JPS63300046A - 用紙送り装置 - Google Patents

用紙送り装置

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Publication number
JPS63300046A
JPS63300046A JP13633887A JP13633887A JPS63300046A JP S63300046 A JPS63300046 A JP S63300046A JP 13633887 A JP13633887 A JP 13633887A JP 13633887 A JP13633887 A JP 13633887A JP S63300046 A JPS63300046 A JP S63300046A
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JP
Japan
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paper
paper feeding
paper feed
roller
grinding
Prior art date
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Pending
Application number
JP13633887A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Iwata
岩田 裕弘
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS63300046A publication Critical patent/JPS63300046A/ja
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、例えば電子写真装置、レーザプリンタ、フ
ァクシミリ等、複写用の用紙を使用する機器の用紙送り
装置の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、電子写真装置のように複写用紙を使用する装置
では、この複写用紙を順次送出するような機能を有する
用紙送り装置を備えている。第8図は、例えば電子写真
装置の用紙給紙部を概略的に表わしたもので、用紙送り
装置は上段、中段、そして下段の3つが設けられた例を
示している。
同図に於いて、アッパーエンプティスイッチ11a上に
アッパー給紙カセット12aが、ミドルエンプティスイ
ッチllb上にミドル給紙カセット12bが、そしてロ
ウアエンブティスイッチlie上にロウア給紙カセット
1.2cが、それぞれ取付けられており、各給紙カセッ
ト12a−c内に用紙Pがセットされるようになってい
る。また、各給紙カセット12a−cの用紙送出口側の
側面部には、使用するカセット内の用紙Pのサイズを検
知する、アッパー、ミドル、ロウアの各サイズスイッチ
13a−cが設定されている。
前記給紙カセット12a−cの用紙送出口近傍には、そ
れぞれゴム性で図示矢印e方向に回転自在の給紙ローラ
14a ”−C、及びゴム性で同矢印f1及びf2方向
に回動自在の分離ローラ15a−cが上下して配設され
ており、図示されないモータからの駆動を受けて回転す
る。そして、前記各給紙ローラ14a−cに隣接して前
記給紙カセット12a〜Cの上面側に、各々回動自在の
プーリ1ea−cを取付けたレバーシャフト17a−c
が配設されており、ベルトを通じて前記給紙ローラ14
a−cの回転運動と連動する。更に、前記レバーシャフ
ト17a−cを中心に回動自在に設定されると共に前記
プーリIBaxcからベルトを介して連動し、且つ図示
矢印g方向に回転自在のピックアップローラ18a−c
が、前記給紙カセット12a −cの上面側にそれぞれ
設定されている。そして、これらピックアップローラ1
8a−cによって、用紙Pを給紙する。
ここで、上段の用紙送り装置は、中段及び下段の用紙送
り装置と同様に自動的に用紙Pを送出するだけでなく、
手動による用紙Pの送出をも操作できるようになってい
る。すなわち、給紙カセット12aの上面側で、レバー
シャフト17aを中心としてピックアップローラ18a
の外側に、前記プーリ16aの回転運動と連動して図示
矢印り方向に回転自在な手差しローラ19が設定されて
いる。また、この手差しローラ19と共に、手動用のマ
ニュアルフィードスイッチ20が給紙カセット12aの
上部に取付けられている。
一方、前記給紙ローラ14aと分離ローラ15aを通っ
て送出される用紙Pは、用紙案内板21a1を介して図
示矢印1%J方向に回転自在の手差し搬送ローラ22.
23に送出され、更に用紙案内板21a2を介して用紙
先端検知用センサ24を通過して、同矢印に1、k2方
向及び11.12方向に回動自在なレジストローラ25
及び26に搬送される。
上段の用紙送り装置と同様に、中段及び下段の用紙送り
装置からも、レジストローラ25.26に用紙Pが搬送
される。すなわち、中段及び下段の給紙カセット12b
、1.2cからは、それぞれ給紙ローラ14bと分離ロ
ーラ15b1及び給紙ローラ14cと分離ローラ15c
から、それぞれ用紙案内板21b。
521cを介して搬送される。
また、前記レジストローラ25.2G近傍には、用紙P
を送出するときに、これらのレジストローラ25.26
の周面に付着される紙粉を除去するように、それぞれ紙
粉除去ブラシ27.28が配設されている。
更に、上記用紙先端検知用センサ24の近傍には、この
センサ24に対応して用紙Pの有無を表示する用紙先端
検知用ランプ29が設置されている。
そして、前記レジストローラ25.26から送出された
用紙Pは、転写前案内板30を介して図示矢印用方向に
回転自在の感光体ドラム31の転写部に搬送される。
ところで、前記分離ローラ15a−cは、給紙ローラ1
4a−cの下側に位置しているもので、一度に複数の用
紙がレジストローラ25.26へ搬送されないように、
これを防止するためのものである。
例えば、第9図に示すように、用紙P1及びP2の2枚
が、一度に給紙ローラ14aと分離ローラ15aとの接
触部に進入しようとしているものとする。この場合、前
記用紙P1、P2同志の吸着力よりも、給紙ローラ14
a1分離ローラ15aの榮送力のほうが勝っている。こ
のため、用紙P1は給紙ローラ14aの回転(矢印e方
向)に伴ってレジストローラ25.26側(同図左側)
へ送出され、一方用紙P2は矢印f2方向に回転する分
離ローラ15aによって給紙カセット12a内に戻され
る。
また、給紙ローラ14aと分離ローラ15aの接触部に
進入する用紙が1枚だけの場合は、給紙ローラ14aの
搬送力が分離ローラ15aの搬送力よりも勝る。このた
め、分離ローラ15aは矢印f1方向に回転し、給紙ロ
ーラL4aと共に用紙をレジストローラ25.26側へ
送出する。このことは、中段及び下段についても同様で
ある。
このように、用紙を1枚だけ給紙カセット12a〜Cか
らレジストローラ25.2Bへ送出する給紙ローラ14
a−c及び分離ローラ15a−cでは、これらの給紙ロ
ーラ14azc及び分離ローラ15a−cと用紙との間
に摩擦が生じる。このため、この摩擦によって前記ロー
ラ、特に給紙ローラ14a −cの表面が摩耗するもの
であった。また、前記用紙による表面の摩耗以外にも、
ゴムの酸化等による各種の化学変化によって、前記ロー
ラ表面の特性が経時的に変化する。これは例えば、用紙
を数万枚送出すると、ローラの表面の摩擦力が低下し、
初期の給送性能が得られなくなるものである。
このため、第10図に示すように、前記ローラの表面に
研削部材を取付けた保持具を当接させ、ローラの表面を
漸次研削する方法もあった。
例えば、レバーシャフト17aに、ポリアセクール樹脂
性等の弾性を有する材料の保持具32が着脱自在に取付
けられており、その片側面には図示の如く研削部材33
が張付けられている。そして、この保持具の取付部分は
、レバーシャフト17aに対して回動自在となるように
形成されると共に、前記レバーシャフト17aが嵌入可
能で着脱自在となるように形成されている。
そして、用紙Pが取込まれるとき、前記給紙ローラ14
aは、レバーシャフト17aを中心軸として取付けられ
る保持具32の研削部材33と当接する。
ここで、給紙ローラ14aが矢印e方向に回転する毎に
、前記研削部材33によりローラ14aの表面が、微少
量ずつ研削される。すると、給紙ローラ14aの表面が
漸次研削され、常時、ローラ表面のゴムが新部品と同程
度の状態に保持されるものであった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このように研削部材33を張付けた保持
具32を、給紙ローラ14a等に常時当接させていると
、次のような聞届が生じることがある。
すなわち、研削部材33を給紙ローラ14a等の表面に
当接させている場合、この給紙ローラ14aには、前記
研削部材33を含めた保持具32の自重、または保持具
32と図示されない錘り等の負荷が加わる。すると、前
記給紙ローラ14a等を駆動する駆動モータ(図示せず
)には、通常、用紙Pを給送するのに必要な負荷、用紙
分離に必要な負荷に加え、前記研削部材33に抗して給
紙ローラ14a等を駆動させるのに必要な負荷が作用す
ることになる。
このため、これらの負荷によって、前記駆動モータの過
熱、税調等の原因となることがある。
この発明は前記のような点に鑑みてなされたもので、給
紙ローラ表面に研削部材を張付けた保持具を当接させ、
前記給紙ローラの初期性能を得るためにその表面を漸次
研削しても、前記給紙ローラ等を駆動する駆動モータの
過熱、税調等が生じることのない用紙送り装置を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) すなわちこの発明は、用紙をその表面に当接させ、この
表面と前記用紙との摩擦力でこの用紙を送出する回転自
在な用紙送り部材と、この用紙送り部材を駆動する用紙
送り部材駆動手段と、この用紙送り部材駆動手段の回転
運動を制御及び指令する制御手段及び操作手段と、前記
用紙送り部材の表面に当接すると共にこの用紙送り部材
の回転運動に伴って前記用紙送り部材の表面を漸次研削
する研削部と、前記制御手段からの指令によって前記研
削部が前記用紙送り部材の表面と当接する当接状態の有
無を制御する研削部駆動手段とを具備することを特徴と
する特 (作用) この発明の作用について説明すると、例えば給紙ローラ
のような回転自在な用紙送り部材であルコム性のローラ
の表面に用紙を当接させ、この用紙と前記ローラの表面
との摩擦力で前記用紙を送出する。そして、給紙ローラ
近傍にこの給紙ローラの表面に当接すると共に、その回
転に伴ってその表面を漸次研削する研削部材を取付けた
保持部材を設ける。この保持部材は、ソレノイド等の駆
動手段により、前記研削部材が前記給紙ローラと所定時
間当接するように駆動され、通常の用紙給送時には前記
駆動手段によって前記給紙ローラの表面から離反される
もので、この給紙ローラを駆動するモータが過熱、脱調
しないようにする。
(実施例) 以下図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第2図(a)及び(b)は、この発明に係る用紙送り装
置を示すもので、例えば電子写真装置の給紙部に適用さ
れるものとする。例えば、図示矢印e方向に回転自在な
給紙ローラ]、4aの表面に当接するように、研削部材
33を片側面に張付けると共にこの研削部材33と反対
側面に錘り34を取付けた保持具35を、前記給紙ロー
ラL4aの近傍に設ける。尚、この給紙ローラ14aを
始めとする周辺機構及び動作も、第8図に示される用紙
給紙部と同じであるので、ここでは説明を省略する。
前記保持具35は、前記研削部材33等と反対側を接点
351とし、支点352を中心として図示矢印■1及び
V2方向に回動自在となる。そして、前記接点351は
、支点361を軸にして図示矢印X1及びX2方向に回
動自在なレバー3Gの接点362と接触するようになっ
ている。このレバー36は、前記支点301と接点36
2間に、ばね37が取付けられて下方に付勢される一方
、図示形状の引上げレバー363が、ソレノイド38の
レバー381によって図示矢印Y1及びY2方向に引上
げ、または引下げられる。また、レバー36の下方にス
トッパ39が設定されると共に、ソレノイド38のレバ
ー381にもストッパ382が形成されており、レバー
36の上下動を制限している。
更に、前記研削部材33のメツシュは、給紙ローラ14
aの材質に応じて選択可能となっており、前記ローラの
研削状態が良好になるように選択するものである。
次に、このように構成された用紙送り装置の動作につい
て、第1図及び第2図(a)、(b)を参照して説明す
る。
例えば、複写動作を行なう前に給紙ローラ14aの研磨
を行なう場合、先ず操作手段1により、制御手段2を介
して用紙送り部材駆動手段3に指令して、用紙送り部材
となる給紙ローラ14aを所定方向(矢印e方向)に回
転させるべく駆動する。
そして、操作手段1から制御手段2を介して研削部駆動
手段5、すなわちソレノイド38を駆動し、このソレノ
イド38のレバー381を矢印Y1方向に引上げる。す
ると、このレバー381の動きに連動して、レバー36
が支点361を中心に矢印X1方向に回転する。このと
き、レバー381は、ストッパ382によって制限され
る位置まで上昇する。
そして、前記レバー3Bの接点382が矢印X、力方向
回転して保持具35の接点351から離反すると、前記
保持具35は、自重及び錘り34によって、支点352
を中心軸として矢印v1方向に回転する。こうして、保
持具35の下面に取付けられた研削部6としての研削部
材33が、給紙ローラ14aに当接し、この給紙ローラ
14aの回転に伴って漸次表面を研削する。このとき、
接点351と接点362間は、間隙を有しているものと
する。
次に、通常の複写動作を行なうような場合、操作手段1
から制御手段2を通じて研削部駆動手段5を駆動し、研
削部6を用紙送り部材4がら離反する。
すなわち、制御手段2からの指令で、ソレノイド38の
レバー382が矢印Y2方向に押し下げられる。そして
、このレバー382の動きに連動すると共に、ばね37
の付勢力により、レバー36は支点361を中心軸とし
て矢印X2方向に回転し、ストッパ39で静止されるま
で下方に下がる。すると、離反していた接点362と接
点351が再び接触し、更には支点352を軸として保
持具35が矢印V2方向に回転する。このため、給紙ロ
ーラ14aに当接していた研削部材33が前記ローラ1
4aから離反する。
このように、給紙ローラ14aの表面を漸次研削する研
削部材33を、所定時間のみ前記給紙ローラ14aに当
接させ、通常の複写動作時は離反するようにしたので、
給紙ローラ14a等を駆動するモータの負荷を軽減する
ことができる。
第3図は、この発明の別の実施例を示すもので、研削部
材33を張付けた保持具40が、取付部401によって
レバーシャフト41に固着されている。このレバーシャ
フト41の延長上には、カップリング42.43及び捩
りコイルばね44が設けられており、被駆動軸45を介
してロータリーアクチュエータ46に連結されている。
このような、ロータリーアクチュエータ4Bを使用した
場合、このロータリーアクチュエータ46が研削部駆動
手段5となる。そして、操作手段1及び制御手段2によ
って、ロータリーアクチュエータ4Gの回転運動を制御
する。
すなわち、給紙ローラ14aの表面を研削する場合、ロ
ータリーアクチュエータ46が図示矢印Z1方向に回転
し、この21方向の回転に連動して被駆動軸45からカ
ップリング43、捩りコイルばね44及びカップリング
42を介してレバーシャフト41を回転させる。すると
、このレバーシャフト41に取付部401が固着されて
いる保持具40が、前記レバーシャフト41を中心軸と
して図示矢印V3方向に回転する。これによって保持具
40の下面に張付けられた研削部材33が、給紙ローラ
14aに当接し、その表面を漸次研削するものである。
これに対して、通常の複写動作の場合は、ロータリーア
クチュエータ46を矢印22方向に回転させ、捩りコイ
ルばね44等を経て保持具4oを矢印V4方向に回転さ
せる。すると、この保持具4oの研削部材33は給紙ロ
ーラ14aから離反され、この給紙ローラ14aの表面
の研削を停止する。
ここで、保持具40の回転角度は、ロータリーアクチュ
エータ46の回転運動によって制御されるものである。
したがって、操作手段1からロータリーアクチュエータ
46への電気入力信号により、保持具40の研削部材3
3の給紙ローラ14aへの当接が制御される。
この場合でも、通常の複写動作中は、研削部材33を取
り付けた保持具40を給紙ローラ14aから離反させ、
研削するときのみ、所定時間ローラ14aの表面に当接
させるようにしたので、前述の第1の実施例と同様の効
果が得られる。
ところで、前述のように研削部材33を給紙ローラ14
aに当接させる場合、そのタイミングは種々考慮される
が、その−例を第5図のフローチャートに示す。
先ず、電源投入後、ステップAllで、電子複写装置の
給紙部内の用紙案内板上に、用紙があるかどうかを判別
する。用紙がある場合は、ステップA12に進んで第4
図に示されるような操作パネル47(操作手段1)上に
、「用紙排除」の表示をする。そして、排除した後、再
びステップAllに戻る。
一方、前記用紙案内板上に用紙が無い場合は、ステップ
A13で用紙送り部材駆動手段3であるカムモータ(図
示せず)をオフし、同時に図示されないフィードモータ
及びレジストモータをオンすると共に、研削部駆動手段
5としてのソレノイド38(またはロータリーアクチュ
エータ46)をオンにする。すると、前述したように給
紙ローラ14aの表面に研削部材33が当接して、前記
ローラ14aの表面を漸次研削する。そして、この給紙
ローラ14aの表面研削は、所定時間が経過するまで継
続する(ステップA14)。
こうして、所定時間経過後、ステップA15に進んで前
記カムモータをオフ、フィードモータ及びレジストモー
タをオフにし、ソレノイド38もオフにする。すると、
前記研削部材33が給紙ローラ14aから離反し、研削
を終了する。
この場合、給紙ローラ14aの表面研削中はカムモータ
がオフとなっており、ピックアップローラ18aは降下
せず、よって用紙Pを給紙する給紙動作を行なうことは
ない。
また、この研削動作は、電源投入後の初期化時間内であ
れば、前述したような電源投入直後に研削動作を開始さ
せる必要はなく、電源投入後の初期化動作の一つと考え
ればよい。
また、このような研削動作は、前述したように電源投入
の度に行なってもよいが、サービスマンがメインテナン
ス時等に集中的に行なってもよい。
これは、通常、各種のメインテナンス時等にサービスマ
ンが保守訪問を行なうのは、複写枚数にして2乃至3万
枚おきであるが、例えば給紙ローラの寿命は、通常メイ
ンテナンスを行なわなくとも、複写枚数にして4乃至5
万枚は、ローラの表面の摩耗、酸化等を無視できる程度
のものであり、問題なく給紙可能となるからである。
したがって、サービスマンの訪問時にこの研削動作によ
る研削作業を集中的に行なっておけば、その次のサービ
ス訪問時まで、前記ローラの寿命を保持することができ
る。
第6図のフローチャートは、こうしたサービスマンの訪
問時にのみ研削作業を行なう場合のものである。
すなわち、電源投入後、操作パネル47上の各種スイッ
チの何れかを選択するか、または同スイッチの何れかの
組合わせの選択によるか、あるいは独立して設定された
メインテナンススイッチ等によって、メインテナンスの
操作が成されると、制御手段2にメインテナンスモード
が指令され、通常の複写可能なモードからメインテナン
スモードに切換えられる。次いで、操作パネル47上の
何れかのスイッチ、または独立した研削用スイッチを押
下すれば、ステップBllからの動作が開始される。こ
こで、ステップBll及びステップB12については、
ステップAll及びステップA12と同じであるので、
この間の説明は省略する。
ステップBllで、用紙案内板上に用紙が無い場合、ス
テップB13に進み、内部のタイマによって研削動作の
時間の計測を開始する。このU、9間は容易に変更可能
であり、予め定められるものとする。
次いで、ステップB14で用紙送りモータ(図示せず)
をオンにすると同時に、用紙送り部材駆動手段3である
前記カムモータを停止し、更に、ソレノイド38(ロー
タリーアクチュエータ4B)をオンにし、研削部材33
で給紙ローラ14aの表面を研削する。この場合、前記
ピックアップローラ18aは作動しないので、用紙は給
紙されない。そして、ステップB15にて、前記内部タ
イマにより所定時間が経過したときのみ研削動作を終了
し、メインテナンスモードも終了する。
更に、前記給紙ローラが、常時給紙カセット上に裁置さ
れている用紙と当接している場合、第7図のフローチャ
ートのようになる。
これは、例えば給紙カセット、用紙積載装置等を、電子
写真装置の本体から取外してから研削作業を行なうもの
である。何故ならば、前記給紙カセット、用紙積載装置
等を取付けた状態で給紙ローラ等の用紙送り部材が駆動
すると、不要な給紙動作を行なってしまうからである。
尚、ステップCIL及びステップCL2については、前
述のステップBll及びステップB12と同じであるた
め、説明を省略する。
ここで、ステップC11で用紙が無い場合、ステップC
13に進み、給紙カセットまたは用紙積載装置が前記本
体に装着されているか、若しくは給紙可能な位1偏にセ
ットされているか判別される。ここで前記カセット等が
装着、若しくは給紙可能位置であった場合、ステップC
14に進み、操作パネル47上に「給紙カセット排除」
の指令をして表示するか、若しくは用紙積載装置を解除
し、その後ステップC1lに戻る。そして、ステップC
13で給紙カセット等が装着されず、若しくは給紙可能
な位置にセットされていない場合、ステップC15で内
部タイマをスタートさせる。
こうして前記タイマによって計測されている間、ステッ
プC16に於いて、給紙ローラ及びカムモータをオンし
、同時にソレノイドをオンにする。すると研削部材が前
記給紙ローラの表面に当接し、漸次その表面を研削する
。そして、ステップC17で、前記タイマによって所定
時間が経過した場合に、研削作業を終了する。
なお、給紙ローラ等の用紙送り部材の研削は、所定時間
研削部材を当接させて、その表面を漸次研削するように
しているが、前記所定時間は前述の例のように内部タイ
マによって計測されるものに限らない。例えば、前記メ
インテナンスモードに於いて、操作パネル上の何れかの
スイッチを押下している間のみ研削作業が行なわれるよ
うにしてもよいものである。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、給紙ローラ等の用紙送
り部材の表面に研削部材を張付けた保持具を当接させ、
前記給紙ローラの初期性能を得るためにその表面を漸次
研削しても、前記給紙ローラ等を駆動する駆動モータの
過熱、税調等が生じることのない用紙送り装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る用紙送り装置のブロック図、第
2図(a)及び(b)はこの発明に係る用紙送り装置の
一実施例で(a)は研削部材が給紙ローラに当接してい
る状態を示す側面図、(b)は図は研削部材が給紙ロー
ラに当接していない状態を示す側面図、第3図はこの発
明の別の実施例を示す概略斜視図、第4図はこの発明に
係る用紙送り装置が適用される電子写真装置の操作パネ
ルを示した図、第5図乃至第7図は第2図(a)及び(
b)に示す用紙送り装置の動作例を説明するフローチャ
ート、第8図は従来の電子写真装置の給紙部を概略的に
示した図、第9図は第8図に示される給紙ローラと分離
ローラの動作の説明図、第10図は従来の用紙送り装置
で給紙ローラに研削部材を取付けた保持具を当接させた
例を示した図である。 1・・・操作手段、2・・・制御手段、3・・・用紙送
り部材駆動手段、4・・・用紙送り部材、5・・・研削
部駆動手段、6・・・研削部、14a、14b、 14
c・・・給紙ローラ、15a s 15b 、 15c
m・・分離ローラ、32.35.40・・・保持具、3
3・・・研削部材、36・・・レバー、38・・・ソレ
ノイド、46・・・ロータリーアクチュエータ、47・
・・操作パネル。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 1 図 (a) @2図 第 5 区 第6図 第7図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)用紙をその表面に当接させ、この表面と前記用紙
    との摩擦力でこの用紙を送出する回転自在な用紙送り部
    材と、 この用紙送り部材を駆動する用紙送り部材駆動手段と、 この用紙送り部材駆動手段の回転運動を制御及び指令す
    る制御手段及び操作手段と、 前記用紙送り部材の表面に当接すると共にこの用紙送り
    部材の回転運動に伴って前記用紙送り部材の表面を漸次
    研削する研削部と、 前記制御手段からの指令によって前記研削部が前記用紙
    送り部材の表面と当接する当接状態の有無を制御する研
    削部駆動手段とを具備することを特徴とする用紙送り装
    置。
  2. (2)前記研削部駆動手段は所定時間のみ前記研削部を
    前記用紙送り部材の表面に当接させることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の用紙送り装置。
  3. (3)前記研削部を前記用紙送り部材の表面に当接させ
    る所定時間は前記操作手段の所定のスイッチをオンにし
    ている時間であることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載の用紙送り装置。
  4. (4)前記前記研削部駆動手段はソレノイドであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項記載の用
    紙送り装置。
  5. (5)前記前記研削部駆動手段はロータリーアクチュエ
    ータであることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
    第3項記載の用紙送り装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0566766U (ja) * 1992-02-20 1993-09-03 株式会社三協精機製作所 クリーニング機構付きローラ送り装置
JPH07215510A (ja) * 1994-01-31 1995-08-15 Ricoh Co Ltd シート給送装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0566766U (ja) * 1992-02-20 1993-09-03 株式会社三協精機製作所 クリーニング機構付きローラ送り装置
JPH07215510A (ja) * 1994-01-31 1995-08-15 Ricoh Co Ltd シート給送装置

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