JPS63301484A - 電界発光素子 - Google Patents

電界発光素子

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Publication number
JPS63301484A
JPS63301484A JP62136594A JP13659487A JPS63301484A JP S63301484 A JPS63301484 A JP S63301484A JP 62136594 A JP62136594 A JP 62136594A JP 13659487 A JP13659487 A JP 13659487A JP S63301484 A JPS63301484 A JP S63301484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
element body
light emitting
moisture
moisture absorption
Prior art date
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Pending
Application number
JP62136594A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Toyoda
昌宏 豊田
Katsuhiko Tanaka
克彦 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP62136594A priority Critical patent/JPS63301484A/ja
Publication of JPS63301484A publication Critical patent/JPS63301484A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、液晶表示装置などの背面照明用として用いら
れる電界発光素子に係り、詳しくは、その捕水被膜に関
する。
〈従来の技術〉 従来から、電界発光素子としては、第1図の断面図に示
すように、積層体状の素子本体lOを樹脂外被11.1
1で封止したものが知られており、この素子本体10は
、透明電極12と、発光層13と、絶縁層14と、背面
電極15とを順次積層することによって構成されている
そして、透明電極12および背面電極15の各−面には
リード線16.17がそれぞれ接続され、2枚の樹脂外
被11.11で挟み込まれたリード線16.17の各内
端部および素子本体10は樹脂外被11.11の周縁部
同士が熱圧着で接合されることによって封止されている
。なお、リードvA16.17の外端部それぞれは、樹
脂外被11.11の接合界面から外部に引き出されてい
る。
ところで、この電界発光素子においては、吸湿によって
発光機能が著しく劣化してしまうという問題があるので
、吸湿を防止して発光機能の劣化を避けるために、従来
から、つぎのような手立てが講じられている。すなわち
、素子本体10の製作およびこれの樹脂外被11.11
による封入を低湿度の乾燥した雰囲気中で行うというよ
うな製作環境に関わる手立て、もしくは、第1図におい
て符号18、18で示すような湿気を吸収し得る捕水被
膜を素子本体10と樹脂外被11.11との間に介装す
るというような構造に関わる手立てなどである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、前述したような製作環境に関わる手立てによっ
て確実で十分な吸湿防止効果を得ることは難しく、また
、捕水被膜18.18を設けるという構造に関わる手立
てにおいては、っぎのような種々の問題が生じていた。
すなわち、このような捕水被膜18.18として、例え
ば、化学的な吸湿剤である酸化カルシウム(Cab)か
らなるものを使用した場合には、その吸湿に伴う発熱作
用によって素子本体10が悪影響を被ってしまう。
また、捕水被膜18.18として、例えば、ナイロン6
やナイロン11のような物理的な吸湿機能を有するフィ
ルムを使用することもできるが、これらのフィルムは元
来吸湿用ではなく、その吸湿能力に上限があることから
電界発光素子における十分な吸湿防止効果を得ることは
できない、あるいはまた、他の物理的な吸湿剤として、
吸湿能力の優れたシリカゲルやモレキエラシーブなどが
用いられることもあるが、これらは粉末状となっている
ため、取り扱いが面倒で、量産性の向上を図ることが難
しかった。
本発明はかかる従来の問題点に鑑み、確実で十分な吸湿
防止効果を得ることができ、発光機能の劣化を避けると
ともに、長寿命化および量産性の向上を図ることができ
る電界発光素子の提供を目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、このような目的を達成するために、一対の電
極間に発光層と絶縁層とを積層してなる素子本体と、こ
の素子本体を挟み込んで封止する樹脂外被とからなる電
界発光素子において、前記素子本体と樹脂外被との間に
、物理的な吸?Wm能を有する吸湿剤の微粉を分散した
樹脂材料からなる捕水被膜を設けたことに特徴を有する
ものである。
〈作用〉 上記構成によれば、物理的な吸湿機能を有する吸湿剤で
あるシリカゲルやモレキュラシーブなどの微粉を樹脂材
料に分散し、これをシート状に定形化しているので、取
り扱いが容易で、かつナイロン6などよりもはるかに優
れた吸湿能力を有する捕水被膜が得られる。しかも、こ
の捕水被膜の吸湿剤は、化学的な吸湿剤のような吸湿に
伴う発熱作用を有していないので、素子本体が発熱によ
る悪影響を被ることがない。
〈実施例〉 以下、本発明を図面に示す実施例に基づき詳細に説明す
るが、本実施例における電界発光素子は前述した従来例
と同一の構造であるから第1図に基づいて説明する。な
お、この図においては、その底面側が発光面となってい
る。
すなわち、本実施例における電界発光素子は、素子本体
10と、これを挟み込んで封止する2枚の樹脂外被IL
 11とから構成され、両者間には捕水被膜18.18
がそれぞれ介装されている。そして、この素子本体10
は、透明電極12の上に発光層13、絶縁層14および
背面電極15が順次積層されることによって構成されて
いる。
透明電極12は、例えば、ポリエステルフィルムなどの
ような耐熱性を有する透明フィルム19からなり、その
内面(図では、上側)にはインジウム・錫酸化物(IT
O)からなる透明電極膜20が蒸着もしくはスパッタリ
ングによって被着して形成されている。そして、この透
明電極12の透明電極膜20の一端部には、導電ペース
トなどによってリード線16の内端部が接続されている
透明電極12の上には、発光層13が積層されている。
この発光層13は、例えば、シアノエチルセルロースお
よび有機溶媒からなるバインダに硫化亜鉛(ZnS )
を含む螢光体粉末を分散して印刷し、乾燥することによ
って形成されている。
発光層13には、絶縁層14が積層されている。この絶
縁層14は、例えば、高誘電率を有するチタン酸バリウ
ム(BaTIOs)粉末を前記バインダに分散して印刷
し、乾燥することによって形成されている。
さらに、絶縁層14の上には、背面電極15が積層され
ている。この背面1i1i15はアルミニウムやニフケ
ルのような導電性の良好な金属からなる箔によって形成
され、熱圧着により絶縁層14と一体化されている。な
お、この背面電極15は金属箔からなるものに限定され
るものではなく、例えば、前記透明電極12と同様にプ
ラスチックフィルムにアルミニウム箔などの導電性薄膜
をラミネートしたものであってもよい。そして、この背
面電極15の一端部にも、リード線17の内端部が導電
ペーストなどによって接続されている。
一方、捕水被膜18.18は、シリカゲルのような物理
的な吸湿剤の微粉を分散した樹脂材料からなっている。
具体的には、例えば、シリカゲルをボールミルなどで2
〜10μ−程度の微粉に粉砕したうえ、この微粉をエポ
キシ樹脂などに分散させて混練し、50〜100μ−程
度の厚みを有するシート状に成形したものである。なお
、物理的な吸湿材としては、シリカゲルに限定されるも
のではなく、モレキュラシープやゼオライト(沸石)、
高吸収性樹脂などであってもよく、微粉化の程度につい
ても十分な吸湿機能を発揮し得る表面積を存してさえい
ればよいことはいうまでもない。また、樹脂材料として
は、エポキシ樹脂の他、ウレタン樹脂やフェノール樹脂
などのようにエポキシ樹脂と同様のシート状に成形でき
るものでありさえすればよい。このように、捕水被膜1
8.18はシート状に成形されることによって通常の樹
脂フィルムと同等に取り扱うことができる。したがって
、これらの捕水被膜18.18は、つぎに述べる素子本
体lOの樹脂外被11.11による封止の際に、両者間
に挿入するのみで簡便に装着できることになる。
そして、このようにして構成された素子本体10とこれ
に接続されたリード線16.17の内端部は、その上下
方向から、例えば、三フッ化塩化エチレンなどの耐湿性
を有する樹脂材料からなる2枚の樹脂外被11.11に
よって捕水被膜18.18を介して挟み込まれ、樹脂外
被11.11の周縁部同士が熱圧着で接合されることに
よって封止されている。なお、リード線16.17の外
端部それぞれは、樹脂外被11.11の接合界面から外
部に引き出されている。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、素子本体と樹脂
外被との間に、物理的な吸湿機能を有する吸湿剤の微粉
を分散した樹脂材料からなるシート状に定形化された捕
水被膜を設けたので、この捕水被膜は従来例における粉
末状の吸湿剤に比べてその取り扱いが極めて簡単になる
とともに、ナイロン6などに比べてはるかに優れた吸湿
能力を存することになる。しかも、この捕水被膜は物理
的な吸湿剤からなっているので、従来例における化学的
な吸湿剤のような吸湿に伴う発熱作用がないため、素子
本体が発熱による悪影響を被ることはない。
したがって、電界発光素子における確実で十分な吸湿防
止効果を得ることができ、発光機能の劣化を避けること
ができる。そして、このことにより、電界発光素子の長
寿命化および量産性の向上を図ることができるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例および従来例を示す断面図で
ある。 10・・・素子本体、 11・・・樹脂外被、 12・・・透明電極(一方の電極)、 13・・・発光層、 14・・・絶縁層、 15・・・背面電極(他方の電極)、 18・・・捕水被膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  (1)一対の電極間に発光層と絶縁層とを積層してな
    る素子本体と、この素子本体を挟み込んで封止する樹脂
    外被とからなる電界発光素子において、前記素子本体と
    樹脂外被との間に、物理的な吸湿機能を有する吸湿剤の
    微粉を分散した樹脂材料からなる捕水被膜を設けたこと
    を特徴とする電界発光素子。
JP62136594A 1987-05-29 1987-05-29 電界発光素子 Pending JPS63301484A (ja)

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JP62136594A JPS63301484A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 電界発光素子

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JP62136594A JPS63301484A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 電界発光素子

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JPS63301484A true JPS63301484A (ja) 1988-12-08

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JP62136594A Pending JPS63301484A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 電界発光素子

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0374498U (ja) * 1989-11-21 1991-07-26
WO2000045621A1 (fr) * 1999-01-29 2000-08-03 Mitsubishi Pencil Co., Ltd. Unite de chauffage a base de carbone et procede d'elaboration
JP2014044943A (ja) * 2012-07-30 2014-03-13 Mitsubishi Plastics Inc 捕水剤、それを用いた有機電子デバイス及び有機elデバイス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0374498U (ja) * 1989-11-21 1991-07-26
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