
    ールドからなる画像情報を記憶するための奇数フィール
    ド用アドレス領域と偶数フィールド用アドレス領域とを
    もつ単一のビデオフレームメモリと、CRT表示装置と
    をそなえた画像処理装置において、単一の画像情報を入
    力する第1の入力モードと2つの画像情報を並列に入力
    する第2の入力モードとを有し、また第1の入力モード
    においては、上記ビデオフレームメモリの奇数フィール
    ド用アドレス領域と偶数フィールド用アドレス領域にそ
    れぞれ入力画像情報の奇数フィールドと偶数フィールド
    の各データを格納し、第2の入力モードにおいては、2
    つの入力画像情報のそれぞれについて奇数フィールドま
    たは偶数フィールドのいずれか一方のフィールドのデー
    タのみを選択して、それぞれ上記ビデオフレームメモリ
    の奇数フィールド用アドレス領域と偶数フィールド用ア
    ドレス領域とに格納するメモリ制御部を設けて、単一の
    画像情報あるいは2つの画像情報を単一のビデオフレー
    ムメモリを用いて格納可能にしたことを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、メモリ制御部は、第
    1の入力モードでは、ビデオフレームメモリに格納され
    た単一の入力画像情報をCRT表示装置の画面いっぱい
    に出力表示し、第2の入力モードでは、ビデオフレーム
    メモリに格納された2つの入力画像情報を,CRT表示
    装置の画面の上下2つに分割された領域にそれぞれ出力
    表示するように制御することを特徴とする画像処理装
    置。
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