JPS6330035Y2 - - Google Patents

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JPS6330035Y2
JPS6330035Y2 JP1983161100U JP16110083U JPS6330035Y2 JP S6330035 Y2 JPS6330035 Y2 JP S6330035Y2 JP 1983161100 U JP1983161100 U JP 1983161100U JP 16110083 U JP16110083 U JP 16110083U JP S6330035 Y2 JPS6330035 Y2 JP S6330035Y2
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JP
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excitation coil
capacitor
ignition
relay
battery
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JP1983161100U
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JPS6071869U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、パイロツトバーナにより加熱され
る熱電対の熱電流により電磁弁を保持するように
したガス機器の安全装置において、熱電対の起電
力が生じるまでの間、予め電池により充電された
蓄電器よりの放電電流を電磁弁に供給するように
した所謂クイツクスタート装置、特に電池の消耗
が少いこの種の装置を備えたガス機器の自動点火
装置に関するものである。
(従来技術) この種のクイツクスタート装置を備えたガス機
器においては、電磁弁の励磁コイルと蓄電器の整
合が悪いので電池の消耗が多くなり、また電磁式
点火装置を使用したものも従来より存在している
が、此等はガス機器の操作つまみと連動する別個
のスイツチにより電磁式点火装置を作動させるも
のであつた。このスイツチはガス機器の構造に合
わせて夫々異なつた連動機構を必要とし、部品の
標準化やこれによる原価の低減の障害となつてい
た。
(考案の目的) この考案はこの種のガス機器において、点火初
期に電磁弁を保持するために用いられる、予め電
池により充電された蓄電器よりの放電電流を利用
して自動的に電磁式点火装置を作動させ、これに
よりスイツチ機構を簡略化して上述の障害を除く
と共に、電池の消耗を少くしようとするものであ
る。
(考案の構成) 上述の目的達成のために、本考案はこの種のガ
ス機器において、前記電磁弁の励磁コイルを小巻
数・低抵抗の熱電対用励磁コイルと大巻数・高低
抗の蓄電器用励磁コイルとに分割し、前記始動操
作に連動する切替スイツチの共通接点は前記蓄電
器に、始動操作時に接続される作動接点は前記蓄
電器用励磁コイルに、他方の作動接点は前記電池
に夫々接続し、また前記熱電対用励磁コイルは前
記熱電対に接続し、更に前記蓄電器用励磁コイル
と直列に点火リレーのリレー励磁コイルを接続
し、同点火リレーのリレー接点を介して電磁式点
火装置を電池に接続するように構成したものであ
る。
(考案の効果) 以上のように構成した本考案は、大巻数・高抵
抗の蓄電器用励磁コイルを用いたので、蓄電器に
貯えられた電気エネルギを電磁弁の作動に効率よ
く作用できて電池の消耗を著しく少くすることが
できる。また、電磁式点火装置の作動スイツチと
して、クイツクスタート機能のために本来必要な
蓄電器からの放電電流により作動する点火リレー
を使用したので、従来必要であつたガオ機器の操
作つまみとの間の連動機構が不要となるのみなら
ず、点火リレーを所定時間作動させるための特別
な制御回路もエネルギーも必要とせず、構造の簡
略化、部品の標準化および此等による原価の低減
が可能となる。
(実施例) 第1図および第2図により本考案の実施例を示
す。先ずその全体にき説明すれば、ケーシング1
0内のガス供給通路11には電磁弁20と操作コ
ツク30が設けられ、ガス入口12より供給され
るガスは電磁弁20と操作コツク30を経て、メ
インバーナ40および熱電対用パイロツトバーナ
41に供給される。電磁弁20の電磁石22に
は、点火初期の一定期間は蓄電器51よりの放電
電流が供給され、その期間経過後は熱電対42よ
りの熱電流が供給され、電磁弁20を開状態に保
持する。電磁石22と蓄電器51との間には点火
リレー60を設け、前記放電電流が供給されてい
る期間は電磁式点火装置61が作動し、点火栓6
2によりパイロツトバーナ41に点火する。
次に各部分の構成につき説明する。電磁弁20
は弁体21、電磁石22および戻しばね23とよ
り成り、通常は弁体21と弁体21aが、戻しば
ね23により、ケーシング10の弁座13に押し
当てられガス供給通路11を閉じている。操作コ
ツク30はコツク本体31、操作つまみ32、ロ
ツド33および戻しばね34より成り、操作つま
み32を図において左方向に押せばロツド33も
左方に移動してその先端でレバー14の一端を押
し、同時にレバー14の他端により弁体21を押
して電磁弁20を開く。操作つまみ32を押した
まま右に回転すればコツク本体31も共に回転し
てメインバーナ40へのガオ通路を開くよう構成
されている。
電磁石22は鉄芯22a、熱電対用励磁コイル
22bおよび蓄電器用励磁コイル22cより成り
(第1図参照)、熱電対用励磁コイル22bは小巻
数・低抵抗(例えば20巻・20ミリオーム)とし、
パイロツトバーナ41により加熱される熱電対4
2に接続されている。これに対して蓄電器用励磁
コイル22cは大巻数・高抵抗(例えば160巻・
50オーム)とし、点火リレー60の励磁コイル6
0aおよび切替スイツチ50を介して蓄電器51
(例えば0.1フアラツド)に接続されている。切替
スイツチ50は、ガス機器の点火操作と連動し、
点火前には共通接点50aを作動接点50cに接
続し、点火に際し操作つまみ32を押せば接触片
50dが作動接点50b側に倒れて共通接点50
aを作動接点20bに接続するようになつてお
り、共通接点50aは蓄電器51に、作動接点5
0bは点火リレー60の励磁コイル60aを介し
て蓄電器用励磁コイル22cに、作動接点50c
は電池52(例えば1個の単1乾電池)に夫々接
続されている。点火リレー60は、リレー励磁コ
イル60aに蓄電器51よりの放電電流が供給さ
れると、リレー接点60bを接続する。電磁式点
火装置61は電池を電流として2次側に高電圧を
発生する誘導コイルであつて、その1次側はリレ
ー接点60bを介して電池52に直列接続され
る。
本実施例の作動は次の通りである。
点火操作前には図示の如く蓄電器51は切替ス
イツチ50を介して電池52に接続され、充電さ
れている。ガス機器の点火に際し操作つまみ32
を押し込めば、切替スイツチ50の共通接点50
aは作動接点50b側に切替接続され、蓄電器5
1より蓄電器用励磁コイル22cに供給される放
電電流は点火リレー励磁コイル60aにも流れ、
電磁石22を磁化すると共にリレー接点60bを
接続状態にする。同時に弁体21はロツド33、
レバー14を介して右方に押され、先端の鉄片2
1bが電磁石22に吸着され、電磁弁20は開状
態に保持され、パイロツトバーナ41よりガスが
噴出する。接続されたリレー接点60bを介して
電池52より電磁式点火装置61の1次側に電流
が供給され、2次側の点火栓62に断続的な火花
が発生し、パイロツトバーナよりのガスは点火さ
れ、熱電対42の加熱が開始される。操作つまみ
32を押したまま時計方向に回転すればコツク本
体31も回転してメインバーナ40へのガス通路
を開き、メインバーナ40より噴出するガスはパ
イロツトバーナにより点火される。
点火後は、蓄電器51よりの放電電流は次第に
減少する一方熱電対42よりの熱電流は次第に増
加し、一定時間後に電磁石22の励磁電流の主体
は放電電流より熱電流に切り替えられ、最終的に
は電磁弁20は熱電流により保持される。蓄電器
51よりの放電電流が減少すればリレー励磁コイ
ル60aの励磁力も減少し、前記励磁電流の切り
替えと前後してリレー接点60bは離れ、電磁式
点火装置61は作動を停止する。
本実施例においては、リレー励磁コイル60a
と蓄電器用励磁コイル22cは蓄電器51よりの
放電電流に対し互いに直列に接続したが、此等両
コイル60a,22cは互いに並列に接続しても
よい。
上述の実施例では、電磁弁20の励磁コイルを
小巻数・低抵抗の熱電対用励磁コイル22bと大
巻数・高抵抗の蓄電器用励磁コイル22cとに分
割して蓄電器51よりの放電電流を蓄電器用励磁
コイル22cに供給したので、磁芯22aの励磁
の効率を高めて、蓄電器51の容量を減少させ、
電池52の消耗を少くすることができる。また、
点火リレー60を用いて電磁式点火装置61を作
動させたので、従来必要であつたガス機器の操作
つまみ32との間の連動機構が不要となり、点火
リレー60を点火初期の必要な期間のみ作動させ
るための制御も、ガス機器の所謂クイツクスター
ト機能のため本来必要な蓄電器からの放電電流を
利用しておこなつたので特別な制御回路やエネル
ギーが不要となり、従つて、構造が簡略化され点
火リレーは既成の、標準品が使用でき、此等によ
る原価の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の回路図、第2図は
その構造を示す概略図である。 符号の説明、11……ガス供給通路、20……
電磁弁、22b……熱電対用励磁コイル、22c
……蓄電器用励磁コイル、40……メインバー
ナ、41……パイロツトバーナ、42……熱電
対、50……切替スイツチ、50a……共通接
点、50b,50c……作動接点、51……蓄電
器、52……電池、60……点火リレー、60a
……リレー励磁コイル、60b……リレー接点、
61……電磁式点火装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メインバーナに接続したガス供給通路に設けた
    電磁弁の励磁コイルに、点火操作と連動する切替
    スイツチを介して、予め電池により充電された蓄
    電器を接続すると共に、同励磁コイルに前記ガス
    供給通路より分岐されたパイロツトバーナにより
    加熱される熱電対を接続してなるガス機器におい
    て、前記電磁弁の励磁コイルを小巻数・低抵抗の
    熱電対用励磁コイルと大巻数・高抵抗の蓄電器用
    励磁コイルとに分割し、前記始動操作に連動する
    切替スイツチの共通接点は前記蓄電器に、始動操
    作時に接続される作動接点は前記蓄電器用励磁コ
    イルに、他方の作動接点は前記電池に夫々接続
    し、また前記熱電対用励磁コイルは前記熱電対に
    接続し、更に前記蓄電器用励磁コイルと直列に点
    火リレーのリレー励磁コイルを接続し、同点火リ
    レーのリレー接点を介して電磁式点火装置を前記
    電池に接続したことを特徴とするガス機器の自動
    点火装置。
JP16110083U 1983-10-17 1983-10-17 ガス機器の自動点火装置 Granted JPS6071869U (ja)

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JP16110083U JPS6071869U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 ガス機器の自動点火装置

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JP16110083U JPS6071869U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 ガス機器の自動点火装置

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JPS6071869U JPS6071869U (ja) 1985-05-21
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614177U (ja) * 1984-06-13 1986-01-11 リンナイ株式会社 燃焼制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55114886U (ja) * 1979-02-08 1980-08-13
JPS57132968U (ja) * 1981-02-14 1982-08-19

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