JPS63302458A - 磁気記録再生装置のテ−プロ−ディング機構 - Google Patents

磁気記録再生装置のテ−プロ−ディング機構

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JPS63302458A
JPS63302458A JP62136944A JP13694487A JPS63302458A JP S63302458 A JPS63302458 A JP S63302458A JP 62136944 A JP62136944 A JP 62136944A JP 13694487 A JP13694487 A JP 13694487A JP S63302458 A JPS63302458 A JP S63302458A
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guide
tape
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lever
tape guide
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JP62136944A
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Eiji Ujita
宇治田 栄司
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はVTR(ビデオ・テープ・レコーダ)などの磁
気記録再生装置(記録のみ又は再生のみのものも含む)
において、磁気テープ(以下、単にテープという)をカ
セットから引き出し、シリンダに対してリードに沿って
所定の巻付は角にわたりテープを螺旋状に巻装せしめる
とともに、所定のテープ走行路を形成するテープローデ
ィング機構に関するものであるe ′ (従来技術) 従来、VTRのテープローディング機構では第2図に示
されるように、ムービングテープガイド180a、18
0bの移送案内は、シリンダ1の周囲に取りつけられ、
溝状の案内レール182a。
182bを有するガイド板182により行なわれている
ムービングテープガイド180a、180bはそれぞれ
案内レール182a、1B2bに沿って鎖線で示される
状態180a’、180b’と実線で示される状態18
0a、180bの間で移動する。181はストッパであ
る。
カセットからテープを引き出しシリンダ1に巻装せしめ
るムービングテープガイド180a、180bの移送経
路上には別のテープガイドを配置することは困雅である
そこで、第3図に示されるように、シャーシ183上に
倒れた状態にあったテープガイド186がムービングテ
ープガイド180bの通過後に第4図に示されるように
回転軸188を中心に立ち上り、所定の角度に位置決め
される機構が考え出された。
しかしながら、その方式では変位量に限界があるととも
に、スペースの無駄が大きく、特に厚み方向のメカニズ
ムスペースが大きくなるという欠点があった。
近年、VTR等の磁気記録再生装置の小型軽量化が進ん
でおり、特に屋外でも使用されるカメラ一体型VTRに
おける小型軽量化の技術進歩は著しいものがある。
(目的) 本発明はテープローディングに要するスペースを小さく
することを目的とするものである。
(構成) 本発明は駆動レバーの回動によりテープガイドが同時に
2方向へ回転しつつ、所定の位置に所定の傾斜角をもっ
て位置決めされるテープガイド機構を備えたテープロー
ディング機構であって、特にムービングテープガイドの
移送過程において、その移送を妨げることなく移送路上
に前記テープガイド機構を位置決めすることを可能にす
る。
以下、まず、本発明が適用される装置の一例としてVT
Rの機構の一例を詳細に説明する。
第5図及び第7図はテープの走行経路及びシャーシの構
成を示したものであり、第6図は第5図のC−C線位置
での断面図である。第5図はローディング前の状態を示
し、第7図は磁気ヘッドを有するシリンダ1にテープ2
が巻き付いた所謂ローディング状態を示している。
シャーシはシリンダ1を搭載するメインシャーシ3とテ
ープカセット4を搭載しメインシャーシ3に対して前後
方向(矢印a、b方向)に可動的に支持されたサブシャ
ーシ5とから構成されている。サブシャーシ5はサポー
1−ボス6〜8により支持され、ローディング前ではシ
リンダ1とカセット4は第5図の如く離間し、ローディ
ング状態では第7図の如く接近している。この技術はす
でに製品や文献(例えば特開昭61−271648号公
報参照)により知られている。
ローディング状態では、テープ2は供給リール9からパ
ックテンションガイド10を経由して第1ガイド11、
ローラガイド12.傾斜ガイド13を通ってシリンダ1
に至る。その後、シリンダ1を出たテープ2は傾斜ガイ
ド14、ローラガイド15、傾斜ガイド16.17を通
り、垂直ガイド18に案内されて、キャプスタン19と
ピンチローラ20の間に入る。
記録・再生モードではテープ2の駆動はキャプスタン1
9とピンチローラ20によって行なわれる。その後、テ
ープ2は最終ガイド21を通過して、巻取りリール22
に巻き取られる。
また、早送り・巻戻しモードではローディング状態でピ
ンチローラ20がキャプスタン19から離間し、巻取リ
リール22又は供給リール9が直接駆動される。
次に、ローディング動作について説明する。
第8図はローディング前の状態を示している。
サブシャーシ5はシリンダ1とカセット4が離間する位
置にあり、供給側ムービングテープガイド12A、巻取
り側ムービングテープガイド15Aをはじめ、パックテ
ンションガイド10、ピンチローラ20及び最終ガイド
21が、収納されたテープ2とカセット4の開口部の間
に入っている。
ここにムービングテープガイド12A (15A)とは
、ムービングベース23 (24)に植立されたローラ
ガイド12(15)と傾斜ガイド13(14,16)を
含めた機構のことを言う。
供給側ムービングベース23には軸25が植立されてお
り、これにリンク26が連結され、リンク26は軸27
によってローディングレバー28と連結されている。ロ
ーディングレバー28はサブシャーシ5に設けられた支
点29を中心に回動可能に支持されている。供給側ムー
ビングベース23は案内部材30上を摺動移送するよう
になっている。したがって、ローディングレバー28に
取りつけられているピン31を矢印六方向に勅かすこと
により、供給側ムービングベース23は案内部材30の
案内レールに沿って矢印B方向に移動する。
一方、巻取り側ムービングベース24には軸32を介し
てリンク33が連結し、リンク33は軸34によりロー
ディングレバー35と連結されている。ローディングレ
バー35はサブシャーシ5上の支点36により回動自在
に支持され、ピン37を矢印C方向に動かすことにより
1巻取り側ムービングベース24を案内部材110の案
内レールに沿って矢印り方向に移送することができる。
ローディングレバー35にはさらにピン38が取りつけ
られ、サブシャーシ5の上面に支点39で回動可能に支
持された最終ガイドレバー40の溝40aと係合してい
る。したがって、ローディングレバー35の矢印C方向
の回動に連動して最終ガイドレバー40も矢印E方向に
回動し、最終ガイド21をカセット4から引き出す。
このように、ローディングレバー28.35のピン31
.37をそれぞれ矢印A、Cの方向に変位させることに
より各ガイド類を引き出すことができる。ピン31.3
7はメインシャーシ3上にスライド可能に取りつけられ
た駆動部材(詳細は後述)と係合し動力を得るようにな
っている。ローディングの動力伝達機構については後述
する。
次に、サブシャーシ5のスライド機構について説明する
サブシャーシ5にはサブシャーシ移動溝41が取りつけ
られており、第8図の状態ではメインシャーシ3上に配
置されたローディングギヤ45の上面に形成された半月
形の突起部45aにサブシャーシ移動溝41の隆起部の
左上部が当たることにより、サブシャーシ5が前方へ移
動することが防止されている。
ローディングギア45の上面にはさらに係合ピン45b
が設けられており、係合ピン45bは第9図に示される
ようにローディングギア45の矢印F方向の回転により
サブシャーシ移動溝41の溝41aに嵌まり込むように
なっている。
第9図においては、供給側ムービングベース23及び巻
取り側ムービングベース24もカセット外に押し出され
た状態になっている。この状態からさらにローディング
ギア45が矢印F方向に回転すると、係合ピン45bに
よってサブシャーシ5は前方へ移動させられる。
次に、ローディング動作時の動力伝達機構について説明
する。
ローディングの動力はローディングモータ50から供給
される。ローディングモータ50はメインシャーシ3上
に固定されており、その出力は第10図に示されるよう
にギア51.52を介してウオーム53の回転に変換さ
れる。この回転力はウオームホイール54に減速伝達さ
れ、アイドルギア55から差動歯車の入カギ756に伝
えられる。
第13図にギアブラケット57に取りつけられた歯車列
の軸間断面図を示す。入カギ756の回転力は遊星ギア
58.58.・・・・・・を介してローディング出力ギ
ア59とロジック出力ギア口0の2系統に伝達される。
遊星ギア58.58.・・・・・・によす、ローディン
グ出力系の回転が抑制されているときはロジック出力ギ
ア口0が回転し、ロジック出力系の回転が抑制されてい
るときは、ローディング出力ギア59が回転するように
なっている。
なお、これらの歯車列はブラケット57に各々の支軸が
植立されており、ネジ61.62 (第10図参照)で
メインシャーシ3に取りつけられている。
シャーシ離間状態(ローディング前)のロジックカム4
3とジヨイントギア47の係合状態を第11図及び第1
2図に示す。第12図は第11図のD−D線位置での断
面図である。
ロジックカム43にはカムフォロワレバー48に取りつ
けられた軸49が係合しており、ロジックカム43は第
11図の状態から矢印Gの方向には回転しないようにな
っている。したがって、この場合、ジヨイントギア47
は突起部43aで係止されているため矢印Hの方向には
回転できず、したがってロジック系にはローディングモ
ータ50の動力は伝達されない。
ローディング開始時は上述の機構によりローディング系
のみ動作する。すなわち、第10図に示されるようにロ
ーディング出力ギア59が回転し、ローディング出力ギ
ア59に噛み合うローディングアイドルギア66が矢印
Iの方向に回転し、ローディングアイドルギア66に噛
み合うローディングギア45が矢印Fの方向に回転する
第10図には、ローディングギア45の下面の形状も示
されている。ローディングギア45の下面には、溝部4
5cが形成されているとともに、軸67が植立されてい
る。軸67はローディングスライド68の溝部68aに
係合しており、ローディングギア45が矢印F方向に回
転すると、ローディングスライド68は矢印J方向に変
位する。
ローディングスライド68上には、軸69が植立され、
この回りに回動可能にレバー70がバネ71により図で
反時計方向に付勢された状態で取りつけられている。ま
た、ローディングスライド68上に植立された軸72の
回りにもレバー73がバネ74により付勢された状態で
取りつけられている。これらは、ローディングスライド
68とともに矢印J方向に変位する。
レバー70にはローディングレバー28(第8図参照)
に植立されたピン31と係合するように溝部70aが設
けられており、レバー73にはローディングレバー35
(第8図参照)に植立されたピン37と係合するように
溝部73aが設けられている。これによりローディング
レバー28,35がそれぞれ回動し、ムービングベース
23,24が移動する。
ローディングスライド68にはまた、第1O図に示され
るように、溝68bが設けられており、この溝68bに
、支点74を中心に回動するレバー75のピン76が係
合し、ローディングスライド68の矢印J方向の変位に
伴ない、レバー75が矢印に方向に回動する。レバー7
5にはピン77が設けられ、このピン77によりジヨイ
ントギアロックレバ−78が軸79を支点に矢印りの方
向に回動し、ジヨイントギア47の切欠き部47aに入
り込み、ジヨイントギア47の回転を制止する。
ローディングギア45が第14図の状態まで回転すると
、溝部68aに係合していたピン67が外れ、さらにロ
ーディングギア45が回転してもローディングスライド
68は変位しなくなる。そして、ローディングスライド
68に植立されたピン80がローディングギア45に形
成された溝部45cに嵌まり込み、ローディングスライ
ド68の動きを停止させたままローディングギア45は
回転を続ける。この状態におけるサブシャーシ5の各部
材の位置を第9図に示している。
第9図において、この状態からさらにローディングギア
45が矢印Fの方向に回転すると、サブシャーシ移動溝
41に係合しているピン45bによりサブシャーシ5が
前方(矢印aの方向)に移動を開始する。このとき、ロ
ーディングレバー28.35上のピン31.37は、ロ
ーディングスライド68に取りつけられたレバー70.
73(14図参照)のそれぞれの溝部70a、73aに
沿ってサブシャーシ5とともに前方へ変位する。
サブシャーシ5が移動し終わると、案内部材30.11
0の先端部がシリンダベース81と連結される。同時に
第15図に示されるように、ローディングギア45のピ
ン45bがサブシャーシ移動溝41から離脱してサブシ
ャーシ5の変位が停止するとともに、サブシャーシ5に
植立された保持ピン82がローディングギア45の半月
形突起部45aの内側に保持され、サブシャーシ5が手
前方向に戻るのを防止する。
ローディングギア45が第15図に示される状態からさ
らにF方向に回転すると、第16図に示されるように、
ローディングギア45の裏面の溝部45cで係止されて
いたローディングスライド68が溝部45cの端部45
dに押され、矢印Jの方向に再び移動する。第17図は
移動後の状態を示している。この状態では、供給側ムー
ビングベース23と巻取り側ムービングベース24はシ
リンダベース81に乗り移り、案内レール81a。
81b(第9図参照)に沿って所定の位置で圧着され固
定される。
第16.17図に示されるように、このときローディン
グレバー28.35上のピン31.37はそれ以上変位
しないが、ローディングスライド68はこれよりも若干
のオーバーストロークをもって移動する。このオーバス
トロークによりローディングスライド68上のレバー7
0.73はそれぞれ軸69.72を支点に矢印M、Nの
方向に回動し、バネ71.74の弾性力がローディング
レバー28.35に働き、ムービングベース23.24
を所定の位置に弾性的に押しつけ固定する。
また、第14図に示されるように、ローディングスライ
ド68には溝68cが設けられており、支点85を中心
に揺動するレバー86のピン87が係合している。第1
4図の状態からさらにローディングスライド68がJ方
向に変位すると、この溝68cの傾斜部に沿ってレバー
86が矢印βの方向に回動し、リンク88を介してレバ
ー89が軸90を中心に時計方向に回動し、第16図に
示される状態になる。このレバー89には可倒式のテー
プガイド17が係合しており、案内板17Oのカム部に
沿って所定の位置で所定の傾斜角にて傾斜ガイド17を
構成する(第17図参照)60−ディングスライド68
の溝部68bに係合して連動するレバー75は今度は矢
印にと反対方向に変位し、第16図のようになる。この
状態になると、ジヨイントギア47を係止していたジヨ
イントギアロックレバ−78は解除され、第18図に示
されるようにジヨイントギア47は矢印H方向に回転可
能になる。この後、ローディングモータ50の動力はロ
ジックギアに伝達されるようになる。
以上がローディング動作の説明であり、アンローディン
グ動作については全く逆の動作で行なわれる。
次に、2方向移送力式のテープガイド移送機構の一実施
例として上述したテープガイド17及びその周辺の機構
について詳細に説明する。
第1図はテープガイド17及び18の周辺機構を表わし
たものであり、第19図は第1図のA−A線位置での断
面を示した図であり、第20図は軸方向の断面図である
。ただし、第20図においてはテープガイド17は傾斜
状態にある。
第1図と第19図に示されるように、テープガイドを植
立したテープガイドブラケット171はテープガイドレ
バー172に植立された軸173に回動可能に挿入され
ている。さらに、テープガイドブラケット171はバネ
175によってテープガイド■7が案内板170に当接
する方向に付勢されている。バネ175は軸173にか
しめられた円板174の切欠き部にその一端が掛けられ
、円板174によりスラスト方向が規制されている。
したがって、これによりテープガイドブラケット171
はテープガイドレバー172に押しつけられる方向に付
勢される。
また、第20図に示されるように、テープガイドレバー
172、レバー89は軸90に回動可能に挿入されてお
り、第21図に示されるようにテープガイドレバー17
2の切欠き部にレバー89の突起部が嵌合している。こ
れによって、レバー89の回動がテープガイドレバー1
72に伝わるわけであるが、テープガイドレバー172
の切欠き部の幅はレバー89の突起部の幅より広く、さ
らにはバネ176により両者は互いに時計回り方向に付
勢されている。したがってバネ176によってテープガ
イド172が所定の位置に位置決めされた後のレバー8
9のオーバーストロークが吸収されるとともに、テープ
ガイドレバー172を介してテープガイド17を案内板
170の当接部(切欠き部)に弾性的に押しつけること
ができる。
一方、テープガイド18はテープガイド17を通したテ
ープの高さを規制する上下のフランジ177.178と
ともに、シリンダーベース81に植立された軸90に固
定されている。
次に、回転傾斜するテープガイド17の動作について説
明する。
前述したように、第8,9図(駆動側は第1O214図
)の状態ではテープガイド17は直立状態にあるが、第
14図(第9図に相当)の状態からさらにローディング
スライド68がJ方向へ移動すると、レバー86はP方
向に回動し始め、リンり88を介してレバー89が時計
回り方向に回動を始め、これと同軸的にテープガイドレ
バー172も第22図の矢印R方向へ回動を開始する。
このとき、バネ176によってテープガイドブラケット
171はテープガイド17を案内板170に当接させる
方向に付勢されているので、テープガイド17は案内板
170の円弧部に沿って傾斜し始める。
さらに、ローディングスライド68が移動し、第16図
に示される位置に達すると、テープガイド17は第17
図に示される状態になる。なお、テープガイド17はロ
ーディングスライド68が第16図に示される最終位置
に達する直前に案内板170の位置決め位置(切欠き部
)に達し、その後はローディングスライド68のみが移
動する。
すなわち、テープガイド17が第22図において一点鎖
線で示される位置に位置決めされた後もレバー89はし
ばらくバネ176の弾性力に逆らって回動する。したが
って、テープガイド17は案内板170の位置決め部(
切欠き部)に弾性的に押しつけられる。
また、第1図に示すように、案内板170は上部フラン
ジ177の段差部に挿入され、シリンダーベース81上
に植立されたボス179にネジ200で取りつけられて
いる。さらに、案内板170はネジ200を緩めること
によりフランジ177(軸90)を中心に微少回動可能
であり、これによりテープガイド17の傾斜方向角が調
整できるようになっている。
次に第23図、24図を用いて他の実施例について説明
する。
第23図、24図に示されるように、テープガイド17
はレバー172′に一定の傾斜角で挿入固定されており
、さらにレバー172′にはピン173′を中心に回動
可能でスプリング175′により案内板170′に当接
する方向に付勢されたブラケット201に挿入固定され
たサブテープガイド17′を有する。この機構によりロ
ーディング途中ではテープはサブテープガイド17′に
より垂直状態から徐々に傾斜するように案内され。
ローディング完了時にはサブテープガイド17′はテー
プガイド17より内側に位置するため、テープはテープ
ガイド17により走行案内されるようになる。その他の
点については前記実施例と同様である。
以上の2つの実施例で説明したように、テープガイド(
第23図、第24図の実施例ではサブテープガイド17
′)が垂直状態からテープローディングにともない徐々
に傾斜するようにテープを案内しながらコーディングす
る理由は、ローディング途中のテープパスを自然にし、
テープへの損傷をなくすためである。
従来のムービングテープガイドは第25図、第26図に
示されるような構造であった。テープの高さを規制する
ローラガイド185はムービングガイドベース180′
に垂直に植立され、高さ調整可能な構造になっている6
ブラケツl−183にはテープの進行方向を決定する傾
斜ガイド184が植立しており、傾斜ガイド184はロ
ーラガイド軸(ローラガイドが挿入されたボス187)
を中心に回動して傾斜方向角を変え、テープ進路を調整
できるように、ムービングガイドベース180′上にネ
ジ186により固定されている。
しかし、ともに高い加工精度と組立て精度が要求される
ムービングガイドベース180′と傾斜ガイドブラケッ
ト183が独立してるため、コスト高であるとともに、
部品点数が多いという欠点があった。さらに、厚さ方向
に厚い形状となり、スペースの無駄を生じる問題があっ
た。
さらに、第2図に示されるようにムービングテープガイ
ド180a、180bの位置決めはストッパ181への
当接により行なわれ、またムービングテープガイド18
0a、180bの上下方向の位置決めはリンク189(
第26図参照)の押付は力によりモーメントを発生させ
てムービングテープガイド180a、180bを案内板
182へ押しつけることにより行なわれる。したがって
、リンク189の押付は力が不足するとムービングテー
プガイドがガタつくという欠点があった。
以下、前述の巻取り側ムービングベース24の位置決め
及び調整機構に注目してムービングベースの位置決め機
構の実施例について説明する。
ムービングベース24が位置決めされた状態を表わした
のが第27図、第28図及び第30図である。第29図
はムービングベース24が移動中の状態を表わしたもの
である。
案内レール81b面内(X方向)におけるムービングベ
ース24の位置決め軸155の第1の段差部155b 
(第31図参照)の案内レール81bのv字状先端部の
2点81bl、81b2での当接(これにより、ローラ
ガイド15の位置が決定)と、ムービングベース24の
側面の調整ストッパ160への当接により行なわれる。
ここで、ローラガイド軸155は、ネジ部155aを有
するストレートシャフト155がフランジ部155b及
び155cに固定された構造になっているが、段付シャ
フト1点で構成することも可能である。
一方、ムービングベース24の案内レール81b面に垂
直な方向の位置決めは、ローラガイド15を枢支する軸
を兼ねたフランジ軸155のフランジ部155cとムー
ビングベース24の底面により、案内レール81bの厚
肉部81b3が弾性的に挟み込まれることにより行なわ
れる。図からもわかるように、案内レール81bの厚肉
部81b3はムービングベース24が位置決めされたと
きに軸155のフランジ部155Cが位置する部分に案
内レール81bの裏面に凸の形状で存在する。
また、第32図に示されるように、調整ストッパ160
は当接部がテーパ状になっており、ムービングベース2
4の側面のテーパ部と当接するようになっている。これ
によりムービングベース24のZ方向の浮きを防止する
ことができる。
ムービングベース24が位置決めされた位置においては
、第27.28図に示されるように、ムービングベース
24とリンク33を連結するとともに案内レール81b
の溝部を摺動する摺動ピン32の周囲は、記号81b4
で示されるように案内レール81bの溝幅が部分的に広
くなっている。
したがって、調整ストッパ160をv−v’力方向回動
させることにより、ムービングベース24は軸155 
(ローラガイド中心に一致)を中心に回動が可能となる
。すなわち、傾斜ガイド14゜I6の傾斜方向角を調整
することができる。
このように部品点数が少なく、形状的に薄手で、傾斜ガ
イドの傾斜方向角の調整が可能なムービングガイド手段
が得られる。
(効果) 本発明によれば、小さいスペースでムービングガイド移
送経路上に最終的にテープガイドを配置することができ
るとともに、テープ走行経路の設計の自由度が増大する
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例のテープガイドを示す正面図、第2図
は従来のテープローディング機構を示す平面図、第3図
は従来の可倒式テープガイドを備えたテープローディン
グ機構を示す平面図、第4図は同従来例におけるテープ
ガイドを示す側面図、第5図は本発明が適用される一例
のV T Rのローディング前の状Mでのテープ走行経
路を示す平面図、第6図は第5図のC−C線位置での断
面図、第7図は同VTRのローディング状態でのテープ
走行経路を示す平面図、第8図は同VTRのテープロー
ディング機構をローディング前の状態で示す平面図、第
9図は同VTRのサブシャーシのスライド機構をスライ
ド前の状態で示す平面図、第1O図は同VTRの動力伝
達機構を示す平面図、第11図は同VTRのロジックカ
ムとジヨイントギアの係合状態を示す平面図、第12図
は第11図のD−D線位置での断面図、第13図は同V
TRのギアブラケットに取りつけられた歯車列を軸に沿
って切断して示す断面図、第14図は同VTRの動力伝
達機構をサブシャーシのスライド直前の状態で示す平面
図、第15図は同スライド機構におけるローディングギ
アとサブシャーシ移動溝の関係をサブシャーシ移動終了
状態で示す平面図、第16図は同VTRの動力伝達機構
をサブシャーシ移動終了の状態で示す平面図、第17図
は同VTRのテープローディング機構をローディング完
了状態で示す平面図、第18図は同VTRのロジノクカ
ムとジヨイントギアの係合状態をローディング完了状態
で示す平面図、第19図は第1図のA−A線位置での断
面図、第20図は同実施例のテープガイドをローディン
グ完了状態で示す縦断面図、第21図は同実施例のテー
プガイドにおけるテープガイドレバーとレバーの嵌合状
態を示す正面図、第22図は同実施例のテープガイドを
ローディング完了状態で示す平面図、第23図は他の実
施例のテープガイドを示す平面図、第24図は同他の実
施例のテープガイドを示す正面図、第25図は従来のム
ービングテープガイドを示す平面図、第26図は第25
図のE−E線位置での断面図、第27図は改良されたム
ービングテープガイドを示す平面図、第28図は第27
図における案内レールを示す平面図、第29図は移動中
の改良されたムービングテープガイドを示す断面図、第
30図は位置決めされた状態のムービングテープガイド
を示す断面図、第31図はローラガイド軸を示す断面図
、第32図は調整ストッパを示す断面図である。 l・・・・・・シリンダー、2・・・・・・テープ、1
2.15・・・・・ローラガイド、13,14,16.
17・・・・・・傾斜ガイド、18・・・・・・垂直ガ
イド、90,173・・・・・・軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気ヘッドを有する回転シリンダーと、磁気テー
    プをカセットから引き出して該回転シリンダーに所定の
    角度にわたり巻装せしめる複数個の第1のテープガイド
    手段と、所定のテープ走行路を形成する複数個の第2の
    テープガイド手段を備える磁気記録再生装置において、
    前記第2のテープガイド手段には互いに直交する2軸を
    中心に2方向へ同時回転変位し、所定の位置でテープ走
    行を案内するテープガイドを含んだことを特徴とする磁
    気記録再生装置のテープローディング機構。
JP62136944A 1987-05-30 1987-05-30 磁気記録再生装置のテ−プロ−ディング機構 Pending JPS63302458A (ja)

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