JPH0642650Y2 - X線テレビジョン装置 - Google Patents
X線テレビジョン装置Info
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- JPH0642650Y2 JPH0642650Y2 JP1989010982U JP1098289U JPH0642650Y2 JP H0642650 Y2 JPH0642650 Y2 JP H0642650Y2 JP 1989010982 U JP1989010982 U JP 1989010982U JP 1098289 U JP1098289 U JP 1098289U JP H0642650 Y2 JPH0642650 Y2 JP H0642650Y2
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- ray
- television
- ray television
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- X-Ray Techniques (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は,X線テレビジョン装置,特にX線テレビジョ
ン系を2系統配設し,被検体を2方向(バイプレーン)
から透視撮影できるようにしたX線テレビジョン装置に
関する。
ン系を2系統配設し,被検体を2方向(バイプレーン)
から透視撮影できるようにしたX線テレビジョン装置に
関する。
〔従来技術〕 従来のこの種X線テレビジョン装置は直角2方向,例え
ばX線管と表示器を有する正面透視・撮影用のX線テレ
ビジョン系と,側面透視・撮影用のX線テレビジョン系
とを配設し,各X線テレビジョン系は同期しており,テ
レビジョン系の映像信号の垂直同期信号に同期し,且つ
その期間中,すなわち垂直ブランキング中に、正面・側
面透視・撮影用の各X線テレビジョン系のX線管より交
互にパルスX線を曝射し,X線透視・撮影ないし,画像収
集するようにしている。
ばX線管と表示器を有する正面透視・撮影用のX線テレ
ビジョン系と,側面透視・撮影用のX線テレビジョン系
とを配設し,各X線テレビジョン系は同期しており,テ
レビジョン系の映像信号の垂直同期信号に同期し,且つ
その期間中,すなわち垂直ブランキング中に、正面・側
面透視・撮影用の各X線テレビジョン系のX線管より交
互にパルスX線を曝射し,X線透視・撮影ないし,画像収
集するようにしている。
第3図は動作波形図で,(a)は垂直ブランキング信号
で、この垂直ブランキング信号に同期して,(b)
(c)に示すように正面・側面透視・撮影系のX線管に
X線曝射信号が与えられ,この曝射信号により交互にパ
ルスX線が曝射され、各系の画像情報は(d)(e)で
示すタイミングで収集される。
で、この垂直ブランキング信号に同期して,(b)
(c)に示すように正面・側面透視・撮影系のX線管に
X線曝射信号が与えられ,この曝射信号により交互にパ
ルスX線が曝射され、各系の画像情報は(d)(e)で
示すタイミングで収集される。
しかしながら,上述した従来装置には次のような問題点
がある。
がある。
すなわち,正面・側面透視・撮影用の両テレビジョン系
は同期しており,テレビジョン系の垂直ブランキングに
同期し,両系のX線管を交互に付勢し,パルスX線を2
方向交互に曝射するようにしているので、各方向での情
報は1方向のX線透視・撮影の場合の半分となり,フレ
ーム・レート,すなわち時間分解能が低下し、心臓など
動きの速い部位への診断には対応できないと共に、一方
のX線管の付勢によるX線曝射により得られた画像情報
を他方のX線管の付勢によるX線曝射がなされるまでに
収集する必要があることから、映像(画像)帯域が広く
なると共にS/N比が悪いという問題がある。
は同期しており,テレビジョン系の垂直ブランキングに
同期し,両系のX線管を交互に付勢し,パルスX線を2
方向交互に曝射するようにしているので、各方向での情
報は1方向のX線透視・撮影の場合の半分となり,フレ
ーム・レート,すなわち時間分解能が低下し、心臓など
動きの速い部位への診断には対応できないと共に、一方
のX線管の付勢によるX線曝射により得られた画像情報
を他方のX線管の付勢によるX線曝射がなされるまでに
収集する必要があることから、映像(画像)帯域が広く
なると共にS/N比が悪いという問題がある。
この考案は上記に鑑み,フレーム・レートが低下するこ
となく,両方向の画像情報を全フレーム収集できるよう
にし,心臓のような動きの速い部位の2方向透視・撮影
にも充分に対応できるようにしたX線テレビジョン装置
を提供することを目的としている。
となく,両方向の画像情報を全フレーム収集できるよう
にし,心臓のような動きの速い部位の2方向透視・撮影
にも充分に対応できるようにしたX線テレビジョン装置
を提供することを目的としている。
この考案は上記目的を達成するために2系統のX線テレ
ビジョン系を非同期とし,各テレビジョン系のそれぞれ
の垂直ブランキングに同期して各系それぞれ独自にパル
スX線を曝射するようにしたことを特徴としている。
ビジョン系を非同期とし,各テレビジョン系のそれぞれ
の垂直ブランキングに同期して各系それぞれ独自にパル
スX線を曝射するようにしたことを特徴としている。
この考案によれば,各X線テレビジョン系は非同期であ
るので,両系の垂直ブランキング期間が重ならないの
で,両系のX線管をそれぞれの系の垂直ブランキング信
号に同期して付勢すれば,両系より交互にパルスX線が
曝射され,その際両系それぞれ全フレームの画像情報が
得られる。
るので,両系の垂直ブランキング期間が重ならないの
で,両系のX線管をそれぞれの系の垂直ブランキング信
号に同期して付勢すれば,両系より交互にパルスX線が
曝射され,その際両系それぞれ全フレームの画像情報が
得られる。
その結果,両系ともフレーム・レートが低下しない。
また、各X線テレビジョン系は非同期であることから、
一方のX線管によるX線曝射により得られた画像情報
を、他方のX線管によるX線曝射中にも一方のX線管に
よる次のX線曝射までの全フレームにわたり収集するこ
とが可能となる。
一方のX線管によるX線曝射により得られた画像情報
を、他方のX線管によるX線曝射中にも一方のX線管に
よる次のX線曝射までの全フレームにわたり収集するこ
とが可能となる。
したがって、X線テレビジョン系の走査速度を従来の1/
2にできるので映像帯域ならびにS/N比が著じるしく改善
できる。
2にできるので映像帯域ならびにS/N比が著じるしく改善
できる。
以下,この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の一実施例に係るX線テレビジョン装
置の構成を示すブロック図、第2図は第1図の動作波形
図である。
置の構成を示すブロック図、第2図は第1図の動作波形
図である。
第1図において、Aは正面透視・撮影用のX線テレビジ
ョン系Bは側面透視・撮影用のX線テレビジョン系で,
それぞれ被検体(P)を挟んで対向配設されたX線管
(1)とイメージ管(2),イメージ管(2)の出力面
に光学的に接続された撮影管(TVカメラ)(3),TVカ
メラ制御器(4),A/D変換器(5),画像処理回路
(6),D/A変換器(7),表示器(TVモニタ)(8)と
で構成されている。なお,図中、正面透視・撮影用の系
には上記参照符号にAを,側面・撮影用の系には上記参
照符号にBが付されている。TVカメラ(3A)(3B)はそ
れぞれの系A・BのTVカメラ制御器(4A)(4B)によ
り,第2図の波形図(aA)(aB)に示すように垂直ブラ
ンキングが重ならないように位相差を持たせて非同期で
制御される。
ョン系Bは側面透視・撮影用のX線テレビジョン系で,
それぞれ被検体(P)を挟んで対向配設されたX線管
(1)とイメージ管(2),イメージ管(2)の出力面
に光学的に接続された撮影管(TVカメラ)(3),TVカ
メラ制御器(4),A/D変換器(5),画像処理回路
(6),D/A変換器(7),表示器(TVモニタ)(8)と
で構成されている。なお,図中、正面透視・撮影用の系
には上記参照符号にAを,側面・撮影用の系には上記参
照符号にBが付されている。TVカメラ(3A)(3B)はそ
れぞれの系A・BのTVカメラ制御器(4A)(4B)によ
り,第2図の波形図(aA)(aB)に示すように垂直ブラ
ンキングが重ならないように位相差を持たせて非同期で
制御される。
したがって,各系A・Bは,各系の垂直ブランキング
(aA)(aB)に同期して、ブランキング期間中に各系の
X線管(1A)(1B)が付勢され、パルスX線が交互に曝
射される。(第2図(bA)(bB)参照)被検体(P)の
透過X線像はイメージ管(2)で可視像に変換され,TV
カメラ制御器(4)で制御されるTVカメラ(3)で映像
信号に変換される。各系の映像信号すなわち画像情報は
X線曝射後第2図波形図(cA)(cB)で示すタイミング
で収集され,A/D変換器(5)に入力される。A/D変換器
(5A)(5B)で変換されたデイジタル信号は画像処理回
路(6)で血管造影撮影の場合はサブトラクション等の
画像処理がなされ,D/A変換器(7A)(7B)でアナログ信
号に変換され,各系のTVモニタ(8A)(8B)に同時に表
示される。
(aA)(aB)に同期して、ブランキング期間中に各系の
X線管(1A)(1B)が付勢され、パルスX線が交互に曝
射される。(第2図(bA)(bB)参照)被検体(P)の
透過X線像はイメージ管(2)で可視像に変換され,TV
カメラ制御器(4)で制御されるTVカメラ(3)で映像
信号に変換される。各系の映像信号すなわち画像情報は
X線曝射後第2図波形図(cA)(cB)で示すタイミング
で収集され,A/D変換器(5)に入力される。A/D変換器
(5A)(5B)で変換されたデイジタル信号は画像処理回
路(6)で血管造影撮影の場合はサブトラクション等の
画像処理がなされ,D/A変換器(7A)(7B)でアナログ信
号に変換され,各系のTVモニタ(8A)(8B)に同時に表
示される。
データ収集は、第2図の波形図で明らかなように系Aの
X線曝射により得られた画像情報を、系BのX線曝射に
かかわず系Aの次のX線曝射が行なわれるまでの全フレ
ームを収集することが可能となり、第3図の場合にくら
べてX線テレビジョン系の走査速度を1/2にできる。
X線曝射により得られた画像情報を、系BのX線曝射に
かかわず系Aの次のX線曝射が行なわれるまでの全フレ
ームを収集することが可能となり、第3図の場合にくら
べてX線テレビジョン系の走査速度を1/2にできる。
なお,上記実施例では映像信号をデイジタル信号に変換
して画像処理回路で画像処理の後,TVモニタに表示する
ようにしたが、TVカメラの出力を表示器に直接導き表示
するようにしてもよい。
して画像処理回路で画像処理の後,TVモニタに表示する
ようにしたが、TVカメラの出力を表示器に直接導き表示
するようにしてもよい。
以上の説明で明らかなように,この考案に係るX線テレ
ビジョン装置は,2系統のX線テレビジョン系が非同期
で,各系はその系の垂直同期信号に同期し,且つその期
間内にパルスX線が曝射されるので,各系において全フ
レームの画像情報を有効に収集することができ,フレー
ム・レートが低下しないと共に、X線テレビジョン系の
走査速度を従来の1/2にできるので、映像帯域ならびにS
/N比を改良できる。
ビジョン装置は,2系統のX線テレビジョン系が非同期
で,各系はその系の垂直同期信号に同期し,且つその期
間内にパルスX線が曝射されるので,各系において全フ
レームの画像情報を有効に収集することができ,フレー
ム・レートが低下しないと共に、X線テレビジョン系の
走査速度を従来の1/2にできるので、映像帯域ならびにS
/N比を改良できる。
よって,各系において1方向の透視・撮影と同じ時間分
解能が得られるため,心臓のような動きの速い部位の2
方向撮影に充分対応することができ,診断能が向上す
る。
解能が得られるため,心臓のような動きの速い部位の2
方向撮影に充分対応することができ,診断能が向上す
る。
第1図は,この考案の一実施例を示すブロック図,第2
図は第1図の動作説明用波形図,第3図は従来装置の説
明用波形図である。 1A・1B……X線管、2A・2B……イメージ管 3A・3B……TVカメラ 4A・4B……TVカメラ制御器 5A・5B……A/D変換器 6……画像処理回路、7A・7B……D/A変換器 8A・8B……TVモニタ。
図は第1図の動作説明用波形図,第3図は従来装置の説
明用波形図である。 1A・1B……X線管、2A・2B……イメージ管 3A・3B……TVカメラ 4A・4B……TVカメラ制御器 5A・5B……A/D変換器 6……画像処理回路、7A・7B……D/A変換器 8A・8B……TVモニタ。
Claims (1)
- 【請求項1】X線管と表示器とをそれぞれ有するX線テ
レビジョン系を2系統設け,被検体を異なる2方向から
観察するようにしたX線テレビジョン装置において, 前記各テレビジョン系を非同期とし,各テレビジョン系
のそれぞれの垂直同期信号に同期し,且つその期間中に
パルスX線を曝射するようにしたことを特徴とするX線
テレビジョン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989010982U JPH0642650Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | X線テレビジョン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989010982U JPH0642650Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | X線テレビジョン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02102208U JPH02102208U (ja) | 1990-08-14 |
JPH0642650Y2 true JPH0642650Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31219132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989010982U Expired - Fee Related JPH0642650Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | X線テレビジョン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642650Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008154600A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-10 | Shimadzu Corp | 放射線撮影装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160262712A1 (en) * | 2014-01-17 | 2016-09-15 | Beijing East Whale Image Technology Co., Ltd. | X-ray paradoxical pulse bi-planar synchronous real-time imaging device and imaging method |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5652039A (en) * | 1979-09-29 | 1981-05-09 | Shimadzu Corp | Biplane photograph apparatus |
JPS61288681A (ja) * | 1985-06-17 | 1986-12-18 | Hitachi Medical Corp | 画像表示方法 |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP1989010982U patent/JPH0642650Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5652039A (en) * | 1979-09-29 | 1981-05-09 | Shimadzu Corp | Biplane photograph apparatus |
JPS61288681A (ja) * | 1985-06-17 | 1986-12-18 | Hitachi Medical Corp | 画像表示方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008154600A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-10 | Shimadzu Corp | 放射線撮影装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02102208U (ja) | 1990-08-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |