JPH02177157A

JPH02177157A - テープローディング装置

Info

Publication number: JPH02177157A
Application number: JP63333614A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Sugano; 浩之菅野
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba AVE Co Ltd
Priority date: 1988-12-28
Filing date: 1988-12-28
Publication date: 1990-07-10
Also published as: KR930009655B1; EP0376267A2; KR900010717A; EP0376267A3

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明はビデオテープレコーダ（以下ＶＴＲと記す）
等の磁気記録再生装置に係り、特にそのテープローディ
ング装置に関する。

（従来の技術）一般に、ＶＴＲは、使用者によりテープカセットがカセ
ットホルダに略水平状に挿入されると、先ずフロントロ
ーディング装置が作動されてカセットホルダが略水平状
にテープ駆動部までローディングされてテープカセット
をテープ駆動部に装填し、その後、テープローディング
装置が作動されてテープカセットに巻装されたテープが
引出されてシリンダに装架される。ここで、テープ駆動
部は、その動作モードが所定のモードに切換制御され、
テープの駆動が行われる。

ところで、このようなＶＴＲにおいて、次に要請される
ことは、Ｗ５易な構成を確保したうえで、各部ににおけ
る動作制御の確実化を図り、高ｔｖ度な動作を実現する
ことである。

例えば、このような対象として、テープカセットに巻装
されたテープをテープ引出し部材で引出してシリンダに
装架するテープローディング装置がある。このテープロ
ーディング装置はテープカセットに巻装されたテープを
テープ引出し部材で引出してヘリカルスキャン方式のシ
リンダに装架することで、そのテープローディング完了
状態における正確なテープバスが必要となる。

しかしながら、上記テープローディング装置では、その
テープ引出し部材に並設されたシリンダに略平行の傾斜
ポスト及び該シリンダが回転自在に支持されるシャーシ
に略垂直なガイドローラによりテープカセットのテープ
を引出してシリンダに装架する構成上、テープカセット
のテープを引出す際に、テープがシリンダと傾斜ポスト
との間で支持されるために、テープにねじれが発生して
、ガイドローラから離脱したり、ガイドローラの両端の
フランジ部を乗越えたりして、テープが損１易等のダメ
ージを受けるという問題を有していた。

これは、略平行なシリンダと傾斜ボス！・との区間でテ
ープにねじれが発生すると、テープの引出しにともなっ
て、テープがガイドローラの軸方向に移動して、テープ
巻掛は部の両端のフランジ部を乗越えたりして、ガイド
ローラの正規の位置から離脱されるものである。

（発明が解決しようとする課題）以上述べたように、従来のテープローディング装置では
、テープローディング動作の際にテープがガイドローラ
の軸方向に移動してテープにダメージを与えるおそれを
有していた。

この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、簡易な
構成で、かつ、正確なテープローディング動作を実現し
得るようにしたテープローディング装置を提供すること
を目的とする。

〔発明の構成］（課題を解決するための手段）この発明は、テープカセットに巻装されたテープを引出
してヘリカルスキャン方式のシリンダに装架するもので
、前記シリンダと略平行に立設される傾斜ポスト及び前
記シリンダを回転自在に支持するシャーシに対して略垂
直状に立設されるガイドローラが並設して設けられた第
１及び第２のテープ引出し部材と、前記シリンダの周囲
部に設けられ、前記第１及び第２のテープ引出し部材を
傾斜ポストよりガイドローラを先行させて案内する第１
及び第２の案内部と、前記第１及び第２のテープ引出し
部材を前記第１及び第２の案内部に沿って駆動してテー
プローディング及びテープアンローディングを行ないわ
しめるローディング駆動手段とを備えてテープローディ
ング装置を構成したものである。

（作用）上記構成によれば、第１及び第２のテープ引出し部材よ
りテープカセットから引出されてテープは傾斜ポストに
先行して案内されるガイドローラとシリンダにより支持
されながら、テープローディングされることにより、シ
リンダにより傾斜された部分がガイドローラで矯正され
る。従って、テープローディングにともなってテープの
軸方向への移動が規制され、ガイドローラのフランジ部
間のテープ巻掛は部に支持され、正確なテープローディ
ングが行われる。

（実施例）以下、この発明の実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。

第１図はこの発明の一実施例に係るテープローディング
装置の適用されたＶＴＲを示すもので、第１図（ａ）は
上面側を示し、同図（ｂ）は側面を示し、同図（ｃ）は
底面側を示すものである。

すなわち、図中１０はメインシャーシで、一端部には枠
体１１が設けられる。この枠体１１にはカセットホルダ
１２が矢印Ａ、Ｂ方向に移動自在に支持される。このカ
セットホルダ１２は最も矢印Ａ方向のカセット挿着位置
で、テープカセットＣ（第１図中では、図の都合上、図
示せず）が挿入され、これに連動してフロントローディ
ング装置のローディング駆動機構１３が駆動されて矢印
Ｂ方向に移送されて、該テープカセットＣ（第１図中で
は、図の都合上、図示せず）をテープ駆動部のテープ供
給側及びテープ巻取り側リール台１４゜１５に装填する
。

上記リール台１４．１５には歯車１４ａ。

１５ａがそれぞれ設けられ、これら歯車１４ａ。

１５ａの中間部にはテープ走行駆動機構を構成する駆動
歯車１６が配設される。この駆動歯車１６は首振り部材
１７の一端に支持される。この首振り部材１７の他端に
は第２図に示すように、歯車１８が取着され、この歯車
１８は駆動歯車１６に歯合される。その歯車１８はクラ
ッチ歯車機構の第１の歯車１９と同軸的に設けられてお
り、この第１の歯車１９は摩擦部材２０を介して第２の
歯車２１と積重して配設されている。そして、これら第
１及び第２の歯車１９．２１には、クラッチ切換用の歯
車２２が接離自在に対向配置される。

この歯車２２は動作モード切換機構に連動される切換ス
ライダ２３を介して回動自在に配設されており、選択的
に第１及び第２の歯車１９．２１に歯合される。このう
ち第２の歯車２１にはプーリ２４が同軸的に配設される
。そして、ブー９２４には駆動ベルト２５の一方が巻掛
けられ、この駆動ベルト２５の他方には駆動ブ〜す２６
に巻掛けられる（第１図（ｃ）参照）。この駆動プーリ
２６は回転駆動自在なキャプスタンモータ２７の回転軸
に嵌着される。このキャプスタンモータ２７にはピンチ
ローラＰがテープ【を介して圧接されるキャプスタン２
８が同軸的に設けられており、その駆動力は、駆動ベル
ト２５を介してプーリ２４に伝達された後、第２の歯車
２１に伝達される。

上記キャプスタンモータ２７の回転体の周囲部には駆動
歯車２９が嵌着され、この駆動歯車２９には昇降歯車３
０が対向配置される。この昇降歯車３０は、メインシャ
ーシ１０に対して図示しないばね機構を介して軸方向に
移動自在に設けられ、その上面には回動自在な切換レバ
ー３１の一端が係合される（第３図参照）。この切換レ
バー３１は他端が動作モード切換機構のモード切換カム
３２の一方面に形成された第１のカム部に係合されてお
り、このモード切換カム３２を介して回動制御され、カ
セットローディング状態で、その−端が昇降歯車３０よ
り離間されて該昇降歯車３０を上記ばね機構（図示せず
）を介して上昇させて駆動歯車２９に歯合せしめ、その
カセットローディングの完了状態で反転され、その一端
で昇降歯車３０を上記ばね機構（図示せず）のばね力に
抗して軸方向に下降させて駆動歯車２９より離間させる
。また、昇降歯車３０には同軸的にプーリ３３が設けら
れ、このプーリ３３には駆動ベルト３４の一方端が巻掛
けられる。この駆動ベルト３４の他方端はプーリ３５に
巻掛けられる。このプーリ３５は上記ローディング駆動
機構１３のウオーム３６（第１図（ａ）参照）と同軸的
に設けられており、キャプスタンモータ２７の回転力が
、昇降歯車３０の昇降に対応して選択的にプーリ３３、
駆動ベルト３４、プーリ３５及びウオーム３６に伝達さ
れてローディング駆動機構１３を駆動制御せしめ、上述
したようにカセットホルダ１２の搬送を行なわしめる。

また、メインシャーシ１０には枠体１１に対応して磁気
゛ヘッドを搭載してなるヘリカルスキャン方式のシリン
ダ３７が配設され、さらにメインシャーシ１０のシリン
ダ３７の周囲部にはテープローディング案内用の案内部
として、例えば第１及び第２の案内孔３８ａ、３８ｂが
テープ入口側及びテープ出口側に対応して設けられる。

そして、これら第１及び第２の案内孔３８ａ、３８ｂに
は第４図に示すように、第１及び第２のテープ引出し部
材３９ａ、３９ｂが移動自在に収容される。

第５図に示すように、この第１及び第２のテープ引出し
部材３９ａ、３９ｂにはシリンダ３７に略平行の傾斜ポ
スト４０ａ、４０ｂ及びメンシャーシ１０に略垂直なガ
イドローラ４１ａ、４１ｂが並設して搭載される。これ
ら傾斜ボスト４０ａ。

４０ｂとガイドローラ４１ａ、４１ｂは、テープ引出し
部材３９ａ、３９ｂのメインシャーシ１０上に載置され
る基部に植立され、テープ引出し部材３９ａ、３９ｂは
、さらに基部から垂直方向に案内孔３８ａ、３８ｂを貫
通して突出するそれぞれ２本の円柱状の突出部３９ａＬ
、　　３９ａ２及び３９ｂｌ、　　３８ｂ２が所定距離
おいて設けられる。

突出部３９ａｌ　〜３９ｂ２の径は、案内孔３８ａ。

３８ｂの幅よりわずかに小さく、それが案内孔３８ａ、
３８ｂをガタ付くことなく、移動可能となる寸法に設定
されている。これによって、テープ引出し部材３９ａ、
３９ｂのメインシャーシ１０の水平方向に対する姿勢が
決定される。さらに、テープ引出し部材３９ａ、３９ｂ
には、メインシャーシ１０を両面からさみテープ引出し
部材３９ａ、３９ｂの垂直方向のガタをなくすべく、案
内孔３８ａ、３８ｂより幅大に形成された突片３９ａ３
，３９ｂ３が設けられている。また、テープ引出し部材
３９ａ、３９ｂには、テープローディング終了位置に移
動したときに位置決めよう保持部材４７ａ、４７ｂに当
接する係止部３９　ａ４゜３９ｂ４が設けられている。

また、第１及び第２の案内孔３８ａ、３８ｂは、その曲
率がテープ引出し部材３９ａ、３９ｂの傾斜ボスト４０
ａ。

４０ｂ１ガイドローラ４１ａ、４１ｂ及び突出部３９ａ
ｌ〜３９ｂ２の各位置との関連付けられて各テープ引出
・し部材３９ａ、３９ｂの各ガイドローラ４１ａ、４１
ｂがローディング開始のＸ位置近傍のＹ１位置からロー
ディング完了のＺ位置近傍のＹ２位置まで傾斜ボスト４
０ａ、４０ｂより先行して移送するように設定される。

そして、第１及び第２のテープ引出し部材３９ａ、３９
ｂの基部には第５図に示すように、第１及び第２のリン
ク機構４２ａ、４２ｂの一端が連結されている。これら
第１及び第２のリンク機構４２ａ、４２ｂの他端は互い
に歯合される第１及び第２の駆動歯車４３ａ、４３ｂに
支持される。このうち第２の駆動−車４３ｂには、切り
欠き歯車４４が同軸的に設けられ、この切り欠き歯車４
４には駆動レバー４５の一端部に形成された扇状歯車４
５ａが歯合される。この駆動レバー４５は、中間部が回
動軸４６を介してメインシャーシ１０に回動自在に支持
されており、その他端部が上記モード切換カム３９の第
２のカム而３２ｂに係合される。従つて、駆動レバー４
５は、モード切換カム３２に連動して駆動制御され、第
１及び第２の駆動歯車４３ａ１４３ｂ１切り欠き歯車４
４、第１及び第２のリンク機構４２ａ、４２ｂを介して
第１及び第２のテープ引出し部材３９ａ、３９ｂを駆動
してテープローディングを行なわしめる。この際、第１
及び第２のテープ引出し部材３９ａ、３９ｂは、ＴＳｌ
及び第２の案内孔３８ａ、３８ｂにより各ガイドローラ
４１ａ、４１ｂが傾斜ボスト４０ａ。

４０ｂに先行して案内され、シリンダ３７にテープ【を
装架させる。なお、第１及び第２のテープ引出し部材３
９ａ、３９ｂは、上記駆動レバー４５が反転されるテー
プアンローディングの際においても、第１及び第２の案
内孔３８ａ、３８ｂに案内されて、そのガイドローラ４
１ａ、４１ｂが傾斜ボスト４０ａ、４０ｂより先行した
位置を司りながらＺ位置からＸ位置まで移動されて、テ
ープアンローディングを行なわしめる。

このように、上記テープローディング装置はシリンダ３
７の周囲部に第１及び第２のテープ引出し部材３９ａ、
３９ｂを傾斜ボスト４０ａ。

４０ｂよりガイドローラ４１ａ、４１ｂを先行させて案
・内する第１及び第２の案内孔３８ａ。

３８ｂを設け、第１及び第２のテープ引出し部材３９ａ
、３９ｂを第１及び第２の案内孔３８ａ。

３８ｂに沿って駆動してテープローディング及びテープ
アンローディングを行ないわしめるように構成したこと
により、第１及び第２のテープ引出し部材３９ａ、３９
ｂによりテープカセットＣから引出されてテープｔが傾
斜ボスト４０ａ。

４０ｂに先行して案内されるガイドローラ４１ａ。

４１ｂとシリンダ３７により支持されながら、テープロ
ーディングされるため、シリンダ３７により傾斜された
部分がガイドローラ４１ａ、４１ｂで矯正される。これ
によれば、テープローディングにともなってテープｔの
軸方向への移動が規制され、ガイドローラ４１ａ、４１
ｂのフランジ部間の正規な位置に確実に支持されて、正
確なテープローディングが行われるため、テープｔがダ
メージを受けたりすることが防止され、高精度なテープ
バスが確実に行われる。

なお、この発明は上記実施例に限ることなく、その他、
この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し
得ることは勿論のことである。

［発明の効果］以上詳述したように、この発明によれば、部品な構成で
、かつ、正確なテープローディング動作を実現し得るよ
うにしたテープローディング装置を提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係るテープローディング
装置の搭載されたＶＴＲを示す構成図、第２図乃至第６
図は第１図のテープローディング装置の各部を説明する
ために示した図である。１０・・・メインシャーシ、１１・・・枠体、１２・・
カセットホルダ、１３・・・ローディング駆動機構、１
４．１５・・・リール台、２７・・・キャプスタンモー
タ、２８・・・キャプスタン、３２・・・モード切換カ
ム、３７・・・シリンダ、３８ａ、３８ｂ・・・第１及
び第２の案内孔、３９ｇ、３９ｂ・・・第１及び第２の
テープ引出し部材、４０ａ、４０ｂ・・・傾斜ポスト、
４ａ、４１ｂ・・・ガイドローラ。第図（ｂ）第図

Claims

【特許請求の範囲】テープカセットに巻装されたテープを引出してヘリカル
スキャン方式のシリンダに装架するもので、前記シリン
ダと略平行に立設される傾斜ポスト及び前記シリンダを
回転自在に支持するシャーシに対して略垂直状に立設さ
れるガイドローラが並設して設けられた第１及び第２の
テープ引出し部材と、前記シリンダの周囲部に設けられ、前記第１及び第２の
テープ引出し部材を傾斜ポストよりガイドローラを先行
させて案内する第１及び第２の案内部と、前記第１及び第２のテープ引出し部材を前記第１及び第
２の案内部に沿って駆動してテープローディング及びテ
ープアンローディングを行ないわしめるローディング駆
動手段とを具備したことを特徴とするテープローディン
グ装置。