JPS63304814A - 海洋構造物の支持補助装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は海洋構造物の支持装置の改良に関するものであ
る。

従来の技術 一般に、海洋に建設される海洋都市や海洋油田のプラッ
トホーム等の海洋構造物は知られている。

これら海洋構造物の建設の方法の一つとしてポンツーン
（鋼製等による箱舟）等の浮体構造上に海洋都市環！建
設する場合がある。この場合には浮体構造はチェーン等
の適当な繋留手段によって定位置に固定される０又、海
洋構造物の建設の他の方法として本出願の発明者に係る
特開昭６０−７０２１３号に開示された如く海洋構造物
を複数の浮力タンクによって支持するものがある。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、浮体構造をチェーン等の繋留手段によっ
て固定する場合、絶えず煩雑な調整作業を必要とし且つ
強度が低いという欠点があった０海洋構造物を浮力タン
クによって支持する場合には上記の如き撃留手段を必要
としないが、強大な台風や地震等によって海洋構造物の
位置がずれるおそれがあった。

本発明の目的は上記の如き従来技術の欠点を改善した海
洋構造物の支持装置を提供することにある０ 問題点を解決するための手段 上記目的ビ達成するために本発明では海洋構造物を簡易
な構成の支持装置によって支持するようにしたものであ
る。この支持装置は浮力タンクを有し下端が海底に軟着
する少くとも一つの脚柱とこの脚柱と海洋構造物とを連
結する少くとも一つのフレームアセンブリとから成って
いる０実施例 以下、本発明の実施例を図面７参照して詳細に説明する
。

第１図を参照すると、本発明に係る海洋構造物の支持装
置の第一の実施例が示しである０この実施例では支持装
置は海洋構造物１から間隔ンあけて配置された少くとも
一つの脚柱２とこの脚柱と海洋構造物とン連結する少く
とも一つのフレームアセンブリ３とから成っている０ 脚柱２は図示の実施例では鉄鋼製の筒状断面を有する棒
状部材から成っている。この脚柱には浮力タンク４が設
けられ、この浮力タンクは図示の実施例では脚柱に形成
された夕／り室（図示せ慣を備えている。この浮力タン
クのタンク室には海水等の流体を供給したり排出したり
する図示しない給排手段が設けられている。従って、浮
力タンクは流体の給排によって浮力ｙｘＡ整することが
できる。

脚柱の下端は浮力タンクの適度の浮力によって海底５に
軟着するようになっている。図示の場合には脚柱の下端
は着座体６の上に軟着している。

この着座体は脚柱の下端が載る座板７とこの座板から延
びて海底内に埋込まれたビン部材８とから成っている。

海洋構造物１は図示の実施例ではヘリポートから成って
いる０このヘリポートはベース１０とこのベースの上に
建設されたポート部１１とベースの下面から延びる複数
の脚柱１２とを備えている。

これら脚柱はフレームアセンブリ１３によって連結され
ている。

図示の実施例ではフレームアセンブリ１３とフレームア
センブリ３とは同様の構成を有している０これらフレー
ムアセンブリは脚柱間に互いに平行に配置されて脚柱の
上下端部を接続する一対の平行板２０．２０’とこれら
平行板の間に配置されてこれら平行板に接続された複数
の斜板２１とから成っている。

各脚柱１２は図示の実施例では前述の脚柱２と同様の構
成の浮力タンク４を有しているＱ又、各脚柱の下端は前
述の着座体６の上に軟着している。

更に詳細にのべると、各脚柱１２のタンクの浮力は構造
物全体の全重力が浮力タンク全体の全浮力より僅かに大
きく設定され、これによって脚柱１２の下端が着座体の
上に軟着するように調整されている。又、構造物の水平
を維持するように各タンクの浮力が調整される０ 本発明の支持装置では構造物の大きさ、海流の速さ、風
の強さ等を考慮して脚柱２の浮力タンクの浮力が調整さ
れる。例えば台風等が生じ構造物が流されるおそれがあ
る場合には脚柱２の浮力タンクの浮力を弱め、換言する
と、脚柱な着座体に強く押しつけてブレーキをかげて構
造物の位置がずれるのを防ぐことができる。この場合の
浮力の調整手段が脚柱２に設けられている。この調整手
段は例えば脚柱２の下端面と座板７との間に配置された
圧力センサ（図示せず）とこの圧力センサに接続された
コンピュータ（図示せず）とから成っている。このコン
ピュータはタンクの流体の給排手段に接続されている。

圧力センサは脚柱に作用する浮力と重力との差を電気的
に検出してその信号ｙｘコンビエータに送る。コンピュ
ータはこの信号に基いて給排手段を制御してタンクの流
体の給排を行い浮力を調節する。

このようにして、上記支持装置は構造物を適正に且つ簡
易に支持することができる０ 第３図には本発明の支持装置の第二の実施例が示しであ
る。この実施例では円形の構造物３０”ａ’支持する支
持装置を示す。この支持装置は構造物の周囲に等間隔に
配置された脚柱２とこの脚柱と構造物とを連結するフレ
ームアセンブリ３１と各脚柱間を連結する円弧状のフレ
ームアセンブリ３２とから成っている。

第４図乃至第６図？参照すると、本発明の第三の実施例
が示しである。この実施例の支持装置では海洋構造物１
の周辺に対称に配置された複数の支持アセンブリ４０か
ら成っている。これら支持アセンゼリは複数の脚柱２と
これら脚柱間？連結する第一のフレームアセンブリ４１
と脚柱と構造物とを連結する一対の第二のフレームアセ
ンブリ４２とこれら第二のフレームアセンブリを連結す
る第三のフレームアセンブリ４３と第一のフレームアセ
ンブリと構造物１とを連結する第四のフレームアセンブ
リ４４とから成っている。

この支持装置は構造物ｔいわゆるおみこし構造によって
支持するものであり、支持効果がきわめて良い。

第７図乃至第９図を参照すると、本発明の支持装置の第
四の実施例が示しである。この実施例では飛行場の滑走
路が海上に張り出している場合にこの張り出した滑走路
５０の両側馨複数の脚柱２と複数のフレームアセンブリ
３とによって支持するものである。

第１０図ン参照すると、本発明の第五の実施例が示しで
ある。この実施例の支持装置は海洋に位置決めされた飛
行場６０の両側を複数の脚柱２と複数のフレームアセン
ブリ３とによって支持するものである。

尚、上記実施例では本発明に係る支持装置ｔヘリポート
、飛行場、滑走路等の海洋構造物に適用したが、他の構
造物、例えば海洋都市にも適用で、きる。又、複数のタ
ンク付脚柱で支持された海洋構造物の適用に限定されず
、浮遊構造物、ソフトランディグ構造物等にも適用する
ことができる。

発明の効果 本発明によれば、海洋構造物馨簡易に且つ適格に支持す
ることができる支持装置が提供できるという実益がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る海洋構造物の支持装置の第一の実
施例〉示す平面図、第２図はその側面図、第３図は本発
明の支持装置の第二の実施例を示す平面図、第４図は本
発明の支持装置の第三の実施例〉示す斜視図、第５図は
第４図の平面図、第６図は第４図の側面図、第７図は本
発明の支持装置の第四の実施例を示す斜視図、第８図は
第７図の平面図、第９図は第８図の側面図、第１０図は
本発明の支持装置の第五の実施例を示す斜視図であるＱ １．３０．５０．６０・・・・海洋構造物２・・・・脚
柱 ３・・・・フレームアセンブリ ４・・・・浮力タンク ５・・・・海底 ６・・・・Ｎ座体 第１図 第２図 第３図 第６図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）海洋構造物から間隔をあけた位置に配置された少
   くとも一つの脚柱と、該脚柱と前記海洋構造物とを連結
   する少くとも一つのフレームアセンブリとから成り、前
   記脚柱は浮力タンクを有し下端が海底に軟着することを
   特徴とする海洋構造物の支持装置。
2. （２）複数の脚柱が海洋構造物の周辺に海洋構造物から
   間隔をあけて対称に配置され、該脚柱間および脚柱と海
   洋構造物との間がフレームアセンブリによって連結され
   ている特許請求の範囲第１項記載の装置。
3. （３）海洋構造物の周辺に対称に配置された複数の支持
   アセンブリから成り、該支持アセンブリは海洋構造物か
   ら間隔をあけて配置された複数の脚柱と該脚柱間及び脚
   柱と海洋構造物との間を連結するフレームアセンブリと
   を備え、前記脚柱は浮力タンクを有して下端が海底に軟
   着し、前記浮力タンクは夫々独立に浮力が調整可能であ
   ることを特徴とする海洋構造物の支持装置。