JPH0566766U - クリーニング機構付きローラ送り装置 - Google Patents

クリーニング機構付きローラ送り装置

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JPH0566766U
JPH0566766U JP721192U JP721192U JPH0566766U JP H0566766 U JPH0566766 U JP H0566766U JP 721192 U JP721192 U JP 721192U JP 721192 U JP721192 U JP 721192U JP H0566766 U JPH0566766 U JP H0566766U
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polishing roller
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送ローラの摩擦係数を簡単に復元できるク
リーニング機構付きローラ送り装置の提供 【構成】 カード,帳票等の媒体を搬送ローラで搬送す
るローラ送り装置において、回転駆動される搬送ローラ
2に対して接離自在に設けられた研磨ローラ3と、この
研磨ローラ3を搬送ローラ2の周面2cに接離させるソ
レノイド8b等の接離手段8とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、クリーニング機構付きローラ送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カードリーダなどのようにカードを処理するカード処理装置、小切手,伝票な どを処理する帳票処理装置等の媒体処理装置においては、摩擦係数の大きいゴム ローラからなる搬送ローラとピンチローラを用いて媒体を搬送するのが一般的で ある。媒体処理装置の一例としてパチンコ遊戯場等で用いられるリサイクルカー ドシステムがある。このシステムは、遊戯者が獲得した賞球を計数機に投入する と、付属のカード発行機が賞球数に応じた持ち点を磁気記録すると共に画像表示 したカードを発行するものである。このカードを景品交換機に挿入して、所望の 景品を指定すると持ち点に応じた景品が放出される。景品交換機に投入されたカ ードは、磁気記録と画像情報をそれぞれ消去されたのちカード収納機のカードス タッカに収納し回収される。回収されたカードは、カード発行機に移し替えられ て再び発行される。リサイクルカードは、カード発行機においてはカードスタッ カから送り出され、カード収納機においてはカードスタッカに収納される。いず れの装置のカードスタッカにもカードを搬送する搬送ローラが設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
パチンコ遊戯場などで使用されるリサイクルカードは、繰返し利用されるため に手垢や飲食物による汚れの度合いが大きい。そのために、カードを発行したり 回収する装置におけるカード送り用の搬送ローラも早期に汚れてしまう。搬送ロ ーラの汚染が進むと、その摩擦係数が低下して確実なカード送り作用ができなく なる。これを解決するには、外周面を清掃するか或いはローラそのものを交換し なければならないが、狭隘な場所に設けられた搬送ローラの汚れを落してその摩 擦係数を元に戻すまで清掃するのは極めて煩わしい作業である。
【0004】 実開昭59−100357号において、搬送ローラの周面に常時圧接して該ロ ーラの汚れを吸着する装置が提案されているが、リサイクルカードのように汚れ の原因が一定しないカードを送る搬送ローラの場合には、クリーニング効果が期 待できない。手垢や飲食物等の汚れはクリーニングカードやアルコール等による 洗浄でも簡単には落ちないという実験結果がある。また、汚れた搬送ローラはこ れを交換してしまえば良いのであるが、工具を用いてローラ固定ねじを弛めたり 締めたりしなければならず、狭隘な場所での煩わしい作業となる、という問題が ある。
【0005】 そこで、本考案の目的は、搬送ローラの摩擦係数を簡単に復元できるクリーニ ング機構付きローラ送り装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のクリーニング機構付きローラ送り装置は、カード,帳票等の媒体を搬 送ローラで搬送するローラ送り装置において、回転駆動される搬送ローラに対し て接離自在に設けられた研磨ローラと、この研磨ローラを上記搬送ローラの周面 に接離させるソレノイド等の接離手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
接離手段が作動して研磨ローラを搬送ローラ周面に当接させると、搬送ローラ の周面が研磨される。研磨が終わると、接離手段が作動して研磨ローラを搬送ロ ーラから離間させる。
【0008】
【実施例】
以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。
【0009】 図1において、符号1は図示されない駆動源で矢印a方向に回転駆動される回 転軸を示していて、この軸には芯金2aとゴム等の弾性体層2bからなる搬送ロ ーラ2が挿通されて固定されている。搬送ローラ2の側傍には、研磨ローラ3が 配設されている。この研磨ローラ3は、枢軸4で揺動自在に支持されたアーム5 の一端5aに軸6を介して回転自在に保持されている。軸6と研磨ローラ3との 間には、研磨ローラを矢印bで示す一方向にのみ回転させる一方向クラッチ7が 設けられている。研磨ローラ3は、搬送ローラ2の表面を研磨して、その表面の 摩擦係数を再生できる表面構造である。
【0010】 アーム5の他端5bには、リターンスプリング8aとソレノイド8bとからな る接離手段8が連結されている。リターンスプリング8aは、アーム5に対して 研磨ローラ3を搬送ローラ2周面から離間させる向きの揺動習性を与えている。 ソレノイド8bは、カード処理装置の起動時のスタートモードに組み込まれたク リーニングモードでオンにされて一定時間(0.5〜1秒)作動するか、マニア ルで作動させられる図示しないクリーニングスイッチのオンによって作動させら れてアーム5を揺動させて研磨ローラ3を搬送ローラ2に当接させる。
【0011】 図1は、研磨ローラ3が搬送ローラ2から離間させられて待機位置に置かれた 状態を示している。待機位置に置かれた研磨ローラ3は、その周面を当接部材9 に当接させて停止させられている。当接部材9は、研磨ローラ3の移動軌跡上に 斜めに配設して固定されるか、若しくは、待機位置に復帰するローラに押動され たとき僅かに撓むように設けられている。この当接部材9は、研磨ローラ3が待 機位置に復帰したとき又は待機位置からクリーニング位置(図2参照)に向けて 移動するとき、研磨ローラに当接して該ローラを僅かに矢印b方向に回転させる ものである。
【0012】 ソレノイド8bがオンになって研磨ローラ3を搬送ローラ2に当接させたとき の圧接力は、50g〜100g程度となるように、ソレノイドのストロークやレ バー比を決められる。
【0013】 アーム5には、研磨ローラ3が図2に示すクリーニング位置に置かれたとき、 搬送ローラ2の研磨部位の下位に位置する研磨屑を受ける屑受け10が設けられ ている。
【0014】 以上のように構成された実施例の作用を説明する。 搬送ローラ2の表面を研磨しクリーニングするとき、該ローラ3は、矢印a方 向に回転駆動されているものとする。図1に示すように研磨ローラ3が搬送ロー ラ2から離間された状態において、ソレノイド8bがオンにされると、図2に示 すように、アーム5がリターンスプリング8aに抗して揺動し、研磨ローラ3を 搬送ローラ2の周面2cに所定の圧接力で当接させる。
【0015】 図2に示すクリーニング位置に置かれた研磨ローラ3は、一方向クラッチ7に よってその回転を規制されているので、搬送ローラ2の回転方向では回転し得な い。従って、相対的に固定されている研磨ローラ3は、搬送ローラ2の周面2c を研磨してクリーニングしその摩擦係数を復元する。ソレノイド8bへの通電時 間が経過すると、研磨ローラ3は、リターンスプリング8aの弾力によって、図 1に示す待機位置に復帰させられる。
【0016】 待機位置に復帰するときの研磨ローラ3は、当接部材9に当接することによっ て、僅かに矢印b方向に回転させられたのち停止する。研磨ローラ3が回転させ られることによって、次回のクリーニング時には、新たな研磨面が搬送ローラ2 を研磨することになる。
【0017】 研磨ローラ3をクリーニング位置に置くには、上述したように、カード処理装 置立ち上げの起動モードに含めても良いのであるが、汚れの度合いが激しい環境 に設置された処理装置の場合には、タイマーを用いて一定の時間毎にクリーニン グモードを実行しても良い。
【0018】 搬送ローラ2の周面を研削するには、ロール状でない研磨材例えば板状の研磨 材を搬送ローラに当接させても良いのであるが、汚れのひどい搬送ローラを研磨 しクリーニングするには、動作の繰返しが必須となるため、研磨材の研磨面を新 規なものにしておく必要上、研磨ローラ3のような柱状の研磨材が最適である。 従って、研磨ローラとしては、円柱状に限らず多角柱状の形状をも含むものであ る。
【0019】 以上の説明は、特に汚れがひどく発生するリサイクルカードを搬送する例を挙 げたが、本考案は、小切手や伝票等の帳票などのように汚れ易い媒体を搬送する 装置にも適用できること勿論である。
【0020】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、搬送ローラを自動的に研磨してクリーニング するので、煩わしいローラ交換やクリニーング作業から解放されると共に搬送ロ ーラの摩擦係数を簡単に復元できて搬送能力を一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すクリーニング機構付き
ローラ送り装置の要部を示す正面図である。
【図2】研磨ローラがクリーニング位置に置かれた状態
を示す同上の作用図である。
【符号の説明】
1・・・回転軸 2・・・搬送ローラ 3・・・研磨ローラ 5・・・アーム 7・・・一方向クラッチ 8・・・接離手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード,帳票等の媒体を搬送ローラで搬送
    するローラ送り装置において、回転駆動される搬送ロー
    ラに対して接離自在に設けられた研磨ローラと、この研
    磨ローラを上記搬送ローラの周面に接離させるソレノイ
    ド等の接離手段とを備えたクリーニング機構付きローラ
    送り装置。
JP1992007211U 1992-02-20 1992-02-20 クリーニング機構付きローラ送り装置 Expired - Lifetime JP2533536Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992007211U JP2533536Y2 (ja) 1992-02-20 1992-02-20 クリーニング機構付きローラ送り装置

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JP1992007211U JP2533536Y2 (ja) 1992-02-20 1992-02-20 クリーニング機構付きローラ送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0566766U true JPH0566766U (ja) 1993-09-03
JP2533536Y2 JP2533536Y2 (ja) 1997-04-23

Family

ID=11659671

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992007211U Expired - Lifetime JP2533536Y2 (ja) 1992-02-20 1992-02-20 クリーニング機構付きローラ送り装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010100431A (ja) * 2008-09-24 2010-05-06 Nakanishi Metal Works Co Ltd 摩擦駆動式コンベアにおける被駆動面の清掃装置
JP2014065594A (ja) * 2012-09-27 2014-04-17 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058721A (ja) * 1983-09-09 1985-04-04 Toshiba Corp Ad変換回路
JPS61167272A (ja) * 1985-01-18 1986-07-28 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ビ−ム走査形プリンタ
JPS63300046A (ja) * 1987-05-30 1988-12-07 Toshiba Corp 用紙送り装置

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JP2533536Y2 (ja) 1997-04-23

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