JPS63300146A - 浴室内部における劣化防水層の補修工法 - Google Patents

浴室内部における劣化防水層の補修工法

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JPS63300146A
JPS63300146A JP13730887A JP13730887A JPS63300146A JP S63300146 A JPS63300146 A JP S63300146A JP 13730887 A JP13730887 A JP 13730887A JP 13730887 A JP13730887 A JP 13730887A JP S63300146 A JPS63300146 A JP S63300146A
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JP
Japan
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waterproof layer
bathroom
layer
waterproof
repairing
Prior art date
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Pending
Application number
JP13730887A
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English (en)
Inventor
大渕 栄一
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TAFU KK
Original Assignee
TAFU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築設備の中で、例えばマンシランや公団など
の集合住宅において、浴室内の床や側壁面に割れやIA
#が生じ、又は浴槽に糸状の亀裂が入ったりする注状が
発生することによって水周りの設備は知らぬ間に傷みが
進行している場合にあたり、浴室内部における劣化防水
層の補修工法に関するものである。
〔従来の技術〕
−gに上記の浴室において防水層の劣化による漏水事故
を防ぐには改修工事を必要とするが、従来の改修工事は
、劣化した防水層を撤去した後、改めて新しい防水層の
敷設工事を行っていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、前記従来の劣化した防水層の撤去工事に際し
ては、騒音やほこりが生じ、また、撤去した防水層やそ
の下地・化粧材などの関係材料は不要となるため多量の
廃棄物が発生し、その処理が面倒であった。
一方、新規の防水層の敷設には、養生などによる長い待
ち時間が必要となって工事が断続することになり、工期
が長期化して作業能率が低下すると共にコスト高になっ
ていた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明は、従来の防水層の改修工事を御所した全
く独創的な補修工法によって、従来の問題点を解決する
と共に、在来から既存している防水用の下地材を一々撤
去しないで防水機能を復旧させて短期間の工事で耐久性
が高く、しかも美観状の再生も、従来よりも良好に仕上
げる工法を得ることを目的とする。上記の目的を達成す
るために本発明は、浴室内部における劣化防水層の補修
工法において、浴槽内部・浴室床・側壁面の劣化防水層
及び既存下地を撤去しない状態で、下地材として樹脂モ
ルタルを既存下地材の表面に積層し、次いで軟質不飽和
ポリエステル樹脂防水材を用いて複数のライニング層を
形成し、さらに最上面のライニング層にトップコート又
は特殊タイル等の化粧材を積層して仕上げたものである
そして、前記の浴室内部における劣化防水層の補修工法
において、露出アスファルト防水層を用いた既存下地の
表面に軟質ポリエステル防水材を積層することもある。
またさらに、前記の浴室内部における劣化防水層の補修
工法において、モルタル・木材・ウレタンゴム系塗膜防
水材及びアクリルゴム系材等の既存下地材の表面にブラ
イマー下地材を積層する場合もある。
〔実施例〕
以下本発明に係る実施例を図面に即して説明すると次の
通りである。
第1図は本発明工法によって実施した床の縦断面であり
、1は浴室に施工しである在来から既存の防水層、2は
その防水層の上に施工しである在来既存の下地、3は前
記既存の下地を撤去しない状態で表面に新規の下地材と
して積層した樹脂モルタル層を示し、在来既存の下地2
が露出アスファルト防水層では、ウレタン系・アクリル
ゴム系・ゴムアスファルト系塗膜防水材を用いる場合に
適する。
なお、第2図示のように、モルタル・木材・ウレタンゴ
ム系塗膜防水材及びアクリルゴム系塗膜防水材等の場合
は、ブライマー31を使用することが望ましい。
4はその樹脂モルタル層3又はブライマー31の表面に
複数の層4.〜4、を形成した弾性不飽和ポリエステル
樹脂を防水材を用いたライニング層である。
5は前記ライニング層41〜4.のうち、最上面に位置
するライニング層4.に仕上げ材として用いる化粧材で
あり、トップコート仕上げ又は接着剤を介して張ったタ
イル仕上げなど任意である。
なお、第3図示のごとく在来既存の防水層1に露出アス
ファルトを用いた場合には、その既存下地2の表面に軟
質ポリエステル防水材32を積層することもある。
防水材として用いるライニング層を形成した弾性不飽和
ポリエステル樹脂は、一般に無水マレイン酸、或いはフ
マル酸のような不飽和酸を必ず一成分として含み、これ
に無水フタル酸で代表される飽和多塩基酸を加え、これ
らとプロピレングリコール、エチレングリコールのよう
な多価アルコールとをエステル化してできた不飽和ポリ
エステルをさらに可塑性樹脂とブレンドして製造される
そして、ガラス繊維によって強化された硬化物としての
特性では、特に強度・伸び率・耐衝撃、繰返し疲労など
に優れ、浴室のような独立空間に対する防水材としては
、建物本体の動きによる影響を受けにくく適切な材料と
いえる。
前記不飽和ポリエステル樹脂を用いたライニング層の厚
さは、図示例のように3層にした場合5〜10m程度に
設定しておくものとする。
〔作業工程例〕
次に、本発明に係る浴室内部における劣化防水層の補修
工法による作業工程例を説明する。
■ まず、既存防水層1に積層しである在来既存の下地
2の表面を清掃してゴミやほこりを取り除く。
■ 次に、前記下池2の表面に新規の下地材として樹脂
モルタル3を積層する。
なお、第2図示のように、既存の下地2の条件によって
は、ブライマー31を積層する。
■ 続いて、弾性不飽和ポリエステル樹脂から成るライ
ニング層4を三層41〜41に形成する。
前記の不飽和ポリエステル樹脂の防水材は、その粘度が
8ボイズと低く、塗布作業は良好で、硬化も早く常温(
20℃)では塗布してから約2時間後には、次の工程に
移れる硬化状態になる。
■ 最後に、最上面のライニング1札の表面にトフブコ
ート5を積層する。
この場合、第3図示のように前記のトツブコー)・に代
えてタイル6を接着剤7を介して張ることもある。
〔発明の効果〕
本発明は上記の構成であるから、従来の劣化防水層の改
修工事のように在来既存の下地を撤去する必要がなく、
従って、騒音やほこり及び廃棄物の発生がなく作業が能
率的に行える。
また、設計強度が高(、下地の強度に対する依存率が低
いため、地震や沈下等による建物の動きに対して有利で
あり、工事の安定性が高められる。
さらに、防水材の敷設工事に当たり、従来のように養生
などによる待ち時間がほとんどなくなって連続的な作業
が可能であり、従って、工期が従来の二重の一程度にま
で短縮される。
そしてまた、浴室内の床や側壁面のタイル仕上げ若しく
は浴槽内部のトフブコ−1・仕上げ等、施工後の仕上が
り感は新築時の工事と全く変化がな(体裁が良好である
そして、防水層の主体となるFRP防水層のほか、レジ
ンモルタルや防水シート付きの特殊タイル層等と組合せ
て工事することにより、二重三重の防水層を形成されて
安全性と信頬性がより一層高められる。
その他、従来工事を御所した全く新規な工法でありなが
ら、価格的には同等か、若しくはそれ以下で施工が可能
であり、トータルコストから見てもきわめて有利であっ
て、この種の浴室内部における劣化防水層の補修工法と
して新規有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る浴室内部における劣化防水層の補修
工法の実施例を示すもので、第1図は防水層の工事によ
り施工した床の断面図、第2図は第1図の他の実施例を
示す断面図、第3図は第1図のさらに別の実施例を示す
断面図である。 1・・・・・・在来既存の防水層 2・・・・・・在来既存の下地 3・・・・・・樹脂モルタル層 4・・・・・・ライニング層 5・・・・・・l・ツブコート 6・・・・・・特種タイル層 31・・・・・・ブライマ一層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)浴槽内部・浴室床・側壁面の劣化防水層及び在来
    既存の下地を撤去しない状態で、下地材として樹脂モル
    タルを既存下地の表面に積層し、次いで弾性不飽和ポリ
    エステル樹脂防水材を用いて複数のライニング層を形成
    し、さらに最上面のライニング層にトップコート又は特
    殊タイル等の化粧材を積層して仕上げることを特徴とす
    る浴室内部における劣化防水層の補修工法。
JP13730887A 1987-05-30 1987-05-30 浴室内部における劣化防水層の補修工法 Pending JPS63300146A (ja)

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JP13730887A JPS63300146A (ja) 1987-05-30 1987-05-30 浴室内部における劣化防水層の補修工法

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JP (1) JPS63300146A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002167978A (ja) * 2000-12-05 2002-06-11 Scandinavia Home Kk 建築物の改修方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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