JPS63298751A - ディスククランプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明はディスククランプ装置に関し、さらに詳しく
は、ディスクに対するクランプ力を大きくするディスク
クランプ装置に関する。

【従来の技術】

ディスクプレーヤ、例えば、車載用ＣＤプレーヤでは、
スピンドルモータの出力軸であるスピンドル軸にディス
クを取付け、そのディスクをクランプアームの先端部に
取付けたクランパで押圧し、クランパはディスクを押圧
すると共に、ディスクと共に回転するようになっている
。

【発明が解決しようとする問題点】

上述のようなディスクプレーヤのディスククランプ装置
では、クランパによるディスクに対する押圧力はメカニ
カルな機構、言換えると、クランプアームに対するばね
圧を利用したものであり、車載用ＣＤプレーヤの場合は
、特に振動によるディスクの暴れ防止にはクランプ圧は
多きい方が有利であり、このクランプ圧を大きくするた
めにはばね定数が大きいばねを用いる必要がある。 しかし、バネ荷重の増加はメカニズム機構の負荷の増加
となり限界がある。

【問題点を解決するための手段】

そこで、この発明はクランプ装置のクランプカ増加をク
ランプばね等のメカニカルなものに頼らず空気圧を利用
したものにしようにしようとするもので、そのために、
クランパに等間隔に複数のブレードが形成されていて、
このブレードはクランパの回転に伴って押圧力が生じる
ように構成したことを特徴とするものである。

【実　施　例】

以下、この発明の実施例を添付した図面に沿って説明す
る０図にお・いて、符号１はスピンドルモータを示し、
その出力軸であるスピンドル軸２にはディスクＤを載せ
るテーブル３が取付けてあり、このテーブル３にはディ
ス９’Ｄのクランプ孔に嵌まる４本のピンＤ１が設けて
あって、前記スピンドル軸２はこのテーブル３を貫いて
いる。 このスピンドル軸２と同心位置になり得る回転中心をも
ち、スピンドル軸２が嵌まる軸孔４Ａをもつクランパ４
がクランプアーム５の先端部に取付けられており、この
クランプアーム５はスピンドルモータ１側にばねにより
付勢されている。 そして、クランパ４の周面には、等間隔に羽根車を構成
するための複数のブレード６が形成されている。このブ
レード６には回転方向との関係で捩れ角が与えられてい
て、ディスクＤ側に向って推力、言換すると、押圧力が
発生するようになっている。 したがって、ディスクＤをクランプしたクランパ４が、
ディスクＤと共にスピンドル軸２を介してスピンドルモ
ータ１で回転されると、ブレード６群の回転によりディ
スクＤに対して風圧が加えられ、クランパ４に機械的に
与えられたクランプ力に加えて風圧によるクランプ力が
重畳される。 さらには、プレーヤ内部の空気を撹拌することで、メカ
ニズム、とくに光ピツクアップに付着した塵埃などを吹
飛ばし、発熱体の冷却の機能もある。 なお、ブレードの位置はクランパの周側面だけでなく、
クランパの平面部に設けてもよい。

【発明の効果】

以上の説明から明らかなように、この発明のディスクク
ランプ装置は、ディスクと一体となって回転するクラン
パにブレードを設けて、クランパ自体を羽根車にしたか
ら、回転によりディスクに対して押圧力が発生し、ｗＡ
ｔＩＩ上の容積を大きくすることなくクランプ力を増加
でき、しかもプレーヤの小型化にも寄与することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるクランプ装置の平面図、第２図
は下側から見た同斜面図、第３図は同側面図、第４図は
クランパの展開図である。 １・・・スピンドルモータ、２・・・スピンドル軸、３
・・・テーブル、４・・・クランパ、４Ａ・・・軸孔、
５・・・クランプアーム、６・・・ブレード 特許出願人　　　　パイオニア株式会社代理人　弁理士
　　小　橋　信　淳 同　　弁理士　　村　井　　　進 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）スピンドル軸と同一軸心をもつクランプディスク
   を回転自在にクランプアームに取付け、このクランプア
   ームをばね圧でスピンドル軸側に押圧するように構成し
   たディスククランプ装置において、クランパに複数のブ
   レードが形成されていて、このブレードはクランパの回
   転に伴って押圧力が生じるように構成したことを特徴と
   するディスククランプ装置。